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B 8238:2020  

(1) 

目 次 

ページ 

1 適用範囲 1 

2 引用規格 1 

3 用語及び定義 2 

4 調整器の各部の名称 4 

5 種類 8 

6 性能 9 

6.1 単段式調整器(I類)  9 

6.2 単段式調整器(II類)  11 

6.3 自動切替式一体型調整器(I類)  11 

6.4 自動切替式一体型調整器(II類)  14 

6.5 自動切替式分離型調整器  15 

6.6 二段式一体型調整器(I類)  16 

6.7 二段式一体型調整器(II類)  18 

6.8 二段式一次用調整器  19 

6.9 二段式二次用調整器  20 

6.10 カップリングソケット及びコンセント式プラグの性能  20 

7 構造及び寸法 21 

7.1 調整器の構造  21 

7.2 調整器接続部の寸法  22 

7.3 接続部寸法の測定方法  22 

8 外観 23 

9 材料 23 

10 試験方法  24 

10.1 試験条件  24 

10.2 性能試験  24 

10.3 材料試験  45 

11 検査  46 

11.1 形式検査  46 

11.2 受渡検査  46 

12 表示  47 

13 取扱説明書  48 

附属書A(参考)調整器の調整圧力及び閉塞圧力  49 

附属書B(規定)碁盤目付着性試験  50 

附属書C(参考)容器接続金具  52 

附属書D(規定)呼び圧力10K及び呼び圧力20Kに規定する寸法に適合するフランジ  54 


 

B 8238:2020 目次 

(2) 

ページ 

附属書E(参考)調整器出口ユニオンの寸法例  57 

 


 

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(3) 

まえがき 

この規格は,産業標準化法第16条において準用する同法第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人

日本エルピーガス供給機器工業会(JLIA)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,産業標準原案を

添えて日本産業規格を改正すべきとの申出があり,日本産業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改

正した日本産業規格である。これによって,JIS B 8238:2012は改正され,この規格に置き換えられた。 

この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。 

この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意

を喚起する。経済産業大臣及び日本産業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実

用新案権に関わる確認について,責任はもたない。 

 

 


 

 

日本産業規格          JIS 

 

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LPガス用圧力調整器 

Pressure regulators for liquefied petroleum gas 

 

適用範囲 

この規格は,LPガス1)の減圧に用いる圧力調整器(以下,調整器という。)のうち,容量が30 kg/h以下

で,出口圧力を変更できないものについて規定する。 

注1) 液化石油ガスの保安の確保及び取引の適正化に関する法律(昭和42年12月28日法律第149号)

(以下,液石法という。)に基づく施行規則第12条(平成9年3月10日通商産業省令第11号)

に規定する“経済産業省令で定める液化石油ガスの規格”に掲げるガスをいう。 

 

引用規格 

次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの

引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。 

JIS B 0203 管用テーパねじ 

JIS B 0205-4 一般用メートルねじ−第4部:基準寸法 

JIS B 0209-2 一般用メートルねじ−公差−第2部:一般用おねじ及びめねじの許容限界寸法−中(は

めあい区分) 

JIS B 0253 管用テーパねじゲージ 

JIS B 1001 ボルト穴径及びざぐり径 

JIS B 1180 六角ボルト 

JIS B 2220 鋼製管フランジ 

JIS B 2239 鋳鉄製管フランジ 

JIS B 2301 ねじ込み式可鍛鋳鉄製管継手 

JIS B 7184 測定投影機 

JIS B 7505-1 アネロイド型圧力計−第1部:ブルドン管圧力計 

JIS B 7507 ノギス 

JIS B 7753 サンシャインカーボンアーク灯式の耐光性試験機及び耐候性試験機 

JIS B 8245 液化石油ガス容器用弁 

JIS C 0920 電気機械器具の外郭による保護等級(IPコード) 

JIS G 3522 ピアノ線 

JIS G 4303 ステンレス鋼棒 

JIS G 4304 熱間圧延ステンレス鋼板及び鋼帯 

JIS G 4305 冷間圧延ステンレス鋼板及び鋼帯 

JIS G 4314 ばね用ステンレス鋼線 


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JIS G 4401 炭素工具鋼鋼材 

JIS H 3100 銅及び銅合金の板及び条 

JIS H 3250 銅及び銅合金の棒 

JIS S 6050 プラスチック字消し 

JIS Z 1522 セロハン粘着テープ 

JIS Z 2371 塩水噴霧試験方法 

JIS Z 2381 大気暴露試験方法通則 

 

用語及び定義 

この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。 

3.1 

高圧部 

LPガス容器内の圧力が直接加わる部分。 

3.2 

中圧部 

調整器の種類ごとに,次のa)〜c) の部分。 

a) 自動切替式一体型調整器及び二段式一体型調整器において,一段目の減圧機構によって減圧された圧

力が加わる部分。 

b) 自動切替式分離型調整器及び二段式一次用調整器において,出口側圧力が加わる部分。 

c) 二段式二次用調整器において,入口側圧力が加わる部分。 

3.3 

低圧部 

単段式調整器,自動切替式一体型調整器,二段式一体型調整器及び二段式二次用調整器の出口側圧力が

加わる部分。 

3.4 

調整圧力 

調整器の出口側圧力のうち,ガスを供給している状態の圧力。 

なお,調整器の種類ごとの調整圧力は,附属書Aを参照。 

3.5 

閉塞圧力 

調整器の出口側圧力のうち,出口側からのガスの流出を止めたときの圧力。 

なお,調整器の種類ごとの閉塞圧力は,附属書Aを参照。 

3.6 

容量 

調整器の整圧能力を示すものであって,定められた入口側及び出口側の圧力範囲内において,整圧(減

圧・調整)することができる1時間当たりのLPガス質量。容量の単位は,キログラム毎時(kg/h)とする。 

3.7 

安全装置 

低圧部の圧力が規定圧力以上になったとき,低圧部のガスの一部を大気に放出して一定以下の圧力に保

つ機構。 


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3.8 

本体 

カバーと組み合わせて一対とし,ダイヤフラム,受圧板,安全弁,レバーなどの主要部品を収納すると

ともに減圧室を構成する部品。ボディ部ともいう(図1〜図6参照)。 

3.9 

通気口 

ダイヤフラムの大気側を常に大気圧に保つように設けた開口部。低圧部の通気口は,安全弁が作動した

ときにガス放出口となる。 

3.10 

性能曲線 

調整器の入口側の圧力ごとに,ガス流量を横軸に出口側圧力を縦軸にとって描いた調整器の整圧性能を

示す曲線。 

3.11 

基準出口圧力 

調整器の調整圧力のうち,基準となる出口圧力。 

3.12 

切替機構 

自動切替式調整器において,手動によって使用側と予備側とを切り替える機構。 

3.13 

使用側 

自動切替式調整器において,容器からの入口圧力が入口圧力範囲の下限値未満に低下するまで一定の出

口圧力を保持し,LPガスを供給する側。 

注記 切替機構によってLPガスを供給する側を使用側としている。 

3.14 

予備側 

自動切替式調整器において,使用側のLPガス容器だけで供給圧力が維持できなくなったとき,その不

足分に応じて自動的にガスを補給する側。 

3.15 

補給開始圧力 

自動切替式調整器において,予備側容器からガス補給が始まるときの使用側の入口圧力。 

3.16 

表示器 

自動切替式調整器において,予備側からLPガスを補給していることを赤で表示する部分。 

3.17 

カップリング接続 

図1 b)に示すソケットによる接続方法で,JIS B 8245の図1(ガス充てん口の寸法)の“充てん口がカ

ップリング式の場合”の充塡口と容易に,かつ,確実に接続及び切離しができる構造の入口側の接続方法。 

3.18 

コンセント接続 

図1 b)に示すコンセント式プラグによる接続方法で,ソケットをワンタッチで着脱できる出口側の接続


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方法。迅速継手式接続ともいう。 

3.19 

発信機能 

自動切替式調整器において,予備側からLPガスの補給を開始したことを宅内伝送装置を介してセンタ

ーに発信する機能。 

3.20 

POL 

JIS B 8245の附属書(容器取付部ねじ及び充てん口ねじ)の3.3(基準寸法)に規定する左ねじ。 

3.21 

使用期間 

保安確保機器ごとの使用可能期間。 

高性能化した調整器(I類)は製造年月から10年以内,I類以外(標準型)の調整器(II類)は製造年

月から7年以内。 

注記 液化石油ガス販売事業者の認定に係る保安確保機器の設置等の細目を定める告示(平成9年3

月13日通商産業省告示第121号)第5条第1項を参照。 

3.22 

交換期限 

製品に使用期間を表示するに当たり,有効期間の最終年月を示したもの。 

3.23 

異常臭気対策調整器 

異常臭気の流出を抑える目的で補給開始圧力を高くした自動切替式一体型調整器。 

3.24 

異常臭気 

LPガス着臭剤の濃度が一定値以上となったときに,ガスの燃焼時などに生じる通常より強いガス臭。

LPガス容器に残液がある状態で繰り返し充塡されることによって着臭剤の濃度が上昇する。 

3.25 

ダイヤフラム 

LPガスの圧力を調整するためのゴム製の膜。気密保持の機能ももつ。 

 

調整器の各部の名称 

調整器の各部の名称及び部品名を,図1〜図6に示す。 

 


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a) ねじ接続式 

 

 

b) カップリング接続式 

図1−単段式調整器の構造例及び各部の名称 

 


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注記 この図では,左入口が使用側,右入口が予備側の状態にあることを示している。 

 

図2−自動切替式一体型調整器の構造例及び各部の名称 

 

 

 

図3−自動切替式分離型調整器の構造例及び各部の名称 


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注記 ガス放出防止器はないものもある。 

 

図4−二段式一体型調整器の構造例及び各部の名称(バルク用) 

 

 

 

図5−二段式一次用調整器の構造例及び各部の名称 

 

 


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図6−二段式二次用調整器の構造例及び各部の名称 

 

種類 

調整器の種類は,表1又は表2のとおり区分する。 

 

表1−調整器の構造による区分 

区分 

内容 

参考図 

単段式 

LPガスを一段階で容器内圧から燃焼に適した圧力まで減圧する構造をもつ調
整器。単段減圧式ともいう。 

図1 

自動切替式一体型 

LPガスを二段階で容器内圧から燃焼に適した圧力まで減圧する調整器のう
ち,入口側接続部を二つもち,使用側のLPガス容器内の圧力が低下した場合
に,予備側のLPガス容器から自動的にガスを補給する構造をもつ調整器。 

図2 

自動切替式分離型 

LPガスを容器内圧から二段式二次用向けの圧力に減圧する調整器のうち,入
口接続部を二つもち,使用側のLPガス容器内の圧力が低下した場合に,予備
側のLPガス容器から自動的にガスを補給する構造をもつ調整器。二段式二次
用と組み合わせて使用する。自動切替式分離型一次用ともいう。 

図3 

二段式一体型 

LPガスを二段階で容器内圧から燃焼に適した圧力まで減圧する調整器。二段
減圧式一体型ともいう。 

図4 

二段式一次用 

LPガスを容器内圧から二段式二次用向けの圧力に減圧する調整器。二段式二
次用と組み合わせて使用する。二段減圧式分離型一次用ともいう。 

図5 

二段式二次用 

自動切替式分離型又は二段式一次用で減圧されたLPガスを,燃焼に適した圧
力まで減圧する調整器。二段減圧式分離型二次用ともいう。 

図6 

 


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表2−保安確保機器の種類による区分 

区分 

使用期間 

対象機器 

I類 

製造年月から10年以内 

容量10 kg/h以下の調整器のうち,単段式調整器,自動
切替式一体型調整器及び二段式一体型調整器 

II類  製造年月から7年以内 

容量30 kg/h以下の単段式調整器,自動切替式一体型調
整器,二段式一体型調整器,自動切替式分離型調整器,
二段式一次用調整器及び二段式二次用調整器 

注記 保安確保機器とは,液石法施行規則(平成9年通商産業省令第11号)の第46条に

定められた機器で,使用期間は液石法告示第121号に基づく使用可能期間。 

 

性能 

6.1 

単段式調整器(I類) 

単段式調整器(I類)の性能は,表3による。 

 

表3−単段式調整器(I類)の性能 

項目 

性能 

主な試験条件 

適用試験項目 

耐圧性 

漏れ又は使用上支障のある変形があっ
てはならない。 

耐圧性試験圧力 
 高圧部 2.60 MPa 
 低圧部 0.30 MPa 
試験時間 1分間以上 

10.2.1 

気密性 

漏れがあってはならない。 

気密性試験圧力 
 高圧部 1.56 MPa 
 低圧部 5.50 kPa 
試験時間 30秒間以上 

10.2.2 

耐静荷重性 

漏れがあってはならない。 

呼び径に応じた曲げモーメント 
  8A(1/4B) 35 N・m 
 10A(3/8B) 70 N・m 
 15A(1/2B) 105 N・m 
 POL 50 N・m 
試験時間 5分間 
曲げモーメントを与えた後,気密性試験 

10.2.3 

耐ねじ込み性 ねじ部に割れが発生してはならない。 

試験トルク値 
  8A(1/4B) 25 N・m 
 10A(3/8B) 45 N・m 
 15A(1/2B) 80 N・m 
 20A(3/4B) 100 N・m 
ヒートサイクル 
 −30 ℃〜80 ℃,1サイクル6時間で20サ
イクル 

10.2.4 

耐衝撃性 

漏れがあってはならない。 

入口側及び出口側を固定した調整器の上面,
側面及び下面の3方向に,質量1.5 kgの鉄球
を1 mの高さから落下させた後,気密性試験 

10.2.5 

耐久性 

a) 閉塞圧力 3.50 kPa以下 
b) 調整圧力 2.30 kPa〜3.30 kPa 
c) 漏れがあってはならない。 

入口側圧力 0.10 MPa 
ガス流量 表示容量 
弁の開閉反復回数 
 10回/min〜15回/minで18万回 
反復操作後,気密性試験及び整圧性試験 

10.2.6.1 

 


10 

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表3−単段式調整器(I類)の性能(続き) 

項目 

性能 

主な試験条件 

適用試験項目 

耐低温性 

a) 閉塞圧力 3.43 kPa以下 
b) 調整圧力 2.30 kPa〜3.30 kPa 

−25

02

− ℃で2時間保持後,入口側圧力0.15 

MPaのときの閉塞圧力及び21 L/hのガス流量
における調整圧力を測定 

10.2.7 

低温耐久性 

漏れがあってはならない。 

温度 −25

02

− ℃ 

時間 2時間 
入口側圧力 0.07 MPa 
弁の開閉回数 7 000回 
反復操作後,気密性試験 

10.2.8 

耐熱老化性 

漏れがあってはならない。 

80

20

+ ℃で960時間保持後,気密性試験 

10.2.9 

整圧性 

a) 閉塞圧力 3.33 kPa以下 
b) 調整圧力 2.35 kPa〜3.24 kPa 

入口側から表示圧力の上限値,下限値及びそ
の間の任意の2点の圧力をそれぞれ加えたと
きの,閉塞圧力並びに21 L/h,表示容量の50 %
及び100 %のガス流量における調整圧力をそ
れぞれ測定 

10.2.10 

安全装置作動 a) 作動開始圧力 5.60 kPa〜8.40 kPa 

b) 作動停止圧力 5.04 kPa〜8.40 kPa 

作動開始圧力は吹始め圧力を,また,作動停
止圧力は安全弁の作動が停止したときの圧
力を測定 

10.2.11 

防雨性(静的) 内部に水が入ってはならない。 

試料調整器に向けて,図21に示す位置に取
り付けた散水ノズルから,次の条件で散水 
 散水量(10±0.5)L/min 
 試験時間 5分間 

10.2.12 a) 

防雨性(動的) 整圧性及び安全装置作動の性能を満た

さなければならない。 

試料調整器に向けて,図21に示す位置に取
り付けた散水ノズルから,次の条件で散水 
 散水量(10±0.5)L/min 
 入口側圧力 下限値の100 %〜150 % 
 ガス流量 表示容量の70 %〜130 % 
 弁の開閉反復回数 10回/min〜15回/min 
 試験時間 5分間 
散水後,整圧性試験及び安全装置作動試験 
 ガス流量 表示容量の65 % 

10.2.12 b) 

塗膜付着性 

完全に剝がれないで残った碁盤目の数
が99個(非鉄金属の素地に電気めっき
を施したものは60個)以上でなければ
ならない。 

附属書Bの碁盤目付着性試験による。 
碁盤目 1 mm(塗膜厚さ50 μm以上は2 mm)

を100個 

テープ幅 18 mm(塗膜厚さ50 μm以上は24 

mm) 

10.2.13 

 


11 

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6.2 

単段式調整器(II類) 

単段式調整器(II類)の性能は,表4による。 

 

表4−単段式調整器(II類)の性能 

項目 

性能 

主な試験条件 

適用試験項目 

耐圧性 

漏れ又は使用上支障のある変形があっ
てはならない。 

耐圧性試験圧力 
 高圧部 2.60 MPa 
 低圧部 0.30 MPa 
試験時間 1分間以上 

10.2.1 

気密性 

漏れがあってはならない。 

気密性試験圧力 
 高圧部 1.56 MPa 
 低圧部 5.50 kPa 
試験時間 30秒間以上 

10.2.2 

耐衝撃性 

漏れがあってはならない。 

入口側及び出口側を固定した調整器の上面,
側面及び下面の3方向に,質量1.5 kgの鉄球
を1 mの高さから落下させた後,気密性試験 

10.2.5 

耐久性 

a) 閉塞圧力 3.50 kPa以下 
b) 調整圧力 2.30 kPa〜3.30 kPa 
c) 漏れがあってはならない。 

入口側圧力 0.10 MPa 
ガス流量 表示容量 
出口側に設けた止め弁の開閉反復回数 
 10回/min〜15回/minで6万回 
反復操作後,気密性試験及び整圧性試験 

10.2.6.2 

耐低温性 

a) 閉塞圧力 4.20 kPa以下 
b) 調整圧力 2.30 kPa〜3.80 kPa 

−25

02

− ℃で2時間保持後,入口側圧力0.15 

MPaのときの閉塞圧力及び表示容量の5 %の
ガス流量における調整圧力を測定 

10.2.7 

整圧性 

a) 閉塞圧力 3.50 kPa以下 
b) 調整圧力 2.30 kPa〜3.30 kPa 

入口側から表示圧力の上限値,下限値及びそ
の間の任意の2点の圧力をそれぞれ加えたと
きの,閉塞圧力並びに表示容量の5 %,50 %
及び100 %のガス流量における調整圧力をそ
れぞれ測定 

10.2.10 

安全装置作動 a) 作動開始圧力 5.60 kPa〜8.40 kPa 

b) 作動停止圧力 5.04 kPa〜8.40 kPa 

作動開始圧力は吹始め圧力を,また,作動停
止圧力は安全弁の作動が停止したときの圧
力を測定 

10.2.11 

防雨性(静的) 内部に水が入ってはならない。 

試料調整器に向けて,図21に示す位置に取
り付けた散水ノズルから,次の条件で散水 
 散水量(10±0.5)L/min 
 試験時間 5分間 

10.2.12 a) 

 

6.3 

自動切替式一体型調整器(I類) 

自動切替式一体型調整器(I類)の性能は,表5による。 

 


12 

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表5−自動切替式一体型調整器(I類)の性能 

項目 

性能 

主な試験条件 

適用試験項目 

耐圧性 

漏れ又は使用上支障のある変形があっ
てはならない。 

耐圧性試験圧力 
 高圧部 2.60 MPa 
 中圧部 0.80 MPa 
 低圧部 0.30 MPa 
試験時間 1分間以上 

10.2.1 

気密性 

漏れがあってはならない。 

気密性試験圧力 
 高圧部 1.56 MPa 
 中圧部 0.15 MPa(0.225 MPa)a) 
 低圧部 5.50 kPa 
試験時間 30秒間以上 

10.2.2 

耐静荷重性 

漏れがあってはならない。 

呼び径に応じた曲げモーメント 
  8A(1/4B) 35 N・m 
 10A(3/8B) 70 N・m 
 15A(1/2B) 105 N・m 
 POL 50 N・m 
試験時間 5分間 
曲げモーメントを与えた後,気密性試験 

10.2.3 

耐ねじ込み性 ねじ部に割れが発生してはならない。 

試験トルク値 
  8A(1/4B) 25 N・m 
 10A(3/8B) 45 N・m 
 15A(1/2B) 80 N・m 
 20A(3/4B) 100 N・m 
ヒートサイクル 
 −30 ℃〜80 ℃,1サイクル6時間で20サ
イクル 

10.2.4 

耐衝撃性 

漏れがあってはならない。 

入口側及び出口側を固定した調整器のそれ
ぞれの本体に,質量1.5 kgの鉄球を1 mの高
さから落下させた後,気密性試験 

10.2.5 

耐久性 

a) 閉塞圧力 3.50 kPa以下 
b) 調整圧力 2.55 kPa〜3.30 kPa 
c) 漏れ又は使用上支障のある異常が

あってはならない。 

入口側圧力 0.10 MPa(0.15 MPa)a) 
ガス流量 表示容量 
弁の開閉反復回数 
 10回/min〜15回/minで,片側9万回ずつ 
反復操作後,気密性試験及び整圧性試験 

10.2.6.1 

耐低温性 

a) 閉塞圧力 3.43 kPa以下 
b) 調整圧力 2.55 kPa〜3.30 kPa 

−25

02

− ℃で2時間保持後,入口側圧力0.15 

MPaのときの閉塞圧力及び21 L/hのガス流量
における調整圧力を測定 

10.2.7 

低温耐久性 

漏れがあってはならない。 

温度 −25

02

− ℃ 

時間 2時間 
入口側圧力 0.10 MPa(0.15 MPa)a) 
弁の開閉回数 7 000回 
反復操作後,気密性試験 

10.2.8 

耐熱老化性 

漏れがあってはならない。 

80

20

+ ℃で960時間保持後,気密性試験 

10.2.9 

整圧性 

a) 閉塞圧力 3.33 kPa以下 
b) 調整圧力 2.60 kPa〜3.24 kPa 

入口側から表示圧力の上限値,下限値をそれ
ぞれ加えたときの,閉塞圧力並びに21 L/h,
表示容量の50 %及び100 %のガス流量におけ
る調整圧力をそれぞれ測定 

10.2.10 

安全装置作動 a) 作動開始圧力 5.60 kPa〜8.40 kPa 

b) 作動停止圧力 5.04 kPa〜8.40 kPa 

作動開始圧力は吹始め圧力を,また,作動停
止圧力は安全弁の作動が停止したときの圧
力を測定 

10.2.11 


13 

B 8238:2020  

 

表5−自動切替式一体型調整器(I類)の性能(続き) 

項目 

性能 

主な試験条件 

適用試験項目 

防雨性(静的) 内部に水が入ってはならない。 

試料調整器に向けて,図21に示す位置に取
り付けた散水ノズルから,次の条件で散水 
 散水量(10±0.5)L/min 
 試験時間 5分間 

10.2.12 a) 

防雨性(動的) 整圧性及び安全装置作動の性能を満た

さなければならない。 

試料調整器に向けて,図21に示す位置に取
り付けた散水ノズルから,次の条件で散水 
 散水量(10±0.5)L/min 
 入口側圧力 下限値の100 %〜150 % 
 ガス流量 表示容量の70 %〜130 % 
 弁の開閉反復回数 10回/min〜15回/min 
 試験時間 5分間 
散水後,整圧性試験及び安全装置作動試験 
 ガス流量 表示容量の65 % 

10.2.12 b) 

塗膜付着性 

完全に剝がれないで残った碁盤目の数
が99個(非鉄金属の素地に電気めっき
を施したものは60個)以上でなければ
ならない。 

附属書Bの碁盤目付着性試験による。 
碁盤目 1 mm(塗膜厚さ50 μm以上は2 mm)

を100個 

テープ幅 18 mm(塗膜厚さ50 μm以上は24 

mm) 

10.2.13 

補給開始圧力 a) 予備側からガスの流通があっては

ならない。 

b) 異常臭気対策調整器については,

0.07 MPa以上で予備側からガスの
流通を開始しなければならない。 

c) 切替機構が安定しなければならな

い。 

使用側圧力 0.10 MPa(0.15 MPa)a) 
予備側圧力 0.10 MPa(0.15 MPa)a)及び1.56 

MPa 

ガス流量 表示容量 

10.2.14 

表示機構の指
示 

a) 使用側からのガスの供給を停止

し,予備側からガスの補給が始ま
ったとき,表示が赤でなければな
らない(発信機能付では,補給開
始時に接点がONにならなければ
ならない。)。 

b) 使用側からのガスの供給のとき,

表示が赤であってはならない。 

a) 試験用ガスを流した状態で使用側を停止 
b) 使用側に0.10 MPa(0.15 MPa)a)の試験用

ガスを流した状態で予備側を停止 

10.2.15 

逆止弁の性能 a) 使用側からのガス流出量が5 L/h

以下でなければならない。 

b) 逆止弁の出入口に圧力差がないと

き,イソオクタン液流出量が20 
mL/min以上でなければならない。 

a) 使用側圧力 大気圧 
 

予備側圧力 0.10 MPa(0.15 MPa)a)及び

1.56 MPa 

 

ガス流量 表示容量 

b) 逆止弁出口側からイソオクタン液を注入

し,入口側から流出 

 

入口側 大気開放 

10.2.16 

逆止弁の復帰 表示機構の表示が赤であってはならな

い。 

予備側圧力 0.10 MPa(0.15 MPa)a) 
ガス流量 表示容量の50 % 
逆止弁作動後,使用側圧力 0.10 MPa(0.15 
MPa)a) 

10.2.17 

逆止弁の耐久
性 

逆止弁が正常に作動しなければならな
い。 

入口側圧力 下限値の100 %〜150 % 
ガス流量 表示容量以下 
毎分5回以上,1 000回 
反復操作後,逆止弁の性能試験及び復帰試験 

10.2.18 


14 

B 8238:2020  

 

表5−自動切替式一体型調整器(I類)の性能(続き) 

逆止弁の性能は,逆止弁を内蔵する調整器に限る。 

注a) 主な試験条件における( )内の数値は,異常臭気対策調整器の場合に用いる基準値。 

 

6.4 

自動切替式一体型調整器(II類) 

自動切替式一体型調整器(II類)の性能は,表6による。 

 

表6−自動切替式一体型調整器(II類)の性能 

項目 

性能 

主な試験条件 

適用試験項目 

耐圧性 

漏れ又は使用上支障のある変形があっ
てはならない。 

耐圧性試験圧力 
 高圧部 2.60 MPa 
 中圧部 0.80 MPa 
 低圧部 0.30 MPa 
試験時間 1分間以上 

10.2.1 

気密性 

漏れがあってはならない。 

気密性試験圧力 
 高圧部 1.56 MPa 
 中圧部 0.15 MPa(0.225 MPa)a) 
 低圧部 5.50 kPa 
試験時間 30秒間以上 

10.2.2 

耐衝撃性 

漏れがあってはならない。 

入口側及び出口側を固定した調整器のそれ
ぞれの本体に,質量1.5 kgの鉄球を1 mの高
さから落下させた後,気密性試験 

10.2.5 

耐久性 

a) 閉塞圧力 3.50 kPa以下 
b) 調整圧力 2.55 kPa〜3.30 kPa 
c) 漏れがあってはならない。 

入口側圧力 0.10 MPa(0.15 MPa)a) 
ガス流量 表示容量 
弁の開閉反復回数 
 10回/min〜15回/minで片側3万回ずつ 
反復操作後,気密性試験及び整圧性試験 

10.2.6.2 

耐低温性 

a) 閉塞圧力 4.20 kPa以下 
b) 調整圧力 2.55 kPa〜3.80 kPa 

−25

02

− ℃で2時間保持後,入口側圧力0.15 

MPaのときの閉塞圧力及び表示容量の5 %の
ガス流量における調整圧力を測定 

10.2.7 

整圧性 

a) 閉塞圧力 3.50 kPa以下 
b) 調整圧力 2.55 kPa〜3.30 kPa 

入口側から表示圧力の上限値,下限値をそれ
ぞれ加えたときの,閉塞圧力並びに表示容量
の5 %,50 %及び100 %のガス流量における
調整圧力をそれぞれ測定 

10.2.10 

安全装置作動 a) 作動開始圧力 5.60 kPa〜8.40 kPa 

b) 作動停止圧力 5.04 kPa〜8.40 kPa 

作動開始圧力は吹始め圧力を,また,作動停
止圧力は安全弁の作動が停止したときの圧
力を測定 

10.2.11 

防雨性(静的) 内部に水が入ってはならない。 

試料調整器に向けて,図21に示す位置に取
り付けた散水ノズルから,次の条件で散水 
 散水量(10±0.5)L/min 
 試験時間 5分間 

10.2.12 a) 

補給開始圧力 a) 予備側からガスの流通があっては

ならない。 

b) 異常臭気対策調整器については,

0.07 MPa以上で予備側からガスの
流通を開始しなければならない。 

c) 切替機構が安定しなければならな

い。 

使用側圧力 0.10 MPa(0.15 MPa)a) 
予備側圧力 0.10 MPa(0.15 MPa)a)及び1.56 

MPa 

ガス流量 表示容量 

10.2.14 

 


15 

B 8238:2020  

 

表6−自動切替式一体型調整器(II類)の性能(続き) 

項目 

性能 

主な試験条件 

適用試験項目 

表示機構の指
示 

a) 使用側からのガスの供給を停止

し,予備側からガスの補給が始ま
ったとき,表示が赤でなければな
らない(発信機能付では,補給開
始時に接点がONにならなければ
ならない。)。 

b) 使用側からのガスの供給のとき,

表示が赤であってはならない。 

a) 試験用ガスを流した状態で使用側を停止 
b) 使用側に0.10 MPa(0.15 MPa)a)の試験用

ガスを流した状態で予備側を停止 

10.2.15 

逆止弁の性能 a) 使用側からのガス流出量が5 L/h

以下でなければならない。 

b) 逆止弁の出入口に圧力差がないと

き,イソオクタン液流出量が20 
mL/min以上でなければならない。 

a) 使用側圧力 大気圧 
 

予備側圧力 0.10 MPa(0.15 MPa)a)及び

1.56 MPa 

 

ガス流量 表示容量 

b) 逆止弁出口側からイソオクタン液を注入

し,入口側から流出 

 

入口側 大気開放 

10.2.16 

逆止弁の復帰 表示機構の表示が赤であってはならな

い。 

予備側圧力 0.10 MPa(0.15 MPa)a) 
ガス流量 表示容量の50 % 
逆止弁作動後,使用側圧力 0.10 MPa(0.15 
MPa)a) 

10.2.17 

逆止弁の耐久
性 

逆止弁が正常に作動しなければならな
い。 

入口側圧力 下限値の100 %〜150 % 
ガス流量 表示容量以下 
毎分5回以上,1 000回 
反復操作後,逆止弁の性能試験及び復帰試験 

10.2.18 

逆止弁の性能は,逆止弁を内蔵する調整器に限る。 

注a) 主な試験条件における( )内の数値は,異常臭気対策調整器の場合に用いる基準値。 

 

6.5 

自動切替式分離型調整器 

自動切替式分離型調整器の性能は,表7による。 

 

表7−自動切替式分離型調整器の性能 

項目 

性能 

主な試験条件 

適用試験項目 

耐圧性 

漏れ又は使用上支障のある変形があっ
てはならない。 

耐圧性試験圧力 
 高圧部 2.60 MPa 
 中圧部 0.80 MPa 
試験時間 1分間以上 

10.2.1 

気密性 

漏れがあってはならない。 

気密性試験圧力 
 高圧部 1.56 MPa 
 中圧部 0.15 MPa 
試験時間 30秒間以上 

10.2.2 

耐衝撃性 

漏れがあってはならない。 

入口側及び出口側を固定した調整器の本体
に,質量1.5 kgの鉄球を1 mの高さから落下
させた後,気密性試験 

10.2.5 

耐久性 

a) 閉塞圧力 0.095 MPa以下 
b) 調整圧力 0.032 MPa〜0.083 MPa 
c) 漏れがあってはならない。 

入口側圧力 0.10 MPa 
ガス流量 表示容量 
弁の開閉反復回数 
 10回/min〜15回/minで,片側3万回ずつ 
反復操作後,気密性試験及び整圧性試験 

10.2.6.2 

 


16 

B 8238:2020  

 

表7−自動切替式分離型調整器の性能(続き) 

項目 

性能 

主な試験条件 

適用試験項目 

耐低温性 

a) 閉塞圧力 0.095 MPa以下 
b) 調整圧力 0.032 MPa〜0.083 MPa 

−25

02

− ℃で2時間保持後,入口側圧力0.15 

MPaのときの閉塞圧力及び表示容量の5 %の
ガス流量における調整圧力を測定 

10.2.7 

整圧性 

a) 閉塞圧力 0.095 MPa以下 
b) 調整圧力 0.032 MPa〜0.083 MPa 

入口側から表示圧力の上限値,下限値及びそ
の間の任意の2点の圧力をそれぞれ加えたと
きの,閉塞圧力並びに表示容量の5 %,50 %
及び100 %のガス流量における調整圧力をそ
れぞれ測定 

10.2.10 

防雨性(静的) 内部に水が入ってはならない。 

試料調整器に向けて,図21に示す位置に取
り付けた散水ノズルから,次の条件で散水 
 散水量(10±0.5)L/min 
 試験時間 5分間 

10.2.12 a) 

補給開始圧力 a) 予備側からガスの流通があっては

ならない。 

b) 切替機構が安定しなければならな

い。 

使用側圧力 0.10 MPa 
予備側圧力 0.10 MPa及び1.56 MPa 
ガス流量 表示容量 

10.2.14 

表示機構の指
示 

a) 使用側からのガスの供給を停止

し,予備側からガスの補給が始ま
ったとき,表示が赤でなければな
らない(発信機能付では,補給開
始時に接点がONにならなければ
ならない。)。 

b) 使用側からのガスの供給のとき,

表示が赤であってはならない。 

a) 試験用ガスを流した状態で使用側を停止 
b) 使用側に入口圧力範囲の下限値の試験用

ガスを流した状態で予備側を停止 

10.2.15 

逆止弁の性能 a) 使用側からのガス流出量が5 L/h

以下でなければならない。 

b) 逆止弁の出入口に圧力差がないと

き,イソオクタン液流出量が20 
mL/min以上でなければならない。 

a) 使用側圧力 大気圧 
 

予備側圧力 0.10 MPa及び1.56 MPa 

 

ガス流量 表示容量 

b) 出口側からイソオクタン液を注入し,入

口側から流出 

 

入口側 大気開放 

10.2.16 

逆止弁の復帰 表示機構の表示が赤であってはならな

い。 

予備側圧力 0.10 MPa 
ガス流量 表示容量の50 % 
逆止弁作動後,使用側圧力 0.10 MPa 

10.2.17 

逆止弁の耐久
性 

逆止弁が正常に作動しなければならな
い。 

入口側圧力 下限値の100 %〜150 % 
ガス流量 表示容量以下 
毎分5回以上,1 000回 
反復操作後,逆止弁の性能試験及び復帰試験 

10.2.18 

 

6.6 

二段式一体型調整器(I類) 

二段式一体型調整器(I類)の性能は,表8による。 

 


17 

B 8238:2020  

 

表8−二段式一体型調整器(I類)の性能 

項目 

性能 

主な試験条件 

適用試験項目 

耐圧性 

漏れ又は使用上支障のある変形があっ
てはならない。 

耐圧性試験圧力 
 高圧部 2.60 MPa 
 中圧部 0.80 MPa 
 低圧部 0.30 MPa 
試験時間 1分間以上 

10.2.1 

気密性 

漏れがあってはならない。 

気密性試験圧力 
 高圧部 1.56 MPa 
 中圧部 0.15 MPa 
 低圧部 5.50 kPa 
試験時間 30秒間以上 

10.2.2 

耐静荷重性 

漏れがあってはならない。 

呼び径に応じた曲げモーメント 
  8A(1/4B) 35 N・m 
 10A(3/8B) 70 N・m 
 15A(1/2B) 105 N・m 
 POL 50 N・m 
試験時間 5分間 
曲げモーメントを与えた後,気密性試験 

10.2.3 

耐ねじ込み性 ねじ部に割れが発生してはならない。 

試験トルク値 
  8A(1/4B) 25 N・m 
 10A(3/8B) 45 N・m 
 15A(1/2B) 80 N・m 
 20A(3/4B) 100 N・m 
ヒートサイクル 
 −30 ℃〜80 ℃,1サイクル6時間で20サ
イクル 

10.2.4 

耐衝撃性 

漏れがあってはならない。 

入口側及び出口側を固定した調整器のそれ
ぞれの本体に,質量1.5 kgの鉄球を1 mの高
さから落下させた後,気密性試験 

10.2.5 

耐久性 

a) 閉塞圧力 3.50 kPa以下 
b) 調整圧力 2.55 kPa〜3.30 kPa 
c) 漏れがあってはならない。 

入口側圧力 0.10 MPa 
ガス流量 表示容量 
出口側に設けた止め弁の開閉反復回数 
 10〜15回/minで,18万回 
反復操作後,気密性試験及び整圧性試験 

10.2.6.1 

耐低温性 

a) 閉塞圧力 3.43 kPa以下 
b) 調整圧力 2.55 kPa〜3.30 kPa 

−25

02

− ℃以下で2時間保持後,入口側圧力

0.15 MPaのときの閉塞圧力及び21 L/hのガス
流量における調整圧力を測定 

10.2.7 

低温耐久性 

漏れがあってはならない。 

温度 −25

02

− ℃ 

時間 2時間 
入口側圧力 0.07 MPa 
弁の開閉回数 7 000回 
反復操作後,気密性試験 

10.2.8 

耐熱老化性 

漏れがあってはならない。 

80

20

+ ℃で960時間保持後,気密性試験 

10.2.9 

整圧性 

a) 閉塞圧力 3.33 kPa以下 
b) 調整圧力 2.60 kPa〜3.24 kPa 

入口側から表示圧力の上限値,下限値及びそ
の間の任意の2点の圧力をそれぞれ加えたと
きの,閉塞圧力並びに21 L/h,表示容量の50 %
及び100 %のガス流量における調整圧力をそ
れぞれ測定 

10.2.10 

 


18 

B 8238:2020  

 

表8−二段式一体型調整器(I類)の性能(続き) 

項目 

性能 

主な試験条件 

適用試験項目 

安全装置作動 a) 作動開始圧力 5.60 kPa〜8.40 kPa 

b) 作動停止圧力 5.04 kPa〜8.40 kPa 

作動開始圧力は吹始め圧力を,また,作動停
止圧力は安全弁の作動が停止したときの圧
力を測定 

10.2.11 

防雨性(静的) 内部に水が入ってはならない。 

試料調整器に向けて,図21に示す位置に取
り付けた散水ノズルから,次の条件で散水 
 散水量(10±0.5)L/min 
 試験時間 5分間 

10.2.12 a) 

防雨性(動的) 整圧性及び安全装置作動の性能を満た

さなければならない。 

試料調整器に向けて,図21に示す位置に取
り付けた散水ノズルから,次の条件で散水 
 散水量(10±0.5)L/min 
 入口側圧力 下限値の100 %〜150 % 
 ガス流量 表示容量の70 %〜130 % 
 弁の開閉反復回数 10回/min〜15回/min 
 試験時間 5分間 
散水後,整圧性試験及び安全装置作動試験 
 ガス流量 表示容量の65 % 

10.2.12 b) 

塗膜付着性 

完全に剝がれないで残った碁盤目の数
が99個(非鉄金属の素地に電気めっき
を施したものは60個)以上でなければ
ならない。 

附属書Bの碁盤目付着性試験による。 
碁盤目 1 mm(塗膜厚さ50 μm以上は2 mm)

を100個 

テープ幅 18 mm(塗膜厚さ50 μm以上は24 

mm) 

10.2.13 

 

6.7 

二段式一体型調整器(II類) 

二段式一体型調整器(II類)の性能は,表9による。 

 

表9−二段式一体型調整器(II類)の性能 

項目 

性能 

主な試験条件 

適用試験項目 

耐圧性 

漏れ又は使用上支障のある変形があっ
てはならない。 

耐圧性試験圧力 
 高圧部 2.60 MPa 
 中圧部 0.80 MPa 
 低圧部 0.30 MPa 
試験時間 1分間以上 

10.2.1 

気密性 

漏れがあってはならない。 

気密性試験圧力 
 高圧部 1.56 MPa 
 中圧部 0.15 MPa 
 低圧部 5.50 kPa 
試験時間 30秒間以上 

10.2.2 

耐衝撃性 

漏れがあってはならない。 

入口側及び出口側を固定した調整器のそれ
ぞれの本体に,質量1.5 kgの鉄球を1 mの高
さから落下させた後,気密性試験 

10.2.5 

耐久性 

a) 閉塞圧力 3.50 kPa以下 
b) 調整圧力 2.55 kPa〜3.30 kPa 
c) 漏れがあってはならない。 

入口側圧力 0.10 MPa 
ガス流量 表示容量 
止め弁の開閉反復回数 
 10回/min〜15回/minで,6万回 
反復操作後,気密性試験及び整圧性試験 

10.2.6.2 

耐低温性 

a) 閉塞圧力 4.20 kPa以下 
b) 調整圧力 2.55 kPa〜3.80 kPa 

−25

02

− ℃で2時間保持後,入口側圧力0.15 

MPaのときの閉塞圧力及び表示容量の5 %の
ガス流量における調整圧力を測定 

10.2.7 


19 

B 8238:2020  

 

表9−二段式一体型調整器(II類)の性能(続き) 

項目 

性能 

主な試験条件 

適用試験項目 

整圧性 

a) 閉塞圧力 3.50 kPa以下 
b) 調整圧力 2.55 kPa〜3.30 kPa 

入口側から表示圧力の上限値,下限値及びそ
の間の任意の2点の圧力をそれぞれ加えたと
きの,閉塞圧力並びに表示容量の5 %,50 %
及び100 %のガス流量における調整圧力をそ
れぞれ測定 

10.2.10 

安全装置作動 a) 作動開始圧力 5.60 kPa〜8.40 kPa 

b) 作動停止圧力 5.04 kPa〜8.40 kPa 

作動開始圧力は吹始め圧力を,また,作動停
止圧力は安全弁の作動が停止したときの圧
力を測定 

10.2.11 

防雨性(静的) 内部に水が入ってはならない。 

試料調整器に向けて,図21に示す位置に取
り付けた散水ノズルから,次の条件で散水 
 散水量(10±0.5)L/min 
 試験時間 5分間 

10.2.12 a) 

 

6.8 

二段式一次用調整器 

二段式一次用調整器の性能は,表10による。 

 

表10−二段式一次用調整器の性能 

項目 

性能 

主な試験条件 

適用試験項目 

耐圧性 

漏れ又は使用上支障のある変形があっ
てはならない。 

耐圧性試験圧力 
 高圧部 2.60 MPa 
 中圧部 0.80 MPa 
試験時間 1分間以上 

10.2.1 

気密性 

漏れがあってはならない。 

気密性試験圧力 
 高圧部 1.56 MPa 
 中圧部 0.15 MPa 
試験時間 30秒間以上 

10.2.2 

耐衝撃性 

漏れがあってはならない。 

入口側及び出口側を固定した調整器の本体
に,質量1.5 kgの鉄球を1 mの高さから落下
させた後,気密性試験 

10.2.5 

耐久性 

a) 閉塞圧力 0.095 MPa以下 
b) 調整圧力 0.057 MPa〜0.083 MPa 
c) 漏れがあってはならない。 

入口側圧力 0.10 MPa 
ガス流量 表示容量 
弁の開閉反復回数 
 10回/min〜15回/minで,6万回反復操作後,
気密性試験及び整圧性試験 

10.2.6.2 

耐低温性 

a) 閉塞圧力 0.095 MPa以下 
b) 調整圧力 0.057 MPa〜0.083 MPa 

−25

02

− ℃で2時間保持後,入口側圧力0.15 

MPaのときの閉塞圧力及び表示容量の5 %の
ガス流量における調整圧力を測定 

10.2.7 

整圧性 

a) 閉塞圧力 0.095 MPa以下 
b) 調整圧力 0.057 MPa〜0.083 MPa 

入口側から表示圧力の上限値,下限値及びそ
の間の任意の2点の圧力をそれぞれ加えたと
きの,閉塞圧力並びに表示容量の5 %,50 %
及び100 %のガス流量における調整圧力をそ
れぞれ測定 

10.2.10 

防雨性(静的) 内部に水が入ってはならない。 

試料調整器に向けて,図21に示す位置に取
り付けた散水ノズルから,次の条件で散水 
 散水量(10±0.5)L/min 
 試験時間 5分間 

10.2.12 a) 

 


20 

B 8238:2020  

 

6.9 

二段式二次用調整器 

二段式二次用調整器の性能は,表11による。 

 

表11−二段式二次用調整器の性能 

項目 

性能 

主な試験条件 

適用試験項目 

耐圧性 

漏れ又は使用上支障のある変形があっ
てはならない。 

耐圧性試験圧力 
 中圧部 0.80 MPa 
 低圧部 0.30 MPa 
試験時間 1分間以上 

10.2.1 

気密性 

漏れがあってはならない。 

気密性試験圧力 
 中圧部 0.15 MPa 
 低圧部 5.50 kPa 
試験時間 30秒間以上 

10.2.2 

耐衝撃性 

漏れがあってはならない。 

入口側及び出口側を固定した調整器の本体
に,質量1.5 kgの鉄球を1 mの高さから落下
させた後,気密性試験 

10.2.5 

耐久性 

a) 閉塞圧力 3.50 kPa以下 
b) 調整圧力 2.30 kPa〜3.30 kPa 
c) 漏れがあってはならない。 

入口側圧力 0.10 MPa 
ガス流量 表示容量 
出口側に設けた止め弁の開閉反復回数 
 10回/min〜15回/minで,6万回 
反復操作後,気密性試験及び整圧性試験 

10.2.6.2 

耐低温性 

a) 閉塞圧力 4.20 kPa以下 
b) 調整圧力 2.30 kPa〜3.80 kPa 

−25

02

− ℃で2時間保持後,入口圧力0.07 MPa

のときの閉塞圧力及び表示容量の5 %のガス
流量における調整圧力を測定 

10.2.7 

整圧性 

a) 閉塞圧力 3.50 kPa以下 
b) 調整圧力 2.30 kPa〜3.30 kPa 

入口側から表示圧力の上限値,下限値及びそ
の間の任意の2点の圧力をそれぞれ加えたと
きの,閉塞圧力並びに表示容量の5 %,50 %
及び100 %のガス流量における調整圧力をそ
れぞれ測定 

10.2.10 

安全装置作動 a) 作動開始圧力 5.60 kPa〜8.40 kPa 

b) 作動停止圧力 5.04 kPa〜8.40 kPa 

作動開始圧力は吹始め圧力を,また,作動停
止圧力は安全弁の作動が停止したときの圧
力を測定 

10.2.11 

防雨性(静的) 内部に水が入ってはならない。 

試料調整器に向けて,図21に示す位置に取
り付けた散水ノズルから,次の条件で散水 
 散水量(10±0.5)L/min 
 試験時間 5分間 

10.2.12 a) 

 

6.10 カップリングソケット及びコンセント式プラグの性能 

6.10.1 カップリングソケットの性能 

カップリングソケットの性能は,表12による。 

 


21 

B 8238:2020  

 

表12−カップリングソケットの性能 

項目 

性能 

主な試験条件 

適用試験項目 

着脱操作性 

容易に,かつ,確実に接続及び切離し
ができなければならない。 

入口側圧力 1.56 MPa 

10.2.19 

着脱時の気密
性 

着脱時の漏れ量の総量が,気体状態で 
1 L以下。 

入口側圧力 1.56 MPa 
着脱回数 10回/min 

10.2.20 

耐久性 

漏れ及び各部に異常があってはならな
い。 

入口側圧力 1.56 MPa 
着脱回数 1 000回 
反復操作後,気密性試験 

10.2.21 

接続部の引張
強さ 

漏れ及び各部に異常があってはならな
い。 

引張力 1 kN 
時間 5分間 
引張後,気密性試験 

10.2.22 

注記 カップリングソケットの性能試験は,カップリング接続部をもつ調整器に限り行う。 

 

6.10.2 コンセント式プラグの性能 

コンセント式プラグの性能は,表13による。 

 

表13−コンセント式プラグの性能 

項目 

性能 

主な試験条件 

適用試験項目 

過流出安全機
構の作動 

a) ガスの通路が閉じなければならな

い。 

b) ガス通路が閉じた後の漏れ量が5 

L/h以下。 

入口側圧力 0.07 MPa及び1.56 MPa 
出口側 開放 

10.2.23 

過流出安全機
構の復帰 

過流出安全機構の作動状態が解除され
なければならない。 

過流出安全機構作動後にソケットを脱着 

10.2.24 

過流出安全機
構の耐久性 

a) 過流出安全機構が正常に作動しな

ければならない。 

b) 過流出安全機構の復帰が正常に行

えなければならない。 

入口側圧力 0.07 MPa 
過流出安全機構作動回数 1 000回 
反復操作後,過流出安全機構の作動試験及び
復帰試験 

10.2.25 

注記 コンセント式プラグの性能試験は,コンセント接続部をもつ調整器に限り行う。 

 

構造及び寸法 

7.1 

調整器の構造 

調整器の構造は,次による。 

a) 調整圧力を,容易に変更できない構造でなければならない。 

b) 弁体スライド部及びノズル先端部に切粉,ごみなどが付着しないようにストレーナを内蔵していなけ

ればならない。 

c) POLのOリング及び角リングは,摩耗又は破損が生じた場合,容易に交換できる構造でなければなら

ない。 

d) 通気口は,ごみなどによって容易に塞がらない構造でなければならない。また,針などを差し込んだ

場合に,ダイヤフラムをきずつけてはならない。 

e) 自動切替式調整器の場合は,見やすい部分に表示機構を取り付けていなければならない。 

f) 

自動切替式調整器の切替ハンドルは,手動によらなければ切替できない構造でなければならない。 

g) POLのスパナ締めナットには,左ねじであることを示すV形溝がなければならない。 

h) カップリングソケットは,Oリングなどによる二重シール構造でなければならない。 


22 

B 8238:2020  

 

i) 

カップリングソケットのOリングは,カップリングプラグと接続し,内部に1.56 MPaの圧力を加え

た状態で1 mm/s±0.5 mm/sの速さでカップリングソケットをカップリングプラグから切り離す行程に

おいて,内部圧力によってはみ出してはならない。 

j) 

カップリング式調整器は,カップリングの着脱方法及び使用上の注意事項を記載した取扱説明書を添

付していなければならない。 

7.2 

調整器接続部の寸法 

接続部の寸法は,次のa)〜g) のいずれかによる。 

a) 接続部がPOLねじのものは,JIS B 8245の図1に規定するねじ式のガス充塡口と接続するためのねじ

とする。参考図を附属書Cに示す。 

b) 接続部がPOLねじ以外のねじのものは,JIS B 0203,JIS B 0205-4又はJIS B 0209-2に規定するねじ

とする。 

c) 入口側接続部がカップリング式のものは,JIS B 8245の図1に規定するカップリング式の充塡口と接

続するためのカップリングソケットとする。参考図を附属書Cに示す。 

d) 入口側接続部がフランジ式のものは,次のいずれかによる。ただし,呼び圧力10Kフランジは,二段

式二次用調整器に限る。 

1) JIS B 2220の表15(呼び圧力10Kフランジの寸法),表16(呼び圧力10K薄形フランジの寸法),

又は表18(呼び圧力20Kフランジの寸法)に規定する寸法に適合するフランジ。 

2) JIS B 2239の表9(呼び圧力10Kフランジの寸法),又は表12(呼び圧力20Kフランジの寸法)に

規定する寸法に適合するフランジ。 

3) 表D.1の呼び圧力10K及び表D.2の呼び圧力20Kに規定する寸法に適合するフランジ。 

e) 出口側接続部がユニオン式のものは,JIS B 2301の表A.19(I形のユニオン)に規定するねじとする。 

f) 

出口側接続部がコンセント式プラグのものは,図7による。ただし,容量1 kg/h以下の単段式調整器

に限る。 

g) 出口側接続部がフランジ式のものは,次のいずれかによる。 

1) JIS B 2220の表14(呼び圧力5Kフランジの寸法),表15(呼び圧力10Kフランジの寸法)又は表

18に規定する寸法に適合するフランジ。 

2) JIS B 2239の表8(呼び圧力5Kフランジの寸法),表9又は表12に規定する寸法に適合するフラン

ジ。 

3) 表D.1の呼び圧力10K及び表D.2の呼び圧力20Kに規定する寸法に適合するフランジ。 

7.3 

接続部寸法の測定方法 

接続部寸法の測定方法は,次による。 

a) 調整器入口側各部の寸法は,JIS B 7507に規定するノギスを用いて測定する。 

b) 手締めハンドル及びスパナ締めナットのねじ寸法は,JIS B 8245の附属書の3.3に規定する数値に相

当するねじゲージを用意して測定する。 

c) 管用テーパねじ寸法は,JIS B 0253に規定する管用テーパねじゲージを用いて測定する。 

d) コンセント式プラグの寸法は,図7に示す箇所をJIS B 7184に規定する測定投影機(10倍及び20倍

の倍率で拡大できるもの)を用いて測定する。 


23 

B 8238:2020  

 

 

単位 mm 

 

図7−コンセント式プラグの寸法 

 

外観 

調整器の外観は,亀裂,使用上有害なきずなどの欠点があってはならない。 

 

材料 

調整器の材料は,次による。 

a) 調整器の本体,カバー及びばねに用いる材料は,表14に規定する金属材料とする。それ以外の金属材

料を用いる場合は,10.3.1の塩水噴霧試験を行ったとき,JIS Z 2371の附属書JC(レイティングナン

バ方法)に規定するレイティングナンバ9.8の腐食面積率以下となる金属,又は腐食面積率以下とな

る表面処理を施した金属でなければならない。 

b) 調整器の本体及びカバーは,使用上支障のあるす(鬆)又はその他の欠陥があってはならない。 

c) 調整器のニップル並びにスパナ締めナット及び手締めハンドルのねじ部に用いる金属材料は,JIS H 

3250に規定した銅及び銅合金でなければならない。 

d) 管用テーパめねじが切られた銅合金部品は,容易に時期割れを起こさないものであり,10.3.3によっ

て試験を行い,亀裂などの異常がないものでなければならない。ただし,I類に限る。 

e) ダイヤフラム,弁ゴム,及びカップリング付容器用弁に接続する取付部のゴムは,LPガスに侵されな

いものであって,表15に示す性能を満足するものでなければならない。 

f) 

液化石油ガスに触れる部分に使用するOリング(POL先端Oリングなどを除く。)及び過流出安全機

構に使用するゴム及び合成樹脂部品は,LPガスに侵されないものであって,表15に示す性能を満足

するものでなければならない。 

g) 樹脂によって成型する外装部品は,10.3.5に従って試験を行い,十分な耐候性がなければならない。

ただし,I類に限る。 

h) カップリングソケットに用いる材料は,表16に規定する金属材料,又はこれらと同等以上の耐食性が

なければならない。ただし,JIS G 3522に規定するピアノ線を用いる場合は,使用上支障のあるす(鬆)

がなく,かつ,10.3.1の塩水噴霧試験を行ったとき,JIS Z 2371の附属書JCに規定するレイティング


24 

B 8238:2020  

 

ナンバ9.8の腐食面積率以下でなければならない。 

 

表14−耐食処理を必要としない金属材料 

材料 

規格番号 

適用部品 

本体 

カバー 

ばね 

ステンレス鋼材 

JIS G 4304 
JIS G 4305 
JIS G 4314 

− 
− 
− 

○ 
○ 
− 

− 
− 
○ 

銅及び銅合金 

JIS H 3250 

○ 

− 

− 

 

表15−ゴム及び合成樹脂部品の性能 

項目 

性能 

主な試験条件 

適用試験項目 

I類,II類共通 使用上支障のあるぜい(脆)化,膨潤,

軟化及び収縮があってはならない。 

−20

02

− ℃及び+40

20

+ ℃において,プロパン

50 %以上80 %以下,プロピレン10 %以上
40 %以下及びブタジエン2 %以上の混合液並
びに−25

02

− ℃以下の空気に24時間以上放置 

10.3.4 a) 

I類だけ 

質量変化率が 
ダイヤフラム −15 %〜2 % 
弁ゴム −10 %〜2 % 
Oリング −5 %〜2 % 

5 ℃〜25 ℃のn-ペンタン試験液に72時間浸
せき後,空気中に24時間放置 

10.3.4 b) 

 

表16−カップリングソケットに使用できる材料 

材料 

規格番号(種類) 

適用部品 

本体 

ロックボール 

ばね 

ピアノ線 

JIS G 3522 

− 

− 

○ 

ステンレス鋼材 

JIS G 4303(SUS304) 
JIS G 4314 

− 
− 

○ 
− 

− 
○ 

銅及び銅合金 

JIS H 3100(C 2801) 
JIS H 3250(C 3604,C 3771) 

○ 
○ 

− 
− 

− 
− 

 

10 試験方法 

10.1 試験条件 

10.1.1 試験場所の状態 

特に指定がない限り,常温(5 ℃〜35 ℃)で試験を行う。 

10.1.2 試験用ガス 

試験用ガスは,特に指定がない限り,空気又は窒素ガスとし,15 ℃のプロパンガスの質量に換算して表

示する。換算に当たっては,次の概数(W)を用いることができる。 

W=Q×1.51 

ここに, 

W: 純プロパンの質量(kg/h) 

 

Q: 空気又は窒素の流量(m3/h) 

10.2 性能試験 

10.2.1 耐圧性試験 

耐圧性試験は,調整器の種類に応じ,表17に示す部位について,それぞれ行う。 

高圧部の耐圧性試験は,高圧部のノズル孔先端に埋め栓をし,調整器の入口側から2.60 MPaの水圧を1


25 

B 8238:2020  

 

分間以上加えて行う。 

低圧部の耐圧性試験は,調整器の安全弁ばねを作動しないようにし,調整器の出口側から0.30 MPaの水

圧を1分間以上加えて行う。 

中圧部の耐圧性試験は,自動切替式分離型調整器及び二段式一次用調整器は出口側から,二段式二次用

調整器は入口側から0.80 MPaの水圧を1分間以上加えて行う。自動切替式一体型調整器及び二段式一体型

調整器の中圧部の耐圧性試験においては,試料用調整器の高圧部及び低圧部のノズル孔先端に埋め栓をし,

特別に加工した中圧部加圧口から0.80 MPaの水圧を1分間以上加えて行う。 

耐圧性試験の例を,単段式調整器については図8 a)に,自動切替式一体型調整器については図8 b)に示

す。その他の調整器については,これに準じた方法で行う。 

 

表17−耐圧性試験及び気密性試験の実施部位 

調整器の種類 

高圧部 

中圧部 

低圧部 

単段式 
自動切替式一体型 
自動切替式分離型 
二段式一体型 
二段式一次用 
二段式二次用 

○ 
○ 
○ 
○ 
○ 
− 

− 
○ 
○ 
○ 
○ 
○ 

○ 
○ 
− 
○ 
− 
○ 

 

 

 

a) 単段式調整器の場合 

図8−調整器の耐圧性試験の例 

 

 


26 

B 8238:2020  

 

 

b) 自動切替式調整器の場合 

図8−調整器の耐圧性試験の例(続き) 

 

10.2.2 気密性試験 

気密性試験は,調整器の種類に応じ,表17に示す部位について,それぞれ行う。 

高圧部の気密性試験は,出口側に埋め栓を施し,入口側の止め弁を徐々に開いて昇圧し,1.56 MPaに達

した後,入口側止め弁を閉じて30秒間以上その状態を保ち,JIS B 7505-1に規定する1.6級のブルドン管

圧力計又はこれと同等以上の精度をもち,最高目盛が試験圧力の1.1倍以上2倍以下の測定器具を用いて,

漏れの有無を調べる。自動切替式調整器の場合は,片側ずつ試験を実施する。 

低圧部の気密性試験は,入口側に埋め栓を施し,出口側の止め弁を徐々に開いて昇圧し,5.50 kPaに達

した後,出口側止め弁を閉じて30秒間以上その状態に保ち,U字管差圧計又はこれと同等以上の精度をも

つ測定器具によって,漏れの有無を調べる。 

中圧部の気密性試験は,自動切替式分離型調整器及び二段式一次用調整器は入口側に埋め栓を,出口側

に止め弁を,二段式二次用調整器は出口側に埋め栓を,入口側に止め弁をそれぞれ設け,止め弁を徐々に

開いて昇圧し,0.15 MPaに達した後,止め弁を閉じて30秒間以上その状態に保ち,U字管差圧計又はこ

れと同等以上の精度をもつ測定器具によって,漏れの有無を調べる。自動切替式一体型調整器及び二段式

一体型調整器の中圧部気密性試験は,試料用調整器の入口側及び出口側に埋め栓を施し,特別に加工した

中圧部加圧口から徐々に圧力を加え,0.15 MPa(異常臭気対策調整器の場合は0.225 MPa)に達した後,

加圧側止め弁を閉じて30秒間以上その状態を保ち,高圧部と同じ方法によって漏れの有無を調べる。 


27 

B 8238:2020  

 

気密性試験装置の概略図の例を,単段式調整器については図9に,自動切替式調整器については図10

に示す。その他の種類の調整器については,これに準じた方法で行う。 

 

 

a) 高圧部の場合 

 

 

b) 低圧部の場合 

図9−単段式調整器の気密性試験装置の概略図 

 

 

 

a) 高圧部の場合 

図10−自動切替式調整器の気密性試験装置の概略図 

 

 


28 

B 8238:2020  

 

 

b) 中圧部の場合 

 

 

c) 低圧部の場合 

図10−自動切替式調整器の気密性試験装置の概略図(続き) 

 

10.2.3 耐静荷重性試験 

耐静荷重性試験は,I類の調整器について,図11に示すように調整器を固定し,表18に示す呼び径に

応じたねじ込みトルクで管を締め付けた状態で,図11に示す方向から表18に示す入口側の呼び径に応じ

た曲げモーメントを5分間加えた後,10.2.2の気密性試験を行う。 

 

表18−呼び径に応じた曲げモーメント 

呼び径 

曲げモーメント 

ねじ込みトルク 

8A(1/4B) 

10A(3/8B) 
15A(1/2B) 

POL 

35 N・m(117 N) 
70 N・m(234 N) 

105 N・m(350 N) 

50 N・m(167 N) 

15 N・m 
25 N・m 
50 N・m 
15 N・m 

注記 括弧内の数字は,図11の試験例を用いた場合の荷重の参考値 

 


29 

B 8238:2020  

 

単位 mm 

 

a) 単段式調整器及び二段式一体型調整器の例 

 

 

b) 自動切替式一体型調整器の例 

 

注記 ③は左右の入口について同時に荷重を加える。 

 

図11−調整器の耐静荷重性試験 

 

10.2.4 耐ねじ込み試験 

耐ねじ込み試験は,I類の調整器で,かつ,出入口接続部がJIS B 0203に規定するRcねじであるものに

ついて,管用テーパねじを切った鋼管などをねじ込んだ後,図12に示す6時間を1サイクルとするヒー

トサイクルを20回行い,割れなどによる支障がないことを目視によって確認する。ねじ込みトルクは,

表19に示す呼び径に応じた値とし,ねじ込むときは,機械油2滴を潤滑剤として,トルクレンチを用い

る。 

 

 

図12−ヒートサイクル図 

 


30 

B 8238:2020  

 

表19−ねじ込みトルク 

単位 N・m 

呼び径 

ねじ込みトルク値 

8A(1/4B) 

10A(3/8B) 
15A(1/2B) 
20A(3/4B) 

25 
45 
80 

100 

 

10.2.5 耐衝撃性試験 

耐衝撃性試験は,調整器の入口側及び出口側の取付部の先端を固定し,図13の例に示すような装置を用

いて,調整器本体に質量1.5 kgの鉄球を1 mの高さから落下させて衝撃を加えた後,10.2.2の気密性試験

を行う。 

なお,鉄球を落下させる箇所は,単段式調整器は図14 a)に示す3か所(①,②及び③),その他の調整

器は,本体裏側(減圧室部分)とする。自動切替式一体型調整器及び二段式一体型調整器の場合は,減圧

室ごと[図14 b)の自動切替式調整器の①及び②]に試験を行う。自動切替式調整器の例を図14 b)に示す。 

 

 

図13−耐衝撃性試験装置の例 

 


31 

B 8238:2020  

 

 

a) 単段式調整器の場合 

 

 

b) 自動切替式調整器の場合 

図14−耐衝撃性試験における鉄球の落下位置 

 

10.2.6 耐久性試験 

10.2.6.1 I類の場合 

調整器の入口圧力を0.10 MPa(異常臭気対策調整器の場合は0.15 MPa)に保ち,表示容量の試験用ガス

を流す。その後,調整器の出口側に設けた止め弁の開閉操作を1分間に10回〜15回(開及び閉の時間は2

〜3秒間)の間隔で,単段式調整器及び二段式一体型調整器は18万回,自動切替式調整器はそれぞれの入

口について9万回ずつ繰り返した後,10.2.2の気密性試験及び10.2.10の整圧性試験を行う。ただし,整圧

性試験の入口圧力は,入口圧力範囲の上限値及び下限値の2点で測定を行えばよい。 

10.2.6.2 II類の場合 

調整器の入口圧力を0.10 MPa(異常臭気対策調整器の場合は0.15 MPa)に保ち,表示容量の試験用ガス

を流す。その後,調整器の出口側に設けた止め弁の開閉操作を1分間に10回〜15回(開及び閉の時間は2

〜3秒間)の間隔で,単段式調整器,二段式一体型調整器,二段式一次用調整器及び二段式二次用調整器

は6万回,自動切替式調整器はそれぞれの入口について3万回ずつ繰り返した後,10.2.2の気密性試験及

び10.2.10の整圧性試験を行う。ただし,整圧性試験の入口圧力は,入口圧力範囲の上限値及び下限値の2

点で測定を行えばよい。 

10.2.7 耐低温性試験 

耐低温性試験は,低温用恒温槽内に調整器,試験用ガス容器及び減圧弁を設置し,次の条件で試験を行

う。耐低温性試験装置の例を図15に示す。 


32 

B 8238:2020  

 

調整器入口側に0.15 MPa(二段式二次用調整器の場合は0.07 MPa)の試験圧を加え,出口側は閉塞状態

のまま,−25

02

− ℃の恒温槽内で2時間冷却した後,10.2.10の整圧性試験を行う。この場合,整圧性試験

は,I類の調整器は21 L/h,II類の調整器は表示容量の5 %の流量で行う。ただし,恒温槽内で試験をする
ことができない場合は,−3002

− ℃の恒温槽内で30分間冷却し,恒温槽から取り出した後,10分間以内に

10.2.10の整圧性試験を行わなければならない。 

なお,自動切替式調整器の場合,片側の入口だけの測定でよい。 

 

 

図15−調整器の耐低温性試験装置の例 

 

10.2.8 低温耐久性試験 

低温耐久性試験は,I類の調整器において,低温用恒温槽内に図16の試験装置を設置し,−2502

− ℃で2

時間放置後,次の条件で試験を行う。出口バルブV2を閉じ,入口バルブV1を20秒間開いて圧力0.10 MPa

(単段式調整器及び二段式一体型調整器の場合は0.07 MPa,異常臭気対策調整器の場合は0.15 MPa)の試

験用ガスで加圧した後V1を閉じる。その5秒後に出口バルブV2を開いてガスを放出し,5秒間大気圧に

保持した後V2を閉じて5秒間保持する操作を1サイクル(図17参照)として,7 000回繰り返す。 

その後,調整器を低温用恒温槽から取り出し,常温に戻した後,10.2.2の気密性試験を行う。 

 

 


33 

B 8238:2020  

 

 

図16−調整器の低温耐久性試験装置の例 

 

単位 秒 

 

図17−調整器の低温耐久性試験タイムチャート 

 

10.2.9 耐熱老化試験 

耐熱老化試験は,I類の調整器を80

20

+ ℃の恒温槽内に960時間(40日間)放置後取り出し,4時間後,

10.2.2の気密性試験を行う。 

10.2.10 

整圧性試験 

調整器からのガス流量値を横軸に,出口圧力値(調整圧力・閉塞圧力)を縦軸にとり,表20に示す入口

圧力範囲の上限値,下限値及びその間の任意の2点の圧力それぞれの場合について,閉塞圧力並びに21 L/h

(I類)又は表示容量の5 %(II類),表示容量及びその50 %のガス流量における調整圧力を測定して性能

曲線を描き(図18参照),表示容量以下の流量で調整圧力及び閉塞圧力が許容限界内にあるかどうかを調

べる。 

自動切替式調整器の場合は,表20に示す入口圧力範囲の上限値,下限値の場合について,上記の測定を

両方の入口側について,それぞれ使用側の機能,及び予備側の機能とした状態で測定し,これを性能曲線

に描いて調整圧力及び閉塞圧力が許容限界内にあるかどうかを調べる。 

整圧性試験装置の例を図19に示す。 

 


34 

B 8238:2020  

 

表20−調整器の入口圧力範囲 

単位 MPa 

調整器の種類 

入口圧力範囲 

下限値 

上限値 

単段式 

0.07 

1.56 

自動切替式一体型 

0.10 

1.56 

自動切替式一体型(異常臭気対策) 

0.15 

1.56 

自動切替式分離型 

0.10 

1.56 

二段式一体型 

0.07 

1.56 

二段式一次用 

0.10 

1.56 

二段式二次用 

0.025 

0.10 a) 

0.15 a) 

注a) 受渡当事者間の協定で取り決めた上限値を用いる。 

 

 

 

注記1 斜線部分は調整圧力の許容領域を示す。 
注記2 ○印は測定点を示す。 

 

a) 単段式調整器(II類)の場合 

図18−調整器の性能曲線 

 


35 

B 8238:2020  

 

 

 

注記1 斜線部分は調整圧力の許容領域を示す。 
注記2 ○印は測定点を示す。 

 

b) 自動切替式調整器(II類)の場合 

図18−調整器の性能曲線(続き) 

 

 

 整圧性能試験装置の配管内径φは,出口接続管内径φと同じとする。 

 

図19−整圧性試験装置の例 

 


36 

B 8238:2020  

 

10.2.11 

安全装置作動試験 

作動開始圧力は,調整器の入口側に埋め栓を施し,出口側から圧力を徐々に上げ,安全弁が作動したと

きの低圧側の圧力を測定し,また,作動停止圧力は,開始圧力の試験を行った後,止め弁を閉め,安全弁

の作動が停止したときの圧力を測定する。 

安全装置作動試験装置の例を,概略図として図20に示す。 

 

 

図20−安全装置作動試験装置の例 

 

10.2.12 

防雨試験 

防雨試験は,JIS C 0920の14.2.3(オシレーティングチューブ又は散水ノズルによる第二特性数字3に

対する試験)のうち,b) による。また,試験方法は,次による。 

a) 防雨試験(静的) 防雨試験(静的)は,調整器を通常の取付姿勢で固定し,図21に示す方向から散

水量(10±0.5)L/minを5分間散水し,散水後,調整器内部への水の浸入を調べる。 

なお,単段式調整器においては,水平方向及び垂直方向それぞれの取付姿勢について散水しなけれ

ばならない。 

b) 防雨試験(動的) 防雨試験(動的)は,I類の調整器について,調整器を通常の取付姿勢で固定し,

試験用ガスの流量を表示容量の±30 %の間の任意の流量とし,入口圧力を下限値から+50 %の間の任

意の圧力とし,1分間に10回〜15回(開及び閉の時間は2〜3秒間)の頻度で出口側に設けた止め弁

の開閉を行いながら,図21に示す方向から散水量(10±0.5)L/minを5分間散水する。 

散水後,温度(−5±1)℃の恒温槽に,入口圧力を0.1 MPa(異常臭気対策調整器の場合は0.15 MPa)

として閉塞状態で2時間放置した後,試験用ガスの流量を容量の65 %として10.2.10の整圧性試験及

び10.2.11の安全装置作動試験を行う。 

なお,単段式調整器の設置方向は,水平方向だけとする。 

 


37 

B 8238:2020  

 

 

 試料調整器は,キャップを上にして,水平に設置する。 

 

a) 単段式調整器水平設置の場合 

 

 

 試料調整器は,キャップの開口部を下向きにして垂直に設置する。 

 

b) 単段式調整器垂直設置の場合 

図21−防雨試験の調整器取付姿勢の例 

 

 


38 

B 8238:2020  

 

 

c) 自動切替式調整器の場合 

 試料調整器は,出口側を下にして垂直に設置する。 

 

図21−防雨試験の調整器取付姿勢の例(続き) 

 

10.2.13 

塗膜付着性試験 

塗膜付着性試験は,金属材料に塗装による耐食処理を施したI類の調整器について,塗膜部分を中性洗

剤を用いて軽く拭き取った後,附属書Bの碁盤目付着性試験によって有効面に1 mm(塗膜の厚さ50 μm

以上のものは2 mm)の碁盤目を100個作成し,JIS Z 1522に規定する18 mm幅(塗膜の厚さ50 μm以上

のものは24 mm幅)のセロハン粘着テープを用いて完全に付着させ,直ちにテープの一端を塗膜面に直角

に保って瞬間的に引き離し,完全な状態で残った碁盤目の数を確認する。 

なお,試料は,試験対象製品と同じ耐食処理を施した試験片で行ってもよい。 

10.2.14 

補給開始圧力試験 

補給開始圧力試験は,自動切替式調整器の使用側圧力を入口圧力範囲の下限値,予備側圧力を入口圧力

範囲の下限値及び上限値とした状態で,表示容量の試験用ガスを通したときの予備側からのガスの補給の

有無,及び使用側入口圧力を入口圧力範囲の下限値未満としたときの予備側からのガスの補給の有無を調

べる。また,このとき,切替機構が安定していることとして,切替位置で切替ハンドルが安定しているこ

とを目視で確認する。 

なお,左右の入口について,それぞれ使用側及び予備側とした状態で試験を行わなければならない。 

試験装置の例を図22に示す。 


39 

B 8238:2020  

 

 

 

図22−補給開始圧力試験装置の例 

 

10.2.15 

表示機構の指示試験 

表示機構の指示試験は,自動切替式調整器において,試験用ガスを通した状態で使用側からの供給を停

止し,予備側から補給が開始されたときの表示機構の指示を確認する。発信機能付のものにあっては,予

備側から補給が開始されたときの接点の状態についても確認する。また,使用側から入口圧力範囲の下限

値の圧力の試験用ガスを流した状態において,予備側を停止したときの表示機構の指示を確認する。 

なお,試験は,左右の入口について,それぞれ使用側と予備側とを入れ替えて行わなければならない。 

10.2.16 

逆止弁の性能試験 

逆止弁を内蔵する自動切替式調整器の逆止弁の性能試験は,次による。 

a) 出入口に圧力差があるとき 使用側入口を大気開放とし,予備側入口から1.56 MPa及び0.10 MPa(異

常臭気対策調整器の場合は0.15 MPa)の圧力を加え,表示容量の試験用ガスを流したとき,使用側入

口からの試験用ガスの流出量を測定する。 

なお,試験は,左右の入口について,それぞれ使用側と予備側とを入れ替えて行わなければならな

い。試験装置の例を図23に示す。 

 


40 

B 8238:2020  

 

 

図23−逆止弁の性能試験装置の例(出入口に圧力差があるとき) 

 

b) 出入口に圧力差がないとき 逆止弁の入口側を大気開放の状態とし,逆止弁の出口側からイソオクタ

ン液を注入し,入口側からのイソオクタン液の流出量を確認する。 

試験装置の例を図24に示す。 

 

 

図24−逆止弁の性能試験装置の例(出入口に圧力差がないとき) 

 

10.2.17 

逆止弁の復帰試験 

逆止弁の復帰試験は,逆止弁を内蔵する自動切替式調整器において,予備側の入口圧力を0.10 MPa(異

常臭気対策調整器の場合は0.15 MPa)とし,表示容量の50 %の試験用ガスを流した状態で使用側の逆止弁

を作動させた後,使用側入口に0.10 MPa(異常臭気対策調整器の場合は0.15 MPa)の圧力を加えたときの

表示機構の指示を確認する。 

なお,試験は,左右の入口について,それぞれ使用側と予備側とを入れ替えて行わなければならない。 

試験装置の例を図25に示す。 

 


41 

B 8238:2020  

 

 

図25−逆止弁の復帰試験装置の例 

 

10.2.18 

逆止弁の耐久性試験 

逆止弁の耐久性試験は,逆止弁を内蔵する自動切替式調整器において,予備側の入口圧力を下限値から

+50 %の間の任意の圧力とし,表示容量以下の任意の流量とした状態で,使用側を大気開放状態とする操

作を毎分5回以上の速さで1 000回繰り返した後,10.2.16の逆止弁の性能試験及び10.2.17の逆止弁の復

帰試験を行う。 

なお,試験は,左右の入口について,それぞれ使用側と予備側とを入れ替えて行わなければならない。 

試験装置の例を図26に示す。 

 

 

図26−逆止弁の耐久性試験装置の例 

 

10.2.19 

カップリングソケットの着脱試験 

カップリングソケットの着脱試験は,入口側接続部がカップリングソケットの調整器において,容器用


42 

B 8238:2020  

 

弁の入口側から試験用ガスによって1.56 MPaの圧力を加えた状態で,カップリングソケットの着脱を行う。

その着脱は,容易かつ確実に着脱できることを確認する。 

試験装置の例を図27に示す。 

 

 

図27−カップリングソケットの着脱試験装置の例 

 

10.2.20 

カップリングソケットの着脱時の漏れ量試験 

カップリングソケットの着脱時の漏れ量試験は,入口側接続部がカップリングソケットの調整器におい

て,容器用弁の入口側から試験用ガスによって1.56 MPaの圧力を加えた状態で,接続及び切離しの作業を

1分間以内に10回繰り返したときの試験用ガスの漏れ量の総量を測定する。 

試験装置の例を図28に示す。 

 

 

図28−カップリングソケット着脱時の漏れ量試験装置の例 

 


43 

B 8238:2020  

 

10.2.21 

カップリングソケットの耐久性試験 

カップリングソケットの耐久性試験は,入口側接続部がカップリングソケットの調整器において,容器

用弁の内部に1.56 MPaの圧力を加えた状態で,着脱操作を1 000回繰り返した後,各部の異常の有無の確

認及び接続状態で10.2.2の気密性試験を行う。 

試験装置の例を図29に示す。 

 

 

図29−カップリングソケットの耐久性試験装置の例 

 

10.2.22 

カップリングソケットの引張試験 

カップリングソケットの引張試験は,入口側接続部がカップリングソケットの調整器において,カップ

リング付容器用弁と接続した状態で1 kNの引張力を5分間加えた後,目視による各部の異常の有無の確認

及び10.2.2の気密性試験を行う。 

10.2.23 

コンセント式プラグの過流出安全機構の作動試験 

コンセント式プラグの過流出安全機構の作動試験は,出口接続部がコンセント式プラグの調整器におい

て,調整器の標準取付状態で,入口側圧力を0.07 MPa及び1.56 MPaとして出口側を開放したときのガス

通路の状態及びガス通路が閉じた後の漏れ量を確認する。 

試験装置の例を図30に示す。 

 


44 

B 8238:2020  

 

 

図30−コンセント式プラグの過流出安全機構の作動試験装置の例 

 

10.2.24 

コンセント式プラグの過流出安全機構の復帰試験 

コンセント式プラグの過流出安全機構の復帰試験は,出口接続部がコンセント式プラグの調整器におい

て,過流出安全機構が作動した後,ソケットの脱着を行うことによって過流出安全機構の作動状態を確認

する。 

試験装置の例を図31に示す。 

 

 

図31−コンセント式プラグの過流出安全機構の復帰試験装置の例 

 


45 

B 8238:2020  

 

10.2.25 

コンセント式プラグの過流出安全機構の耐久性試験 

コンセント式プラグの過流出安全機構の耐久性試験は,出口接続部がコンセント式プラグの調整器にお

いて,入口側圧力を0.07 MPaとして,過流出安全機構の反復使用を1 000回繰り返した後,10.2.23のコン

セント式プラグの過流出安全機構の作動試験及び10.2.24のコンセント式プラグの過流出安全機構の復帰

試験を行う。 

試験装置の例を図32に示す。 

 

 

図32−コンセント式プラグの過流出安全機構の耐久性試験装置の例 

 

10.3 材料試験 

10.3.1 塩水噴霧試験 

塩水噴霧試験は,表14に掲げた金属材料以外の金属材料において,JIS Z 2371の箇条9(試験条件)に

規定する中性塩水噴霧試験方法によって試験を24時間行った後,目視などで調べる。この場合,JIS Z 2371

の箇条5(装置)に規定する噴霧室で,箇条4(試験用の塩溶液)に規定する塩水を用いる。 

10.3.2 複合腐食試験 

複合腐食試験は,I類の調整器において,組み立てた状態において,①湿潤2時間(温度50 ℃±1 ℃,

相対湿度95 %以上),②塩水噴霧試験2時間[温度35 ℃±1 ℃,塩濃度(5±0.5)%,その他はJIS Z 2371

による。],③乾燥4時間(温度60 ℃±1 ℃,相対湿度20 %〜30 %)の試験を1サイクルとして,10サイ

クル行った後,目視などで調べる。 

10.3.3 銅合金の時期割れ 

銅合金の時期割れ試験は,I類の調整器の管用テーパめねじについて,JIS H 3250の7.5(時期割れ試験)

に規定する試験を行う。 

10.3.4 耐LPガス性 

耐LPガス性は,次による。 


46 

B 8238:2020  

 

a) ダイヤフラム,弁ゴム,Oリング及びカップリング付容器用弁に接続する取付部のゴム,並びに過流

出安全機構に使用するゴム及び樹脂部品は,次に掲げるそれぞれの条件中で24時間以上放置した後,

使用上支障のあるぜい化,膨潤,軟化及び収縮がないことを目視などで確認する。 

なお,1)〜3)の試験液及び空気は,それぞれ別試料で評価を行う。 

1) プロパン50 %以上80 %以下,プロピレン10 %以上40 %以下及びブタジエン2 %以上の混合液であ

って,温度−2002

− ℃のもの。 

2) プロパン50 %以上80 %以下,プロピレン10 %以上40 %以下及びブタジエン2 %以上の混合液であ

って,温度40

20

+ ℃のもの。 

3) −2502

− ℃の空気 

b) I類に使用するダイヤフラム,弁ゴム,その他LPガスに触れるゴム部品(交換部品であるPOL先端O

リングなどを除く。)は,a) の試験に加え,5 ℃以上25 ℃以下のn-ペンタンに72時間浸せきした後,

更に24時間空気中に放置し,質量変化率を調べる。 

10.3.5 樹脂部品の耐候性試験 

樹脂を成型した外装部品の耐候性試験は,I類の調整器において,次のいずれかの試験によって,目視

によって損傷の状態を確認する。 

a) JIS Z 2381の9.5.1(直接暴露試験)に規定された試験を5年間行った試験品による評価 

b) JIS B 7753に規定する試験機によって,表21に示す条件で2 000時間暴露試験した後の試験品による

評価。この場合,素材事業者による証明書をもって試験に代えることが可能である。 

 

表21−サンシャインカーボンアーク試験の条件 

項目 

値 

灯数 

連続点灯時間 

22時間以上 

アーク電圧 

許容範囲 

50 V±2 V 

中心値 

50 V±1 V 

アーク電流 

許容範囲 

60 A±2 A 

中心値 

60 A±1.2 A 

ブラックパネル温度計の示す温度 

63 ℃±3 ℃ 

水を噴射する時間 

60分間の照射中に12分間 

供給源の水圧 

0.08 MPa〜0.13 MPa 

 

11 検査 

11.1 形式検査 

調整器の形式検査は,調整器の種類及び容量ごとに新しく設計又は設計変更されたときに行う。 

形式検査は,箇条6,箇条7及び箇条9の各項目については箇条10の試験方法で行い,また,箇条8の

各項目については目視などで検査し,それぞれ箇条6〜箇条9の規定に適合しなければならない。 

11.2 受渡検査 

調整器の受渡検査は,調整器の種類及びロットごとに表22の各項目について行う。 

 


47 

B 8238:2020  

 

表22−受渡検査項目 

項目 

調整器の種類 

単段式 

自動切替式 

一体型 

自動切替 
式分離型 

二段式一体型 

二段式 
一次用 

二段式 
二次用 

I類 

II類 

I類 

II類 

I類 

II類 

表示 
(箇条12) 

○ 

○ 

○ 

○ 

○ 

○ 

○ 

○ 

○ 

気密性 
(10.2.2) 

○ 

○ 

○ 

○ 

○ 

○ 

○ 

○ 

○ 

整圧性(I類) 
(10.2.10) 

○ 

− 

○ 

− 

− 

○ 

− 

− 

− 

整圧性(II類) 
(10.2.10) 

− 

○ 

− 

○ 

○ 

− 

○ 

○ 

○ 

安全装置作動 
(10.2.11) 

○ 

○ 

○ 

○ 

− 

○ 

○ 

− 

○ 

補給開始圧力 
(10.2.14) 

− 

− 

○ 

○ 

○ 

− 

− 

− 

− 

表示機構の指示 
(10.2.15) 

− 

− 

○ 

○ 

○ 

− 

− 

− 

− 

 

12 表示 

表示は,次による。 

a) 調整器には,容易に消えない方法で,次の事項を表示しなければならない。 

1) 入口圧力の範囲(P)(MPa) 

2) 容量(Q)(kg/h) 

3) 基準出口圧力(R)(kPa又はMPa) 

例 

P0.15〜1.56 MPa 入口圧力範囲0.15〜1.56 MPa 

 

Q8 R2.8 kPa 

容量8 kg/h 基準出口圧力2.8 kPa 

4) 製造業者名又はその略号。ただし,略号の場合,製造業者名を容易に判断できるものでなければな

らない。 

5) 形式 

6) 製造年月又はその略号及び製造番号 

例 

19 07 03 

 

 

ロット番号 

製造番号 

 

 

月 

 

 

西暦年の下2桁 

7) 使用期間又は交換期限。ただし,交換期限の場合は,年又は年月で表示する。 

8) LPガス用である旨 

9) ユニオンの互換性を示す表示。ただし,容量10 kg/h以下の調整器本体にユニオンねじを加工するも

ののうち,出口ねじサイズがM35及びM42に限る(附属書E参照)。 

10) I類の調整器は,Sを表示する。 

b) 外装箱の側面の1面以上に,印刷,シール又はスタンプのいずれかの方法で,次の事項を表示しなけ

ればならない。 

製造年月の略号 


48 

B 8238:2020  

 

1) 製造業者名又は販売業者名 

2) 調整器の種類(単段式,自動切替式,二段式一体型,二段式一次用・二次用の別) 

3) 形式 

4) 包装貨物取扱い上の注意(貨物の天地方向の指示,取扱注意,水ぬれ防止,積み段数制限など) 

 

13 取扱説明書 

取扱説明書には,次の事項を記載する。作成に当たっては,JIS S 0137を参考にする。 

a) LPガス販売事業者向け取扱説明書 

1) 製品説明(種類,主な仕様及び各部の名称) 

2) 安全に使用するための注意事項 

3) 保管及び取扱方法 

4) 設置場所における注意事項 

5) 設置工事における注意事項 

6) 気密性試験及び作動確認の方法 

7) 維持管理の方法 

8) 使用期間又は交換期限の見方 

9) 一般消費者への周知事項 

10) 製品保証 

b) 一般消費者向け取扱説明書(カップリング式調整器に限る。) 

1) 製品説明(種類,主な仕様及び各部の名称) 

2) 安全に使用するための注意事項 

3) 設置場所における注意事項 

4) 容器との接続における注意事項 

5) 燃焼器との接続における注意事項 

6) 使用方法 

7) 日常の手入れ方法 

8) 保管方法 

9) 使用期間又は交換期限の見方 

10) 製品保証 

 


49 

B 8238:2020  

 

附属書A 

(参考) 

調整器の調整圧力及び閉塞圧力 

 

調整器の調整圧力及び閉塞圧力を表A.1に示す。 

 

表A.1−調整圧力及び閉塞圧力 

調整器の種類 

調整圧力 

閉塞圧力 

下限値 

上限値 

単段式(I類) 

2.35 kPa以上 

3.24 kPa以下 

3.33 kPa以下 

単段式(II類) 

2.30 kPa以上 

3.30 kPa以下 

3.50 kPa以下 

自動切替式一体型(I類) 

2.60 kPa以上 

3.24 kPa以下 

3.33 kPa以下 

自動切替式一体型(II類) 

2.55 kPa以上 

3.30 kPa以下 

3.50 kPa以下 

自動切替式分離型 

0.032 MPa以上 

0.083 MPa以下 

0.095 MPa以下 

二段式一体型(I類) 

2.60 kPa以上 

3.24 kPa以下 

3.33 kPa以下 

二段式一体型(II類) 

2.55 kPa以上 

3.30 kPa以下 

3.50 kPa以下 

二段式一次用 

0.057 MPa以上 

0.083 MPa以下 

0.095 MPa以下 

二段式二次用 

2.30 kPa以上 

3.30 kPa以下 

3.50 kPa以下 

 


50 

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附属書B 

(規定) 

碁盤目付着性試験 

 

B.1 

碁盤目付着性試験 

碁盤目付着性試験は,次による。 

a) 器具及び材料 器具及び材料は,次による。 

1) カッターナイフ 図B.1に示す形状及び寸法のもので,カッターナイフは,JIS G 4401に規定する

SK120で作られ,硬さはHV820SK1で,折取線から折り取って新しい刃先を出し,図B.2に示すホ

ルダに取り付け,手で持って用いる。 

 

単位 mm 

 

図B.1−カッターナイフの刃の例 

 

 

図B.2−カッターナイフの用い方の例 

 

2) カッターガイド 試料の製品規格に規定した隙間間隔のカッターガイドを用いる。例を図B.3に示

す。 


51 

B 8238:2020  

 

 

単位 mm 

 

図B.3−カッターガイド隙間1 mmの例 

 

3) セロハン粘着テープ JIS Z 1522に規定するセロハン粘着テープで,幅18 mm又は24 mm,粘着力

2.9 N/10 mm以上のもの。 

4) 試験板 試験板の寸法は,150 mm×70 mm程度のもの。厚さは任意でよい。 

5) 消しゴム JIS S 6050に規定するもの。 

b) 試験片の作製 試験板の片面に,製品と同様の方法で塗装して乾燥した後,常温で1時間以上放置す

る。 

c) 操作 操作は,次による。 

1) 試験片の中央1か所に,試料の受渡当事者間の協定で取り決めた隙間の碁盤目状の切りきずを付け

る。 

2) 切りきずを付けるときのカッターナイフの刃先は,常に新しいものを用い,塗面に対して35°〜

45°の範囲の一定の角度を保つようにする。 

3) 切りきずは,塗膜を貫通して試験板の素地に届くように,切りきず1本につき約0.5秒間かけて等

速で引く。 

4) 碁盤目の上に接着部分の長さが約50 mmになるようにセロハン粘着テープを貼り付け,消しゴムで

こすって塗膜にテープを完全に付着させる。 

5) テープを付着させてから1分〜2分後に,テープの一方の端を持って図B.4に示すように塗面に直

角に保ち,瞬間的に引き剝がす。 

6) 完全に剝がれないで残った碁盤目の数を確認する。 

 

 

図B.4−テープを剝がす方向 

 


52 

B 8238:2020  

 

附属書C 
(参考) 

容器接続金具 

 

容器接続金具の例を,図C.1及び図C.2に示す。 

 

単位 mm 

 

 スパナ締めナット及び手締めハンドルとニップルとの隙間は,0.5 mm以下とする。 

スパナ締めナットは,左ねじであるので六角部に切込みを入れる。 
Oリングの形状・寸法は,JIS B 2401-1のP10Aによる。 

注記1 手締めハンドルのハンドル形状は,一例であって,形状の詳細を規定するものではない。 
注記2 公差のない寸法は参考値とする。 

 

図C.1−充塡口おねじなどの寸法 

 


53 

B 8238:2020  

 

 

単位 mm 

 

図C.2−カップリングソケットの寸法 

 


54 

B 8238:2020  

 

附属書D 
(規定) 

呼び圧力10K及び呼び圧力20Kに規定する寸法に適合するフランジ 

 

呼び圧力10Kに規定する寸法に適合するフランジは,表D.1による。また,呼び圧力20Kに規定する寸

法に適合するフランジは,表D.2による。 

 

表D.1−呼び圧力10Kフランジの基準寸法 

 

 


55 

B 8238:2020  

 

表D.1−呼び圧力10Kフランジの基準寸法(続き) 

単位 mm 

呼び径 

適用する 

鋼管の外径 

フランジの

外径 

フランジの各部寸法 

ボルト穴 

ボルト
のねじ
の呼び 

径 

中心円

の径 

数 

径 

ねずみ 

鋳鉄以外 

ねずみ 

鋳鉄 

10 

17.3 

90 

12 

14 

46 

65 

15 

M12 

15 

21.7 

95 

12 

16 

51 

70 

15 

M12 

20 

27.2 

100 

14 

18 

56 

75 

15 

M12 

25 

34.0 

125 

14 

18 

67 

90 

19 

M16 

32 

42.7 

135 

16 

20 

76 

100 

19 

M16 

40 

48.6 

140 

16 

20 

81 

105 

19 

M16 

50 

60.5 

155 

16 

20 

96 

120 

19 

M16 

65 

76.3 

175 

18 

22 

116 

140 

19 

M16 

80 

89.1 

185 

18 

22 

126 

150 

19 

M16 

(90) 

101.6 

195 

18 

22 

136 

160 

19 

M16 

100 

114.3 

210 

18 

24 

151 

175 

19 

M16 

125 

139.8 

250 

20 

24 

182 

210 

23 

M20 

150 

165.2 

280 

22 

26 

212 

240 

23 

M20 

(175) 

190.7 

305 

22 

26 

237 

265 

12 

23 

M20 

200 

216.3 

330 

22 

26 

262 

290 

12 

23 

M20 

(225) 

241.8 

350 

22 

28 

282 

310 

12 

23 

M20 

250 

267.4 

400 

24 

30 

324 

355 

12 

25 

M22 

300 

318.5 

445 

24 

32 

368 

400 

16 

25 

M22 

350 

355.6 

490 

26 

34 

413 

445 

16 

25 

M22 

400 

406.4 

560 

28 

36 

475 

510 

16 

27 

M24 

450 

457.2 

620 

30 

38 

530 

565 

20 

27 

M24 

500 

508.0 

675 

30 

40 

585 

620 

20 

27 

M24 

(550) 

558.8 

745 

32 

42 

640 

680 

20 

33 

M30 

600 

609.6 

795 

32 

44 

690 

730 

24 

33 

M30 

(650) 

660.4 

845 

34 

46 

740 

780 

24 

33 

M30 

700 

711.2 

905 

34 

48 

800 

840 

24 

33 

M30 

(750) 

762.0 

970 

36 

50 

855 

900 

24 

33 

M30 

800 

812.8 

1020 

36 

52 

905 

950 

28 

33 

M30 

(850) 

863.6 

1070 

36 

52 

955 

1000 

28 

33 

M30 

900 

914.4 

1120 

38 

54 

1005 

1050 

28 

33 

M30 

1000 

1016.0 

1235 

40 

58 

1110 

1160 

28 

39 

M36 

(1100) 

1117.6 

1345 

42 

62 

1220 

1270 

28 

39 

M36 

1200 

1219.2 

1465 

44 

66 

1325 

1380 

32 

39 

M36 

1350 

1371.6 

1630 

48 

70 

1480 

1540 

36 

45 

M42 

1500 

1524.0 

1795 

50 

74 

1635 

1700 

40 

45 

M42 

括弧を付けた呼び径のものは,使用を推奨しない。 
フランジのガスケット座は,JIS B 2220及びJIS B 2239による。ただし,必要がある場合は,二点鎖線のように大

平座としてもよい。 

ボルト穴径(h)は,ボルトのねじの呼びM16以下の場合は,JIS B 1001の3級,ボルトのねじの呼びM30以上の

場合は,JIS B 1001の2級による。 

なお,ボルトのねじの呼びM20以上の場合,一般用ポンプなどで,特にJIS B 1180の並目ねじを使用し,表中のボ

ルト穴径(h)によらないときは,受渡当事者間の協定によって,JIS B 1001の3級とすることが可能である。 

 


56 

B 8238:2020  

 

表D.2−呼び圧力20Kフランジの基準寸法 

 

 

単位 mm 

呼び径 

適用する 

鋼管の外径 

フランジの

外径 

フランジの各部寸法 

ボルト穴 

ボルト
のねじ
の呼び 

径 

中心円

の径 

数 

径 

ねずみ 

鋳鉄以外 

ねずみ 

鋳鉄 

10 

17.3 

90 

14 

16 

46 

65 

15 

M12 

15 

21.7 

95 

14 

16 

51 

70 

15 

M12 

20 

27.2 

100 

16 

18 

56 

75 

15 

M12 

25 

34.0 

125 

16 

20 

67 

90 

19 

M16 

32 

42.7 

135 

18 

20 

76 

100 

19 

M16 

40 

48.6 

140 

18 

22 

81 

105 

19 

M16 

50 

60.5 

155 

18 

22 

96 

120 

19 

M16 

65 

76.3 

175 

20 

24 

116 

140 

19 

M16 

80 

89.1 

200 

22 

26 

132 

160 

23 

M20 

(90) 

101.6 

210 

24 

28 

145 

170 

23 

M20 

100 

114.3 

225 

24 

28 

160 

185 

23 

M20 

125 

139.8 

270 

26 

30 

195 

225 

25 

M22 

150 

165.2 

305 

28 

32 

230 

260 

12 

25 

M22 

200 

216.3 

350 

30 

34 

275 

305 

12 

25 

M22 

250 

267.4 

430 

34 

38 

345 

380 

12 

27 

M24 

300 

318.5 

480 

36 

40 

395 

430 

16 

27 

M24 

350 

355.6 

540 

40 

44 

440 

480 

16 

33 

M30×3 

400 

406.4 

605 

46 

50 

495 

540 

16 

33 

M30×3 

450 

457.2 

675 

48 

54 

560 

605 

20 

33 

M30×3 

500 

508.0 

730 

50 

58 

615 

660 

20 

33 

M30×3 

(550) 

558.8 

795 

52 

62 

670 

720 

20 

39 

M36×3 

600 

609.6 

845 

54 

66 

720 

770 

24 

39 

M36×3 

(650) 

660.4 

945 

60 

− 

790 

850 

24 

48 

M45×3 

700 

711.2 

995 

64 

− 

840 

900 

24 

48 

M45×3 

(750) 

762.0 

1080 

68 

− 

900 

970 

24 

56 

M52×3 

800 

812.8 

1140 

72 

− 

960 

1030 

24 

56 

M52×3 

(850) 

863.6 

1200 

74 

− 

1020 

1090 

24 

56 

M52×3 

900 

914.4 

1250 

76 

− 

1070 

1140 

28 

56 

M52×3 

括弧を付けた呼び径のものは,使用を推奨しない。 
フランジのガスケット座は,JIS B 2220及びJIS B 2239による。ただし,呼び径600以下において必要がある場合

は,二点鎖線のように全面座としてもよい。 

ボルト穴径(h)は,ボルトのねじの呼びM16以下の場合は,JIS B 1001の3級,ボルトのねじの呼びM30×3以上

の場合は,JIS B 1001の2級による。 

なお,呼び径650以上のフランジで,850以外のものの寸法は,ISO 2084:1974の呼び圧力4 MPaによる。 

 


57 

B 8238:2020  

 

附属書E 

(参考) 

調整器出口ユニオンの寸法例 

 

調整器出口ユニオンの寸法の例を図E.1に示す。 

 

単位 mm 

 

 ユニオンパッキンの材質は,NBR又はこれと同等以上の耐LPガス性をもつものとし,硬度は(70±10)

の範囲とする。 

 

a) M35×2の場合 

 

 

 

調整器本体 

ユニオンパッキン 

ユニオンつば 

ユニオンナット 

b) M42×2の場合 

 

 

c) ユニオン互換マーク 

 

注記 寸法は参考値とする。 

 

図E.1−調整器出口ユニオンなどの寸法 

 


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B 8238:2020  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

参考文献 圧力調整器(JLIA-B-2),一般社団法人日本エルピーガス供給機器工業会,東京,2011 

JIS B 2401-1 Oリング−第1部:Oリング 

JIS S 0137 消費生活用製品の取扱説明書に関する指針 

ISO 2084:1974,Pipeline flanges for general use−Metric series−Mating dimensions