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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

日本工業規格          JIS 

Z 0650-1995 

ユニットロードシステム通則 

General rules for unit-load system 

1. 適用範囲 この規格は,1 100×1 100mmパレットを基本とするパレチゼーションによる一貫輸送をは

じめとする,体系化されたユニットロードシステムを構築し,物流の合理化を図るための指針となる事項

について規定する。 

備考1. この規格の引用規格を,付表1に示す。 

2. この規格の中で { } を付けて示してある単位及び数値は,従来単位によるものであって,

参考として併記したものである。 

2. 用語の定義 この規格で用いる主な用語の定義は,次による。 

(1) パレタイズド貨物 一つ若しくは幾つかの物品,又は包装貨物を,発地から着地まで一貫して,物流

機器を使用して,機械荷役し,安全,かつ,能率的に輸送・保管できるようにパレットを用いて一つ

の単位にまとめた貨物。 

(2) プールパレット 広範囲の業界及び各輸送機関で相互に共通して使用され,互換性のあるパレット。 

3. パレット ユニットロードシステムに使用するパレットは,プールパレット,平パレット,ボックス

パレット,ロールボックスパレット及びシートパレットとし,次による。 

(1) プールパレット プールパレットは,木製平パレット及びプラスチック製平パレットの2種類とし,

大きさ及び種類は,表1のとおりとする。 

表1 プールパレットの大きさ及び種類 

大きさ(長さmm×幅mm) 

種類 

最大積載質量 

1 100×1 100 

両面使用形2方差し 

1t 

(1.1) 木製プールパレット 木製プールパレットは,JIS Z 0601の規定によるほか,四隅のかどを落とす

ものとする。 

(1.2) プラスチック製プールパレット プラスチック製プールパレットは,次によるほか,JIS Z 0606の

規定による。 

(a) 高さ プラスチック製プールパレットの高さは,144mmとする。 

(b) 差込口の高さ プラスチック製プールパレットの差込口の高さは,74mm以上とする。 

(c) 強度 プラスチック製プールパレットの強度は,JIS Z 0606に規定するA種とする。 

(2) 平パレット プールパレット以外の平パレットは,木製,金属製及びプラスチック製の3種類とし,

大きさ,材質,種類及び最大積載質量は,表2による。

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Z 0650-1995  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

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表2 大きさ,材質,種類及び最大積載質量 

大きさ(長さmm×幅mm) 

材質 

種類 

最大積載質量 

1 100×1 100 

木製 

片面使用形2方差し 

1t 

両面使用形2方差し 

金属製 
及び 
プラスチック製 

片面使用形2方差し 
片面使用形4方差し 
両面使用形2方差し 

両面使用形4方差し 

(2.1) 木製平パレット 木製平パレットは,次によるほかJIS Z 0601及びJIS Z 0604の規定による。 

(a) 高さ 木製平パレットの高さは,最大144mmとする。 

(b) 差込口の高さ 木製平パレットの差込口の高さは,最小90mmとする。 

(2.2) 金属製平パレット 金属製平パレットは,次によるほかJIS Z 0605の規定による。 

(a) 高さ 金属製平パレットの高さは,最大144mmとする。 

(b) 差込口の高さ 金属製平パレットの差込口の高さは,最小90mmとする。 

(2.3) プラスチック製平パレット プラスチック製平パレットは,次によるほかJIS Z 0606の規定による。 

(a) 高さ プラスチック製平パレットの高さは,最大150mmとする。 

(b) 差込口の高さ プラスチック製パレットの差込口の高さは,最小60mmとする。 

(2.4) 強度 平パレットの強度は,JIS Z 0602の規定によって試験を行い,木製平パレット,金属製平パ

レット及びプラスチック製平パレットの強度基準値は,表3及び表4による。 

表3 木製平パレット及び金属製平パレットの強度基準値 

項目 

基準値 

圧縮強度 

ひずみ量 

2mm以下 

曲げ強度 

たわみ率 

1.25%以下 

残留たわみ率 

0.5%以下 

下面デッキボード強度 

たわみ率 

1.0%以下 

落下強度 

対角線の長さの変化率 

3%以下 

表4 プラスチック製平パレットの強度基準値 

項目 

基準値 

圧縮強度 

ひずみ率 

4mm以下 

曲げ強度 

たわみ率 

1.5%以下 

残留たわみ率 

0.5%以下 

下面デッキボード強度 

たわみ率 

2.5%以下 

落下強度 

対角線の長さの変化率 

1%以下 

備考 表3及び表4に示す曲げ強度試験値は,参考図1に示すパレットの曲げ試験長 (l) 900mmを基

準とするものである。 

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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

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参考図1 平パレットの曲げ試験方法と曲げ試験長 

(3) ボックスパレット ボックスパレット(ロールボックスパレットを除く。)は,次によるほか,JIS Z 

0611の規定による。 

(a) 形式及び記号 ボックスパレットの形式及び記号は,固定式 (BF) 及び折りたたみ式 (BC) とする。 

(b) 最大積載質量 ボックスパレットの最大積載質量は,1tとする。 

(c) 大きさ ボックスパレットの大きさ(長さ×幅)は,1 140×1 140mmとする。 

(d) 高さ ボックスパレットの高さは,1 000mmとするのがよい。 

(4) ロールボックスパレット ロールボックスパレットは,次によるほか,JIS Z 0610の規定による。 

(a) 形式,種類及び記号 ロールボックスパレットの形式,種類及び記号は,固定式で積重ね不可 (RBF) 

及び折りたたみ式で積重ね不可 (RBM) とする。 

(b) 大きさ及び最大積載質量 ロールボックスパレットの大きさ(長さ×幅×高さ)は,1 140×1 140

×1 700mm及び1 140×760×1 700mmとし,最大積載質量はそれぞれ500kg及び300kgとする。 

(5) シートパレット シートパレットは,次によるほかJIS Z 0607の規定による。 

(a) 形式 シートパレットの形式は,タブが一辺にあるものとする。 

(b) 最大積載質量 シートパレットの最大積載質量は,1tとする。 

(c) 大きさ シートパレットの大きさは,1 100×1 100mm(1)で,タブ幅は,75mmとし,原則として斜

めコーナカットを施したものとする。 

注(1) 積載する物品によって,1 140×1 140mmとすることができる。 

4. パレタイズド貨物の寸法,最大総質量,全高,安定性及び荷くずれ防止 パレタイズド貨物の寸法,

最大総質量,全高,安定性及び荷くずれ防止は,次による。 

(1) パレタイズド貨物の寸法 パレタイズド貨物のネットユニットロードサイズ及びプランビューサイズ

は,次による(図1参照)。 

(a) ネットユニットロードサイズ パレタイズド貨物のネットユニットロードサイズは,プールパレッ

ト,平パレット及びシートパレットに積載する物品又は包装貨物を正しく並べた状態で,1 100×1 

100mmを超えないようにしなければならない。ただし,流通過程でプランビューサイズが,1 140

×1 140mmを超えないような物品又は包装貨物については,この限りでない。 

(b) プランビューサイズ プールパレット,平パレット及びシートパレットを使用したパレタイズド貨

物のプランビューサイズは,流通過程を通じてJIS Z 0161に規定する1 140×1 140mmを超えない

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ようにしなければならない。 

図1 パレタイズド貨物のネットユニットロードサイズ及びプランビューサイズ 

(2) 最大総質量 パレタイズド貨物の最大総質量(パレットの自重を含む。)は,1.05tとする。 

(3) 全高 パレタイズド貨物の全高(パレットの高さを含む。)は,2 200mm以下とする。 

(4) 安定性 プールパレット,平パレット及びシートパレットを使用したパレタイズド貨物の安定性は,

次に示す試験方法のいずれかによって,試験を行い,プランビューサイズが1 140×1 140mmを超え

ないような安定性をもつものとする。 

(4.1) 方法A 実際の輸送区間,輸送手段による輸送試験を行う。 

なお,試験を行う輸送区間は,当事者間の協定によって定めるものとする。 

(4.2) 方法B 次による試験を行う。 

(a) 振動試験 JIS Z 0232に規定する装置を用い,供試パレタイズド貨物を振動盤上に固定しないで置

き,JIS Z 0232の5.(試験方法)に規定する方法によって上下方向に加振する。 

なお,振動加速度のピーク値,振動数範囲及び加振時間については,当事者間の協定によって定

めるものとする。 

(b) 荷役試験 固く平たんな路面上に,図2に示すようなL字形の試験路を設け,その一端に供試パレ

タイズド貨物を置いておき,フォークリフトトラックによってこれを試験路の他端に運搬し,荷役

場に取り卸す。いったん,フォークリフトトラックを後ろにさげた後,再び供試パレタイズド貨物

を取り上げ,最初の置場まで運搬する。試験は,これを2回繰り返す。 

なお,直線路には高さ2cm,幅12cmの突起を設け,これを乗り越すものとする。 

また,フォークリフトトラックの走行速度は,1.5m/s程度(旋回時は1.0m/s)とする。 

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図2 試験路 

(c) 圧縮試験 段積み保管を行うパレタイズド貨物(2)では,供試パレタイズド貨物に次に示す等分布荷

重(3)を加え,30分後に荷重を取り去る。 

P=9.8×1.25 (N−1) ×W           (N) 

ここに, 

P: 供試品に加える等分布荷重 

N: 段積み保管時のパレタイズド貨物の積み段数 

W: パレタイズド貨物の総質量 (kg)  

注(2) 段積み保管を行わないパレタイズド貨物にあっては,この圧縮試験を省略することができ

る。 

(3) 等分布荷重を加えるために荷重板を使用する場合は,パレタイズド貨物の四辺とも約10cm

大きい荷重板を使用するものとする。 

(5) 荷くずれ防止 

(a) プールパレット,平パレット又はシートパレットを使用したパレタイズド貨物に,前項の安定性を

確保するために荷くずれ防止を施す場合には,機械荷役に支障のないような方法によらなければな

らない。 

参考 パレタイズド貨物の荷くずれ防止には,次のような方法がある。 

(1) シュリンク包装 

(2) ストレッチ包装(フィルム及びネット) 

(3) バンド掛け及びひも掛け(角当てとの組合せを含む。) 

(4) のり付け 

(5) ネット掛け及びキャップ掛け 

(6) 滑り止めシート挿入 

(7) クリップによる固定 

(b) プールパレット,平パレット又はシートパレットを使用したパレタイズド貨物が,輸送中にJIS Z 

0161に規定するユニットロードの平面寸法を超えるおそれのあるとき,及びユニットロードの平面

寸法が1 100mmに満たないときは,輸送機関に荷くずれ防止用具を設置するなど,機械荷役に支障

をきたさぬよう努めるものとする。 

参考 輸送機関に施す荷くずれ防止には,次のような方法がある。 

(1) エアバッグ 

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(2) 仕切り板 

(3) ラッシングベルト 

5. 輸送包装 通い容器,箱,缶,袋などを使用した輸送包装は,次による。 

(1) 寸法 輸送包装の寸法は,JIS Z 0105に規定する1 100×1 100mm系列の寸法に準拠するものとする。 

(2) プラスチック製通い容器 パレットに積載するプラスチック製通い容器は,次によるほか,JIS Z 1655

の規定による。 

(2.1) 形状,形式及び記号 プラスチック製通い容器の形状,形式及び記号は,ネスティング形の回転式 

(T),スタッキング形の一体式 (S) 及び折りたたみ式 (C) とする。 

(2.2) 圧縮荷重種別 プラスチック製通い容器の圧縮荷重種別は,種類及び積重ね高さによるものとし,

表5のとおりとする。 

(2.3) 大きさ プラスチック製通い容器の大きさは,表6に示すとおりとする。 

(2.4) 最大総質量 プラスチック製通い容器の最大総質量は,30kgとする。ただし,手荷役が想定される

場合は,原則として15kgとする。 

表5 圧縮荷重種別 

種類 

記号 

圧縮荷重種別 

備考 

形状 

形式 

ネスティング形 

回転式 

1.5M 

主に手荷役によって1.5m
程度に積み重ねられる容器 

スタッキング形 折りたたみ式 

1.5M 

一体式 

  4M 

主に機械荷役によって4m
までに高積みされる容器 

表6 大きさ 

単位 mm 

長さ 

幅 

600 

500 

550 

366 

500 

300 

440 

330 

(2.5) 構造 

(a) スタッキング形一体式容器の積重ね部分の構造は,パレタイズド貨物の安定性を十分に保持する構

造でなければならない。 

(b) 底面及び側面の構造は,自動仕分け機,搬送コンベヤなどの使用に支障のないよう配慮するととも

に,側面にバーコードラベルはり付け又はマーカ板取付けが可能な構造とする。 

6. パレタイズド貨物用荷役・運搬機器 

6.1 

フォークリフトトラック パレタイズド貨物の荷役作業において使用するフォークリフトトラック

は,次によるほかJIS D 6001の規定による。 

(1) 定格荷重1.5t(標準揚高3 000mm,基準荷重中心500mm)のフォークリフトトラックを使用するもの

とする。 

ただし,パレタイズド貨物の総質量が850kg以下の場合は,定格荷重1t(最大揚高3 000mm,基準荷

重中心500mm)のフォークリフトトラックを使用することができる。 

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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

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備考 パレタイズド貨物の全高が1 100mmを超えるものについては,フォークリフトトラックの安定

性を考慮して機種を選定する必要があり,当事者間で確認のうえ,選択するものとする。 

(2) プッシュプルアタッチメントを装着したフォークリフトトラックは,定格荷重2t(標準揚高3 000mm,

基準荷重中心500mm)のフォークリフトトラックを使用するものとする。 

備考 3 000mmを超える揚高のフォークリフトトラックが必要な場合,パレタイズド貨物の総質量よ

り大きい許容荷重の機種を選定する必要があり,当事者間で確認のうえ,選択するものとする。 

(3) フォークの長さ フォークの長さは,原則として1 070mmを使用するものとする。 

備考 フォークの積載面にパレットが安定して積載されるならば,920mm長さのフォークを使用する

ことができる。 

(4) プッシュプルアタッチメント シートパレットに積載されたパレタイズド貨物を取り扱う場合のプッ

シュプルアタッチメントは,次による。 

(a) パレタイズド貨物を積載するプラテンは,十分な強度をもち,プラテン有効長さ (A) は1 050mm

以上とし,プラテン外幅 (C) は900mm以上1 100mm以下であること。 

(b) シートパレットをつかむグリップをもち,タブをつかむ力はパレタイズド貨物をプラテンに引き込

む際に,タブから外れることがなく,かつ,タブに均等に力が加わるものであり,プッシュストロ

ーク (F) は1 120mm以上であること。 

(c) パレタイズド貨物を取り卸すためのフェースプレートは,パレタイズド貨物を変形させることのな

いよう,フェースプレート幅 (G) は900mm以上とし,フェースプレート高さ (H) は十分な高さを

もつこと。 

(d) プッシュプルアタッチメントの主要構造寸法は,図3に示す。 

図3 プッシュプルアタッチメントの主要構造寸法 

(5) フォークリフトトラックの通路幅 パレタイズド貨物の保管を行う場合のフォークリフトトラックの

通路幅は,実用上の余裕を加えた直角積付け通路幅として定め,定格荷重1.5tのフォークリフトトラ

ックの場合,原則として次による。 

(a) 

四輪式カウンタバランスフォークリフトトラック(内燃機関式) 

3.9m 

(b) 

四輪式カウンタバランスフォークリフトトラック(蓄電池式) 

3.7m 

(c) 

三輪式カウンタバランスフォークリフトトラック 

3.4m 

(d) 

リーチフォークリフトトラック 

2.7m 

参考 3 000mmを超える揚高で荷役する場合,プッシュプルアタッチメントを取り付けて使用する場

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合など,条件の異なる場合には更に広い通路幅が必要となる。 

フォークリフトトラックの通路幅を定める場合には,理論式によって求められた計算値に対

し,製品個々のばらつき,実用上の使い勝手等を考慮し,ある程度の余裕を加えるが,この通

路幅を“実用上の直角積付け通路幅(参考図2参照)”とし,また余裕は次のとおりとした。 

(a),(b)の場合, 

400mm 

(c),(d)の場合, 

250mm 

参考図2 実用上の直角積付け通路幅 

6.2 

パレットトラック 片面使用形平パレットを使用したパレタイズド貨物の運搬に用いるパレットト

ラックは,次によるほか,JIS B 8930の規定による。 

(1) 最大積載質量 パレットトラックの最大積載質量は,原則として,1.5tとする。 

なお,パレタイズド貨物の総質量が1tを超えないときは,その総質量に合わせたパレットトラック

を使用することができる。 

(2) フォークの長さ パレットトラックのフォークの長さは,原則として,1 070mm又は1 220mmとする。 

(3) フォークの幅 パレットトラックのフォークの外幅は,原則として,520mm又は685mmとする。 

(4) パレットトラックのフォーク最低高さは,65mm及び80mmとする。 

6.3 

コンベヤ パレタイズド貨物を搬送するコンベヤは,次による。 

(1) コンベヤの種類 パレタイズド貨物を搬送するコンベヤの種類は,原則としてローラコンベヤ,チェ

ーンコンベヤ及びユニットロード用垂直コンベヤとする。 

(a) ローラコンベヤ パレタイズド貨物を搬送するローラコンベヤは,JIS B 8804の規定による。 

(b) チェーンコンベヤ パレタイズド貨物を搬送するチェーンコンベヤは,パレット面に損傷を与えな

い積載面をもち,パレットの許容たわみ値以下で支持し,搬送できる構造とする。 

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(c) 垂直コンベヤ パレタイズド貨物を搬送する垂直コンベヤは,JIS B 8950の規定による。 

(2) コンベヤの搬送 パレタイズド貨物を搬送するコンベヤは,その起動,搬送及び停止時に安定した荷

姿に顕著な変化を与えない設計が施されたものとする。 

(3) 搬送の方向 パレタイズド貨物を搬送するコンベヤを使用するに当たっては,パレットが片面使用形

か両面使用形か,また,コンベヤ上での搬送方向が,デッキボードと並行か,直角か又は両方かを,

あらかじめ使用者が明示するものとする。 

6.4 

パレタイザ パレタイズド貨物用のパレタイザは,JIS B 8951の規定による。 

なお,パレタイズド貨物用のパレタイザの使用に当たっては,パレットが片面使用形か両面使用形か,

また,パレットを供給する際のデッキボードの方向を使用者があらかじめ明示するものとする。 

6.5 

クレーン用パレットハンガ パレタイズド貨物をクレーンなどでつり上げる場合に使用されるパレ

ットハンガは,そのフォーク部分が常に水平を保つようになっていなければならない。フォーク部分の寸

法は,図4による。 

図4 パレットハンガのフォーク部分の寸法 

6.6 

無人搬送車 無人搬送車の種類は,JIS D 6801の3.(用語の定義)の1101(無人搬送車)に規定す

るとおり,無人けん引車及び無人フォークリフトを含む無人搬送車とする。 

無人搬送車システムは,その稼働領域を人と共存,共用するため,JIS D 6802,JIS D 6803及びJIS D 6804

に従い,安全を確保するほか,次による。 

(1) 搬送物 パレタイズド貨物の安定性及び荷くずれ防止を計画当初から十分に検討し,運用に当たって

は荷の偏心荷重を考慮した荷くずれ防止処置を確実に行うこと。 

(2) 無人けん引車 無人けん引車によってロールボックスパレットをけん引する場合は,フレーム,車輪

などの強度がけん引力に耐えることを確認すること。 

(3) 無人フォークリフト 無人フォークリフトを使用する場合,パレットのフォーク差込口高さは,70mm

以上で,幅については,フォークが容易に挿入できる幅とすることが望ましい。 

7. ラック パレタイズド貨物の保管に用いるラックは,次によるほか,JIS Z 0620,JIS Z 0621及びJIS 

B 8942の規定による。 

(1) パレットラック 

(a) 1棚当たりのパレット数 パレットラックの1棚当たりのパレット数は,原則として,2パレットと

10 

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する。 

(b) 最大積載質量 パレットラックの1棚当たりの最大積載質量は,2.1tとする。 

(c) 有効間口 パレットラックの有効間口寸法は,2 500mmとする。ただし,無人フォークリフトトラ

ックを使用する場合には,当事者間で定めるものとする。 

(d) 奥行き パレットラックの奥行き寸法は,1 100mmとする。 

(2) ドライブインラック 

(a) 有効間口 ドライブインラックの有効間口は,1 300mmとする。 

(b) 棚突き出し長さ ドライブインラックの棚は,1間口内の両側に均等に突き出すものとし,その突

出し長さは,200mmとする。 

(c) 棚の段数及び有効棚間隔 ドライブインラックの棚の段数及び有効棚間隔は,当事者間の協定によ

って定めるものとする。 

(3) 立体自動倉庫 パレタイズド貨物の保管に用いる立体自動倉庫のラックは,使用されるパレットの底

面の形状に合致して載貨できるものとし,かつ,3.(2)(2.4)に規定する平パレットの強度基準に適合す

るものとする。 

(4) 流動ラック 平パレットを使用したパレタイズド貨物の保管に用いる流動ラックは,次による。 

(a) 有効間口 流動ラックの有効間口は,1 300mmとする。ガイドを設ける場合は,パレタイズド貨物

とのサイドクリアランス100mm以内に取り付けるものとする。 

(b) 奥行き 流動ラックの全奥行き (L) は制限はないが,奥行き方向のパレット数 (N) 収容の場合,L

=N×1 200mm以内とする。 

(c) 棚の段数及び有効棚間隔 流動ラックの棚の段数及び有効棚間隔は,当事者間の協定によって定め

るものとする。 

(d) 駆動方法 流動ラックの駆動の方法はコンベヤ,エアなどがあるが,パレタイズド貨物がそのまま

使用できるものとする。 

(5) 移動ラック パレタイズド貨物の保管に用いる移動ラックは,7.(1)による。ただし,台枠は,走行の

機能をもち,台枠上部へのパレタイズド積載に対して十分な強度をもつものとし,台枠の高さは

300mm以内とする。 

8. 輸送機関 

8.1 

トラック及びトレーラ パレタイズド貨物を輸送するトラック及びトレーラは,次による。 

(1) トラックボデー及びトレーラボデーの種類 トラックボデー及びトレーラボデーの種類は,次のとお

りとする。 

(1.1) 普通荷台 

(1.2) バン形ボデー 

(a) ドライバン形ボデー 

(b) 側面開放バン形ボデー 

(2) 寸法 トラックボデー及びトレーラボデーの荷台内のり寸法は,JIS D 4002に規定するA区分及び次

の区分とする。 

(a) 幅区分 普通荷台の幅区分は最小2 340mmとし,バン形ボデーの幅区分は最小2370mmとする。 

(b) 長さ区分 長さ区分は,最小4 800mm,6 000mm,7 200mm,8 400mm,9 600mm,10 800mm,12 000mm

及び13 200mmの8種類とする。 

11 

Z 0650-1995  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

(3) 開口長さ 荷台側方及び荷台後方の開口長さは,次のとおりとする。 

(a) 普通荷台の開口長さ 普通荷台の荷台側方の開口長さは,荷台内のり寸法の長さとし,荷台後方の

開口長さは,最小2 340mmとする。 

(b) バン形ボデーの開口長さ 側面開放バン形ボデーの側方開口長さは,荷台内のり寸法の長さ区分か

ら200mmを減じたもの以上とし,ドライバン形ボデー及び側面開放バン形ボデーの荷台後方開口

長さは,最小2 280mmとする(図5参照)。 

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12 

Z 0650-1995  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

図5 荷台開口長さ 

(4) 荷台の品質 トラックボデー及びトレーラボデーの荷台の品質は,次による。 

(a) 荷台の床面 パレタイズド貨物を積載する荷台の床面は,平らな面であり,パレタイズド貨物の安

定性を保持する床面とする。 

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13 

Z 0650-1995  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

(b) 荷台の耐荷重 荷台の耐荷重は,1m2当たり1 000kg以上とする。ただし,荷台上にフォークリフト

を乗り入れる場合の耐荷重についてはフォークリフトの機種によって,当事者間において定めるも

のとする。 

(5) 附属荷役機器 トラック及びトレーラ荷台に装備するテールゲートリフタ,パレットローダ,リフト

式ローラコンベヤ,スラットコンベヤ式荷台及びベルトコンベヤ式荷台は,次による。 

(5.1) テールゲートリフタ ロールボックスパレットを積卸しするためにトラックに装備するテールゲー

トリフタは,次による。 

(a) 各部の名称 テールゲートリフタの各部の名称は,図6のとおりとする。 

(b) リフトプレート リフトプレートの長さは,最小1 450mmとし,リプトプレートは車輪ストッパを

もつものとする。 

(c) 積載質量 テールゲートリフタの積載質量は,最小600kgとする。 

図6 テールゲートリフタの各部の名称 

(5.2) パレットローダ 平パレットを使用したパレタイズド貨物の積卸しを容易にするために,トラック

及びトレーラ荷台に装備するパレットローダは,次による。 

(a) 各部の名称 パレットローダの各部の名称は,図7による。 

(b) 積載質量 パレットローダの積載質量は,2本一組で最小1 050kgとする。 

(c) 積載部の長さ パレットローダの積載部の長さは,最小1 070mmとする。 

(d) ガイドレールの取付位置 パレットローダが走行するガイドレールをトラック荷台上に装備する場

合の取付位置は,図7のとおりとする。 

図7 ガイドレールの取付位置 

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14 

Z 0650-1995  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

(5.3) リフト式ローラコンベヤ トラック及びトレーラ荷台に装備する油圧式又は空気圧式によって上下

するリフト式ローラコンベヤは,次による。 

(a) 積載質量 リフト式ローラコンベヤの積載質量は,2列一組で1m当たり最小500kgとする。 

(b) リフト式ローラコンベヤの取付位置 リフト式ローラコンベヤの取付位置は,図8による。 

図8 リフト式ローラコンベヤの取付位置 

(5.4) スラットコンベヤ式荷台及びベルトコンベヤ式荷台の耐荷重 パレタイズド貨物の積卸しに,床面

全体を移動させるために,トラック及びトレーラの荷台に装備したスラットコンベヤ式荷台及びベ

ルトコンベヤ式荷台の耐荷重は,1m2当たり最小1 000kgとする。 

8.2 

貨物コンテナ パレタイズド貨物を輸送する貨物コンテナは,次による。 

(1) 貨物コンテナの種類,外のり寸法,最大積載質量,最小内のり寸法及び扉開口部最小寸法 貨物コン

テナの種類,外のり寸法,最大積載質量,最小内のり寸法及び扉開口部最小寸法は,JIS Z 1610,JIS 

Z 1614,JIS Z 1618及びJIS Z 1627の規定によるものとし,最小内のり寸法は2280mm以上のものを

使用することとする。 

(2) 貨物コンテナの取扱い 貨物コンテナの取扱いは,JIS Z 1626の規定に準じて行い,貨物コンテナ及

び積荷に悪影響を及ぼさないよう取り扱わなければならない。 

8.3 

鉄道貨車 パレタイズド貨物を輸送する鉄道貨車は,現有の15トン積有がい(蓋)貨車及び30ト

ン積有がい貨車とする。 

参考 現在,15トン積有がい貨車としては,ワム80000形式があり,30トン積有がい貨車には,ワキ

5000形式がある。 

関連規格 JIS B 8941 立体自動倉庫用語 

JIS D 0105 トラックの普通荷台に関する用語 

JIS D 6201 フォークリフトトラック用語 

JIS Z 0106 パレット用語 

JIS Z 0108 包装用語 

JIS Z 0110 ラック用語 

JIS Z 0111 物流用語 

JIS Z 1613 国際貨物コンテナー用語 

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Z 0650-1995  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

付表1 引用規格 

JIS B 8804 鋼製ローラコンベヤ 

JIS B 8930 パレットトラック 

JIS B 8942 立体自動倉庫システム設計通則 

JIS B 8950 ユニットロード用垂直コンベヤ 

JIS B 8951 パレタイザ 

JIS D 4002 トラック荷台の内のり寸法 

JIS D 6001 フォークリフトトラック 

JIS D 6801 無人搬送車システム−用語 

JIS D 6802 無人搬送車システム−安全通則 

JIS D 6803 無人搬送車−設計通則 

JIS D 6804 無人搬送車システム−設計通則 

JIS Z 0105 輸送包装系列寸法 

JIS Z 0161 ユニットロード寸法 

JIS Z 0232 包装貨物−振動試験方法 

JIS Z 0601 一貫輸送用木製平パレット 

JIS Z 0602 平パレット試験方法 

JIS Z 0604 木製平パレット 

JIS Z 0605 金属製平パレット 

JIS Z 0606 プラスチック製平パレット 

JIS Z 0607 シートパレット 

JIS Z 0610 ボックスパレット 

JIS Z 0611 一貫輸送用ボックスパレット 

JIS Z 0620 パレットラック 

JIS Z 0621 ドライブインラック 

JIS Z 1610 国内貨物コンテナの外のり寸法及び共通仕様 

JIS Z 1614 国際貨物コンテナ−外のり寸法及び最大総質量 

JIS Z 1618 国際一般貨物コンテナ 

JIS Z 1626 国際大形コンテナの取扱い 

JIS Z 1627 国内一般貨物コンテナ 

JIS Z 1655 プラスチック製通い容器 

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16 

Z 0650-1995  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

参考 

この参考は,本体の規定に関連する事柄を補足するもので,規定の一部ではない。 

パレタイズド貨物の最大積載数及び床面利用率 パレタイズド貨物の最大積載数及び床面利用率は,参

考表1〜5に示すとおりとする。 

(1) トラック及びトレーラ(普通荷台 8種類) 

参考表1 

トラック及びトレーラ 普通荷台 mm 

パレタイ
ズド貨物
の最大積
載数 (枚) 

床面利用
率 (%) 

86.2 

10 

86.2 

12 

86.2 

14 

86.2 

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17 

Z 0650-1995  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

トラック及びトレーラ 普通荷台 mm 

パレタイ
ズド貨物
の最大積
載数 (枚) 

床面利用
率 (%) 

16 

86.2 

18 

86.2 

20 

86.2 

24 

94.0 

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18 

Z 0650-1995  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

(2) トラック及びトレーラ(側面開放バン形ボデー 8種類) 

参考表2 

トラック及びトレーラ 側面開放バン形ボデー mm  

パレタイ
ズド貨物
の最大積
載数 (枚) 

床面利用
率 (%) 

88.8 

10 

88.0 

12 

87.5 

14 

87.2 

16 

86.9 

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19 

Z 0650-1995  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

トラック及びトレーラ 側面開放バン形ボデー mm  

パレタイ
ズド貨物
の最大積
載数 (枚) 

床面利用
率 (%) 

18 

86.7 

20 

86.5 

22 

86.4 

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20 

Z 0650-1995  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

(3) 国内コンテナ(国内貨物コンテナ4種類) 

参考表3 

貨物コンテナ 国内貨物コンテナ mm 

パレタイ
ズド貨物
の最大積
載数 (枚) 

床面利用
率 (%) 

(1D1, 1D2, 1D3) 

89.7 

(2D2, 2D4) 

90.5 

(1C2, 1C3, 2C4, 3C4) 

10 

90.7 

(1B2, 1B3) 

16 

95.2 

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21 

Z 0650-1995  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

(4) 貨物コンテナ(国際貨物コンテナ2種類) 

参考表4 

貨物コンテナ 国際貨物コンテナ mm 

パレタイ
ズド貨物
の最大積
載数 (枚) 

床面利用
率 (%) 

(1C) 

10 

88.5 

(1AA, 1AAA) 

20 

86.6 

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22 

Z 0650-1995  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

(5) 鉄道貨車(有がい貨車 2種類) 

参考表5 

鉄道貨車 有がい貨車 mm 

パレタイ
ズド貨物
の最大積
載数 (枚) 

床面利用
率 (%) 

15トン積有がい貨車(ワム 80000 形式) 

14 

82.6 

30トン積有がい貨車(ワキ 5000 形式) 

24 

84.4 

23 

Z 0650-1995  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

一貫パレチゼーション推進のための標準化調査研究本委員会 構成表 

(委員長) 

高 森 秀 夫 

株式会社日通総合研究所 

赤 羽 慶 正 

株式会社髙島屋本社 

荒 木 康 夫 

日本パレットプール株式会社 

有 住 一 信 

社団法人日本パレット協会 

有 村 政 美 

株式会社ダイエー 

井 岸 松 根 

国分株式会社 

井 関 裕 二 

株式会社フジタ東京支店 

磯 谷 幸 雄 

キリンビール株式会社 

稲 束 原 樹 

社団法人日本ロジスティクスシステム協会 

岩 橋 俊 彦 

社団法人日本産業車両協会 

内 田 順 己 

宝酒造株式会社 

大久保 喜 市 

合同酒精株式会社 

太 田   治 

社団法人日本鉄道車輛工業会 

大 藤 隆 男 

月桂冠株式会社 

小田嶋 秋 雄 

東京青果株式会社 

小 野 昌 邦 

社団法人鉄道貨物協会 

小 場   博 

清水建設株式会社 

香 川 和 寛 

トヨタ自動車株式会社 

加 藤   宏 

社団法人日本産業機械工業会 

北 原 靖 史 

富士写真フイルム株式会社 

小 林   隆 

松下電器産業株式会社 

坂 井 健 二 

日本パレットレンタル株式会社 

重 田 靖 男 

資生堂物流サービス株式会社 

鈴 木 章 夫 

味の素株式会社 

瀬 川 光 蔵 

日本通運株式会社 

瀧 川 長 次 

東芝物流株式会社 

津久井 英 喜 

プラネット物流株式会社 

中 島 洋一郎 

株式会社菱食 

並 木   浩 

株式会社日立東サービスエンジニアリング 

西 田 宏太郎 

日本貨物鉄道株式会社 

林   正 啓 

雪印乳業株式会社 

林   義 雄 

日本水産株式会社 

樋 口 壽 男 

旭化成工業株式会社 

前 原 正 典 

社団法人日本海上コンテナ協会 

梁 瀬   仁 

日本物流学会 

(事務局) 

濱 本 哲 司 

社団法人日本パレット協会