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B 8322:2003  

(1) 

まえがき 

この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,社団法人日本産業

機械工業会(JSIM)/財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格を改正すべきと

の申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格である。 

これによって,JIS B 8322:1995は改正され,この規格に置き換えられる。 

この規格の一部が,技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の

実用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会

は,このような技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用新

案登録出願にかかわる確認について,責任はもたない。 

JIS B 8322には,次に示す附属書がある。 

附属書1(規定)スタフィングボックスの寸法 

附属書2(参考)ポンプの呼び要目及び主要寸法 

附属書3(参考)吐出し異径管の長さ 

附属書4(参考)遠心ポンプのデータシート 

 

 

 

 


 

B 8322:2003  

目 次 

ページ 

1. 適用範囲  1 

2. 引用規格  1 

3. 定義  2 

4. 大きさ及び種類  2 

4.1 大きさ  2 

4.2 種類  2 

5. 性能  2 

5.1 規定吐出し量  2 

5.2 全揚程  2 

5.3 最大吸込全ヘッド  3 

5.4 ポンプ効率  3 

5.5 性能の許容幅  3 

6. 構造  3 

6.1 一般  3 

6.2 本体  3 

6.3 羽根車  4 

6.4 主軸  4 

6.5 軸受及び軸受ハウジング  4 

6.6 その他の部分  4 

7. 寸法及びはめあい  5 

7.1 ポンプの外形寸法  5 

7.2 本体  5 

7.3 羽根車  5 

7.4 主軸の直径  5 

7.5 主軸及び回転体の振れ  6 

7.6 すべり軸受の有効長さ  6 

7.7 スリーブの最小厚さ  6 

7.8 軸継手  6 

7.9 キーの寸法  6 

7.10 羽根車とライナリングとのすき間  6 

7.11 各部のはめあい  6 

8. 外観  7 

9. 材料  7 

10. 附属品  8 

11. 試験方法 9 


 

B 8322:2003 目次 

(3) 

ページ 

12. 表示  9 

13. 提出書類  9 

附属書1(規定)スタフィングボックスの寸法  14 

附属書2(参考)ポンプの呼び要目及び主要寸法  15 

附属書3(参考)吐出し異径管の長さ  18 

附属書4(参考)遠心ポンプのデータシート  19 

 

 

 


 

 

日本工業規格          JIS 

 

B 8322:2003 

 

両吸込渦巻ポンプ 

Double suction volute pumps 

 

 

1. 適用範囲 この規格は,0〜40 ℃の清水を取り扱う両吸込横軸形単段で最高使用圧力1.4 MPaまでに

使用する吸込口径(1)200〜500 mmの一般用両吸込渦巻ポンプ(以下,ポンプという。)で,共通ベース

上で50 Hz又は60 Hzの4極,6極又は8極三相誘導電動機とたわみ軸継手によって直結されるものにつ

いて規定する。 

注(1) フランジの呼び径で表す。 

備考 このポンプを0〜40 ℃以外の温度に適用する場合には,製造業者は,その温度の限界を明らか

にする。 

 

2. 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す

る。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。 

JIS B 0131 ターボポンプ用語 

JIS B 0202 管用平行ねじ 

JIS B 0203 管用テーパねじ 

JIS B 0401-2 寸法公差及びはめあいの方式−第2部:穴及び軸の公差等級並びに寸法許容差の表 

JIS B 0902 駆動機及び被駆動機−軸高さ 

JIS B 0903 円筒軸端 

JIS B 0905 回転機械−剛性ロータの釣合い良さ 

JIS B 1301 キー及びキー溝 

JIS B 1514 転がり軸受−精度 

JIS B 1521 深溝玉軸受 

JIS B 1522 アンギュラ玉軸受 

JIS B 1523 自動調心玉軸受 

JIS B 1533 円筒ころ軸受 

JIS B 1566 転がり軸受の取付関係寸法及びはめあい 

JIS B 2239 鋳鉄製管フランジ通則 

JIS B 2405 メカニカルシール通則 

JIS B 8301 遠心ポンプ,斜流ポンプ及び軸流ポンプ−試験方法 

JIS G 3101 一般構造用圧延鋼材 

JIS G 4051 機械構造用炭素鋼鋼材 

JIS G 4303 ステンレス鋼棒 


B 8322:2003  

 

JIS G 5121 ステンレス鋼鋳鋼品 

JIS G 5501 ねずみ鋳鉄品 

JIS H 3250 銅及び銅合金棒 

JIS H 5120 銅及び銅合金鋳物 

JIS H 5401 ホワイトメタル 

 

3. 定義 この規格で用いるポンプの主な用語の定義は,JIS B 0131による。 

 

4. 大きさ及び種類  

4.1 

大きさ 大きさは,表1に示す吸込口径及び吐出し口径で表す。吸込口径と吐出し口径とが等しい

ものでは,一つの口径で表す。 

例 300×250 mm,300 mm 

参考 吐出し口径は,ポンプの全揚程が高い場合,吸込口径より小さくなるのが普通である。 

表 1 吸込口径及び吐出し口径 

単位 mm 

口径 

125(2), 150(2), 200, 250, 300, 350(3), 400, 450(3), 500 

注(2) 吐出し口径だけに用いる。 

(3) なるべく使用しない。 

4.2 

種類 種類は,大きさ並びに電動機の極数(4極,6極又は8極)及び周波数(50Hz又は60Hz)に

よる。ただし,電動機の極数と吸込口径との関係は,一般に表2による。 

表 2 電動機の極数及び吸込口径 

吸込口径(mm) 

200 

250 

300 

350 

400 

450 

500 

電動機の極数 

4極 

○ 

○ 

○ 

○ 

○ 

− 

− 

6極 

− 

− 

○ 

○ 

○ 

○ 

○ 

8極 

− 

− 

− 

− 

− 

○ 

○ 

 

5. 性能  

5.1 

規定吐出し量(4) 規定吐出し量は,吸込口径に対し,表3の範囲内とする。 

注(4) 一般には,受渡当事者間の契約値とする。 

表 3 吐出し量範囲 

単位 m3/min 

吸込口径 (mm) 

200 

250 

300 

350 

400 

450 

500 






囲 

50 Hz 

4極 

2.1〜6.7 

4.2〜13.2 

6〜19 

8.5〜26.5 

11.8〜37.5 

− 

− 

 

6極 

− 

− 

4.2〜13.2 

6〜19 

8.5〜26.5 

11.8〜37.5 

17〜53 

 

8極 

− 

− 

− 

− 

− 

8.5〜26.5 

11.8〜37.5 

60 Hz 

4極 

2.5〜8.0 

5.0〜16 

7.1〜22.4 

10〜31.5 

14〜45 

− 

− 

 

6極 

− 

− 

5.0〜16 

7.1〜22.4 

10〜31.5 

14〜45 

20〜63 

 

8極 

− 

− 

− 

− 

− 

10〜31.5 

14〜45 

5.2 

全揚程 規定吐出し量に対する全揚程の標準範囲は,付図1及び付図2による。 

備考 この規格で用いる全揚程及びヘッドは,単位質量当たりの流体エネルギー,すなわち,比エネ


B 8322:2003  

 

ルギーを,重力加速度9.80 m/s2で除した量で示してある。 

5.3 

最大吸込全ヘッド 最大吸込全ヘッドは,表3の規定吐出し量においてNPSH基準面[JIS B 8301

の3.1.24(NPSH)による。]に換算した吸込全ヘッド(5)で表4のとおりとし,その状態で異状がなく運

転できるものとする。 

注(5) 吸込口真空計の読みに相当するヘッドを,NPSH基準面に換算した値から,真空計取出し穴位

置の断面における速度ヘッドを減じたもの。 

例 吸込口真空計の読みに相当する吸込ヘッドが6 m及び真空計取出し穴位置の断面における速度が4.4 

m/s,すなわち速度ヘッドが1 mの場合には,吸込全ヘッドは5 mである。 

表 4 最大吸込全ヘッド 

単位 m 

吸込口径 (mm) 

200 

250 

300 

350 

400 

450 

500 








ド 

50 Hz 

4極 

4.2 

2.6 

0.8 

(‒1.6)(6) 

− 

− 

 

6極 

− 

− 

5.7 

4.6 

3.2 

1.5 

 

8極 

− 

− 

− 

− 

− 

6.3 

5.4 

60 Hz 

4極 

4.7 

1.5 

(‒0.6)(6) 

(‒3.3)(6) 

(‒6.8)(6) 

− 

− 

 

6極 

− 

− 

5.1 

3.8 

2.3 

0.2 

(‒2.3)(6) 

 

8極 

− 

− 

− 

− 

− 

4.7 

3.3 

注(6) 括弧内のマイナス表示は,押込を意味し,その数値は最小押込全ヘッドを示す。 

5.4 

ポンプ効率 ポンプ効率の最高値は,その吐出し量における付図3のA効率以上とする。また,規

定吐出し量におけるポンプ効率は,付図3のB効率以上とする。最高効率における吐出し量は,表3の吐

出し量の範囲内にあることが望ましい。 

5.5 

性能の許容幅 性能の許容幅は,JIS B 8301の6.3(性能の許容幅)による。 

 

6. 構造  

6.1 

一般 ポンプは,付図4に示すような構造であって,本体,羽根車,主軸,軸受などによって構成

する。 

備考 付図4は,部品名称の説明図であって,ポンプの構造を規定するものではない。 

6.2 

本体 本体は,次による。 

a) ケーシングは,渦巻室をもち,主軸中心線を含む水平面で上下に分割される構造とし,吸込口及び吐

出し口は,主軸中心線より下で主軸と直角な水平方向とする。 

b) 上下ケーシングは,ボルトによって締め付ける。この際,相互の通水面に著しい食い違いを生じない

ように,ボルトのうち2本をリーマボルトにするか又は2本のノックピンを打ち込む。 

c) ケーシングの吸込水路は,水が羽根車の左右の入口に一様に流れ込むように,渦巻室の中心に対し,

左右対称でなければならない。 

d) フランジは,JIS B 2239の2.1(フランジの種類)の呼び圧力10 K又はJIS B 2239の附属書のPN10

若しくはPN16による。 

e) 本体の軸心の高さは,JIS B 0902によることが望ましい。 

f) 

ケーシングには,空気抜き穴,ドレン抜き穴,圧力取出し穴,呼び水用穴(7)又は真空ポンプによる

抽気穴(7)を設ける。これらの穴のねじは,JIS B 0202による。ただし,プラグ及び管を付ける箇所


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は,JIS B 0203によってもよい。また,呼び25Aを超える管を接続する場合には,フランジ継手にす

ることが望ましい。 

注(7) 押込状態で使用する場合は,必要がない。 

g) ライナリング,ブシュ類は,確実に固定し,運転中に回ったり,緩んだりしてはならない。 

h) 軸封には,パッキン又はメカニカルシールを用いる。 

i) 

パッキン使用の場合には,封水リングを設け,ポンプ本体から圧力水を導いて封水する構造とする。

ただし,封水リング内の圧力が,5.3に規定する最大吸込全ヘッドにおいて,大気圧以下になるおそれ

がある場合は,外から圧力水を封水リング内に注水する構造とする。また,メカニカルシール使用の

場合には,そのメカニカルシールに適した対策を施す。 

j) 

パッキンは,角形又は成形を用い,パッキンの挿入本数は3本以上とし,その合せ目は,交互とする。 

k) パッキン押さえをケーシングから遠ざける場合,パッキン押さえがパッキン押さえボルトから外れ,

パッキンの取替えが容易な構造とする。 

6.3 

羽根車 羽根車は,次による。 

a) 形状は,水流状態が均一になるように,羽根の位相を除いて,中心面に対し左右対称でなければなら

ない。 

b) 羽根車(試験用軸を含む。)の釣合い良さは,JIS B 0905の“釣合い良さG6.3”とする。 

c) 羽根車の外径,滑り部,ハブの軸穴及びハブの両端面は,機械加工を施す。 

6.4 

主軸 主軸は,次による。 

a) 主軸のねじは,ナットが始動時に緩まない方向とするか,座金その他の方法でナットの回り止めを施

す。 

b) 主軸には,水切り溝,水切りつばその他の適当な方法で,水が軸受ハウジング内に入らないようにす

る。 

6.5 

軸受及び軸受ハウジング 軸受及び軸受ハウジングは,次による。 

a) 軸受は,ポンプ本体の両側に各1個設け,JIS B 1521,JIS B 1522,JIS B 1523若しくはJIS B 1533の

転がり軸受又はすべり軸受を使用する。転がり軸受は,グリース又は油潤滑,すべり軸受は,油潤滑

とする。 

b) 転がり軸受の寿命は,許容運転範囲内で基本定格寿命(L10),10 000時間以上とする。 

c) 軸受ハウジングは,運転中に油やグリースが,流出又は飛散しないものとする。 

油潤滑の場合には,外部から油面計により,油面を点検できるものとするか又は運転中油面を一定

に保つ装置を設けるものとし,油抜き穴を設ける。オイルリングを使用する場合には,オイルリング

ののぞき穴を設ける。 

グリース潤滑の場合には,グリースの詰め過ぎを防止するために,グリース補給穴を付けないこと

が望ましい。 

d) すべり軸受は,運転中に回らないように,回り止めを施す。 

e) スタフィングボックスからの漏れ水が,軸受ハウジング内に入らないように,軸受ハウジングの取付

部には,水抜き穴及びあふれ穴を設ける。 

6.6 

その他の部分 その他の部分は,次による。 

a) ポンプの回転方向は,電動機側から見て,一般に時計回りとする。 

b) ポンプの足は,ケーシングに設け,取付ボルトは4本とする。また,共通ベースの基礎ボルトは4本

以上とする。 


B 8322:2003  

 

c) ポンプ内部には,寒冷地において凍結のためポンプを破損するような水たまりがあってはならない。 

d) 回転部分の軸方向の移動は,玉軸受で安全確実に支えなければならない。 
e) 

軸とスリーブの間から外部へ水漏れがあったり,又は外気を吸い込んではならない。 

f) 

共通ベースの座は,ポンプ側,電動機側ともそれぞれ同一平面とする。直結に際し,やむを得ない場

合には,いずれかに厚さ同一のライナを挿入してもよい。 

g) 共通ベースの座の大きさは,それに取り付けるポンプ又は電動機の足の大きさより小さくしないこと

が望ましい。 

h) 軸継手には,外側に軸継手ガードを設ける。 

 

7. 寸法及びはめあい  

7.1 

ポンプの外形寸法 ポンプの外形寸法は,附属書2を参考にするのがよい。 

7.2 

本体 本体は,次による。 

a) ポンプの呼び径に対する実口径は,表5による。 

表 5 実口径 

単位 mm 

呼び径  

125 

150 

200 

250 

300 

350 

400 

450 

500 

実口径 

125±4 

150±5 

200±5 

250±5 

300±6 

345±6 

400±6 

450±6 

500±6 

 

b) ケーシングの耐圧部の厚さは,偏肉がある場合でも,その最小値は表6による。 

表 6 ケーシングの最小厚さ 

単位 mm 

吸込口径 

200 

250 

300 

350 

400 

450 

500 

最小厚さ 

10 

10 

12 

 

c) フランジの厚さの許容差は,+15 %,−5 %とする。 

d) スタフィングボックスの寸法は,附属書1による。 

7.3 

羽根車 羽根車の厚さは,左右一様で著しいばらつきがないものとし,その厚さは,表7による。 

ただし,羽根の入口及び出口の先端の厚さは,任意とする。 

表 7 羽根車の最小厚さ 

単位 mm 

羽根車の外径 

最小厚さ 

 

青銅 

鋳鉄及びステンレス鋼鋳鋼 

300以下 

300を超えるもの 

7.4 

主軸の直径 主軸の直径は,次の式で算出した値以上とする。 


B 8322:2003  

 

3nP

k

d

 

ここに, d(8): 主軸の直径(mm) 
 

P: 軸動力(kW) 

 

n: 回転速度(min-1) 

 

k: 材料による係数で,次の式による。 

        

3

125

匀㌀ 

k

 

ここに, σS30C: S30Cの引張強さ(470 MPa) 
 

σ: その材料の引張強さ(MPa) 

 

例 JIS G 4051のS30Cの場合 k = 125 

JIS G 4303のSUS403の場合 k = 116 

なお,軸端の寸法は,JIS B 0903によることが望ましい。 

注(8) 動力伝達に関係がある部分の直径で,動力伝達に関係のない部分は,これより細くてもよい。 

7.5 

主軸及び回転体の振れ 主軸外周部の振れに問題のないことを確認する。また,主軸に羽根車,ス

リーブなどを取り付けてナットで締め付けた状態で,羽根車滑り部などの機械加工面の外周部の振れに問

題のないことを確認することが望ましい。 

7.6 

すべり軸受の有効長さ すべり軸受の有効長さは,軸径の0.8倍以上とする。 

7.7 

スリーブの最小厚さ スリーブの最小厚さは,2 mmとする。 

7.8 

軸継手 軸継手は,次による。 

a) 軸継手は,たわみ軸継手とする。 

b) フランジ形たわみ軸継手を使用する場合には,運転中の継手間のすき間は,3〜5 mmとすることが望

ましい。 

c) 軸継手の取付精度については,主軸に取り付けた状態での外径の振れを0.05 mm以下,面の振れを直

径100 mmにつき0.04 mm以下とする。ただし,面の振れの最大値は0.10 mmとする。 

7.9 

キーの寸法 キーの寸法は,JIS B 1301による。ただし,軸継手以外のキーの寸法は,これによら 

なくてもよい。 

7.10 羽根車とライナリングとのすき間 羽根車とライナリングとのすき間は,停止中,運転中を問わず,

焼き付き,かじり付き,異常摩耗などを生じないように,適切なすき間寸法及び材料の組合せの選定をし

なければならない。 

7.11 各部のはめあい 各部のはめあいは,表8又はこれに準じる等級とする。 


B 8322:2003  

 

表 8 各部のはめあい 

はめあい箇所 

はめあい 

はめあい箇所 

はめあい 

ポンプ本体のいん 

H7/h7 

軸受ハウジングと 

H7/js7又は H7/h7 

ろう部 

 

すべり軸受(10) 
 

 

羽根車と主軸 

H7/h6 

軸受ハウジングと 

軸受ハウジング/−: 

スリーブと主軸 

H7/g6 

転がり軸受(11) 
 

JS7/−又はH7/− 
 

すべり軸受と主軸 

H7/e7 

転がり軸受(11)と 

−/主軸側: 

軸継手と主軸(9) 

H7/js6,H7/k6又は 

主軸 

−/js6又は−/k6 

 

H7/m6 
 

注(9) 軸端の直径寸法とその許容差の組合せは,JIS B 0903による。 

(10) すべり軸受が二つ割りの場合,又はすべり軸受を軸受ハウジングにねじ止めする場合に適用

する。 

(11)  転がり軸受の精度は,JIS B 1514に規定する0級とする。 

備考1. はめあいは,JIS B 0401-2による。ただし,転がり軸受のはめあいは,JIS B 1566による。 

2. はめあいは,穴基準にするが,軸基準にしてもよい。この場合の寸法許容差は,穴基準に準

じる。 

 

8. 外観 外観は、次による。 

a) 鋳造品は,目視によって,内外面とも滑らかで,き裂,有害な鋳巣,偏肉などの欠点があってはなら

ない。 

b) 軸受ハウジングは,油漏れがあってはならない。 

c) ポンプ本体内部には,さび止め塗装,ポンプ及び共通ベースの外部には,仕上塗装を施す。 

d) 主軸,軸継手などの加工面は,油脂,塗装,その他の方法によって,さび止めを施す。 

 

9. 材料 各部に使用する材料は,表9又は品質がこれと同等以上のものとする。 


B 8322:2003  

 

表 9 材料 

部品名 

材料 

ポンプ本体 

JIS G 5501のFC200 

羽根車 
 

JIS H 5120のCAC406,JIS G 5501のFC150又はJIS G 5121の 
SCS1若しくはSCS13 

軸受ハウジング 

JIS G 5501のFC150 

すべり軸受 

JIS G 5501のFC150にJIS H 5401のWJ6の裏張り 

主軸 

JIS G 4051のS30C又はJIS G 4303のSUS403 

キー 

JIS G 4051のS45C又はJIS G 4303のSUS403 

ライナリング及びブシュ類 

JIS H 5120のCAC406又はJIS G 5501のFC200 

スリーブ 
 

JIS H 5120のCAC406,JIS G 4303のSUS403,SUS304,JIS G 5121 
のSCS1,SCS13又はJIS G 5501のFC200 

スリーブナット 
 

JIS H 5120のCAC406,JIS G 4303のSUS403,SUS304,JIS G 5121 
のSCS1,SCS13又はJIS G 3101のSS400 

インペラナット 
 

JIS H 5120のCAC406,CAC202,JIS G 4303のSUS403,JIS G 5121 
のSCS1又はJIS G 5501のFC200 

パッキン押さえ 
 

JIS H 5120のCAC406,CAC202,JIS G 5501のFC150,JIS G 4303 
のSUS403,SUS304又はJIS G 5121のSCS1,SCS13 

パッキン押さえボルト・ナッ
ト 

JIS H 3250のC3604BD,C3604BE,JIS H 5120のCAC202,JIS G 3101
のSS400(12)(さび止め処理を施したもの)又はJIS G 4303のSUS403 

呼び水じょうご(必要な場合) JIS G 5501のFC150又は合成樹脂 

コック類(必要な場合) 

JIS H 5120のCAC406,CAC202又はJIS H 3250のC3604BD,C3604BE 

共通ベース 

JIS G 5501のFC150又はJIS G 3101のSS400 

軸継手 

JIS G 5501のFC200又はJIS G 4051のS25C 

締付けボルト及びナット 

JIS G 3101のSS400 

注(12) この材料を使用する場合は,受渡当事者間の協定による。 

 

10. 附属品 ポンプには,表10に示す附属品を付ける。 


B 8322:2003  

 

表 10 附属品 

品名 

数量 

品名 

数量 

プラグ 

1式 

軸継手ガード 

1組 

共通ベース 

1個 

呼び水じょうご及び 

1組 

 

 

呼び水コック(必要な場合) 

 

基礎ボルト(必要な場合) 

1組 

空気抜きコック(必要な場合) 

1個 

軸継手 

1組 

ドレン抜きコック(必要な場合) 

1個 

 

11. 試験方法 試験方法は,JIS B 8301による。 

なお,運転状態及び耐水圧の試験は,JIS B 8301の5.1.2(付加的なチェック)及びJIS B 8301附属書2

(運転状態,耐水圧及び最小吐出し量における温度上昇)によって行い,確認するのがよい。 

 

12. 表示 表示は,次による。 

a) ポンプには,銘板及び回転方向を示す矢印を付ける。銘板には,大きさ(吸込口径及び吐出し口径),

吐出し量,全揚程,回転速度 (13),製造業者名,製造番号及び製造年又は略号を記入する。 

注(13) 回転速度は,ポンプの回転速度とするが,電動機の同期回転速度としてもよい。 

b) ポンプケーシングに水圧試験圧力の値及び試験者略号を打刻する場合には,圧力の単位にMPaを用い

る。 

 

13. 提出書類 注文者に提出する書類は,次による。 

ポンプには,試験合格証,ポンプの性能曲線及び取扱説明書を付ける。 

備考 ポンプの性能曲線には,連続運転ができる範囲又は条件,例えば,連続運転ができる最小吐出

し量,必要NPSH曲線などを明示することが望ましい。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

関連規格 ISO9908:1993 Technical specifications for centrifugal pumps−ClassⅢ 


10 

B 8322:2003  

 

 

備考 

図中の吐出し量及び全揚程の枠は,表2に示す三相誘導電動機と直結する場合の

全揚程の標準範囲を示す。二点鎖線で示す動力は,駆動電動機の定格出力を参考

として示したものである。 

付図 1 性能図表(50 Hz) 


11 

B 8322:2003  

 

 

備考 

図中の吐出し量及び全揚程の枠は,表2に示す三相誘導電動機と直結する場合

の全揚程の標準範囲を示す。二点鎖線で示す動力は,駆動電動機の定格出力を

参考として示したものである。 

付図 2 性能図表(60 Hz) 


12 

B 8322:2003  

 

 

 

吐出し量 

m3/min 

10 

15 

20 

30 

40 

50 

60 

70 

A効率 

% 

70.5 

73 

74 

74.5 

75 

75.5 

76 

76.5 

77 

78 

78.5 

79 

79.5 

80 

B効率 

% 

58 

60 

60.5 

61 

61.5 62.5 

63 

64 

65 

66 

66.5 

67 

67.5 

68 

 

付図 3 ポンプ効率 

 

 


13 

B 8322:2003  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

付図 4 構造図の一例 

番号 

名称 

番号 

名称 

番号 

名称 

上ケーシング 

11 

キー 

19 

すべり軸受 

下ケーシング 

12 

インペラナット 

20 

オイルリング 

ライナリング 

13 

スリーブ 

21 

軸継手 

封水リング 

14 

スリーブナット 

22 

封水管 

パッキン 

15 

水切りつば 

23 

共通ベース 

パッキン押さえ 

16 

軸受ハウジング 

24 

基礎ボルト 

羽根車 

17 

軸受カバー 

25 

呼び水じょうご 

10 

主軸 

18 

玉軸受 

 

及びコック 

 

 

 

 

26 

空気抜きコック 

 

1

3

 

B

 8

3

2

2

2

0

0

3

  

1

3

 

B

 8

3

2

2

2

0

0

3

  

 

 

 


14 

B 8322:2003  

 

附属書1(規定)スタフィングボックスの寸法 

1. 適用範囲 この附属書は,パッキン及びメカニカルシールのためのスタフィングボックスの寸法につ

いて規定する。 

備考 この附属書に示す寸法は,JIS B 2405の5.2試験装置と同等である。 

 

2. スタフィングボックスの寸法 スタフィングボックスの寸法は,附属書1表1による。 

 

附属書1表 1 スタフィングボックスの寸法 

 

Φ

d

3

 

Φ

d

1

 

Φ

d

 

Φ

d

1

 

Φ

d

2

 

Φ

d

3

 

Φ

d

1

 

Φ

d

2

 

 

 

 

 

 

 

単位 mm 

寸法 

寸法 

d1(2) 

d2(2) 

d3最小値 

(3) 

d4最小値 

d1(2) 

d2(2) 

d3最小値 

(3) 

d4最小値 

   43 

48 

 63 

 68 

 85 

 90 

114 

119 

   45 

50 

 65 

 70 

 90 

 95 

119 

124 

   48 

53 

 68 

 73 

 95 

100 

124 

129 

   50 

55 

 70 

 75 

100 

105 

129 

134 

   53 

58 

 73 

 83 

105 

110 

137 

142 

   55 

60 

 75 

 85 

110 

115 

142 

147 

   58(1) 

63 

 83 

 88 

115 

120 

147 

152 

   60 

65 

 85 

 90 

120 

125 

152 

157 

   63(1) 

68 

 88 

 93 

125 

130 

157 

162 

   65 

70 

 90 

 95 

130 

140 

162 

172 

   68(1) 

− 

 93 

− 

135 

145 

167 

177 

   70 

75 

 95 

104 

140 

150 

172 

182 

   75 

80 

104 

109 

150 

160 

182 

192 

   80 

85 

109 

114 

160 

170 

192 

202 

注(1) これらの寸法系列はなるべく用いない。 

(2) d1及びd2寸法の公差域クラスはh6とする。段付きバランスメカニカルシールのd1寸法に

は適用しない。 

(3) パッキンの場合には,H11の公差域クラスとする。 

スリーブ付き若しくはなし

のパッキン,又はアンバラン

スメカニカルシール 

短いスリーブ付き又はなし

の段付きバランスメカニカ

ルシール 

スリーブ付きの段付きバラン

スメカニカルシール 

Φ

d

4

 

Φ

d

3

 

Φ

d

1

 

Φ

d

2

 

Φ

d

1

 

Φ

d

4

 

Φ

d

2

 

Φ

d

1

 


15 

B 8322:2003  

 

附属書2(参考)ポンプの呼び要目及び主要寸法 

 

この附属書は,本体及び附属書(規定)に関連する事柄を補足するもので,規定の一部ではない。 

 

ポンプの呼び要目及び主要寸法は,附属書2表1による。 

 

附属書2表 1 呼び要目及び主要寸法 

 


17 

B 8322:2003  

 

附属書2表 1 呼び要目及び主要寸法(続き) 

 




 

 




 

 





 

呼び要目 

主要寸法 

 




 

 




 

 





 

50 Hz 

60 Hz 

 

4極 

6極 

8極 

4極 

6極 

8極 

mm 

(1) (1) 吐出し量 全揚程(5) 吐出し量 全揚程(5) 吐出し量 全揚程(5) 吐出し量 全揚程(5) 吐出し量 全揚程(5) 吐出し量 全揚程(5) 

 

 

 

 

 

 

最大 

 

 

最大 

 

最大 

 

取付 

(1) (1) 

DS 

Dd 

m3/min 

 

m3/min 

 

m3/min 

 

m3/min 

 

m3/min 

 

m3/min 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ボルト

DS 

Dd 

mm 

mm 

(m3/h) 

(m3/h) 

(m3/h) 

(m3/h) 

(m3/h) 

(m3/h) 

C(2) 

Cs 

LS(3) 

Ld 

Cd 

PB 

d(4) 

l(4) 

2E 

2F 

mm mm 

A0 

200 

150 

4.67 

 10 

− 

− 

− 

− 

5.6 

 14 

− 

− 

− 

− 

400 

200 

355 

280 

200 

500 

390 

42 

110 

400 

315 

425 

355 

M16 

A0 200 150 

A1 

(280) 

 16 

 

 

 

 

(335) 

 22.4 

 

 

 

 

A1 

 

A2 

 

 25 

 

 

 

 

 35.5 

 

 

 

 

A2 

 

A3 

125 

 

 40 

 

 

 

 

 56 

 

 

 

 

225 

560 

450 

48 

A3 

 

125 

A4 

 

 63 

 

 

 

 

 

 90 

 

 

 

 

450 

225 

400 

315 

280 

55 

450 

355 

475 

400 

M20 

A4 

 

B0 

250 

200 

6.67 

 12.5 

− 

− 

− 

− 

 18 

− 

− 

− 

− 

450 

225 

400 

315 

225 

500 

390 

42 

110 

450 

355 

475 

400 

M20 

B0 250 200 

B1 

(400) 

 20 

 

 

 

 

(480) 

 28 

 

 

 

 

B1 

B2 

150 

 

 31.5 

 

 

 

 

 

 45 

 

 

 

 

560 

450 

48 

B2 

 

150 

B3 

 

 50 

 

 

 

 

 

 71 

 

 

 

 

450 

250 

 

 

55 

B3 

 

B4 

 

 80 

 

 

 

 

 

 112 

 

 

 

 

500 

250 

355 

315 

630 

490 

65 

140 

500 

400 

530 

450 

B4 

 

C0 

250 

200 

9.35 

 16 

− 

− 

− 

− 

11.2 

 22.4 

− 

− 

− 

− 

450 

225 

450 

355 

225 

560 

450 

48 

110 

500 

400 

530 

450 

M20 

C0 250 200 

C1 

(560) 

 25 

 

 

 

 

(670) 

 35.5 

 

 

 

 

250 

C1 

 

C2 

 

 40 

 

 

 

 

 

 56 

 

 

 

 

55 

C2 

 

C3 

150 

 

 63 

 

 

 

 

 

 90 

 

 

 

 

250 

500 

280 

630 

490 

65 

140 

C3 

 

150 

C4 

 

 100 

 

 

 

 

 

 125 

 

 

 

 

500 

400 

355 

75 

C4 

 

D0 

300 

250 

13.3 

 20 

8.85 

 9 

− 

− 

16 

 28 

10.5 

 12.5 

− 

− 

500 

250 

500 

400 

250 

560 

450 

55 

110 

500 

400 

530 

450 

M20 

D0 300 250 

D1 

(800) 

 31.5 

(530) 

 14 

 

 

(960) 

 45 

(630) 

 20 

 

 

280 

D1 

 

D2 

 

 50 

 

 22.4 

 

 

 

 71 

 

 31.5 

 

 

630 

490 

65 

140 

D2 

 

D3 

200 

 

 80 

 

 35.5 

 

 

 

 112 

 

 50 

 

 

560 

315 

75 

D3 

 

200 

D4 

 

 125 

 

 56 

 

 

 

− 

 

 80 

 

 

560 

280 

450 

355 

710 

540 

85 

170 

560 

450 

600 

500 

M24 

D4 

 

E0 

350 

300 

18.7 

 25 

12.5 

 11.2 

− 

− 

22.0 

 35.5 

15 

 16 

− 

− 

560 

280 

560 

450 

280 

710 

570 

65 

140 

560 

450 

710 

630 

M24 

E0  350 300 

E1 

250 

(1 120)  40 

(750) 

 18 

 

 

(1 320) 

 56 

(900) 

 25 

 

 

315 

E1 

 

250 

E2 

 

 63 

 

 28 

 

 

 

 90 

 

 40 

 

 

750 

610 

75 

E2 

 

E3 

200 

 

 100 

 

 45 

 

 

 

 125 

 

 63 

 

 

355 

800 

630 

85 

170 

E3 

 

200 

E4 

 

− 

 

 71 

 

 

 

− 

 

 100 

 

 

630 

315 

630 

500 

450 

710 

560 

E4 

 

F0 

400 

400 

26.7 

 31.5 

17.7 

 14 

− 

− 

31.7 

 45 

20.8 

 20 

− 

− 

630 

315 

630 

500 

315 

750 

610 

75 

140 

710 

560 

800 

710 

M24 

F0 

400 400 

F1 

300 

(1 600)  50 

(1 060) 

 22.4 

 

 

(1 900) 

 71 

(1 250) 

 31.5 

 

 

355 

F1 

 

300 

F2 

 

 80 

 

 35.5 

 

 

 

 112 

 

 50 

 

 

800 

630 

85 

170 

F2 

 

F3 

250 

 

 125 

 

 56 

 

 

 

− 

 

 80 

 

 

400 

900 

730 

95 

F3 

 

250 

F4 

 

− 

 

 90 

 

 

 

 

 

 125 

 

 

710 

355 

710 

560 

500 

800 

630 

F4 

 

G0 

450 

400 

− 

− 

25.0 

 18 

18.7 

 10 

− 

− 

30 

 25 

22.0 

 14 

710 

355 

710 

560 

355 

750 

610 

75 

140 

800 

630 

900 

800 

M27 

G0 450 400 

G1 

 

 

(1 500) 

 28 

(1 120) 

 16 

 

 

(1 800) 

 40 

(1 320) 

 22.4 

400 

G1 

 

G2 

300 

 

 

 

 45 

 

 25 

 

 

 

 63 

 

 35.5 

800 

630 

85 

170 

G2 

 

300 

G3 

250 

 

 

 

 71 

 

 40 

 

 

 

 100 

 

 56 

450 

900 

730 

95 

G3 

 

250 

G4 

 

 

 

112 

 

 63 

 

 

 

− 

 

 90 

800 

400 

800 

630 

560 

900 

710 

G4 

 

H0 

500 

500 

− 

− 

35.4 

 22.4 

26.7 

 12.5 

− 

− 

41.7 

 31.5 

31.7 

 18 

800 

400 

800 

630 

400 

800 

630 

85 

170 

900 

710 

950 

850 

M27 

H0 500 500 

H1 

400 

 

 

(2 120) 

 35.5 

(1 600) 

 20 

 

 

(2 500) 

 50 

(1 900) 

 28 

450 

H1 

 

400 

H2 

 

 

 

 56 

 

 31.5 

 

 

 

 80 

 

 45 

900 

730 

95 

H2 

 

H3 

300 

 

 

 

 90 

 

 50 

 

 

 

 125 

 

 71 

500 

1 000 

790 

110 

210 

H3 

 

300 

H4 

 

 

 

125 

 

 80 

 

 

 

− 

 

 112 

900 

450 

900 

710 

630 

1 000 

800 

H4 

 

注(1) フランジは,JIS B 2239の2.1(フランジの種類)の呼び圧力10 K又はJIS B 2239の附属書のPN10若しくはPN16による。 

(2) 軸心の高さは,JIS B 0902による。 

(3) 吸込口は,電動機側から見て右方向とする。 
(4) 軸端の寸法は,JIS B 0903による。 

(5) 概略値 


18 

B 8322:2003  

 

附属書3(参考)吐出し異径管の長さ 

 

この附属書は,吐出し異径管の長さについて参考として示すものであって,規定の一部ではない。 

 

ポンプの吐出し口に付ける異径管の長さは,附属書3表1による。 

 

附属書3表 1 吐出し異径管の長さ 

単位 mm 

ポンプの吐

出し口径 

配管側 

口径 

異径管 
の長さ 

ポンプの吐

出し口径 

配管側 

口径 

異径管 
の長さ 

125 

150 

 160 

300 

 350 

 250 

200 

 355 

 400 

 450 

250 

 560 

 450 

 630 

150 

200 

 250 

 500 

 800 

250 

 450 

 600 

1 250 

300 

 630 

400 

 450 

 250 

200 

250 

 250 

 500 

 450 

300 

 450 

 600 

 800 

350 

 630 

 700 

1 250 

400 

 800 

 800 

1 600 

250 

300 

 250 

500 

 600 

 450 

350 

 450 

 700 

 800 

400 

 630 

 800 

1 250 

450 

 800 

 900 

1 600 

500 

1 000 

1 000 

2 000 

 

 

 


19 

B 8322:2003  

 

附属書4(参考)遠心ポンプのデータシート 

 

この附属書は,遠心ポンプのデータシートについて参考として示すものであって,規定の一部ではない。 

備考 この附属書の内容は,ISO 9908:1993の附属書Aと同一である。 

 

1. 使用目的 附属書4表1に示すデータシートは,購入者は購入照会,注文又は契約手続きのため,供

給者は,応札及び製造のために,必要に応じて使用する。 

 

2. 使用方法  

2.1 

行番号 記入用及びタイプ用に多くのスペースを作るために,データシートを拡大したり,2ページ

に分割してよいが,いずれの場合でも行番号はこの標準データシートと一致させる。 

2.2 

記入のための説明  

a) 情報を必要とする場合は,当該欄にかけ印“×”を付ける。 

b)  印が付いた行には,照会用に購入者が記入する。 

c) 空白欄は,必要な情報を示すとともに,情報を挿入又は変更する欄を示す変更印のために用いること 

ができる。 

d) データシートに記入された情報を伝達するとき,次の例のようにその情報が記入された箇所を示す行 

番号/欄番号を用いる。 

 3欄用 

 

 

欄1 

 

欄2 

 

欄3 

 

20 

× 

 

× 

 

× 

 

20 

c 

 

 

 

例 行  20/2 

 

 

 

欄番号 

行番号 

 2欄用 

 

 

欄1 

 

欄2 

 

× 

 

× 

 

 

 

例 行   5/1 

 

 

 

欄番号 

行番号 

 1欄用 

 

 

欄1 

 

× 

 

 

 

例 行   7 

 

行番号 


20 

B 8322:2003  

 

e) 附属書4表1の用語の説明を,次に示す。 

 

行/欄 

用語 

説明 

1/1 
2/1 

プラント 

プラントの種類,場所,建物,その他の特徴 

1/2 

用途 

運転用途,例えば 
 ボイラ給水ポンプ 
 汚水ポンプ 
 消火ポンプ 
 循環ポンプ 
 還流ポンプ 
など 

2/2 

仕様クラス 

例えば,ISO 9908 

3/2 
4/2 

原動機 

直結でない場合は,“注”の下に情報を記載するこ
と。 

5/1 
6/1 

購入者 

会社名 

5/2 
6/2 

供給者 

会社名 

現地条件 

例えば,屋外,屋内据付,その他の環境条件 

8/1 

液体 

液体の公正な明示。液体が混合物の場合,“注”の下
にその成分を記載しなければならない。 

8/3 

定格/通常流量におけるNPSH 

NPSHを規定するときに異常な運転条件を考慮する
ことが必要かもしれない。 

9/1 

含有固形物 

粒の大きさ,流体における固形成分,液体に対する
質量百分率,粒の特徴(丸い,立方体,直方体),固
体の密度(kg/dm3)及び特殊な性質(例えば,固着団

塊する傾向)を“注”の下に記載しなければならな
い。 

10/1 

腐食 

腐食性液体の成分 

12/2 

入口の最大ゲージ圧力 

例えば,水位変動,システム等の変動などによる運
転中の入口の最大圧力。 

13/3 

定格羽根車直径における 
最大ポンプ入力 

定格羽根車直径,定格密度,粘度及び回転速度にお
ける必要最大ポンプ軸動力。 

14/3 

最大羽根車直径における 
最大ポンプ入力 

最大羽根車直径,定格密度,粘度及び回転速度にお
ける必要最大ポンプ軸動力。 

15/3 

定格原動機出力 

下記の項目を考慮して規定される。 
a) 用途及び運転方法 
b) 性能曲線図における運転点の位置 
c) 軸シールにおける摩擦損失 
d) メカニカルシールの循環流 
e) 潤滑剤の特性(粒度,密度,粘度) 

16/1 

危険 

例えば,可燃性,毒性,悪臭,腐食性,放射線 

16/2 

定格ヘッド曲線 最大/運転点 

据付けた羽根車直径における最大ヘッド 

20/2 

軸推力軽減方法 

例えば,軸スラスト軸受,バランスディスク/ドラム,
バランスホール,背面合わせ型羽根車 

21/2 

ラジアル軸受の形式,サイズ 

内部すき間を含める。 

22/2 

スラスト軸受の形式,サイズ 

内部すき間を含める。 

23/2 
 
 

潤滑剤 
供給方法 
 

潤滑剤の種類,例えば,油,グリースなど。 
例えば,油ポンプ,グリースポンプ,オイラ,グリ 
ースカップ,棒状ゲージなど。 


21 

B 8322:2003  

 

行/欄 

用語 

説明 

24/1 
 

羽根車形式 
 

羽根車の形式,例えば,クローズ,オープン,チャ
ンネルなど。 

24/2〜26/2 

軸シール 

関連規格中の仕様の表示を用いる。 

26/3 

設計圧力 

附属品(パイプ,クーラなど)に関連 

27/3 

試験圧力 

附属品(パイプ,クーラなど)に関連 

33/1 

ケーシング支持 

例えば,軸中心,底,軸受ブラケット 

34/1 

ケーシング分割 

軸に対して半径方向,軸方向 

35/3〜36/3 
 

原動機 
 

追加情報のために,別のデータシート又は,“注”の
下の余白を用いること。 

46/2〜47/2 

メカニカルシール,二次シール 

例えば,Oリング 

50〜52 
 

試験 
 

異なる試験を実施するための会社又は機関,製造業
者/供給者,適用規格(51),立会試験(52)の責任者
名 

 


23 

B 8322:2003  

 

附属書4表 1 遠心ポンプデータシート 

遠心ポンプデータシート 

1  プラント 

 用途 

 仕様クラス 

 

 

要求 

ポンプの形式,サイズ 

製造番号 

原動機 

項目番号 

 

数量 

横軸1) 

立軸1) 

種類 

形式,サイズ 

3 常用 

 

 

 

 

 

 

 

4 予備 

 

 

 

 

 

 

 

5 購入者:       引合番号:       日付: 

供給者:       見積番号:       日付: 

6            注文番号:       日付: 

           契約番号:       日付: 

7 現地条件 

 

 

 

運転条件 

 

8  

液体 

 

 

流量 

定格 

m3/h  

NPSH 
定格流量/運転点流量 

有効 

/  m 

9  

含有固形物 

%(質量)  

運転点/最大 

/  m3/h  

必要 

/  m 

10  

腐食 

  

必要最小/許容 

/  m3/h  

ポンプ定格回転速度 

min-1 10 

11  

懐食 

  

入口ゲージ圧力 

定格値 

MPa  

ポンプ入
力 

定格 

kW 11 

12  

運転温度 

℃  

最大値 

MPa  

運転点 

kW 12 

13  

運転温度における密度 

kg/dm3  

出口ゲージ圧力 

定格値 

MPa  

最大ポン
プ入力 

定格羽根車直径 

kW 13 

14  

運転温度における動粘度 

mm2/s  

最大値 

MPa  

最大羽根車直径 

kW 14 

15  

運転温度における飽和蒸気圧 

MPa  

差圧(定格流量) 

MPa  

定格原動機出力 

kW 15 

16  

危険 

 

 定格ヘッド曲線 最大/運転点 

/   m  

自吸水 

yes,no 

16 

 

構造上の特徴 

 

17  

基本設計圧力 

MPa  

全体 

ライナリング/プレート 

mm  

冷却(C),系列(S) 

C H S P 17 

18  

定格圧力 

ポンプ 

MPa/   ℃  

 

シャフトブシュ 

mm  

温度(H),並列(P) 

18 

19  

補機 

MPa/   ℃  

すき間 

バランスドラム 

mm  

ケーシング 

 

 

 

 

19 

20  

試験圧力 

MPa  

軸推力軽減方法 

 

 

軸受 

 

 

 

 

20 

21  

段数 

  

ラジアル軸受 

形式 

 

 

オイルクーラ 

 

 

 

 

21 

22  羽


 

定格直径/据付直径 

/   mm  

スラスト軸受 

サイズ 

 

 

シールチャンバ 

 

 

 

 

22 

23  

最大直径/最小直径 

/   mm  

潤滑剤/供給方法 

 

シール循環クーラ 

 

 

 

 

23 

24  

形式 

 

 

軸 

シール 

配置 

 

 

シートリング 

 

 

 

 

24 

25  

回転方向(軸端か ポンプ* 

時計回り/反時計回り  

製造者 

 

 

支持台 

 

 

 

 

25 

26  

らポンプを見て) 原動機** 

時計回り/反時計回り  

形式,サイズ 

 

 

設計圧力      MPa 

 

 

 

26 

附属書4表1 遠心ポンプデータシート(続き) 

27  

吸込 

サイズ 位置 

 

 

軸 

圧力限界 

MPa  

試験圧力      MPa 

 

 吸込/吐27 

2

3

 

B

 8

3

2

2

2

0

0

3

  

 

 

2

3

 

B

 8

3

2

2

2

0

0

3

  

 

 

 


24 

B 8322:2003  

 

28  

フランジ 

規格とフランジ面  

 

シール 

静圧 

MPa  





 

機能   液体 

l/h ℃ 出MPa 28 

29  

吐出 

 

 

動圧 

MPa  

 

 

 

 

 

29 

30  

フランジ 

サイズ 位置 

 

 

温度 

℃  

 

 

 

 

 

30 

31  

ベント,タップ 

 

 

シール 
配管 

配列 

  

 

 

 

 

 

31 

32  

ドレン,タップ 

 

 

供給者 

  

冷却 

 

 

 

 

32 

33  

ケーシング支持 

 

 

原動機,ケーシングを含めた全重量 

kg  

加熱 

 

 

 

 

33 

34  

ケーシング分割 

半径方向/軸方向 

 

ボリュート/ディフューザ 

単段/二重/多段 

 

電源       V 

単相 三相 Hz 34 

 

附属品 

 

35  軸


 

製造者 

 

 軸継手ガード供給者  

 

原動機 

供給者 

 

35 

36  

形式/サイズ 

 

 

ベース 
プレート

用途 

ポンプ/駆動装置/原動機 

 

組立者 

 

36 

37  

スペーサ面間 

mm  

形式 

フリー/グラウト/グラウト無 

 

補助パイプ供給者 

 

37 

38  

供給者 

 

 

供給者 

 

 

アンカーボルト供給者 

 

38 

 

材質 

 

39  

ケーシング 

 

 

軸スリーブ 

 

 

スタフィン
グボックス 

パッキン押さえ 

39 

40  

外部ボルト 

 

 

スロートブシュ 

 

 

パッキン 

 

40 

41  

ケーシングガスケット 

 

 







 

シールエンドプレート 

 

 

ランタンリング 

41 

42  

羽根車 

 

 

絞りブシュ 

 

 

軸継手 

ハブ/スペーサ 

42 

43  

ライナ 

羽根車 

 

 

 

ポンプ側 大気側 

 

軸継手部品 

 

43 

44  

リング 

ケーシング 

 

 

回転リング 

 

 

ガード 

 

44 

45  

ウエアプレート/ライニング 

 

 

固定リング 

 

 

ベースプレート 

 

45 

46  

主軸 

 

 

二次 
シール 

回転側 

 

 

塗装 

 

46 

47  

ケースブシュ 

 

 

固定側 

 

 

 

 

47 

48  

軸受ハウジングアダプタ 

 

 

ばね 

 

 

 

 

48 

49  

軸受ハウジング 

 

 

その他の金属部品  

 

 

 

49 

 

試験 

 

50  

試験 

材料 

水圧 

静水圧 

NPSH 

 

検査 

最終検査 

50 

51  

参考 

 

 

 

 

 

 

 

51 

52  

立会 

 

 

 

 

 

 

 

52 

 

書類 

 

53  

性能曲線番号 

計画 

 

 

図面 

据付寸法 

53 

54  

試験 

 

 

配管 

シール 

54 

55  

取扱説明書 

 

 

 

補助配管 

55 

56  

予備品リスト 

 

 

 

組立 

ポンプ 

56 

57  

 

 

 

 

軸シール 

57 

    

注1 1) あてはまらないならば削除のこと。                   備考1.   で示される行は引合時に購入者が記入すること。 
 2  * 原動機からポンプを見て。                        2. 蒸気圧と差圧を除いて,すべて圧力はゲージ圧である。 
 3  ** ポンプから原動機を見て。 

 

 

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図面番号