サイトトップへこのカテゴリの一覧へ

B 8668:2019 (ISO 7368:2016) 

(1) 

目 次 

ページ 

序文 ··································································································································· 1 

1 適用範囲························································································································· 1 

2 引用規格························································································································· 1 

3 用語及び定義 ··················································································································· 2 

4 記号······························································································································· 2 

5 許容差···························································································································· 2 

6 寸法······························································································································· 3 

7 規格適合表示 ··················································································································· 4 

B 8668:2019 (ISO 7368:2016) 

(2) 

まえがき 

この規格は,産業標準化法第16条において準用する同法第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人

日本フルードパワー工業会(JFPA)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,産業標準原案を添えて

日本産業規格を改正すべきとの申出があり,日本産業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した

日本産業規格である。これによって,JIS B 8668:2006は改正され,この規格に置き換えられた。 

この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。 

この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意

を喚起する。経済産業大臣及び日本産業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実

用新案権に関わる確認について,責任はもたない。 

  

日本産業規格          JIS 

B 8668:2019 

(ISO 7368:2016) 

油圧−2ポート形スリップイン式カートリッジ弁−

取付面及び取付穴寸法 

Hydraulic fluid power-Two-port slip-in cartridge valves-Cavities 

序文 

この規格は,2016年に第2版として発行されたISO 7368を基に,技術的内容及び構成を変更すること

なく作成した日本産業規格である。 

適用範囲 

この規格は,2ポート形スリップイン式カートリッジ弁が互換性をもって確実に組み込まれるために,

その取付面及び取付穴寸法について規定する。 

この規格は,産業用装置に用いる一般用2ポート形スリップイン式カートリッジ弁の取付穴に適用でき

る。 

この規格は,定格圧力を規定しない。 

注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。 

ISO 7368:2016,Hydraulic fluid power−Two-port slip-in cartridge valves−Cavities(IDT) 

なお,対応の程度を表す記号“IDT”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“一致している”こ

とを示す。 

引用規格 

次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの

引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。 

JIS B 0031 製品の幾何特性仕様(GPS)−表面性状の図示方法 

注記 対応国際規格:ISO 1302,Geometrical Product Specifications (GPS)−Indication of surface texture 

in technical product documentation 

JIS B 0142 油圧・空気圧システム及び機器−用語 

注記 対応国際規格:ISO 5598,Fluid power systems and components−Vocabulary 

JIS B 0405 普通公差−第1部:個々に公差の指示がない長さ寸法及び角度寸法に対する公差 

注記 対応国際規格:ISO 2768-1,General tolerances−Part 1: Tolerances for linear and angular 

dimensions without individual tolerance indications 

JIS B 0601 製品の幾何特性仕様(GPS)−表面性状:輪郭曲線方式−用語,定義及び表面性状パラメ

ータ 

注記 対応国際規格:ISO 4287,Geometrical Product Specifications (GPS)−Surface texture: Profile 

method−Terms, definitions and surface texture parameters 

B 8668:2019 (ISO 7368:2016) 

  

JIS B 2401-2 Oリング−第2部:ハウジングの形状・寸法 

注記 対応国際規格:ISO 3601-2,Fluid power systems−O-rings−Part 2: Housing dimensions for general 

applications 

JIS B 8665 油圧−バルブ取付面及びカートリッジ形弁取付穴形状の識別コード 

注記 対応国際規格:ISO 5783,Hydraulic fluid power−Code for identification of valve mounting 

surfaces and cartridge valve cavities 

用語及び定義 

この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS B 0142による。 

記号 

a) A,B,X,Y,Z1及びZ2は,使用するポートを表し,多くの場合,次の例で用いられるものと異なっ

てもよい。 

1) A:油圧回路に示す箇所に相当する,入口,供給及び戻りポート 

2) B:油圧回路に示す箇所に相当する,入口,供給及び戻りポート 

3) X:パイロット及び入口ポート 

4) Y:パイロット及び戻りポート 

5) Z1:補足パイロット及び入口ポート 

6) Z2:補足パイロット及び戻りポート 

b) F1からF12は,取付ボルトのためのねじ穴を表す。 

c) G,G1及びG2は,ピン穴の位置を表す。 

d) Dは,取付ボルトの径を表す。 

e) rmaxは,取付面の角の半径を表す。 

f) R1は,d1底面の最大半径を表す。 

この規格で用いる識別コードは,JIS B 8665による。ただし,呼び15及び呼び16は,JIS B 8665:2001

に規定されていない。 

許容差 

次の数値は,シール面及び面取り部(図1〜図16の細い二点鎖線の範囲内)に適用する。 

− 表面粗さは,JIS B 2401-2による。 

− 図1〜図16に示す表面粗さRzの図示方法及び定義は,JIS B 0031及びJIS B 0601による。 

− 図中,特に指示のない表面粗さはRz 63とする。 

− 表面粗さの単位はμm 

− 平面度:直径100 mmの広さ当たり0.01 mm以下(JIS B 2401-2参照) 

次の公差は,原点からのx,y及びz方向の寸法に適用する。 

− 位置決めピン:±0.2 mm 

− 取付ボルト:±0.2 mm 

− ポート穴:±0.2 mm 

B 8668:2019 (ISO 7368:2016) 

− 特に公差の指示がない長さ寸法及び角度寸法に対する公差は,JIS B 0405による。 

その他の寸法については,図1〜図16による。 

寸法 

6.1 

2ポート形スリップイン式カートリッジ弁の取付寸法は,6.2から6.17に示す図1〜図16及び表1〜

表16から選択する。 

6.2 

メインシステム圧力制御用リリーフ弁を除く,ポート径16 mm(呼び06)における全タイプのバル

ブ取付穴寸法及び四角フランジカバー寸法(識別コード:7368-06-01-1-16)を図1及び表1に示す。 

6.3 

メインシステム圧力制御用リリーフ弁用の,ポート径16 mm(呼び06)のバルブ取付穴寸法及び四

角フランジカバー寸法(識別コード:7368-06-02-1-16)を図2及び表2に示す。 

6.4 

メインシステム圧力制御用リリーフ弁を除く,ポート径25 mm(呼び08)の全タイプのバルブ取付

穴寸法及び四角フランジカバー寸法(識別コード:7368-08-03-1-16)を図3及び表3に示す。 

6.5 

メインシステム圧力制御用リリーフ弁用の,ポート径25 mm(呼び08)のバルブ取付穴寸法及び四

角フランジカバー寸法(識別コード:7368-08-04-1-16)を図4及び表4に示す。 

6.6 

メインシステム圧力制御用リリーフ弁を除く,ポート径32 mm(呼び09)の全タイプのバルブ取付

穴寸法及び四角フランジカバー寸法(識別コード:7368-09-05-1-16)を図5及び表5に示す。 

6.7 

メインシステム圧力制御用リリーフ弁用の,ポート径32 mm(呼び09)のバルブ取付穴寸法及び四

角フランジカバー寸法(識別コード:7368-09-06-1-16)を図6及び表6に示す。 

6.8 

メインシステム圧力制御用リリーフ弁を除く,ポート径40 mm(呼び10)の全タイプのバルブ取付

穴寸法及び四角フランジカバー寸法(識別コード:7368-10-07-1-16)を図7及び表7に示す。 

6.9 

メインシステム圧力制御用リリーフ弁用の,ポート径40 mm(呼び10)のバルブ取付穴寸法及び四

角フランジカバー寸法(識別コード:7368-10-08-1-16)を図8及び表8に示す。 

6.10 メインシステム圧力制御用リリーフ弁を除く,ポート径50 mm(呼び11)の全タイプのバルブ取付

穴寸法及び四角フランジカバー寸法(識別コード:7368-11-09-1-16)を図9及び表9に示す。 

6.11 メインシステム圧力制御用リリーフ弁用の,ポート径50 mm(呼び11)のバルブ取付穴寸法及び四

角フランジカバー寸法(識別コード:7368-11-10-1-16)を図10及び表10に示す。 

6.12 メインシステム圧力制御用リリーフ弁を除く,ポート径63 mm(呼び12)の全タイプのバルブ取付

穴寸法及び四角フランジカバー寸法(識別コード:7368-12-11-1-16)を図11及び表11に示す。 

6.13 メインシステム圧力制御用リリーフ弁用の,ポート径63 mm(呼び12)のバルブ取付穴寸法及び四

角フランジカバー寸法(識別コード:7368-12-12-1-16)を図12及び表12に示す。 

6.14 メインシステム圧力制御用リリーフ弁を除く,ポート径80 mm(呼び13)の全タイプのバルブ取付

穴寸法及び丸形フランジカバー寸法(識別コード:7368-13-13-1-16)を図13及び表13に示す。 

6.15 メインシステム圧力制御用リリーフ弁を除く,ポート径100 mm(呼び14)の全タイプのバルブ取

付穴寸法及び丸形フランジカバー寸法(識別コード:7368-14-14-1-16)を図14及び表14に示す。 

6.16 メインシステム圧力制御用リリーフ弁を除く,ポート径125 mm(呼び15)の全タイプのバルブ取

付穴寸法及び丸形フランジカバー寸法(識別コード:7368-15-15-1-16)を図15及び表15に示す。 

6.17 メインシステム圧力制御用リリーフ弁を除く,ポート径160 mm(呼び16)の全タイプのバルブ取

付穴寸法及び丸形フランジカバー寸法(識別コード:7368-16-16-1-16)を図16及び表16に示す。 

background image

B 8668:2019 (ISO 7368:2016) 

  

規格適合表示 

この規格に適合していることを試験報告書,取扱説明書及び販売資料に記載する場合には,次の表示を

用いる。 

“取付面及び取付穴寸法は,JIS B 8668(油圧−2ポート形スリップイン式カートリッジ弁−取付面及び

取付穴寸法)に適合している。” 

寸法と幾何公差の単位 mm 

注a) 二点鎖線で囲まれた部分の寸法は,カートリッジ弁カバーの最小寸法を表す。四角の部分の角は,取付ボルト

のねじ径と同じ最大半径rmaxで加工してもよい。また,取付穴中心からのx及びy方向のカートリッジ弁カバー
外周2面への距離は等しい。 

b) パイロット弁及び調整機構は,この寸法を超えることがある。 

c) この寸法は,2ポート形スリップイン式カートリッジ弁及びカバーの必要最小寸法を表す。この寸法は,マニホ

ールドブロック上に二つの同一のバルブを配置する場合の最小取付ピッチでもある。バルブ全体のどの部品で
もこの寸法を超えないように,バルブ製造業者は注意をしなければならない。 

d) この範囲にばりがあってはならない。角部は丸みを設ける。 

e) 目視検査による。 

f) 表面粗さの仕上げが要求される最小寸法である。 

図1−ポート径16 mm(呼び06)の全タイプのバルブ 

(メインシステム圧力制御用リリーフ弁を除く)取付穴寸法及び四角フランジカバー寸法 

(識別コード7368-06-01-1-16) 

background image

B 8668:2019 (ISO 7368:2016) 

表1−ポート径16 mm(呼び06)の全タイプのバルブ 

(メインシステム圧力制御用リリーフ弁を除く)取付穴寸法及び四角フランジカバー寸法 

単位 mm 



d1 e) 

d2 e) 

d3 c) 

d4 b),c) 

X c) 

Y c) 

Z1 c) 

Z2 c) 

F1 a) 

F2 a) 

F3 a) 

F4 a) 

G d),e) 

R1 

φ32 

H7 

φ25 

H7 

最大 

φ16 

φ16 

最大 

φ4 

最大 

φ4 

最大 

φ4 

最大 

φ4 

M8 

M8 

M8 

M8 

φ4 

H13 

最大 

R2 

23 

23 

23 

− 

−2 

48 

23 

23 

46 

46 

12.5 

− 

23 

23 

23 

− 

23 

23 

−2 

48 

46 

46 

− 

z 43±0.2 

0.1

0

56+ 

− 

− 

− 

− 

− 

− 

− 

− 

− 

− 

最小8 

− 

注a) 最小ねじ深さは,ボルト径Dの1.8倍とする。バルブ間の互換性を確保し,取付ボルト長さの種類を少なくす

るために,推奨ねじ深さは,2D+6 mmとする。ただし,取付穴からポートBへの距離を十分確保しなければ
ならない。鉄系素材に取り付ける場合には,推奨締結長さは1.25Dとする。 

b) ポートBの推奨値を示す。表面の仕上げ寸法として表される最小寸法20 mmとポートの下端寸法42.5 mmとの

間で自由な値を採ることができる。ポートBは,機械加工の必要がなく,鋳抜きでもよい。 

c) パイロットポートとメインポートとの深さ及び角度は,回路の幾何学的レイアウト及びマニホールドブロック

内のバルブの位置によって決められる。 

d) 止まり穴は,カートリッジ弁カバーの位置決めピン用として用いる。 

e) d1,d2及びGの深さは,表の軸方向zの欄に示してある。 

background image

B 8668:2019 (ISO 7368:2016) 

  

寸法と幾何公差の単位 mm 

注a) 二点鎖線で囲まれた部分の寸法は,カートリッジ弁カバーの最小寸法を表す。四角の部分の角は,取付ボルト

のねじ径と同じ最大半径rmaxで加工してもよい。また,取付穴中心からのx及びy方向のカートリッジ弁カバー
外周2面への距離は等しい。 

b) パイロット弁及び調整機構は,この寸法を超えることがある。 

c) この寸法は,2ポート形スリップイン式カートリッジ弁及びカバーの必要最小寸法を表す。この寸法は,マニホ

ールドブロック上に二つの同一のバルブを配置する場合の最小取付ピッチでもある。バルブ全体のどの部品で
もこの寸法を超えないように,バルブ製造業者は注意をしなければならない。 

d) この範囲にばりがあってはならない。角部は丸みを設ける。 

e) 目視検査による。 

f) 表面粗さの仕上げが要求される最小寸法である。 

図2−メインシステム圧力制御用リリーフ弁用の,ポート径16 mm(呼び06)のバルブ取付穴寸法 

及び四角フランジカバー寸法 

(識別コード7368-06-02-1-16) 

background image

B 8668:2019 (ISO 7368:2016) 

表2−メインシステム圧力制御用リリーフ弁用の,ポート径16 mm(呼び06)のバルブ取付穴寸法 

及び四角フランジカバー寸法 

単位 mm 



d1 e) 

d2 e) 

d3 c) 

d4 b),c) 

X c) 

Y c) 

Z1 c) 

Z2 c) 

F1 a) 

F2 a) 

F3 a) 

F4 a) 

G d),e) 

R1 

φ32 

H7 

φ25 

H7 

最大 

φ16 

φ16 

最大 

φ4 

最大 

φ4 

最大 

φ4 

最大 

φ4 

M8 

M8 

M8 

M8 

φ4 

H13 

最大 

R2 

23 

23 

23 

− 

−2 

48 

23 

23 

46 

46 

46 

− 

23 

23 

23 

− 

23 

23 

−2 

48 

46 

46 

33.5 

− 

z 43±0.2 

0.1

0

56+ 

− 

− 

− 

− 

− 

− 

− 

− 

− 

− 

最小8 

− 

注a) 最小ねじ深さは,ボルト径Dの1.8倍とする。バルブ間の互換性を確保し,取付ボルト長さの種類を少なくす

るために,推奨ねじ深さは,2D+6 mmとする。ただし,取付穴からポートBへの距離を十分確保しなければ
ならない。鉄系素材に取り付ける場合には,推奨締結長さは1.25Dとする。 

b) ポートBの推奨値を示す。表面の仕上げ寸法として表される最小寸法20 mmとポートの下端寸法42.5 mmとの

間で自由な値を採ることができる。ポートBは,機械加工の必要がなく,鋳抜きでもよい。 

c) パイロットポートとメインポートとの深さ及び角度は,回路の幾何学的レイアウト及びマニホールドブロック

内のバルブの位置によって決められる。 

d) 止まり穴は,カートリッジ弁カバーの位置決めピン用として用いる。 

e) d1,d2及びGの深さは,表の軸方向zの欄に示してある。 

background image

B 8668:2019 (ISO 7368:2016) 

  

寸法と幾何公差の単位 mm 

注a) 二点鎖線で囲まれた部分の寸法は,カートリッジ弁カバーの最小寸法を表す。四角の部分の角は,取付ボルト

のねじ径と同じ最大半径rmaxで加工してもよい。また,取付穴中心からのx及びy方向のカートリッジ弁カバー
外周2面への距離は等しい。 

b) パイロット弁及び調整機構は,この寸法を超えることがある。 

c) この寸法は,2ポート形スリップイン式カートリッジ弁及びカバーの必要最小寸法を表す。この寸法は,マニホ

ールドブロック上に二つの同一のバルブを配置する場合の最小取付ピッチでもある。バルブ全体のどの部品で
もこの寸法を超えないように,バルブ製造業者は注意をしなければならない。 

d) この範囲にばりがあってはならない。角部は丸みを設ける。 

e) 目視検査による。 

f) 表面粗さの仕上げが要求される最小寸法である。 

図3−ポート径25 mm(呼び08)の全タイプのバルブ 

(メインシステム圧力制御用リリーフ弁を除く)取付穴寸法及び四角フランジカバー寸法 

(識別コード7368-08-03-1-16) 

background image

B 8668:2019 (ISO 7368:2016) 

表3−ポート径25 mm(呼び08)の全タイプのバルブ 

(メインシステム圧力制御用リリーフ弁を除く)取付穴寸法及び四角フランジカバー寸法 

単位 mm 



d1 e) 

d2 e) 

d3 c) 

d4 b),c) 

X c) 

Y c) 

Z1 c) 

Z2 c) 

F1 a) 

F2 a) 

F3 a) 

F4 a) 

G d),e) 

R1 

φ45 

H7 

φ34 

H7 

最大 

φ25 

φ25 

最大 

φ6 

最大 

φ6 

最大 

φ6 

最大 

φ6 

M12 

M12 

M12 

M12 

φ6 

H13 

最大 

R2 

29 

29 

29 

− 

−4 

62 

29 

29 

58 

58 

13 

− 

29 

29 

29 

− 

29 

29 

−4 

62 

58 

58 

− 

z  58±0.2 

0.1

0

72+ 

− 

− 

− 

− 

− 

− 

− 

− 

− 

− 

最小8 

− 

注a) 最小ねじ深さは,ボルト径Dの1.8倍とする。バルブ間の互換性を確保し,取付ボルト長さの種類を少なくす

るために,推奨ねじ深さは,2D+6 mmとする。ただし,取付穴からポートBへの距離を十分確保しなければ
ならない。鉄系素材に取り付ける場合には,推奨締結長さは1.25Dとする。 

b) ポートBの推奨値を示す。表面の仕上げ寸法として表される最小寸法30 mmとポートの下端寸法57 mmとの間

で自由な値を採ることができる。ポートBは,機械加工の必要がなく,鋳抜きでもよい。 

c) パイロットポートとメインポートとの深さ及び角度は,回路の幾何学的レイアウト及びマニホールドブロック

内のバルブの位置によって決められる。 

d) 止まり穴は,カートリッジ弁カバーの位置決めピン用として用いる。 

e) d1,d2及びGの深さは,表の軸方向zの欄に示してある。 

background image

10 

B 8668:2019 (ISO 7368:2016) 

  

寸法と幾何公差の単位 mm 

注a) 二点鎖線で囲まれた部分の寸法は,カートリッジ弁カバーの最小寸法を表す。四角の部分の角は,取付ボルト

のねじ径と同じ最大半径rmaxで加工してもよい。また,取付穴中心からのx及びy方向のカートリッジ弁カバー
外周2面への距離は等しい。 

b) パイロット弁及び調整機構は,この寸法を超えることがある。 

c) この寸法は,2ポート形スリップイン式カートリッジ弁及びカバーの必要最小寸法を表す。この寸法は,マニホ

ールドブロック上に二つの同一のバルブを配置する場合の最小取付ピッチでもある。バルブ全体のどの部品で
もこの寸法を超えないように,バルブ製造業者は注意をしなければならない。 

d) この範囲にばりがあってはならない。角部は丸みを設ける。 

e) 目視検査による。 

f) 表面粗さの仕上げが要求される最小寸法である。 

図4−メインシステム圧力制御用リリーフ弁用の,ポート径25 mm(呼び08)のバルブ取付穴寸法 

及び四角フランジカバー寸法 

(識別コード7368-08-04-1-16) 

background image

11 

B 8668:2019 (ISO 7368:2016) 

表4−メインシステム圧力制御用リリーフ弁用の,ポート径25 mm(呼び08)のバルブ取付穴寸法 

及び四角フランジカバー寸法 

単位 mm 



d1 e) 

d2 e) 

d3 c) 

d4 b),c) 

X c) 

Y c) 

Z1 c) 

Z2 c) 

F1 a) 

F2 a) 

F3 a) 

F4 a) 

G d),e) 

R1 

φ45 

H7 

φ34 

H7 

最大 

φ25 

φ25 

最大 

φ6 

最大 

φ6 

最大 

φ6 

最大 

φ6 

M12 

M12 

M12 

M12 

φ6 

H13 

最大 

R2 

29 

29 

29 

− 

−4 

62 

29 

29 

58 

58 

58 

− 

29 

29 

29 

− 

29 

29 

−4 

62 

58 

58 

45 

− 

z  58±0.2 

0.1

0

72+ 

− 

− 

− 

− 

− 

− 

− 

− 

− 

− 

最小8 

− 

注a) 最小ねじ深さは,ボルト径Dの1.8倍とする。バルブ間の互換性を確保し,取付ボルト長さの種類を少なくす

るために,推奨ねじ深さは,2D+6 mmとする。ただし,取付穴からポートBへの距離を十分確保しなければ
ならない。鉄系素材に取り付ける場合には,推奨締結長さは1.25Dとする。 

b) ポートBの推奨値を示す。表面の仕上げ寸法として表される最小寸法30 mmとポートの下端寸法57 mmとの間

で自由な値を採ることができる。ポートBは,機械加工の必要がなく,鋳抜きでもよい。 

c) パイロットポートとメインポートとの深さ及び角度は,回路の幾何学的レイアウト及びマニホールドブロック

内のバルブの位置によって決められる。 

d) 止まり穴は,カートリッジ弁カバーの位置決めピン用として用いる。 

e) d1,d2及びGの深さは,表の軸方向zの欄に示してある。 

background image

12 

B 8668:2019 (ISO 7368:2016) 

  

寸法と幾何公差の単位 mm 

注a) 二点鎖線で囲まれた部分の寸法は,カートリッジ弁カバーの最小寸法を表す。四角の部分の角は,取付ボルト

のねじ径と同じ最大半径rmaxで加工してもよい。また,取付穴中心からのx及びy方向のカートリッジ弁カバー
外周2面への距離は等しい。 

b) パイロット弁及び調整機構は,この寸法を超えることがある。 

c) この寸法は,2ポート形スリップイン式カートリッジ弁及びカバーの必要最小寸法を表す。この寸法は,マニホ

ールドブロック上に二つの同一のバルブを配置する場合の最小取付ピッチでもある。バルブ全体のどの部品で
もこの寸法を超えないように,バルブ製造業者は注意をしなければならない。 

d) この範囲にばりがあってはならない。角部は丸みを設ける。 

e) 目視検査による。 

f) 表面粗さの仕上げが要求される最小寸法である。 

図5−ポート径32 mm(呼び09)の全タイプのバルブ 

(メインシステム圧力制御用リリーフ弁を除く)取付穴寸法及び四角フランジカバー寸法 

(識別コード7368-09-05-1-16) 

background image

13 

B 8668:2019 (ISO 7368:2016) 

表5−ポート径32 mm(呼び09)の全タイプのバルブ 

(メインシステム圧力制御用リリーフ弁を除く)取付穴寸法及び四角フランジカバー寸法 

単位 mm 



d1 e) 

d2 e) 

d3 c) 

d4 b),c) 

X c) 

Y c) 

Z1 c) 

Z2 c) 

F1 a) 

F2 a) 

F3 a) 

F4 a) 

G d),e) 

R1 

φ60 

H7 

φ45 

H7 

最大 

φ32 

φ32 

最大 

φ8 

最大 

φ8 

最大 

φ8 

最大 

φ8 

M16 

M16 

M16 

M16 

φ6 

H13 

最大 

R2 

35 

35 

35 

− 

−6 

76 

35 

35 

70 

70 

18 

− 

35 

35 

35 

− 

35 

35 

−6 

76 

70 

70 

− 

z  70±0.3 

0.1

0

85+ 

− 

− 

− 

− 

− 

− 

− 

− 

− 

− 

最小8 

− 

注a) 最小ねじ深さは,ボルト径Dの1.8倍とする。バルブ間の互換性を確保し,取付ボルト長さの種類を少なくす

るために,推奨ねじ深さは,2D+6 mmとする。ただし,取付穴からポートBへの距離を十分確保しなければ
ならない。鉄系素材に取り付ける場合には,推奨締結長さは1.25Dとする。 

b) ポートBの推奨値を示す。表面の仕上げ寸法として表される最小寸法30 mmとポートの下端寸法68.5 mmとの

間で自由な値を採ることができる。ポートBは,機械加工の必要がなく,鋳抜きでもよい。 

c) パイロットポートとメインポートとの深さ及び角度は,回路の幾何学的レイアウト及びマニホールドブロック

内のバルブの位置によって決められる。 

d) 止まり穴は,カートリッジ弁カバーの位置決めピン用として用いる。 

e) d1,d2及びGの深さは,表の軸方向zの欄に示してある。 

background image

14 

B 8668:2019 (ISO 7368:2016) 

  

寸法と幾何公差の単位 mm 

注a) 二点鎖線で囲まれた部分の寸法は,カートリッジ弁カバーの最小寸法を表す。四角の部分の角は,取付ボルト

のねじ径と同じ最大半径rmaxで加工してもよい。また,取付穴中心からのx及びy方向のカートリッジ弁カバー
外周2面への距離は等しい。 

b) パイロット弁及び調整機構は,この寸法を超えることがある。 

c) この寸法は,2ポート形スリップイン式カートリッジ弁及びカバーの必要最小寸法を表す。この寸法は,マニホ

ールドブロック上に二つの同一のバルブを配置する場合の最小取付ピッチでもある。バルブ全体のどの部品で
もこの寸法を超えないように,バルブ製造業者は注意をしなければならない。 

d) この範囲にばりがあってはならない。角部は丸みを設ける。 

e) 目視検査による。 

f) 表面粗さの仕上げが要求される最小寸法である。 

図6−メインシステム圧力制御用リリーフ弁用の,ポート径32 mm(呼び09)のバルブ取付穴寸法 

及び四角フランジカバー寸法 

(識別コード7368-09-06-1-16) 

background image

15 

B 8668:2019 (ISO 7368:2016) 

表6−メインシステム圧力制御用リリーフ弁用の,ポート径32 mm(呼び09)のバルブ取付穴寸法 

及び四角フランジカバー寸法 

単位 mm 



d1 e) 

d2 e) 

d3 c) 

d4 b),c) 

X c) 

Y c) 

Z1 c) 

Z2 c) 

F1 a) 

F2 a) 

F3 a) 

F4 a) 

G d),e) 

R1 

φ60 

H7 

φ45 

H7 

最大 

φ32 

φ32 

最大 

φ8 

最大 

φ8 

最大 

φ8 

最大 

φ8 

M16 

M16 

M16 

M16 

φ6 

H13 

最大 

R2 

35 

35 

35 

− 

−6 

76 

35 

35 

70 

70 

70 

− 

35 

35 

35 

− 

35 

35 

−6 

76 

70 

70 

52 

− 

z  70±0.3 

0.1

0

85+ 

− 

− 

− 

− 

− 

− 

− 

− 

− 

− 

最小8 

− 

注a) 最小ねじ深さは,ボルト径Dの1.8倍とする。バルブ間の互換性を確保し,取付ボルト長さの種類を少なくす

るために,推奨ねじ深さは,2D+6 mmとする。ただし,取付穴からポートBへの距離を十分確保しなければ
ならない。鉄系素材に取り付ける場合には,推奨締結長さは1.25Dとする。 

b) ポートBの推奨値を示す。表面の仕上げ寸法として表される最小寸法30 mmとポートの下端寸法68.5 mmとの

間で自由な値を採ることができる。ポートBは,機械加工の必要がなく,鋳抜きでもよい。 

c) パイロットポートとメインポートとの深さ及び角度は,回路の幾何学的レイアウト及びマニホールドブロック

内のバルブの位置によって決められる。 

d) 止まり穴は,カートリッジ弁カバーの位置決めピン用として用いる。 

e) d1,d2及びGの深さは,表の軸方向zの欄に示してある。 

background image

16 

B 8668:2019 (ISO 7368:2016) 

  

寸法と幾何公差の単位 mm 

注a) 二点鎖線で囲まれた部分の寸法は,カートリッジ弁カバーの最小寸法を表す。四角の部分の角は,取付ボルト

のねじ径と同じ最大半径rmaxで加工してもよい。また,取付穴中心からのx及びy方向のカートリッジ弁カバー
外周2面への距離は等しい。 

b) パイロット弁及び調整機構は,この寸法を超えることがある。 

c) この寸法は,2ポート形スリップイン式カートリッジ弁及びカバーの必要最小寸法を表す。この寸法は,マニホ

ールドブロック上に二つの同一のバルブを配置する場合の最小取付ピッチでもある。バルブ全体のどの部品で
もこの寸法を超えないように,バルブ製造業者は注意をしなければならない。 

d) この範囲にばりがあってはならない。角部は丸みを設ける。 

e) 目視検査による。 

f) 表面粗さの仕上げが要求される最小寸法である。 

図7−ポート径40 mm(呼び10)の全タイプのバルブ 

(メインシステム圧力制御用リリーフ弁を除く)取付穴寸法及び四角フランジカバー寸法 

(識別コード7368-10-07-1-16) 

background image

17 

B 8668:2019 (ISO 7368:2016) 

表7−ポート径40 mm(呼び10)の全タイプのバルブ 

(メインシステム圧力制御用リリーフ弁を除く)取付穴寸法及び四角フランジカバー寸法 

単位 mm 



d1 e) 

d2 e) 

d3 c) 

d4 b),c) 

X c) 

Y c) 

Z1 c) 

Z2 c) 

F1 a) 

F2 a) 

F3 a) 

F4 a) 

G d),e) 

R1 

φ75 

H7 

φ55 

H7 

最大 

φ40 

φ40 

最大 

φ10 

最大 

φ10 

最大 

φ10 

最大 

φ10 

M20 

M20 

M20 

M20 

φ6 

H13 

最大 

R4 

42.5 

42.5 

42.5 

− 

−7.5 

92.5 

42.5 

42.5 

85 

85 

19.5 

− 

42.5 

42.5 

42.5 

− 

42.5 

42.5 

−7.5 

92.5 

85 

85 

− 

z  87±0.3 

0.1

0

105+ 

− 

− 

− 

− 

− 

− 

− 

− 

− 

− 

最小8 

− 

注a) 最小ねじ深さは,ボルト径Dの1.8倍とする。バルブ間の互換性を確保し,取付ボルト長さの種類を少なくす

るために,推奨ねじ深さは,2D+6 mmとする。ただし,取付穴からポートBへの距離を十分確保しなければ
ならない。鉄系素材に取り付ける場合には,推奨締結長さは1.25Dとする。 

b) ポートBの推奨値を示す。表面の仕上げ寸法として表される最小寸法30 mmとポートの下端寸法84.5 mmとの

間で自由な値を採ることができる。ポートBは,機械加工の必要がなく,鋳抜きでもよい。 

c) パイロットポートとメインポートとの深さ及び角度は,回路の幾何学的レイアウト及びマニホールドブロック

内のバルブの位置によって決められる。 

d) 止まり穴は,カートリッジ弁カバーの位置決めピン用として用いる。 

e) d1,d2及びGの深さは,表の軸方向zの欄に示してある。 

background image

18 

B 8668:2019 (ISO 7368:2016) 

  

寸法と幾何公差の単位 mm 

注a) 二点鎖線で囲まれた部分の寸法は,カートリッジ弁カバーの最小寸法を表す。四角の部分の角は,取付ボルト

のねじ径と同じ最大半径rmaxで加工してもよい。また,取付穴中心からのx及びy方向のカートリッジ弁カバー
外周2面への距離は等しい。 

b) パイロット弁及び調整機構は,この寸法を超えることがある。 

c) この寸法は,2ポート形スリップイン式カートリッジ弁及びカバーの必要最小寸法を表す。この寸法は,マニホ

ールドブロック上に二つの同一のバルブを配置する場合の最小取付ピッチでもある。バルブ全体のどの部品で
もこの寸法を超えないように,バルブ製造業者は注意をしなければならない。 

d) この範囲にばりがあってはならない。角部は丸みを設ける。 

e) 目視検査による。 

f) 表面粗さの仕上げが要求される最小寸法である。 

図8−メインシステム圧力制御用リリーフ弁用の,ポート径40 mm(呼び10)のバルブ取付穴寸法 

及び四角フランジカバー寸法 

(識別コード7368-10-08-1-16) 

background image

19 

B 8668:2019 (ISO 7368:2016) 

表8−メインシステム圧力制御用リリーフ弁用の,ポート径40 mm(呼び10)のバルブ取付穴寸法 

及び四角フランジカバー寸法 

単位 mm 



d1 e) 

d2 e) 

d3 c) 

d4 b),c) 

X c) 

Y c) 

Z1 c) 

Z2 c) 

F1 a) 

F2 a) 

F3 a) 

F4 a) 

G d),e) 

R1 

φ75 

H7 

φ55 

H7 

最大 

φ40 

φ40 

最大 

φ10 

最大 

φ10 

最大 

φ10 

最大 

φ10 

M20 

M20 

M20 

M20 

φ6 

H13 

最大 

R4 

42.5 

42.5 

42.5 

− 

−7.5 

92.5 

42.5 

42.5 

85 

85 

85 

− 

42.5 

42.5 

42.5 

− 

42.5 

42.5 

−7.5 

92.5 

85 

85 

65.5 

− 

z  87±0.3 

0.1

0

105+ 

− 

− 

− 

− 

− 

− 

− 

− 

− 

− 

最小8 

− 

注a) 最小ねじ深さは,ボルト径Dの1.8倍とする。バルブ間の互換性を確保し,取付ボルト長さの種類を少なくす

るために,推奨ねじ深さは,2D+6 mmとする。ただし,取付穴からポートBへの距離を十分確保しなければ
ならない。鉄系素材に取り付ける場合には,推奨締結長さは1.25Dとする。 

b) ポートBの推奨値を示す。表面の仕上げ寸法として表される最小寸法30 mmとポートの下端寸法84.5 mmとの

間で自由な値を採ることができる。ポートBは,機械加工の必要がなく,鋳抜きでもよい。 

c) パイロットポートとメインポートとの深さ及び角度は,回路の幾何学的レイアウト及びマニホールドブロック

内のバルブの位置によって決められる。 

d) 止まり穴は,カートリッジ弁カバーの位置決めピン用として用いる。 

e) d1,d2及びGの深さは,表の軸方向zの欄に示してある。 

background image

20 

B 8668:2019 (ISO 7368:2016) 

  

寸法と幾何公差の単位 mm 

注a) 二点鎖線で囲まれた部分の寸法は,カートリッジ弁カバーの最小寸法を表す。四角の部分の角は,取付ボルト

のねじ径と同じ最大半径rmaxで加工してもよい。また,取付穴中心からのx及びy方向のカートリッジ弁カバー
外周2面への距離は等しい。 

b) パイロット弁及び調整機構は,この寸法を超えることがある。 

c) この寸法は,2ポート形スリップイン式カートリッジ弁及びカバーの必要最小寸法を表す。この寸法は,マニホ

ールドブロック上に二つの同一のバルブを配置する場合の最小取付ピッチでもある。バルブ全体のどの部品で
もこの寸法を超えないように,バルブ製造業者は注意をしなければならない。 

d) この範囲にばりがあってはならない。角部は丸みを設ける。 

e) 目視検査による。 

f) 表面粗さの仕上げが要求される最小寸法である。 

図9−ポート径50 mm(呼び11)の全タイプのバルブ 

(メインシステム圧力制御用リリーフ弁を除く)取付穴寸法及び四角フランジカバー寸法 

(識別コード7368-11-09-1-16) 

background image

21 

B 8668:2019 (ISO 7368:2016) 

表9−ポート径50 mm(呼び11)の全タイプのバルブ 

(メインシステム圧力制御用リリーフ弁を除く)取付穴寸法及び四角フランジカバー寸法 

単位 mm 



d1 e) 

d2 e) 

d3 c) 

d4 b),c) 

X c) 

Y c) 

Z1 c) 

Z2 c) 

F1 a) 

F2 a) 

F3 a) 

F4 a) 

G d),e) 

R1 

φ90 

H7 

φ68 

H7 

最大 

φ50 

φ50 

最大 

φ10 

最大 

φ10 

最大 

φ10 

最大 

φ10 

M20 

M20 

M20 

M20 

φ8 

H13 

最大 

R4 

50 

50 

50 

− 

−8 

108 

50 

50 

100 

100 

20 

− 

50 

50 

50 

− 

50 

50 

−8 

108 

100 

100 

− 

z 100±0.3 

0.1

0

122+  

− 

− 

− 

− 

− 

− 

− 

− 

− 

− 

最小8 

− 

注a) 最小ねじ深さは,ボルト径Dの1.8倍とする。バルブ間の互換性を確保し,取付ボルト長さの種類を少なくす

るために,推奨ねじ深さは,2D+6 mmとする。ただし,取付穴からポートBへの距離を十分確保しなければ
ならない。鉄系素材に取り付ける場合には,推奨締結長さは1.25Dとする。 

b) ポートBの推奨値を示す。表面の仕上げ寸法として表される最小寸法35 mmとポートの下端寸法97.5 mmとの

間で自由な値を採ることができる。ポートBは,機械加工の必要がなく,鋳抜きでもよい。 

c) パイロットポートとメインポートとの深さ及び角度は,回路の幾何学的レイアウト及びマニホールドブロック

内のバルブの位置によって決められる。 

d) 止まり穴は,カートリッジ弁カバーの位置決めピン用として用いる。 

e) d1,d2及びGの深さは,表の軸方向zの欄に示してある。 

background image

22 

B 8668:2019 (ISO 7368:2016) 

  

寸法と幾何公差の単位 mm 

注a) 二点鎖線で囲まれた部分の寸法は,カートリッジ弁カバーの最小寸法を表す。四角の部分の角は,取付ボルト

のねじ径と同じ最大半径rmaxで加工してもよい。また,取付穴中心からのx及びy方向のカートリッジ弁カバー
外周2面への距離は等しい。 

b) パイロット弁及び調整機構は,この寸法を超えることがある。 

c) この寸法は,2ポート形スリップイン式カートリッジ弁及びカバーの必要最小寸法を表す。この寸法は,マニホ

ールドブロック上に二つの同一のバルブを配置する場合の最小取付ピッチでもある。バルブ全体のどの部品で
もこの寸法を超えないように,バルブ製造業者は注意をしなければならない。 

d) この範囲にばりがあってはならない。角部は丸みを設ける。 

e) 目視検査による。 

f) 表面粗さの仕上げが要求される最小寸法である。 

図10−メインシステム圧力制御用リリーフ弁用の,ポート径50 mm(呼び11)のバルブ取付穴寸法 

及び四角フランジカバー寸法 

(識別コード7368-11-10-1-16) 

background image

23 

B 8668:2019 (ISO 7368:2016) 

表10−メインシステム圧力制御用リリーフ弁用の,ポート径50 mm(呼び11)のバルブ取付穴寸法 

及び四角フランジカバー寸法 

単位 mm 



d1 e) 

d2 e) 

d3 c) 

d4 b),c) 

X c) 

Y c) 

Z1 c) 

Z2 c) 

F1 a) 

F2 a) 

F3 a) 

F4 a) 

G d),e) 

R1 

φ90 

H7 

φ68 

H7 

最大 

φ50 

φ50 

最大 

φ10 

最大 

φ10 

最大 

φ10 

最大 

φ10 

M20 

M20 

M20 

M20 

φ8 

H13 

最大 

R4 

50 

50 

50 

− 

−8 

108 

50 

50 

100 

100 

100 

− 

50 

50 

50 

− 

50 

50 

−8 

108 

100 

100 

80 

− 

z 100±0.3 

0.1

0

122+  

− 

− 

− 

− 

− 

− 

− 

− 

− 

− 

最小8 

− 

注a) 最小ねじ深さは,ボルト径Dの1.8倍とする。バルブ間の互換性を確保し,取付ボルト長さの種類を少なくす

るために,推奨ねじ深さは,2D+6 mmとする。ただし,取付穴からポートBへの距離を十分確保しなければ
ならない。鉄系素材に取り付ける場合には,推奨締結長さは1.25Dとする。 

b) ポートBの推奨値を示す。表面の仕上げ寸法として表される最小寸法35 mmとポートの下端寸法97.5 mmとの

間で自由な値を採ることができる。ポートBは,機械加工の必要がなく,鋳抜きでもよい。 

c) パイロットポートとメインポートとの深さ及び角度は,回路の幾何学的レイアウト及びマニホールドブロック

内のバルブの位置によって決められる。 

d) 止まり穴は,カートリッジ弁カバーの位置決めピン用として用いる。 

e) d1,d2及びGの深さは,表の軸方向zの欄に示してある。 

background image

24 

B 8668:2019 (ISO 7368:2016) 

  

寸法と幾何公差の単位 mm 

注a) 二点鎖線で囲まれた部分の寸法は,カートリッジ弁カバーの最小寸法を表す。四角の部分の角は,取付ボルト

のねじ径と同じ最大半径rmaxで加工してもよい。また,取付穴中心からのx及びy方向のカートリッジ弁カバー
外周2面への距離は等しい。 

b) パイロット弁及び調整機構は,この寸法を超えることがある。 

c) この寸法は,2ポート形スリップイン式カートリッジ弁及びカバーの必要最小寸法を表す。この寸法は,マニホ

ールドブロック上に二つの同一のバルブを配置する場合の最小取付ピッチでもある。バルブ全体のどの部品で
もこの寸法を超えないように,バルブ製造業者は注意をしなければならない。 

d) この範囲にばりがあってはならない。角部は丸みを設ける。 

e) 目視検査による。 

f) 表面粗さの仕上げが要求される最小寸法である。 

図11−ポート径63 mm(呼び12)の全タイプのバルブ 

(メインシステム圧力制御用リリーフ弁を除く)取付穴寸法及び四角フランジカバー寸法 

(識別コード7368-12-11-1-16) 

background image

25 

B 8668:2019 (ISO 7368:2016) 

表11−ポート径63 mm(呼び12)の全タイプのバルブ 

(メインシステム圧力制御用リリーフ弁を除く)取付穴寸法及び四角フランジカバー寸法 

単位 mm 



d1 e) 

d2 e) 

d3 c) 

d4 b),c) 

X c) 

Y c) 

Z1 c) 

Z2 c) 

F1 a) 

F2 a) 

F3 a) 

F4 a) 

G d),e) 

R1 

φ120 

H7 

φ90 

H7 

最大 

φ63 

φ63 

最大 

φ12 

最大 

φ12 

最大 

φ12 

最大 

φ12 

M30 

M30 

M30 

M30 

φ8 

H13 

最大 

R4 

62.5 

62.5 

62.5 

− 

−12.5 

137.5 

62.5 

62.5 

125 

125 

24.5 

− 

62.5 

62.5 

62.5 

− 

62.5 

62.5 

−12.5 

137.5 

125 

125 

− 

z 130±0.3 

0.1

0

155+ 

− 

− 

− 

− 

− 

− 

− 

− 

− 

− 

最小8 

− 

注a) 最小ねじ深さは,ボルト径Dの1.8倍とする。バルブ間の互換性を確保し,取付ボルト長さの種類を少なくす

るために,推奨ねじ深さは,2D+6 mmとする。ただし,取付穴からポートBへの距離を十分確保しなければ
ならない。鉄系素材に取り付ける場合には,推奨締結長さは1.25Dとする。 

b) ポートBの推奨値を示す。表面の仕上げ寸法として表される最小寸法40 mmとポートの下端寸法127 mmとの

間で自由な値を採ることができる。ポートBは,機械加工の必要がなく,鋳抜きでもよい。 

c) パイロットポートとメインポートとの深さ及び角度は,回路の幾何学的レイアウト及びマニホールドブロック

内のバルブの位置によって決められる。 

d) 止まり穴は,カートリッジ弁カバーの位置決めピン用として用いる。 

e) d1,d2及びGの深さは,表の軸方向zの欄に示してある。 

background image

26 

B 8668:2019 (ISO 7368:2016) 

  

寸法と幾何公差の単位 mm 

注a) 二点鎖線で囲まれた部分の寸法は,カートリッジ弁カバーの最小寸法を表す。四角の部分の角は,取付ボルト

のねじ径と同じ最大半径rmaxで加工してもよい。また,取付穴中心からのx及びy方向のカートリッジ弁カバー
外周2面への距離は等しい。 

b) パイロット弁及び調整機構は,この寸法を超えることがある。 

c) この寸法は,2ポート形スリップイン式カートリッジ弁及びカバーの必要最小寸法を表す。この寸法は,マニホ

ールドブロック上に二つの同一のバルブを配置する場合の最小取付ピッチでもある。バルブ全体のどの部品で
もこの寸法を超えないように,バルブ製造業者は注意をしなければならない。 

d) この範囲にばりがあってはならない。角部は丸みを設ける。 

e) 目視検査による。 

f) 表面粗さの仕上げが要求される最小寸法である。 

図12−メインシステム圧力制御用リリーフ弁用の,ポート径63 mm(呼び12)のバルブ取付穴寸法 

及び四角フランジカバー寸法 

(識別コード7368-12-12-1-16) 

background image

27 

B 8668:2019 (ISO 7368:2016) 

表12−メインシステム圧力制御用リリーフ弁用の,ポート径63 mm(呼び12)のバルブ取付穴寸法 

及び四角フランジカバー寸法 

単位 mm 



d1 e) 

d2 e) 

d3 c) 

d4 b),c) 

X c) 

Y c) 

Z1 c) 

Z2 c) 

F1 a) 

F2 a) 

F3 a) 

F4 a) 

G d),e) 

R1 

φ120 

H7 

φ90 

H7 

最大 

φ63 

φ63 

最大 

φ12 

最大 

φ12 

最大 

φ12 

最大 

φ12 

M30 

M30 

M30 

M30 

φ8 

H13 

最大 

R4 

62.5 

62.5 

62.5 

− 

−12.5 

137.5 

62.5 

62.5 

125 

125 

125 

− 

62.5 

62.5 

62.5 

− 

62.5 

62.5 

−12.5 

137.5 

125 

125 

100.5 

− 

z 130±0.3 

0.1

0

155+ 

− 

− 

− 

− 

− 

− 

− 

− 

− 

− 

最小8 

− 

注a) 最小ねじ深さは,ボルト径Dの1.8倍とする。バルブ間の互換性を確保し,取付ボルト長さの種類を少なくす

るために,推奨ねじ深さは,2D+6 mmとする。ただし,取付穴からポートBへの距離を十分確保しなければ
ならない。鉄系素材に取り付ける場合には,推奨締結長さは1.25Dとする。 

b) ポートBの推奨値を示す。表面の仕上げ寸法として表される最小寸法40 mmとポートの下端寸法127 mmとの

間で自由な値を採ることができる。ポートBは,機械加工の必要がなく,鋳抜きでもよい。 

c) パイロットポートとメインポートとの深さ及び角度は,回路の幾何学的レイアウト及びマニホールドブロック

内のバルブの位置によって決められる。 

d) 止まり穴は,カートリッジ弁カバーの位置決めピン用として用いる。 

e) d1,d2及びGの深さは,表の軸方向zの欄に示してある。 

background image

28 

B 8668:2019 (ISO 7368:2016) 

  

寸法と幾何公差の単位 mm 

注a) 二点鎖線で囲まれた部分の寸法は,カートリッジ弁カバーの最小寸法を表す。取付穴は同心円上に配置され,

カートリッジ弁カバー外周への距離は等しい。 

b) パイロット弁及び調整機構は,この寸法を超えることがある。 

c) この寸法は,2ポート形スリップイン式カートリッジ弁及びカバーの必要最小寸法を表す。この寸法は,マニホ

ールドブロック上に二つの同一のバルブを配置する場合の最小取付ピッチでもある。バルブ全体のどの部品で
もこの寸法を超えないように,バルブ製造業者は注意をしなければならない。 

d) この範囲にばりがあってはならない。角部は丸みを設ける。 

e) 目視検査による。 

f) 表面粗さの仕上げが要求される最小寸法である。 

図13−ポート径80 mm(呼び13)の全タイプのバルブ 

(メインシステム圧力制御用リリーフ弁を除く)取付穴寸法及び丸形フランジカバー寸法 

(識別コード7368-13-13-1-16) 

background image

29 

B 8668:2019 (ISO 7368:2016) 

表13−ポート径80 mm(呼び13)の全タイプのバルブ 

(メインシステム圧力制御用リリーフ弁を除く)取付穴寸法及び丸形フランジカバー寸法 

単位 mm 



d1 e) 

d2 e) 

d3 e) 

d4 b),c) 

X c) 

Y c) 

Z1 c) 

Z2 c) 

F1 a) 

F2 a) 

F3 a) 

F4 a) 

F5 a) 

F6 a) 

F7 a) 

F8 a) 

G d),e) 

R1 

φ145 

H7 

φ110 

H7 

最大 

φ80 

φ80  最大 

φ16 

最大 

φ16 

最大 

φ16 

最大 

φ16 

M24 

M24 

M24 

M24 

M24 

M24 

M24 

M24 

φ10 

H13 

最大 

R4 

z 175±

0.4 

0.1

0

205+ 

− 

− 

− 

− 

− 

− 

− 

− 

− 

− 

− 

− 

− 

− 

最小 

− 

注a) 最小ねじ深さは,ボルト径Dの1.8倍とする。バルブ間の互換性を確保し,取付ボルト長さの種類を少なくす

るために,推奨ねじ深さは,2D+6 mmとする。ただし,取付穴からポートBへの距離を十分確保しなければ
ならない。鉄系素材に取り付ける場合には,推奨締結長さは1.25Dとする。 

b) ポートBの推奨値を示す。表面の仕上げ寸法として表される最小寸法40 mmとポートの下端寸法170.5 mmと

の間で自由な値を採ることができる。ポートBは,機械加工の必要がなく,鋳抜きでもよい。 

c) パイロットポートとメインポートとの深さ及び角度は,回路の幾何学的レイアウト及びマニホールドブロック

内のバルブの位置によって決められる。 

d) 止まり穴は,カートリッジ弁カバーの位置決めピン用として用いる。 

e) d1,d2及びGの深さは,表の軸方向zの欄に示してある。 

background image

30 

B 8668:2019 (ISO 7368:2016) 

  

寸法と幾何公差の単位 mm 

注a) 二点鎖線で囲まれた部分の寸法は,カートリッジ弁カバーの最小寸法を表す。取付穴は同心円上に配置され,

カートリッジ弁カバー外周への距離は等しい。 

b) パイロット弁及び調整機構は,この寸法を超えることがある。 

c) この寸法は,2ポート形スリップイン式カートリッジ弁及びカバーの必要最小寸法を表す。この寸法は,マニホ

ールドブロック上に二つの同一のバルブを配置する場合の最小取付ピッチでもある。バルブ全体のどの部品で
もこの寸法を超えないように,バルブ製造業者は注意をしなければならない。 

d) この範囲にばりがあってはならない。角部は丸みを設ける。 

e) 目視検査による。 

f) 表面粗さの仕上げが要求される最小寸法である。 

図14−ポート径100 mm(呼び14)の全タイプのバルブ 

(メインシステム圧力制御用リリーフ弁を除く)取付穴寸法及び丸形フランジカバー寸法 

(識別コード7368-14-14-1-16) 

background image

31 

B 8668:2019 (ISO 7368:2016) 

表14−ポート径100 mm(呼び14)の全タイプのバルブ 

(メインシステム圧力制御用リリーフ弁を除く)取付穴寸法及び丸形フランジカバー寸法 

単位 mm 



d1 e) 

d2 e) 

d3 e) 

d4 b),c) 

X c) 

Y c) 

Z1 c) 

Z2 c) 

F1 a) 

F2 a) 

F3 a) 

F4 a) 

F5 a) 

F6 a) 

F7 a) 

F8 a) 

G d),e) 

R1 

φ180 

H7 

φ135 

H7 

最大 

φ100 

φ100 最大 

φ20 

最大 

φ20 

最大 

φ20 

最大 

φ20 

M30 

M30 

M30 

M30 

M30 

M30 

M30 

M30 

φ10 

H13 

最大 

R4 

z 210±

0.4 

0.1

0

245+ 

− 

− 

− 

− 

− 

− 

− 

− 

− 

− 

− 

− 

− 

− 

最小 

− 

注a) 最小ねじ深さは,ボルト径Dの1.8倍とする。バルブ間の互換性を確保し,取付ボルト長さの種類を少なくす

るために,推奨ねじ深さは,2D+6 mmとする。ただし,取付穴からポートBへの距離を十分確保しなければ
ならない。鉄系素材に取り付ける場合には,推奨締結長さは1.25Dとする。 

b) ポートBの推奨値を示す。表面の仕上げ寸法として表される最小寸法50 mmとポートの下端寸法205.5 mmと

の間で自由な値を採ることができる。ポートBは,機械加工の必要がなく,鋳抜きでもよい。 

c) パイロットポートとメインポートとの深さ及び角度は,回路の幾何学的レイアウト及びマニホールドブロック

内のバルブの位置によって決められる。 

d) 止まり穴は,カートリッジ弁カバーの位置決めピン用として用いる。 

e) d1,d2及びGの深さは,表の軸方向zの欄に示してある。 

background image

32 

B 8668:2019 (ISO 7368:2016) 

  

寸法と幾何公差の単位 mm 

注a) 二点鎖線で囲まれた部分の寸法は,カートリッジ弁カバーの最小寸法を表す。取付穴は同心円上に配置され,

カートリッジ弁カバー外周への距離は等しい。 

b) パイロット弁及び調整機構は,この寸法を超えることがある。 

c) この寸法は,2ポート形スリップイン式カートリッジ弁及びカバーの必要最小寸法を表す。この寸法は,マニホ

ールドブロック上に二つの同一のバルブを配置する場合の最小取付ピッチでもある。バルブ全体のどの部品で
もこの寸法を超えないように,バルブ製造業者は注意をしなければならない。 

d) この範囲にばりがあってはならない。角部は丸みを設ける。 

e) 目視検査による。 

f) 表面粗さの仕上げが要求される最小寸法である。 

図15−ポート径125 mm(呼び15)の全タイプのバルブ 

(メインシステム圧力制御用リリーフ弁を除く)取付穴寸法及び丸形フランジカバー寸法 

(識別コード7368-15-15-1-16) 

background image

33 

B 8668:2019 (ISO 7368:2016) 

表15−ポート径125 mm(呼び15)の全タイプのバルブ 

(メインシステム圧力制御用リリーフ弁を除く)取付穴寸法及び丸形フランジカバー寸法 

単位 mm 



d1 e) 

d2 e) 

d3 e)  d4 b),c) 

X c) 

Y c) 

Z1 c) 

Z2 c) 

F1 a) 

F2 a) 

F3 a) 

F4 a) 

F5 a) 

F6 a) 

F7 a) 

F8 a) G1 d),e) G2 d),e) 

R1 

φ225 

H7 

φ200 

H7 

最大 

φ150 

φ125 最大 

φ32 

最大 

φ32 

最大 

φ32 

最大 

φ32 

M36  M36  M36  M36  M36  M36  M36  M36  φ10 

H13 

φ10 

H13 

最大 

R4 

z 257±

0.5 

0.15

0

300+

 − 

− 

− 

− 

− 

− 

− 

− 

− 

− 

− 

− 

− 

− 

最小

10 

最小 

10 

− 

注a) 最小ねじ深さは,ボルト径Dの1.8倍とする。バルブ間の互換性を確保し,取付ボルト長さの種類を少なくす

るために,推奨ねじ深さは,2D+6 mmとする。ただし,取付穴からポートBへの距離を十分確保しなければ
ならない。鉄系素材に取り付ける場合には,推奨締結長さは1.25Dとする。 

b) ポートBの推奨値を示す。表面の仕上げ寸法として表される最小寸法50 mmとポートの下端寸法255 mmとの

間で自由な値を採ることができる。ポートBは,機械加工の必要がなく,鋳抜きでもよい。 

c) パイロットポートとメインポートとの深さ及び角度は,回路の幾何学的レイアウト及びマニホールドブロック

内のバルブの位置によって決められる。 

d) 止まり穴は,カートリッジ弁カバーの位置決めピン用として用いる。 

e) d1,d2,G1及びG2の深さは,表の軸方向zの欄に示してある。 

background image

34 

B 8668:2019 (ISO 7368:2016) 

  

寸法と幾何公差の単位 mm 

注a) 二点鎖線で囲まれた部分の寸法は,カートリッジ弁カバーの最小寸法を表す。取付穴は同心円上に配置され,

カートリッジ弁カバー外周への距離は等しい。 

b) パイロット弁及び調整機構は,この寸法を超えることがある。 

c) この寸法は,2ポート形スリップイン式カートリッジ弁及びカバーの必要最小寸法を表す。この寸法は,マニホ

ールドブロック上に二つの同一のバルブを配置する場合の最小取付ピッチでもある。バルブ全体のどの部品で
もこの寸法を超えないように,バルブ製造業者は注意をしなければならない。 

d) この範囲にばりがあってはならない。角部は丸みを設ける。 

e) 目視検査による。 

f) 表面粗さの仕上げが要求される最小寸法である。 

g) ポートX,Y,Z1及びZ2を示す。 

図16−ポート径160 mm(呼び16)の全タイプのバルブ 

(メインシステム圧力制御用リリーフ弁を除く)取付穴寸法及び丸形フランジカバー寸法 

(識別コード7368-16-16-1-16) 

background image

35 

B 8668:2019 (ISO 7368:2016) 

表16−ポート径160 mm(呼び16)の全タイプのバルブ 

(メインシステム圧力制御用リリーフ弁を除く)取付穴寸法及び丸形フランジカバー寸法 

単位 mm 



d1 e) 

d2 e) 

d3 e) 

d4 b),c) 

X c) 

Y c) 

Z1 c) 

Z2 c) 

F1 a) F2 a) F3 a) F4 a) F5 a) F6 a) F7 a) F8 a) F9 a) F10 a) F11 a) F12 a) G1 d),e) G2 d),e) 

R1 

φ300 

H7 

φ270 

H7 

最大 

φ200 

φ160 最大 

φ40 

最大 
φ40 

最大 
φ40 

最大 
φ40 

M42 M42 M42 M42 M42 M42 M42 M42 M42 M42 M42 M42 φ10 

H13 

φ10 

H13 

最大 
R6.3 

z 370±0.5 

0.15
0

425+

− 

− 

− 

− 

− 

− 

− 

− 

− 

− 

− 

− 

− 

− 

− 

− 

− 

− 

最小

10 

最小

10 

− 

注a) 最小ねじ深さは,ボルト径Dの1.8倍とする。バルブ間の互換性を確保し,取付ボルト長さの種類を少なくするために,推奨ねじ深さは,2D+6 mmとする。

ただし,取付穴からポートBへの距離を十分確保しなければならない。鉄系素材に取り付ける場合には,推奨締結長さは1.25Dとする。 

b) ポートBの推奨値を示す。表面の仕上げ寸法として表される最小寸法50 mmとポートの下端寸法368 mmとの間で自由な値を採ることができる。ポートBは,

機械加工の必要がなく,鋳抜きでもよい。 

c) パイロットポートとメインポートとの深さ及び角度は,回路の幾何学的レイアウト及びマニホールドブロック内のバルブの位置によって決められる。 

d) 止まり穴は,カートリッジ弁カバーの位置決めピン用として用いる。 

e) d1,d2,G1及びG2の深さは,表の軸方向zの欄に示してある。 

2

B

 8

6

6

8

2

0

1

9

 (I

S

O

 7

3

6

8

2

0

1

6

36 

B 8668:2019 (ISO 7368:2016) 

  

参考文献 

[1] JIS B 0209-1 一般用メートルねじ−公差−第1部:原則及び基礎データ 

注記 原国際規格は,ISO 965-1,ISO general purpose metric screw threads−Tolerances−Part 1: 

Principles and basic dataを記載している。 

[2] JIS B 0401-2 製品の幾何特性仕様(GPS)−長さに関わるサイズ公差のISOコード方式−第2部:

穴及び軸の許容差並びに基本サイズ公差クラスの表 

注記 原国際規格は,ISO 286-2,Geometrical product specifications (GPS)−ISO code system for 

tolerances on linear sizes−Part 2: Tables of standard tolerance classes and limit deviations for 

holes and shafts を記載している。 

[3] JIS B 0621 幾何偏差の定義及び表示 

注記 原国際規格は,ISO 1101,Geometrical product specifications (GPS)−Geometrical tolerancing

−Tolerances of form, orientation, location and run-outを記載している。 

[4] JIS B 0633 製品の幾何特性仕様(GPS)−表面性状:輪郭曲線方式−表面性状評価の方式及び手順 

注記 原国際規格は,ISO 4288,Geometrical Product Specifications (GPS)−Surface texture: Profile 

method−Rules and procedures for the assessment of surface textureを記載している。 

[5] JIS B 8361 油圧−システム及びその機器の一般規則及び安全要求事項 

注記 原国際規格は,ISO 4413,Hydraulic fluid power−General rules and safety requirements for 

systems and their componentsを記載している。 

[6] JIS Z 8317-1:2008 製図−寸法及び公差の記入方法−第1部:一般原則 

注記 原国際規格は,ISO 129-1:2004,Technical drawings−Indication of dimensions and tolerances

−Part 1: General principlesを記載している。