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B 8331 : 2002  

(1) 

まえがき 

この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,社団法人日本産業

機械工業会 (JSIM)/財団法人日本規格協会 (JSA) から,工業標準原案を具して日本工業規格を改正すべ

きとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格である。こ

れによって,JIS B 8331 : 1983は改正され,この規格に置き換えられる。


 

B 8331 : 2002  

(1) 

目次 

ページ 

1. 適用範囲  1 

2. 引用規格  1 

3. 定義  1 

4. 種類  1 

5. 性能  1 

5.1 風量及び静圧  1 

5.2 軸動力  2 

5.3 回転速度  2 

5.4 最高全圧効率  2 

5.5 騒音  2 

5.6 振動  2 

5.7 軸受温度  5 

5.8 その他の性能  5 

6. 形式  6 

6.1 形式  6 

6.2 回転方向及び吐出し方向 6 

7. 構造  6 

7.1 構造  6 

7.2 ケーシング  8 

7.3 羽根車  8 

7.4 主軸  9 

7.5 軸受  10 

7.6 Vプーリ  10 

7.7 ベッド  10 

7.8 各部のはめあい  10 

8. 寸法  11 

9. 外観  12 

10. 材料  13 

11. 附属品  13 

12. 試験  13 

12.1 試験の一般条件  13 

12.2 試験項目  13 

12.3 試験方法  14 

13. 検査  14 

13.1 形式検査  14 


 

B 8331 : 2002 目次 

(2) 

ページ 

13.2 受渡検査  15 

14. 表示  15 

15. 取扱説明書,その他  15 

付表1 引用規格  15 

 

 

 

 

 


 

 

日本工業規格          JIS 

 

B 8331 : 2002 

 

 

多翼送風機 

Forward-curved bladed fans 

 

 

1. 適用範囲 この規格は,Vベルト駆動及び電動機直動の遠心式多翼送風機(以下,送風機という。)で,

その大きさ(1)が羽根外径160mmから1 600mmまでの,主に建築物の換気及び空気調和に用いられるもの

について規定する。ただし,消音ボックス付送風機は適用外とし,パッケージ形空気調和器・ファンコイ

ルユニットなどに組み込まれたものを除く。 

なお,取扱い気体は−15℃〜+40℃の空気とする。 

注(1) 4.参照。 

 

2. 引用規格 付表1に示す規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成

する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。 

 

3. 定義 この規格に用いる主な用語の定義は,JIS B 0132による。 

 

4. 種類 送風機の種類は,その吸込方式及び羽根車の呼び径(大きさ)で区分し,表1による。 

表1 送風機の種類 

吸込方式 

片吸込又は両吸込 


 

羽根基準 

外径(2) 

mm 

160 200 250 315 400 500 560 630 710 800 900 1 000 1 120 1 250 1 400 1 600 

呼び番号 

(3) 

4

1

1

 

2

1

1

 

2

1

2

 

2

1

3

 

2

1

4

 

2

1

5

 

10 

注(2) 羽根基準外径とは,ISO 13351に規定する羽根外径寸法である。 

(3) 呼び番号とは,従来の慣習によるもので羽根外径150mmを1単位としたものである。 

備考 呼び径に対する実際の設計寸法は,多少の変更があっても差し支えない。 

 

5. 性能 

5.1 

風量及び静圧 送風機の風量及び静圧は,12.3.1に規定する方法で試験を行ったとき,図1のa)及

びb)の範囲内でなければならない。ただし,個々の製造業者の設計によっては多少の変化があっても差し

支えない。 

また,代表性能曲線(4)に対する個々の性能の変化は風量又は静圧が規定値より下回っても次の項目を満

足すればよい。 

a) 規定静圧での風量が規定風量の95%以上である。 

b) 規定風量での静圧が規定静圧の95%以上である。 


B 8331 : 2002  

 

これらを満足しない場合は,受渡当事者間で協議の上,合否の判定を行う。 

注(4) 代表性能曲線とは,同一機種で同一仕様の多数の送風機を12.3.1に規定する方法で試験を行った

ときの平均性能曲線をいう。 

5.2 

軸動力 送風機の軸動力は,12.3.1に規定する方法で試験を行ったとき,規定風量で電動機定格出力

以下でなければならない。 

ただし,Vプーリの損失動力は送風機の軸動力の一部とみなす。 

5.3 

回転速度 送風機の回転速度は,12.3.1に規定する方法で試験を行ったとき,電動機の正常な電源状

態及びVベルトの正常な駆動状態での回転速度とする。 

5.4 

最高全圧効率 送風機の最高全圧効率(5)は,12.3.1に規定する方法で試験を行ったとき,図2の値以

上が望ましい。 

注(5) ここでいう全圧効率は,送風機に実際に附属するVプーリ及び装置の効率を含めた値であり,

送風機電動機軸効率ともいう。 

5.5 

騒音 送風機の騒音は,12.3.2に規定する方法で試験を行ったとき,最高全圧効率点でその最大騒音

値が図3以下が望ましい。 

5.6 

振動 送風機の振動は,12.3.2に規定する方法で試験を行ったとき,その許容値はJIS B 8330の9.6

図23の振動速度6mm/s以下でなければならない。 

なお,防振装置をつけて運転する場合もあるが,この場合は10mm/s以下であることが望ましい。 


 
 

 

3

 

B

 8

3

3

1

 : 

2

0

0

2

  

 

 

備考1. 静圧(ゲージ圧)は,標準吸込状態におけるものとする。 

2. 破線で示した電動機出力 (kW) は,軸動力×1.2である。 
3. 両吸込の場合は,風量及び出力をこの表の2倍にする。 

a) 

図1 風量及び静圧(片吸込) 


 
 

 

4

 

B

 8

3

3

1

 : 

2

0

0

2

  

 

 

備考1. 静圧(ゲージ圧)は,標準吸込状態におけるものとする。 

2. 破線で示した電動機出力 (kW) は,軸動力×1.2である。 
3. 両吸込の場合は,風量及び出力をこの表の2倍にする。 

b) 

図1 風量及び静圧(片吸込)(続き) 


B 8331 : 2002  

 

 

図2 全圧効率 

 

図3 騒音レベル(最高効率点における) 

5.7 

軸受温度 送風機の軸受温度は,12.3.2に規定する方法で試験を行ったとき,周囲温度より40℃以

上高くなってはならない。 

5.8 

その他の性能 その他の性能は,次による。 

a) 運転中にケーシング内部,軸受,Vベルトに異常音があってはならない。 

b) VベルトとVプーリとの間に滑りなどによる異常温度上昇があってはならない。 

 


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6. 形式 

6.1 

形式 送風機の形式は吸込方式及び軸受とVプーリとの取付け方によって,片吸込両持形 (S1),片

吸込片持形 (S2),両吸込両持形 (D1),及び直動形とし,図4に示す。 

 

 

図4 送風機の形式 

6.2 

回転方向及び吐出し方向 送風機の回転方向は,Vプーリ側から見て右回りを時計回り,左回りを

逆時計回りとする。吐出し方向は,上部水平・上部垂直・下部水平の3種類とする(図5)。 

吐出し方向 

上部水平 

上部垂直 

下部水平 

回転方向 

番号 

記号 

右回り 

 

 

 

左回り 

 

 

 

図5 送風機の吐出し方向 

 

7. 構造 

7.1 

構造 送風機の構造は,図6のa),b),及びc)に例示するほか,次による。 

a) 送風機は,回転部分と静止部分の接触がなく,運転及び性能に支障をきたすような空気の内部短絡,

軸貫通部からの漏れ,接合部からの空気漏れがあってはならない。 

b) 送風機の回転部分は,運転に支障をきたさない強度をもつケーシング又は軸受ベッド上に固定された

軸受で支持され,軸心に一致し,円滑に運転できるものでなくてはならない。 

c) 送風機は,与えられた風量,圧力及び温度範囲内で,運転に支障をきたすような振動,異常騒音など

を発生しない構造でなくてはならない。 


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a) 片吸込片持形 (S2) 

b) 片吸込両持形 (S1)  

 

 

c) 直動形 

図6 送風機の構造 

d) 送風機は,取付面が平面をなし基礎又は防振ベッド上に容易に取り付けられなければならない。 

e) Vベルト駆動のものは,送風機に人体に対しての安全性を考慮したベルトガードが取り付けられ,保

守及び点検が支障なく行える構造とする。 

f) 

送風機は,必要に応じて,断熱材を取り付けることができる構造とする。 

g) 機械加工を施さない構造物の寸法許容差は,表2による。ただし,特別の規定があるものはその規定

による。 


B 8331 : 2002  

 

表2 寸法許容差 

単位 mm 

基準寸法 

許容差 

 

 

120以下 

 

± 1.8 

 

120を超え 

315以下 

 

± 2.6 

 

315を超え 

630以下 

 

± 3.5 

 

630を超え 1 000以下 

 

± 4.5 

 

1 000を超え 1 600以下 

 

± 6.0 

 

1 600を超え 2 000以下 

 

± 8.0 

 

2 000を超え 2 500以下 

 

± 9.0 

 

2 500を超え 3 150以下 

 

± 10.0 

 

3 150を超え 4 500以下 

 

± 11.0 

 

7.2 

ケーシング ケーシングは,次による。 

a) ケーシングは,吸込空気が一様に羽根車に入り,かつ,羽根車から吐き出された空気が効率よく吐き

出し口に導かれるよう,滑らかな渦巻状に成形されており,圧力損失や振動などを起こすような甚だ

しい渦流れを生じるものであってはならない。 

b) ケーシングの板厚(表11の材料の場合)は,表3に示す値を目安とする。 

表3 ケーシングの板厚 

単位 mm 

羽根外径 

背板 

側板 

 

 

160以下 

0.6 

0.6 

 

160を超え 

250以下 

0.8 

0.8 

 

250を超え 

400以下 

1.0 

1.0 

 

400を超え 

630以下 

1.2 

1.2 

 

630を超え 1 000以下 

1.6 

1.6 

 

1 000を超え 1 120以下 

1.6 

2.3 

 

1 120を超え 1 600以下 

2.3 

2.3 

c) ケーシング各部は,変形,振動,運転性能に支障を及ぼすような接合部の空気漏れなどがなく,溶接

又は折り込みなどによって十分な強度をもち,据付け及び運転に支障をきたすものであってはならな

い。 

7.3 

羽根車 羽根車は,次による。 

a) 羽根車の呼び径は表4に示し,呼び径に対する実際の設計寸法は,多少の変更があっても差し支えな

い。 

表4 羽根車の呼び径 

羽根基準 

外径mm 

160 200 250 315 400 500 560 630 710 800 900 1 000 1 120 1 250 1 400 1 600 

呼び番号 

4

1

1

 

2

1

1

 

2

1

2

 

2

1

3

 

2

1

4

 

2

1

5

 

10 

b) 羽根車は多数の前向き羽根が,主板及び側板に取り付けられ,主板はハブに強固に取り付けられるも

のとする。 

c) 羽根は,一様な曲面で精度よく成形され,その取付精度は表5に示す値を目安とする。 


B 8331 : 2002  

 

表5 羽根の取付精度 

羽根外径mm 

250以下 

250を超え 

400以下 

400を超え 

1 000以下 

1 000を超え 

1 250以下 

1 250を超え 

1 600以下 

ピッチ許容差(外径) 

±5% 

±4% 

±3% 

±2% 

±2% 

羽根取付け角度許容差 

±4° 

±3° 

±2° 

±1° 

±1° 

弦長許容差 

±4% 

±3% 

±2% 

±2% 

±1% 

羽根と主板との垂直度 

±60' 

±60' 

±45' 

±30' 

±30' 

備考1. 測定箇所は,側板から羽根幅の約31の箇所とする。 

2. 上記の許容差は,図の寸法及び角度を基準とした値とする。 

d) 羽根車の板厚(表11の材料の場合)は,表6に示す値を目安とする。 

表6 羽根車の板厚 

単位 mm 

羽根外径 

主板 

側板 

羽根 

 

  200以下 

1.0 (0.8) 

1.0 (0.6) 

0.8 (0.6) 

  200を超え  250以下 

1.2 (1.0) 

1.0 (0.8) 

0.8 (0.6) 

  250を超え  315以下 

1.6 (1.0) 

1.2 (0.8) 

1.2 (0.6) 

  315を超え  400以下 

1.6 (1.2) 

1.2 (1.0) 

1.2 (1.0) 

  400を超え  630以下 

2.3 (1.6) 

1.6 (1.2) 

1.2 (1.0) 

  630を超え  710以下 

3.2 (1.6) 

2.3 (1.6) 

1.2 

  710を超え  800以下 

3.2 (1.6) 

2.3 (1.6) 

1.6 

  800を超え  900以下 

4.5 (2.3) 

2.3 (1.6) 

1.6 

  900を超え 1 000以下 

4.5 (2.3) 

3.2 (2.3) 

1.6 

 1 000を超え 1 250以下 

6.0 (2.3) 

3.2 (2.3) 

2.3 

 1 250を超え 1 600以下 

8.0 

4.5 

2.3 

備考 ( )内の数値を用いる場合は,特別の加工によって( )外の数値のものと同等

の強度及び剛性とを製造業者が保証するものとする。 

なお,使用場所の雰囲気又は取扱ガスが悪い場合には,有効な表面処理を施すも

のとする。 

e) 羽根車のハブの主板取付部は,ハブの軸穴に対し,直角度,同心度が特に良好であり,主板取付成形

後,羽根外周における軸方向,半径方向の振れは,表7に示す値を目安とする。 

表7 羽根車の振れ 

単位 mm 

羽根外径 

250以下 

250を超え 

400以下 

400を超え 

1 000以下 

1 000を超え 

1 600以下 

主板外径の横振れ(6) 

1.5 

1.5 

主板外周の振れ(7) 

1.5 

側板外径の横振れ(6) 

2.5 

2.5 

側板外周の振れ(7) 

1.5 

2.5 

3.5 

注(6) 外径の横振れとは,主板又は側板の側面の外径付近で測定し,計測器の読みの最大値と

最小値との差をいう。 

(7) 外周の振れとは,主板又は側板の外周の振れで,計測器の読みの最大値と最小値との差

をいう。 

f) 

羽根車は,運搬又は運転,特に可変速運転に対して,十分な強度及び振動剛性をもつものとする。 

7.4 

主軸 主軸は,次による。 

a) 主軸は,精度よく加工され,曲がり,きずなどがあってはならない。 

b) 主軸の太さは,危険速度が使用最大回転数の約1.3倍以上になるようにする。 


10 

B 8331 : 2002  

 

c) 主軸の直径(8)は,次の式の値以上とする。ただし,この式は材料がJIS G 4051のS30Cの場合のもの

であって,それ以上の品質の材料を使用する場合は,その材料に応じて,これより細くしてもよい。 

なお,dは動力伝達に必要とする部分の最小値を示すものとし,軸受距離などを考慮して運転に際

し十分安全な太さとする。 

3

125nL

d

 (mm) 

ここに, 

L: 使用最大回転速度における軸動力 (kW)  

 

n: 使用最大回転速度 (min−1)  

注(8) 動力伝達に関係がない部分は,これ以下でよい。 

d) Vプーリのはめあい部及びそれに近い軸受部の軸径は,ベルトの張り荷重などを考慮して,c)に規定

するdより10〜15%太くする。 

7.5 

軸受 軸受は,次による。 

a) 軸受は,通常,転がり軸受を使用する。 

b) 各軸受は,通常グリース潤滑とし,グリースは使用条件に適したJIS K 2220のグリース又は同等品を

用いる。 

7.6 

Vプーリ Vプーリは,次による。 

a) Vプーリの溝部の形状は,JIS B 1854又はJIS B 1855による。 

b) Vベルトの速度は広幅で30m/s,細幅で35m/s以下とし,Vプーリの最小ピッチ径は,表8による。 

表8 Vプーリの最小ピッチ径 

単位 mm 

 

広幅 

細幅 

Vベルトの種類 

3V 

5V 

8V 

最小ピッチ径 

75 

125 

200 

355 

65.8 

177.4 

310 

c) Vプーリの釣合いは,良好なこととする。 

7.7 

ベッド ベッドは,次による。 

a) 軸受ベッド 軸受ベッドは軸受を載せ,荷重に対して堅ろうで,ひずみ及び振動を起こさないよう十

分な強度をもち,形鋼又は鋼板の溶接構造で,共通ベッドに堅固に取り付ける構造とする。 

b) 共通ベッド 共通ベッドはケーシング,軸受ベッド,電動機を載せ,荷重に対して堅ろうで,ひずみ

及び振動を起こさないよう十分な強度をもち,形鋼(軽量形鋼を含む。)又は鋼板の溶接構造,プレス

成形及びボルト締めのいずれでもよく,基礎ボトル用孔は4個以上設ける。 

7.8 

各部のはめあい 各部のはめあいは,通常,表9による。 

表9 はめあい 

はめあい部 

はめあい 

羽根車ハブと軸 

H7 

h6 

Vプーリと軸 

H7 

h6 

転がり軸受と軸 

KB(9) 

h6 

軸受箱と転がり軸受 

H7 

hB(9) 

ハブのキー溝と平行キー 

Js9 

h9 

軸のキー溝と平行キー 

N9 

h9 

キー溝と頭付きキー 

D10 

h9 

注(9) JIS B 1558による。 

 


11 

B 8331 : 2002  

 

8. 寸法 送風機の基準寸法は,表10の送風機の寸法表による。 

表10 送風機の寸法表 

 


12 

B 8331 : 2002  

 

表10 送風機の寸法表(続き) 

単位 mm 


 

羽根基準 

外径 

160 200 250 315 400 500 560 630 710 800 900 1 000 1 120 1 250 1 400 1 600 

呼び番号 

4

1

1

 

2

1

1

 

2

1

2

 

2

1

3

 

2

1

4

 

2

1

5

 

10 


 


口 

250 280 315 355 450 560 630 710 800 850 950 1 060 1 180 1 320 1 500 1 700 

140 180 212 265 335 400 450 500 560 630 710 800 900 1 000 1 120 1 250 

吸込口D 

200 250 315 355 450 560 630 710 800 900 1 000 1 120 1 250 1 400 1 600 1 800 

375 400 450 530 630 670 710 750 800 850 900 950 1 060 1 120 1 180 1 250 

118 140 160 190 236 265 300 335 355 400 450 500 560 600 670 750 


さ 

C1 

250 250 280 335 425 450 500 560 600 670 710 800 900 1 000 1 120 1 250 

C2 

250 250 280 335 400 450 530 600 670 750 800 900 1 000 1 120 1 250 1 400 

C3 

315 355 375 425 530 630 710 800 900 950 1 060 1 180 1 320 1 400 1 600 1 800 


 

H1 

500 560 630 750 950 1 060 1 180 1 320 1 500 1 600 1 700 1 900 2 120 2 360 2 650 3 000 

H2 

560 630 710 850 1 060 1 250 1 320 1 400 1 500 1 700 1 800 1 900 2 120 2 240 2 500 2 800 

H3 

475 560 630 710 900 1 060 1 180 1 320 1 500 1 700 1 800 2 000 2 240 2 500 2 800 3 150 

G1 

190 212 250 300 355 400 450 500 530 600 670 710 800 900 950 1 060 

G2 

375 425 475 560 670 800 850 950 1 060 1 120 1 250 1 400 1 500 1 700 1 900 2 120 



ド 

40 

40 

75 

75 

75 

80 100 100 100 150 150 150 180 180 200 200 

800 850 900 1 060 1 180 1 400 1 500 1 600 1 800 1 900 2 120 2 240 2 500 2 800 3 000 3 350 

350 375 400 450 560 630 710 750 850 900 1 000 1 120 1 250 1 320 1 500 1 700 


 


口 

AD 

250 280 315 355 450 560 630 710 800 850 950 1 060 1 180 1 320 1 500 1 700 

BD 

265 335 400 500 630 750 850 950 1 060 1 180 1 320 1 500 1 700 1 900 2 120 2 360 

FD 

190 224 265 315 400 475 530 600 670 750 800 900 1 000 1 120 1 250 1 400 

GD1 

270 320 370 460 530 615 690 770 850 920 1 000 1 100 1 250 1 390 1 580 1 690 


ド 

30 

30 

75 

80 

80 100 100 100 100 150 150 150 180 180 200 200 

800 850 1 000 1 180 1 400 1 700 1 900 2 000 2 240 2 500 2 800 3 000 3 150 3 550 4 000 4 500 

400 500 600 710 850 1 000 1 180 1 320 1 500 1 600 1 700 1 900 2 120 2 360 2 650 3 000 

備考 ただし,寸法については多少の変更があっても差し支えない。 

 

9. 外観 送風機の外観は,次による。 

a) 鋳造品は,内外面とも滑らかで,有害な鋳巣,き裂,偏肉などの欠陥があってはならない。 

b) ケーシングは,ひずみがなく,溶接部は仕上がりがよく,フランジ面は平滑でなければならない。 

c) ケーシング,羽根車,軸受ベッド,共通ベッド及びベルトガードにはさび止めを施す。 

d) 主軸及びVプーリの仕上がり面(溝面を除く)は,十分なさび止めを施す。 

 


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B 8331 : 2002  

 

10. 材料 表11に使用される材料の一例を示す。また樹脂材料については解説に示す。 

表11 材料 

部品名 

材料 

ケーシング 

JIS G 3141のSPCC,SPCD 
JIS G 3101のSS330 
JIS G 3302 
JIS G 3111のSRB330 
JIS G 3131のSPHC 

吸込コーン 

JIS G 3141のSPCC,SPCD,JIS G 3101のSS330 
JIS G 3302 
JIS G 3131のSPHC 


 

主板,側板及び 
羽根 

JIS G 3141のSPCC,JIS G 3101のSS400,JIS G 3131のSPHC 
JIS G 3302 
JIS H 4000 

ハブ 

JIS G 5501のFC200 
JIS G 3101のSS330,JIS H 4040 
JIS H 4140 

ステー,ボルト 
及びナット 

JIS G 3101のSS400,JIS G 4051のS30C 
JIS G 3452 

リベット 

JIS G 3104のSV330 

ベッド 

JIS G 3101のSS330,JIS G 3350のSSC400 
JIS G 3302 
JIS G 3111のSRB330 

主軸 

JIS G 4051のS30C 

キー 

JIS G 4051のS45C 

軸受箱 

JIS G 5501のFC200 

Vプーリ 

JIS G 5501のFC200 

 

11. 附属品 附属品は,形式によって表12による。 

表12 附属品 

形式 

必ず附属するもの 

要求によって附属するもの 

S1・直動形 

− 

吸込口相フランジ(10) 

吐出し口相フランジ 

Vベルト(11) 

吸込口金網(12),ドレン抜き 

S2 

軸受ベッド 

Vプーリ(一組)(11) 点検口,防振装置 

D1 

− 

吐出し口相フランジ 

ベルトガード(11) 
共通ベッド(11) 

基礎ボルト 

注(10) フランジ方式の場合に限り附属する。 

(11) Vベルト駆動の場合に限り附属する。 
(12) 網目の寸法は原則として50mm以下とする。 

 

12. 試験 

12.1 試験の一般条件 送風機の試験は,附属するVプーリを用いて行わなければならない。 

12.2 試験項目 送風機の試験は次の項目について行わなければならない。 

a) 風量 

b) 全圧及び静圧 

c) 軸動力 

d) 回転速度 


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B 8331 : 2002  

 

e) 全圧効率 

f) 

騒音 

g) 振動 

h) 軸受温度 

12.3 試験方法 

12.3.1 風量,全圧及び静圧,軸動力,回転速度 送風機の風量,全圧及び静圧,軸動力,回転速度の試験

はJIS B 8330によって,次のa),b),c)のうちいずれかによる。 

a) 新たに設計製作された送風機を試験する場合は,1台ごとに行う。 

b) 製作台数が多く,同時に製作された同一機種,同一仕様の送風機を多数試験する場合は,10台又はそ

の端数に対し1台の割合で性能試験を行い,他は運転試験だけを行う。 

c) b)に合格した送風機で,代表性能曲線から外れた仕様点に対しては,±20%の範囲内で次の換算方法

で性能を換算してその合否を判定してもよい。ただし,出荷する実回転速度で全台数の運転試験だけ

を行う。 

1n

n

度の風量

風量=代表性の回転速

出荷する実回転速度の

 

2

1

nn

度の静圧

静圧=代表性の回転速

出荷する実回転速度の

 

3

1

nn

速度の軸動力

軸動力=代表性の回転

出荷する実回転速度の

 

ここに, 

n: 出荷する実回転速度 

 

nt: 代表性能の回転速度 

12.3.2 運転状態 運転状態の試験は,規定風量で規定回転速度で運転して,次の項目について行う。 

a) 騒音 騒音試験はJIS B 8346による。 

b) 振動 振動試験は仮据付の状態で運転し,振動計を用いて,軸受箱上部の振動を測定する。 

c) 軸受温度 軸受温度は連続運転によって温度がほぼ一定になったとき,軸受箱の表面上で測定する。 

 

13. 検査 

13.1 形式検査 形式検査は,次の項目について行い,5.,6.,7.,8.,9.,10.,11.及び12.の規定に適合し

なければならない。 

a) 風量 

b) 全圧及び静圧 

c) 軸動力 

d) 回転速度 

e) 全圧効率 

f) 

騒音 

g) 振動 

h) 軸受温度 

i) 

構造 


15 

B 8331 : 2002  

 

j) 

寸法 

k) 外観 

l) 

材料 

m) 附属品 

13.2 受渡検査 受渡検査は,次の項目について行い,5.の規定に適合しなければならない。 

a) 風量 

b) 全圧及び静圧 

c) 軸動力 

d) 回転速度 

e) 全圧効率 

f) 

騒音 

g) 振動 

h) 軸受温度 

ただし,受渡当事者間の規定によって,その一部又は全部を省略することができる。 

 

14. 表示 送風機の表示は,次による。 

送風機には,送風機仕様(形式,呼び径,風量,静圧,回転速度,電動機出力)及び製造業者名又はそ

の略号,製造年を記載した銘板を付ける。 

 

15. 取扱説明書,その他 送風機の取扱説明書,その他は,次による。 

送風機発注者には,取扱説明書,検査合格証,性能曲線又は代表性能曲線を提出する。 

付表1 引用規格 

JIS B 0132 送風機・圧縮機用語 

JIS B 1558 転がり軸受ユニット用玉軸受 

JIS B 1854 一般用Vプーリ 

JIS B 1855 細幅Vプーリ 

JIS B 8330 送風機の試験及び検査方法 

JIS B 8346 送風機及び圧縮機−騒音レベル測定方法 

JIS G 3101 一般構造用圧延鋼材 

JIS G 3104 リベット用丸鋼 

JIS G 3111 再生鋼材 

JIS G 3131 熱間圧延軟鋼板及び鋼帯 

JIS G 3141 冷間圧延鋼板及び鋼帯 

JIS G 3302 溶融亜鉛めっき鋼板及び鋼帯 

JIS G 3350 一般構造用軽量形鋼 

JIS G 3452 配管用炭素鋼鋼管 

JIS G 4051 機械構造用炭素鋼鋼材 

JIS G 5501 ねずみ鋳鉄品 

JIS H 4000 アルミニウム及びアルミニウム合金の板及び条 


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B 8331 : 2002  

 

JIS H 4040 アルミニウム及びアルミニウム合金の棒及び線 

JIS H 4140 アルミニウム及びアルミニウム合金鍛造品 

JIS K 2220 グリース 

ISO 13351 Industrial fans−Dimensions 

日本工業標準調査会標準部会 産業機械技術専門委員会 構成表 

 

 

氏名 

所属 

(委員会長) 

 

岡 村 弘 之 

東京理科大学理工学部 

(委員) 

 

朝 田 泰 英 

財団法人電力中央研究所 

 

 

伊 藤 正 人 

厚生労働省労働基準局安全衛生部安全課 

 

 

大 地 昭 生 

日本内燃機関連合会(株式会社東芝電力システム社) 

 

 

大 湯 孝 明 

社団法人日本農業機械工業会 

 

 

重 久 吉 弘 

財団法人エンジニアリング振興協会 

 

 

鈴 木 通 友 

社団法人全国木工機械工業会 

 

 

筒 井 康 賢 

独立行政法人産業技術総合研究所機械システム研究部門 

 

 

橋 元 和 男 

国土交通省総合政策局建設施工企画課 

 

 

平 野 正 明 

社団法人日本機械工業連合会 

 

 

藤 咲 浩 二 

社団法人日本産業機械工業会 

 

 

松 山 新一郎 

株式会社豊田自動織機製作所 

 

 

吉 田 岳 志 

農林水産省生産局生産資材課 

 

 

渡 邊 和 夫 

社団法人日本建設機械化協会