2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
日本工業規格 JIS
Z 4912-1992
医用X線増感紙の寸法
Dimensions for X-ray intensifying screens
1. 適用範囲 この規格は,JIS Z 4905に適合する放射線用フィルムカセッテに使用する,医用X線増感
紙の寸法について規定する。
備考1. この規格の引用規格を,次に示す。
JIS Z 4005 医用放射線用語
JIS Z 4905 放射線用フィルムカセッテ
2. この規格の対応国際規格を,次に示す。
IEC 658 (1979) Radiographic intensifying screens for medical use−Dimensions
2. 用語の定義 この規格で用いる用語の定義は,JIS Z 4005による。
3. 寸法 医用X線増感紙の公称寸法,寸法及び許容差は,表1のとおりとする。
なお,表2に定めた医用X線増感紙の公称寸法,寸法及び許容差も,当分の間認めるものとする。
さらに,表3に定めた医用X線増感紙の公称寸法,寸法及び許容差も,当分の間認めるものとする。
表1 寸法及び許容差
公称寸法
寸法及び許容差
mm
厚さ(1)
cm×cm
短辺
長辺
mm
13×18
128.0±1.0
178.0±1.0
0.50以上
18×24
178.0±1.0
238.0±1.0
1.10以下
20×40
198.0±1.0
398.0±1.0
24×30
238.0±1.0
298.0±1.0
30×40
298.0±1.0
398.0±1.0
35×35(2)
354.0±1.0
354.0±1.0
35×43(2)
354.0±1.0
430.0±1.0
注(1) 厚さは,フロントとバック増感紙の厚みを加算したも
のをいう。
(2) 公称寸法35×35cm及び35×43cmは,14×14インチ
及び14×17インチのセンチメートル換算値(35.6×
35.6cm及び35.6×43.0cm)を丸め,センチメートルの
整数で表示した数値である。
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Z 4912-1992
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
表2 寸法及び許容差
公称寸法
寸法及び許容差
mm
厚さ(1)
cm×cm
短辺
長辺
mm
15×30
148.0±1.0
298.0±1.0
0.50以上
24×24
238.0±1.0
238.0±1.0
1.10以下
30×35(3)
298.0±1.0
354.0±1.0
30×90
298.0±1.0
897.5±1.5
30×120
298.0±1.0
1 197.5±1.5
40×40
398.0±1.0
398.0±1.0
注(3) 公称寸法30×35cmは,30×14インチのことであり,
この35cmは,14インチのセンチメートル換算値
(35.6cm) を丸め,センチメートルの整数で表示した数
値である。
表3 寸法及び許容差
公称寸法(4)
呼び名
寸法及び許容差
mm
厚さ(1)
短辺
長辺
mm
JI (43/4×61/2)
キャビネ
119.0±1.0
164.0±1.0
0.50以上
JI (61/2×81/2)
八切
164.0±1.0
214.0±1.0
1.10以下
JI (8×10)
六切
201.0±1.0
252.0±1.0
JI (10×12)
四切
252.0±1.0
303.0±1.0
JI (11×14)
大四切
279.0±1.0
354.0±1.0
JI (12×15)
−
303.0±1.0
379.0±1.0
JI (14×14)
大角
354.0±1.0
354.0±1.0
JI (14×17)
半切
354.0±1.0
430.0±1.0
注(4) 公称寸法は,インチ×インチを基準とした数値である。
4. 形状 形状は,次のとおりとする。
(1) 医用X線増感紙は,表1〜表3に示した許容差の最大値及び最小値をもった二つの幾何学的長方形に
挟まれた枠内に,完全に入るような形状であること。
(2) 医用X線増感紙の各角部は,10mm以内の丸み付け又は面取りをしてもよい。
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Z 4912-1992
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JIS Z 4912(医用X線増感紙の寸法)工業標準原案作成委員会 構成表
氏名
所属
(委員長)
野辺地 篤 郎
聖路加国際病院
幾 瀬 純 一
株式会社東芝
石 川 徹
聖マリアンナ医科大学
伊 藤 忠
株式会社島津製作所
大 出 良 平
財団法人医療用テレビジョン研究所
岡 崎 玄 右
株式会社大林製作所
尾 内 能 夫
財団法人癌研究会癌研究所
斎 藤 一 彦
日本鋼管病院
四 宮 恵 次
化成オプトニクス株式会社
鈴 木 紀 男
工業技術院標準部
竹 中 栄 一
防衛医科大学
多 田 信 平
東京慈恵会医科大学
手 島 邦 和
厚生省薬務局
東 常 義
社団法人日本放射線機器工業会
橋 詰 雅
麻布大学
橋 本 健二郎
東芝メディカルエンジニアリング株式会社
橋 本 宏
社団法人日本放射線技術学会
(埼玉県立小児医療センター)
浜 田 政 彦
東京都老人医療センター
平 松 慶 博
東邦大学
深 栖 一
財団法人早期胃癌検診協会
吹 訳 正 憲
通商産業省機械情報産業局
桃 井 司
株式会社日立メディコ
矢 野 太
株式会社田中レントゲン製作所
山 根 巌
株式会社日立メディコ
山 本 昭
鶴見大学
(事務局)
山 口 隆 弘
社団法人日本放射線機器工業会
原案作成分科会 構成表
氏名
所属
(主査)
四 宮 恵 次
化成オプトニクス株式会社
生 稲 俊 夫
三菱重工大蔵山病院
伊地知 宏 志
日本コダック株式会社
奥 富 興 次
コニカ株式会社
小 山 梯次郎
日本アグファ・ゲバルト株式会社
神 保 美 明
株式会社日立メディコ
菅 野 由紀雄
虎の門病院
田 中 守
鶴見大学歯科部病院
寺 沢 操
財団法人癌研究会付属病院
古 川 克 治
富士メディカルシステム株式会社
宮 本 渉
株式会社島津製作所
山 本 敏 夫
株式会社岡本製作所
横 田 和 人
株式会社東芝