>サイトトップへ >このカテゴリの一覧へ

 

W 0141:2019  

(1) 

目 次 

ページ 

1 適用範囲 1 

2 分類 1 

3 用語及び定義  1 

 

 


 

W 0141:2019  

(2) 

まえがき 

この規格は,産業標準化法第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人日本産業用無人航空機工業会

(JUAV)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,産業標準原案を添えて日本産業規格を制定すべき

との申出があり,日本産業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本産業規格である。 

この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。 

この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意

を喚起する。経済産業大臣及び日本産業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実

用新案権に関わる確認について,責任はもたない。 

注記 工業標準化法に基づき行われた申出,日本工業標準調査会の審議等の手続は,不正競争防止法

等の一部を改正する法律附則第9条により,産業標準化法第12条第1項の申出,日本産業標準

調査会の審議等の手続を経たものとみなされる。 

 

 


 

  

日本産業規格          JIS 

 

W 0141:2019 

 

無人航空機−用語 

Unmanned aircraft-Vocabulary 

 

適用範囲 

この規格は,無人航空機に関する主な用語及び定義について規定する。 

 

分類 

無人航空機に関する用語の分類は,次による。 

a) 種類 

b) システムを構成する部分 

c) システムの設計・機能・性能基準 

d) システムの運用 

 

用語及び定義 

用語及び定義は,次による。 

なお,参考として対応英語を示す。 

注記1 一つの用語が幾つかの概念を示す場合,同じ行の( )内に対象分野を細字で示す。 

注記2 航空法では,“質量”の意味で“重量”という用語が用いられているため,この規格でも同様

に“重量”を用いている。 

a) 種類 

番号 

用語 

定義 

対応英語(参考) 

1001 

無人航空機, 
UAV 

航空の用に供することができる飛行機,回転翼航空機,滑空機,
飛行船などであって,構造上人が乗ることができないもののう
ち,遠隔操作又は自動操縦によって飛行させることができるも
の。 

unmanned aircraft,  
unmanned aerial 

vehicle 

1011 

固定翼無人航空機 

固定した翼面をもち,その翼面に生じる揚力によって飛行する
無人航空機。 

unmanned fixed wing 

aircraft,  

unmanned aeroplane 

1021 

回転翼無人航空機 

飛行中の揚力を回転翼から得る無人航空機。 

unmanned rotorcraft 

1031 

無人ヘリコプタ 

ほぼ垂直な軸周りに回転する二つ以下の回転翼によって,主な
揚力及び推進力を得る回転翼無人航空機。 

unmanned helicopter 

1041 

マルチロータ無人

航空機 

ほぼ垂直な軸周りに回転する三つ以上の回転翼によって,主な
揚力及び推進力を得る回転翼無人航空機。マルチロータ又はマ
ルチコプタともいう。 

unmanned multi-rotor 

aircraft 

1051 

無人航空機システ

ム, 

UAS 

無人航空機及びその飛行に必要な地上局,C2リンクなどのシス
テムの総称。 

unmanned aircraft 

system 

 


W 0141:2019  

  

b) システムを構成する部分 

番号 

用語 

定義 

対応英語(参考) 

2001 

機体 

主翼,胴体,尾翼,着陸装置など,無人航空機を構成する構造
部分。 

airframe 

2011 

翼 

無人航空機が空気中でその重量を支持するために必要とする空
気力学的な力(揚力)を発生するもの。 

wing,  
airfoil,  
aerofoil 

2021 

主翼 

固定翼無人航空機の重量を支持するための揚力の大部分を発生
する翼。 

main wing 

2031 

テーパ翼 

翼の付け根から翼端に向かって,直線的に翼弦長が小さくなっ
ている翼。 

tapered wing 

2041 

く形翼 

平面形が長方形[く(矩)形]の翼。 

rectangular wings 

2051 

後退翼 

後退角をもつ翼。 

swept-back wing 

2061 

前進翼 

前進角をもつ翼。 

swept forward wing 

2071 

三角翼 

平面形が三角形であり,比較的小さい縦横比の翼。 

delta wing 

2081 

ウィングレット 

主翼の翼端にほぼ垂直に取り付けられ,これによって得られる
翼端渦の減殺と推力成分との効果を利用して,誘導抗力の減少
及び有効揚力の増加を図るための小翼片。 

winglet 

2091 

操縦だ面 

無人航空機の姿勢及び飛行方向を制御するために用いる可動翼
面。空力だ(舵)面又はだ面ともいう。 

control surface 

2101 

補助翼, 
エルロン 

操だによって,無人航空機の前後軸周りに回転運動(横揺れ)
を起こさせるため,主翼の後縁に取り付ける可動翼面。 

aileron 

2111 

エレボン 

無尾翼機の後縁に取り付けられた昇降だ(舵)と補助翼との二
つの働きを併せもつように設計された操縦だ面。 

elevon 

2121 

フラップ 

主翼の後縁又は前縁に取り付けられ,翼面積若しくは翼の反り
又はそれらの両方を増して,主として最大揚力係数を大きくす
る働きをもつ装置。高揚力装置の一種である。 

flap 

2131 

フラッペロン 

フラップと補助翼との機能を兼ね備えた可動翼面。 

flaperon 

2141 

スポイラ 

主翼上面に取り付けられ,これを気流中に出すことによって気
流を乱し,揚力を減殺すると同時に,抗力を増加させる装置。 

spoiler 

2151 

尾翼 

無人航空機の釣合い,安定及び操縦を受けもつために,無人航
空機の尾部に取り付けられた翼の総称。 

tail wing 

2161 

水平尾翼 

縦の釣合い,安定及び操縦を受けもつ尾翼。 

horizontal tail wing 

2171 

水平安定板 

無人航空機の縦の安定のための水平尾翼の前部の固定した部
分。トリムのために可動のものもある。 

horizontal stabilizer 

2181 

昇降だ, 
エレベータ 

操だによって無人航空機の左右軸周りの回転運動(縦揺れ)を
起こさせるため,水平安定板の後部に取り付けられた可動翼面。 

elevator 

2191 

垂直尾翼 

方向の安定と操縦とを受けもつ尾翼。通常,機体の対称面に又
は対称面に平行に取り付けられる。 

vertical tail wing 

2201 

垂直安定板 

無人航空機の方向の安定のための垂直尾翼の前部の固定した部
分。 

vertical stabilizer,  
fin 

2211 

方向だ, 
ラダー 

操だによって航空機の上下軸周りの回転運動(かた揺れ)を起
こさせるため,垂直安定板の後部に取り付けられた可動翼面。 

rudder 

2221 

胴体 

搭載物及びその無人航空機の主要な装備を収容する無人航空機
の部分。 

fuselage 

2231 

フェアリング 

空気抵抗を減らすため,形状を整える覆い。 

fairing 

2241 

フィレット 

気流の干渉による抵抗の増加を防ぐための,構造の結合部の覆
い。 

fillet 

2251 

ボルテックスジェ

ネレータ 

境界層の剝がれを防止するため,機体表面に,気流に対して適
切な角度で並べて取り付けた小片。 

vortex generator 


W 0141:2019  

 

番号 

用語 

定義 

対応英語(参考) 

2261 

パイロン 

動力装置,回転翼,機外搭載物などを支持するために,無人航
空機の胴体,翼などから突き出ている構造物。 

pylon 

2271 

カウリング 

エンジン,放熱器,モータなどを覆って抵抗を減らし,若しく
は保護し,又は内部の気流を整えるための覆い。 

cowling 

2281 

テールブーム 

尾翼又は尾部を,主翼,胴などに結合するために後方に突き出
ている構造物。 

tail boom 

2291 

サーボ機構 

物体の位置,方位,姿勢などを制御量として,目標値に追従す
るように自動で作動する機構。 

servo mechanism 

2301 

プロポ 

スティックなどを用いて機体を操作するための装置。 

proportional system 

2311 

降着装置, 
着陸装置 

無人航空機を地上又は水上で支持し,離着陸又は離着水のとき
に用いる装置の総称。 
注記1 車輪式,フロート式,そり式,スキー式などの降着装置

がある。 

注記2 水上ではないところで用いる降着装置を,一般に着陸装

置という。 

landing gear,  
skid 

2321 

引込脚 

飛行中,翼,胴体などに引き込める形式の着陸装置。 

retractable landing 

gear  

2331 

フロート 

無人航空機を水上で支持し,離着水時に使用する舟形又は円筒
状の降着装置。 

float 

2341 

動力装置 

発動機又はモータ本体及びその附属装置の一切を含めたものの
総称。 

power source 

2351 

スロットル 

動力装置の推進力を調整する操作又はそのためのレバー。 

throttle lever 

2361 

カタパルト 

無人航空機の離陸を補助する射出装置。 

catapult 

2371 

JATO, 
RATO 

ジェット又はロケットの推力によって離陸を補助する装置。 

jet assisted take off,  
rocket assisted take off 

2381 

プロペラ 

翼形断面をもつ羽根を動力装置によって回転させて,推力を得
る装置。 

propeller 

2391 

固定ピッチプロペ

ラ 

ブレードのピッチ角が一定であるプロペラ。 

fixed pitch propeller 

2401 

可変ピッチプロペ

ラ 

ブレードのピッチ角を変えられるプロペラ。 

variable pitch 

propeller 

2411 

可変ピッチ機構 

可変ピッチプロペラのピッチ角を変更するために,無人航空機
の機体側に設ける制御装置,サーボ機構,リンク装置などの総
称。 

variable pitch system 

2421 

プロペラガード 

プロペラ及びロータが第三者及び物件に直接接触することを防
止する構造。 

propeller guard 

2431 

回転翼, 
ロータ 

翼形断面をもつ羽根を回転させて,揚力を得たり,方向の操縦
をしたりすることなどに用いる装置。 

rotor 

2441 

メインロータ 

無人ヘリコプタにおいて,主として揚力を得るために用いられ
る回転翼。 

main rotor 

2451 

同軸反転翼 

同一回転軸上に配置され,互いに逆方向に回転する回転翼。 

coaxial contra rotor,  
coaxial inverted rotor 

2461 

テールロータ 

無人ヘリコプタにおいて,尾部に取り付けられ,メインロータ
のトルクの平衡,方向の操縦などに用いられる回転翼。 

tail rotor 

2471 

パラシュート 

傘体などの空気の抵抗によって,機体を減速させる装置。 

parachute 

2481 

フライトコンピュ

ータ, 

FCC 

飛行制御する搭載コンピュータ。 

Flight Control 

Computer 


W 0141:2019  

  

番号 

用語 

定義 

対応英語(参考) 

2491 

フライトコントロ

ーラ, 

FC 

無人航空機の機体全体の制御統括及び飛行制御を担う装置。ま
た,フライトログの保存及び地上局とのデータのやりとりも行
い,ジャイロ及び加速度のIMUも定義上,フライトコントロー
ラに含む場合がある。 

Flight Controller,  
FC 

2501 

IMU 

6軸の角速度及び加速度の検出を行い,角度及び速度を演算する
装置。IMUには6軸(XYZ各軸の角速度及び角加速度)の検出
を行うほか,地磁気センサによる方位検出,気圧計センサによ
る高度検出機能などを併せてもつものもある。 

inertial measurement 

unit 

2511 

AHRS 

姿勢及び方位を演算するシステム。 

Attitude Heading 

Reference System 

2521 

ESC 

モータのスピード(回転数)を電気的に制御する装置。モータ
コントローラともいう。 

electronic speed 

controller 

2531 

フライトデータレ

コーダ 

飛行中のデータを記録しておく装置。事故発生時にその原因調
査をするための飛行諸元を記録できる機能をもつ。 

flight data recorder 

2541 

ADS-B 

機体がGPS受信機などを用いて自ら測位した位置情報を自動的
に放送する機能。放送する機器(方法)別に3種類の方式があ
るが,一般的には,大型機用の1090ESを使用するものと,小型
機用のUATを使用するものとがある。 

automatic dependent 

surveillance- 
broadcast 

2551 

衝突防止灯 

航空機からの視認をできるだけ容易にするため,衝突防止を目
的に装備する灯火。 

anti-collision light 

2561 

BMS 

2次電池の寿命及び充放電の管理,異常検知などを行う管理シス
テム。 

battery management 

system 

2571 

バッテリセル 

電池の構成単位。一般的に無人航空機のバッテリは,複数のバ
ッテリセルを接続したバッテリパックで使用される。 

battery cell 

2581 

バッテリパック 

バッテリセルを直並列に複数個を電気的に接続し,パッケージ
したもの。 

packed battery 

2591 

バッテリモジュー

ル 

バッテリセル又はバッテリパックにBMSを組み込み,バッテリ
セル及びバッテリパックの寿命及び充放電の管理,異常検知な
どを行うバッテリ管理機能を内蔵したバッテリ。 

battery module 

2601 

地上局 

地上から無人航空機の操縦を行う装置。ただし,プロポは含ま
ない。 

GCS,  
RPS 

2611 

C2リンク 

無人航空機と地上局との間で,無人航空機の操縦のために,使
用される無線通信。 

command & control 

link 

2621 

アップリンク 

地上局から無人航空機への直接的又は間接的な無線通信。 

uplink 

2631 

ダウンリンク 

無人航空機から地上局への直接的又は間接的な無線通信。 

downlink 

2641 

ペイロードリンク 

ペイロードの機材と地上局とを結ぶために,C2リンクとは別に
設定される無線通信。 

payload link 

 

c) システムの設計・機能・性能基準 

1) 設計 

番号 

用語 

定義 

対応英語(参考) 

3001 

型式 

その構造,外形,機能,性能などの違いによって,ほかと区別
される無人航空機の独自の型又はモデル。 

type 

3011 

改造 

無人航空機の飛行又は操縦に影響を与える,機体又は操縦シス
テムの部位・部品について,加工(ソフトウェアの書き換えを
含む。),追加,削除又はそれらの組合せによる仕様の変更。 

modification 

3021 

運用限界 

最高速度,最高到達高度,飛行可能風速,最大搭載可能重量,
電波到達距離,最大使用可能時間など,無人航空機の飛行可能
限界。 

operating limitation 


W 0141:2019  

 

番号 

用語 

定義 

対応英語(参考) 

3031 

運用条件 

飛行高度,気象条件,機体の状況,飛行経路など無人航空機を
飛行させるための条件。 

condition of operation 

3041 

縦揺れ, 
ピッチング 

機体の左右軸周りの回転運動。 

pitching 

3051 

(機体)ピッチ角 

水平姿勢を基準として測った機体前後の姿勢角。 

(aircraft) pitch angle 

3061 

(ブレード)ピッ

チ角 

ロータ・ハブの基準面とブレードのコード・ラインとのなす角。 (blade) pitch angle 

3071 

コレクティブピッ

チ 

ロータブレードの迎え角を同時に変化させる動作又は機能。 

collective pitch 

3081 

サイクリックピッ

チ 

ロータブレードの迎え角を回転に伴い周期的に変化させる動作
又は機能。 

cyclic pitch 

3091 

かた揺れ, 
かたゆれ, 
ヨーイング 

機体の上下軸周りの回転運動。 

yawing 

3101 

ヨー角 

機体の上下軸周りの回転角。 

yaw angle 

3111 

横揺れ, 
ローリング 

機体の前後軸周りの回転運動。 

rolling 

3121 

ロール角 

水平姿勢を基準として測った左右の姿勢角。 

roll angle 

3131 

バンク角 

機体が横揺れ(ローリング)したときに,機体の左右軸と地面
とがなす角。 

bank angle 

3141 

迎え角 

翼の進行方向と翼弦とのなす角。 

angle of attack 

3151 

トリム 

無人航空機の対気姿勢角を希望する値に保持し,そのときの操
だ力をゼロとする釣合い状態。無人航空機の対気姿勢角を希望
する値に保持することだけをトリムという場合もある。 

trim 

3161 

抗力 

流れの中に置かれた物体に働く全合力の,一様な流れの方向の
成分。 

drag 

3171 

抗力係数 

抗力をその物体に関係した特有な面積と流れの動圧との積で除
したもの。 

drag coefficient 

3181 

揚力 

流れの中に置かれた物体に働く全合力の,一様な流れに直角な
方向の成分。 

lift 

3191 

揚力係数 

揚力をその物体に関係した特有な面積と流れの動圧との積で除
したもの。 

lift coefficient 

3201 

揚抗比, 
L/D 

同じ迎え角における揚力係数の抗力係数に対する比。 

lift to drag ratio 

3211 

テーパ比 

翼根弦長に対する翼端弦長の比。 

taper ratio 

3221 

失速 

翼の揚力が迎え角の増大とともに増し,ある迎え角に達すると
翼上面の気流に剝離を生じ,揚力が急減する現象。 

stall 

3231 

失速速度 

失速状態に突入する直前の速度。 

stalling speed 

3241 

乱流 

流体部分が細かい渦を含み,不規則に混合しながら流れている
状態。 

turbulent flow 

3251 

上昇 

高度を次第に増す飛行。 

climb 

3261 

上昇率 

無人航空機が上昇する場合の垂直方向の速度。 

rate of climb 

3271 

降下 

高度を次第に減じる飛行。 

descent 

3281 

降下率 

無人航空機が降下する場合の垂直方向の速度。 

rate of descent 

3291 

垂直離着陸, 
VTOL 

垂直に離陸及び着陸を行う飛行。 

vertical takeoff and 

landing 

3301 

水平飛行 

一定海抜高度を保つ飛行。 

level flight 

3311 

旋回 

水平面内で飛行方向を変える運動。 

turn 

3321 

ホバリング 

回転翼無人航空機などが空中で停止飛行する状態。 

hovering 


W 0141:2019  

  

番号 

用語 

定義 

対応英語(参考) 

3331 

静圧 

流れに平行な物体面に垂直に働く圧力。 

static pressure 

3341 

動圧 

流体がもっている単位体積当たりの運動エネルギー。 

dynamic pressure 

3351 

総圧, 
全圧 

流れが等エントロピー的(断熱可逆的)によどんだ場合の圧力。
非圧縮流れの場合は,静圧と動圧との和に等しい。 

total pressure 

3361 

静安定 

釣合い状態からじょう乱を受けたときに生じる力又はモーメン
トによって,無人航空機が元の釣合い状態に戻るかどうかの傾
向。 

static stability 

3371 

動安定 

釣合い状態からじょう乱を受けたときに生じる力又はモーメン
トによって,無人航空機が時間の経過によってどのような挙動
を示すかの性質。 

dynamic stability 

3381 

縦安定 

対称面内の運動に関する安定。 

longitudinal stability 

3391 

方向安定 

かた揺れ,横滑り又はこれらの組合せを含む運動に関する安定。 directional stability 

3401 

KV値 

電圧1 V当たりのモータの回転数を示す値。 

KV value 

3411 

マルチパス 

無線通信において,発信源が同じである電波が建物,地形など
の影響によって複数の経路を経て受信側に届く状態。 

multipath radio 

propagation 

 

2) 機能 

番号 

用語 

定義 

対応英語(参考) 

4001 

遠隔操作 

プロポなどの操縦装置を活用し,空中での上昇,ホバリング,
水平飛行,下降などの操作を行うこと。 

manual control 

4011 

手動操縦 

人が遠隔の場所から実時間で無人航空機の飛行を制御するこ
と。 

manual control 

4021 

姿勢アシスト 

手動操縦時に姿勢を安定に自動制御する補助機能。 

attitude assist 

4031 

自動操縦 

飛行中における無人航空機の姿勢の変化又は設定された飛行条
件に応じて,組み込まれたプログラムによってロータ,操だ面
などを自動的に作動して,無人航空機の運動(方向,高度,速
度など),姿勢などを制御すること,又はその機能。 

automatic control 

4041 

自動帰還 

機体の不具合発生又は操縦者の指示によって,自動的に発着点
に帰還飛行する機能。 

automated return to 

base,  

automated return to 

home 

4051 

自律飛行 

飛行中に遭遇するあらゆる状況に対し,地上からの指示によら
ずに,安全を確保した自動動作を継続し得る飛行。 

autonomous flight,  
autonomous operation 

4061 

ウェイポイント, 
経路点 

飛行前又は飛行中に入力され,通過順と通過位置とが決められ
た目標地点。 

waypoint 

4071 

ウェイポイント制

御 

ウェイポイントに沿って,自動で飛行するように定められた機
能。 

waypoint control 

4081 

ガイダンス, 
誘導 

現在位置から指定された目標までの所望の移動経路の決定。 

guidance 

4091 

ナビゲーション, 
航法 

計画された飛行位置,方向などを正しく航行する方法。 

navigation 

4101 

ファースト・パー

ソン・ビュー, 

FPV 

機体に搭載したカメラからの視点。その視点によって操縦する
ことをいう場合もある。 

first person view 

4111 

飛行中断 

第三者へのリスクを最小限に抑えるために飛行を終了するよう
に設計された動作。 

intentional flight 

termination 

4121 

回収 

無人航空機の着地又は着水動作。 

recovery 

4131 

衝突回避 

衝突又はその他の飛行を阻害する要因を検知し,回避を含む適
切な行動をとる能力。 

collision avoidance,  
detect and avoid 


W 0141:2019  

 

番号 

用語 

定義 

対応英語(参考) 

4141 

非協調式衝突回避 

他機からの情報に基づかないで動作する衝突回避。 

non-cooperative 

detect and avoid 

4151 

協調式衝突回避 

他機からの情報に基づいて動作する衝突回避。 

cooperative detect 

and avoid 

4161 

ジオ・フェンス機

能, 

ジオ・アウェアネ

ス機能 

無人航空機の飛行範囲を制限する機能。 

geofence,  
geo-awareness 

4171 

三次元測位 

飛行する空間内で水平方向及び垂直方向の位置の計測。 

three-dimensional 

positioning 

4181 

自己位置推定 

飛行する空間内で水平方向及び垂直方向の自己位置の推定。 

self-localization 

4191 

フライトモニタ 

飛行中の無人航空機の状況を監視する機能,又はそのための機
材。 

flight monitor 

 

3) 性能基準 

番号 

用語 

定義 

対応英語(参考) 

5001 

耐久性 

与えられた使用及び保全条件で,限界に到達するまで,仕様を
満足できる無人航空機の性能。 

durability 

5011 

堅ろう(牢)性 

機体にかかる荷重に対する耐性。 

robustness 

5021 

飛行性 

安定性,操縦性などを考慮した飛行の特性。 

flying qualities 

5031 

耐風性能, 
飛行可能風速 

所定の経路を維持した飛行又は定位ホバリング可能な最悪な風
向での最大の風速。 

wind limitation 

5041 

航続距離 

無人航空機がその搭載燃料又は搭載バッテリ若しくはその両方
によって飛行を持続できる距離。 

range 

5051 

航続時間, 
最大使用可能時間 

無人航空機がその搭載燃料又は搭載バッテリ若しくはその両方
によって飛行を持続できる時間。 

endurance 

5061 

最大速度, 
最高速度 

連続最大出力又は連続最大スラスト時の定常水平飛行速度。 

maximum speed 

5071 

絶対上昇限度 

標準大気内で無人航空機が連続最大出力状態で水平飛行を維持
できる最大高度。 

absolute ceiling 

5081 

ホバリング上昇限

度 

回転翼無人航空機などがホバリングできる最大高度。 

hovering ceiling 

5091 

機体重量, 
空虚重量 

機体,航法装置など飛行に必要な,搭載燃料及び飛行のために
必要なバッテリ重量を含まない機材の重量。 

empty weight 

5101 

バッテリ搭載重量 

電動無人航空機において機体重量と飛行のために必要なバッテ
リ重量との和。 

battery installed 

weight 

5111 

総重量 

機体重量,搭載燃料及び飛行のために必要なバッテリ重量並び
にペイロード重量の総和。 

gross weight 

5121 

最大離陸重量 

無人航空機の機種ごとに定められた,その機種が離陸すること
ができる総重量の最大値。 

maximum take-off 

weight 

5131 

有効搭載量 

最大離陸重量から機体重量を差し引いた燃料及びバッテリ,任
務機材,貨物又はペイロードに割り当てることができる重量。 

useful load,  
useful payload weight 

5141 

ペイロード 

飛行に関係しない任務機材及び輸送の対象となる貨物。 

payload 

5151 

飛行高度 

無人航空機が飛行する高度。一般的に対地高度又は海抜高度の
いずれかで表す。 

flight altitude 

5161 

飛行時間 

無人航空機が離陸してからの経過時間。 

flight time,  
TOF,  
time of flight 


W 0141:2019  

  

番号 

用語 

定義 

対応英語(参考) 

5171 

飛行速度 

無人航空機が飛行する速度。対気速度又は対地速度のいずれか
で表す。 

flying speed 

5181 

対地速度 

飛行中の無人航空機と地表面との相対的な水平飛行速度。 

ground speed 

5191 

巡航速度 

巡航飛行時の速度。 

cruising speed 

5201 

着陸距離 

無人航空機が着陸に際し,所定高度の点から接地し,完全に停
止するのに要する水平距離。 

landing distance 

5211 

離陸距離 

無人航空機が離陸に際し,静止出発点から加速を行い,所定の
高度に達するまでに要する水平距離。 

take-off distance 

 

d) システムの運用 

番号 

用語 

定義 

対応英語(参考) 

6001 

飛行計画 

無人航空機の飛行日時,飛行経路,飛行高度,機体数及び機体
諸元の飛行内容に関するデータ。 

flight plan 

6011 

運用, 
運航 

無人航空機を飛行させる行為全般。 

operation 

6021 

無人航空機運航管

理, 

UTM 

無人航空機の運航を管理するための地上の体系。 

unmanned aircraft 

traffic management 

6031 

通信途絶, 
電波断絶 

無人航空機と地上装置との間の通信が不通となり,地上装置か
ら無人航空機の操作・操縦ができないこと。 

lost C2 link 

6041 

電波見通し 

無人航空機と地上局との間で,直接的な電波通信が確立できる
こと。 

radio line of sight 

6051 

目視内飛行, 
VLOS 

無人航空機の操縦者が自分の目によって,無人航空機の位置及
び姿勢並びに地上及び水上の人及び物件の安全が損なわれるお
それがないことを把握できる状態で飛行させること。 

visual line of sight 

6061 

目視外飛行, 
BVLOS 

目視内飛行でない飛行。 

beyond visual line of 

sight 

6071 

無人航空機運航者 

単一又は複数の無人航空機の運航を行う者又は団体。無人航空
機運用者ともいう。 

UAS operator 

6081 

無人航空機操縦者 

無人航空機を手動操縦する者,又は自動操縦において,無人航
空機の飛行状況を把握し,必要に応じて,飛行を変更させる指
示を行う者。 

UAS pilot,  
remote pilot 

6091 

操縦切替 

複数の地上装置の間で,無人航空機の操縦を切り替えること。 

handover 

6101 

隔離空域 

特定の無人航空機の運用が占有できる空域。 

segregated airspace 

6111 

無人地帯 

無人航空機の運用に関与する者も含めて,人が存在しない地帯。 no person area 

6121 

第三者無人地帯 

第三者が存在しない地帯。 

no third party area 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

参考文献 

[1] JIS W 0106 航空用語(航空機一般)