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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

日本工業規格          JIS 

S 2306-1994 

炭酸飲料用ガラスびんの飛散防止 

性能試験方法 

Method of fragment retention test for carbonated beverage bottles 

1. 適用範囲 この規格は,飛散防止被膜処理を施した炭酸飲料ガラスびん(以下,びんという。)の飛散

防止性能の試験方法について規定する。 

2. 装置 装置は,図1のようにコンクリート床上に設置し,次の条件を備えていなければならない。 

(1) びんの中心軸が,落下面から75cmの高さで,できるだけ水平になるように保持できること。 

(2) その状態から,びんを自然落下させられること。 

(3) びんの重心の落下点を中心として,内面の半径が100cmの円形の枠を備えていること。 

(4) 円形の枠の中心に,厚さ20cm以上で,一辺又は直径が,30cm以上50cm以下の正方形又は円形の滑

らかな平面を備えたコンクリート製の台を,上面が水平になるよう設けてあること。 

(5) コンクリート製の台の上面と円形の枠の上端は,同一水平面上にあること。 

図1 装置 

3. 試料 試験に使用する試料は,次の規定に適合しなければならない。 

(1) 試料は,目的とする炭酸飲料又はこれと同じ割合の炭酸ガスを含有する水が基準量だけ充てんされて

いる質量既知のびんとする。 

(2) 試料は,25±1℃に保持したものとする。 

S 2306-1994  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

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4. 方法 

(1) 試料として用いる空びんの質量を1gまで測定する。 

(2) 3.(1)で定めた内容物を充てんし,3.(2)の条件で処理した試料を取り出し,速やかに所定の状態から自

然落下させる。 

(3) 半径100cmの枠を超えて飛散した破片を集め,乾燥状態で質量を1gまで測定し,半径100cmの枠を

超えない破片の質量百分率を次の式によって求める。 

100

1

2

1

0

×

m

m

m

m=

ここに, m0: 半径100cmの枠を超えない破片の質量百分率 (%)  
 

m1: びんの質量(空びん) (g)  

m2: 半径100cmの枠を超えた破片の質量 (g)  

5. 記録 記録には,次の事項を含まなければならない。 

(1) 試験年月日 

(2) 試料びん名 

(3) 基準内圧力(1) (MPa) 及び基準充てん量 (ml)  

注(1) 基準内圧力とは,目的とする炭酸飲料の計算上の内圧力をいう。 

(4) 試験結果(半径100cmの枠を超えない破片の質量百分率)