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S 0021-3:2020 (ISO 19809:2017) 

(1) 

目 次 

ページ 

序文  1 

1 適用範囲 1 

2 引用規格 2 

3 用語及び定義  2 

4 包装に用いられる情報及び表示のアクセシビリティを高めるための設計上の配慮事項  3 

5 情報及び表示の評価  9 

6 適合性 9 

附属書A(参考)人間の機能障害の種類  10 

附属書B(参考)触覚表示の適切な大きさ 12 

附属書C(参考)設計者向けチェックリスト  13 

附属書D(参考)この規格に適合するためのチェックリスト 15 

 


 

S 0021-3:2020 (ISO 19809:2017) 

(2) 

まえがき 

この規格は,産業標準化法第12条第1項の規定に基づき,公益社団法人日本包装技術協会(JPI)及び

一般財団法人日本規格協会(JSA)から,産業標準原案を添えて日本産業規格を制定すべきとの申出があ

り,日本産業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本産業規格である。 

この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。 

この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意

を喚起する。経済産業大臣及び日本産業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実

用新案権に関わる確認について,責任はもたない。 

 

 


 

  

日本産業規格          JIS 

 

S 0021-3:2020 

 

(ISO 19809:2017) 

包装−アクセシブルデザイン−情報及び表示 

Packaging-Accessible design-Information and marking 

 

序文 

この規格は,2017年に第1版として発行されたISO 19809を基に,技術的内容及び構成を変更すること

なく作成した日本産業規格である。 

なお,この規格で点線の下線を施してある参考事項は,対応国際規格にはない事項である。 

現代の高齢化・福祉社会では,高齢者及び障害者が対等な立場で社会に完全かつ効果的に参加するとい

う意識がますます高まっている。世界の包装産業が直面している共通の課題は,製品の使用及び購入のた

めに必要で,高齢者及び障害者を含むより多くの人にとって分かりやすい,明確な情報及び表示に配慮し

た包装を開発することである。 

包装における情報及び表示は,安全・安心を確実にするだけでなく,高齢者及び障害者向けの製品の価

値も高める。包装には正確かつ適切な情報を確実に伝達することが期待されるため,その設計に当たって

は高齢者及び障害者の製品に対するアクセシビリティを高めることを,これまで以上に配慮する必要があ

る。このような人たちは,ラベル表示又はスマートフォンで読み取るQRコードのような情報技術によっ

て伝えられる情報を入手し理解することが困難な場合がある。 

年齢,感覚,認知機能など人間の機能によって,情報及び表示の理解の度合が大きく異なる可能性があ

ることを念頭に,この規格は,ISO/IEC Guide 71 [12]及びISO/TR 22411 [8]に示されている概念と目標から,

包装における情報及び表示へのアクセシビリティを高めるために不可欠なポイントを取り扱う。 

 

適用範囲 

この規格は,消費者包装に用いられる情報及び表示のアクセシブルデザインに関する要求事項及び推奨

事項について規定する。 

この規格は,感覚及び認知機能に配慮することによって,消費者包装を機能に大きな差のある様々な人々

にとって利用しやすいものにするために必要な情報及び表示を設計又は表示する際の配慮事項及び方法に

ついて規定する。 

この規格は,消費者包装に表示されるあらゆる種類の情報及び表示に適用する。ただし,この規格は,

医療用品,医療機器に関する情報及び表示(不正開封の確認を含む。)には適用しない。 

この規格が定める設計上の配慮事項及び方法は,主として包装の設計者,開発者及び評価者に向けたも

のである。 

注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。 

ISO 19809:2017,Packaging−Accessible design−Information and marking(IDT) 

なお,対応の程度を表す記号“IDT”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“一致している”こ

とを示す。 


S 0021-3:2020 (ISO 19809:2017) 

  

引用規格 

次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの

引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。 

JIS Z 0108 包装−用語 

注記 対応国際規格:ISO 21067-1,Packaging−Vocabulary−Part 1: General terms(MOD) 

JIS Z 9101 図記号−安全色及び安全標識−安全標識及び安全マーキングのデザイン通則 

注記 対応国際規格:ISO 3864-1,Graphical symbols−Safety colours and safety signs−Part 1: Design 

principles for safety signs and safety markings(IDT) 

ISO 8317,Child-resistant packaging−Requirements and testing procedures for reclosable packages 

ISO 17351,Packaging−Braille on packaging for medicinal products 

 

用語及び定義 

この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS Z 0108によるほか,次による。 

3.1 

認知機能(cognition) 

使用者が,適切な情報を意図されたとおりに理解することができる程度(JIS S 0021-2の3.5 [6]参照)。 

3.2 

消費者包装(consumer packaging) 

小売の段階で最終使用者又は最終消費者への販売単位を構成する(内容物が入った状態の)包装(JIS S 

0021-2の3.1 [6]参照)。 

3.3 

使用状況(context of use) 

指定された使用者,目標,課題,資源及び環境の組合せ。 

注記 使用状況において定義される環境は,技術的,物理的,社会的及び組織的環境を含む(ISO 

9241-11:1998の3.5 [2] 参照)。 

3.4 

計測機器による評価(instrument-based evaluation) 

データを得るために計測装置を用いる評価。 

3.5 

使用者による評価(user-based evaluation) 

使用者が参加する試験方法を用いて,使用者の感覚,身体的側面及び認知的側面に対する情報を与える

評価方法。計測装置を使用する場合と使用しない場合とがある。 

3.6 

触覚情報(tactile information) 

触れることによって生じる人間の感覚情報。 

注記 接触による感覚には受動的触知と能動的触知の2種類がある。この規格では,触覚情報は両方

を意味する。 

 

 

 


S 0021-3:2020 (ISO 19809:2017) 

 

包装に用いられる情報及び表示のアクセシビリティを高めるための設計上の配慮事項 

4.1 

設計に関する一般的配慮事項 

4.1.1 

多様な使用者及び使用状況に対する配慮 

包装に用いられる情報及び表示の設計は,使用者及び使用状況が多岐にわたることを配慮しなければな

らない。多様な使用者には,年齢,性別,人間の機能(感覚,身体及び認知機能),言語,生活様式及び文

化の異なる使用者が含まれる。多様な使用状況には,様々な物理的環境(照明,熱的条件),従事する作業,

社会的環境及び組織的環境の違いが含まれる。 

人間の感覚機能,身体的機能,認知機能の障害及びそれらがもたらす影響,並びに加齢がもたらす影響

を附属書Aに示す。 

4.1.2 

代わりの提示方法又は複数の提示方法の使用 

包装に用いられる情報及び表示は,障害のために一部の情報を入手することができない使用者のために,

少なくとも2種類の方法で提示することが望ましい。アクセシビリティを高めるため,可能な場合にはい

つも複数の異なる提示方法を用いることが望ましい。ここでいう異なる方法とは,異なる感覚入出力,同

じ感覚機能に含まれる複数の提示方法(例 色及び記号),異なる提示方法(例 印刷された文字及び聴

覚情報)などである。 

配慮が必要な主な事項を次に示す。 

− 印刷された視覚情報の一部又は全体を触覚又は聴覚情報によって表示する。 

例1 印刷された情報の一部を表すために,容器外側に施されたぎざぎざ状の触覚記号によって洗

髪料を識別する(JIS S 0021 [3]参照)。 

− 文字及び記号だけで表示された視覚情報が表す意味の違いを区別するため,色による情報を追加する

(又はその逆)。 

例2 “ここを開ける”という文字情報に加えて,背景とは異なる色で開封位置を表示する。 

− 文字だけで表示される情報に加えて,記号及び絵文字を表示する(又はその逆)。 

例3 “ここを開ける”という文字情報に加えて,はさみの絵を用いて開封位置を表示する。 

− 印刷された情報に加えて,ICT情報を提示する。 

例4 包装情報のバーコード又はICTタグ。 

4.1.3 

単純かつ明快な情報の使用 

包装に用いられる情報及び表示は,高齢者並びに視覚及び認知機能に障害のある人がその意味を正確か

つ直感的に理解できるような,単純かつ包括的なものでなければならない。誤解及び誤認を引き起こす曖

昧な情報及び表示は避けなければならない。 

配慮事項として次の点を挙げることができるが,これら以外についても配慮することができる。 

− 共通の言葉,フレーズ,記号及び絵文字による一貫性のある表現を用いる。 

− 情報の優先レベルに応じて,できる限り少ない情報を選択する。 

− 提示するときには,情報の分類又は序列化を用いる。 

− 長い複雑な文章ではなく,図形記号又は絵文字を用いる。 

4.1.4 

重要な情報及び表示の強調 

重要な情報及び表示は,的確な識別及び使用のために様々な特性を用いて周囲の領域から際立たせるこ

とによって,明確に表示しなければならない。 

配慮事項として次の点を挙げることができるが,これら以外についても配慮することができる。 

− 隣接する領域とは異なる色を用いる。 


S 0021-3:2020 (ISO 19809:2017) 

  

− 隣接する領域とは異なるテクスチュアを用いる。 

− 隣接する領域とは異なる大きさ又は種類のフォント,記号及び絵文字を用いる。 

例 セリフ書体の本文中に,サンセリフ書体の単語又は文章を用いる。 

− 必要に応じて注意書き又は例を提示する。 

4.1.5 

情報量及び表示量の制限 

包装に用いられる情報及び表示は,量が多すぎて読取り又は理解に支障が生じることがないようにする

ことが望ましい。重要な情報を優先しなければならない。不必要な情報,冗長な情報及び繰り返す必要の

ない情報は削除しなければならない。 

配慮事項として次の点を挙げることができるが,これ以外についても配慮することができる。 

− 関連情報又は類似情報は論理的にグループ化し,同じ領域内又は同じ形式で提示し,離れた場所に分

散させたり,異なる形式で提示したりしない。 

4.1.6 

情報の表示場所 

包装に用いられた情報を使用者が見逃したり見落としたりすることがないように,情報及び表示の適切

な表示場所を検討しなければならない。 

配慮事項として次の点を挙げることができるが,これら以外についても配慮することができる。 

− 包装に用いられる情報及び表示は,見やすく読みやすいものであることが望ましい。 

− 包装を開閉する際に幾つかの重要な情報及び表示が失われたり破壊されたりしてはならない(4.3.1参

照)。 

− 触覚表示及び点字は,使用者が容易に見つけて触ることができる場所に配置することが望ましい。 

4.1.7 

表示及び記号の追加 

表示及び記号を追加することによって,健常者のために印刷された文若しくは図の視認性,又は特定の

国若しくは市場において包装に表示することが法律で義務づけられている情報の視認性が低下してはなら

ない。 

注記1 例えば,点字の付与又は表示の追加によって印刷された文又は図が破壊される場合がこれに

該当する。 

注記2 製造業者は,可能な場合,点字又は表示を追加する場合は,表示を印刷された文又は図から

離れた場所に配置することが望ましい。 

4.2 

人間の機能及び特性の面から必要な設計上の配慮事項 

4.2.1 

輝度対比 

視認性を向上させるため,文字・記号・絵文字と背景とのコントラストをできる限り高く設定しなけれ

ばならない。ただし,度を超したまぶしさは判読性の問題を引き起こす可能性がある。 

配慮事項として次の点を挙げることができるが,これら以外についても配慮することができる。 

− 高い輝度対比が必要な場所では,白地に黒色の文字又は記号を使用する。 

例 70 %以上の輝度対比を推奨する(附属書C参照)。 

− 光沢のある背景は,反射光による輝度対比の低下を引き起こすので避ける。 

− 記号及び文字が背景よりも明るい場合は逆対比を用いる。 

− 明色の背景と淡色又は明色の文字及び記号との組合せ,暗色の背景と暗色又は濃色の文字及び記号と

の組合せは避ける。 

− 色付きの背景に色付きの文字及び記号を使用するときには,適切な輝度対比に配慮する。暗色の背景

に青色の文字又は記号を使用するときには,高齢者のために,若年者の場合よりも輝度対比を高く設


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定する。 

注記 色付きの光の輝度対比と年齢との関係を推定する方法は,ISO 24502 [9]に規定されている。 

4.2.2 

色及び色の組合せ 

色及び色の組合せは,色を使用しない場合よりも包装に表示する情報及び表示の視認性及び包括性が高

まるように用いることが望ましい。色又は色の組合せは,使用者の色覚機能(例えば,色弱などの視覚障

害)又は低光量条件を配慮して適切に選択しなければならない。 

配慮が必要な主な事項を次に示す。 

− 識別及び表示のために基本色を用いる。 

注記1 基本色とは,“赤”,“だいだい(橙)色”,“黄色”,“緑”,“青”,“紫”,“桃色”,“茶色”,

“白”,“灰色”及び“黒”である。 

− 一貫性のある方法で色を用いる。 

− 色覚多様性の使用者のために,赤と緑との組合せを避ける。 

− 高齢者のために,暗色の背景と青色との表示の組合せを避ける。 

− 高齢者のために,白色の背景と黄色との表示の組合せを避ける。 

− 情報が色だけに頼る場合には,文字,記号及びテクスチュアなどの色以外の関連情報を提供する(4.1.2

参照)。 

− 安全に関する情報及び表示の場合は,JIS Z 9101に従う。 

− 暗い環境では色の見え方が変化することに配慮する。 

注記2 赤色(特に,鮮やかな赤色)は,暗い場所では見にくい。 

− 色の組合せを識別できるように,異なる基本色グループに属する色を用いる。 

注記3 基本色に基づいてどの年代の人にも識別可能な色の組合せを作る方法については,ISO/TR 

22411 [8]及びISO 24505 [11]を参照。 

4.2.3 

文字及び判読性 

包装に用いる文字,単語及び文章は,使用者が使用状況において判読可能でなければならない。 

判読可能な書体の種類及び大きさは,年齢の違いによって又は障害の種類によって異なるため,これら

を適切に選択しなければならない。特に,表示を見るときの輝度レベル又は距離,包装面の文字と背景と

の輝度対比(4.2.1参照),文字並びに背景の色(4.2.2参照),文字の位置,1行の文字数及び文字・単語・

行の間隔を配慮しなければならない。 

配慮が必要な主な事項を次に示す。 

− 視距離が短い場合には,高齢者には比較的大きな書体サイズを用いる。 

− 照度が低い場所又は照度条件が悪い場所には,比較的大きな書体サイズを用いる。 

− 適切な文字間隔及び行間隔を保つ。 

− ロービジョンの使用者のために,逆対比文字(暗い背景に白い文字)を提供する。 

− ロービジョンの使用者のために,かなり大きな書体サイズ(約10倍)を提供する。 

− 年齢,輝度レベル及び視距離を組み合わせた条件に対して判読可能な最小書体サイズを見つけ,それ

を判読可能な書体サイズの単位として用いる。 

アルファベットを用いる場合は, 

− 判読性を向上させるため,セリフ書体ではなくサンセリフ書体を用いる。 

− 小文字のアセンダーは,ミーンラインよりも約20 %上に突き出す。 

− ディセンダーをもつ小文字は,ベースラインよりも約20 %下に突き出す。 


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− 筆記体で書かれた文章の使用を避ける。 

− 大文字だけで書かれた文章の使用を避ける。 

− イタリック体だけで書かれた文章の使用を避ける。 

注記1 

判読可能な最小書体サイズに関する情報は,ISO/TR 22411 [8]に記載されている。 

注記2 

チェックリストの例を,附属書Cに示す。 

注記3 

アセンダー,ミーンライン,ディセンダー,ベースラインは,附属書Cを参照。 

4.2.4 

図記号及び絵文字 

情報のもつ意味を単純,明快かつ目立つように表示し,特に文字を読むことが難しい人たちが使用しや

すいように,図記号及び絵文字を用いた情報及び表示を行うことが望ましい。複数の言語で情報を提供す

るときには,たとえ部分的であっても,図記号及び絵文字を用いることが望ましい。 

配慮が必要な主な事項を次に示す。 

− 使い慣れた,かつ,明確である単純な記号及び絵文字を用いる。 

− 多数の記号及び絵文字を用いるときには,それらの意味を記した表を提供する。 

− それだけを見せられたときに,意味を理解できる記号及び絵文字を用いる。 

− 可能な場合,図記号及び絵文字の内容を説明する文章を近くに配置することが望ましい。 

− 図記号及び絵文字は,想定される視距離から判読できるようにする。 

4.2.5 

言語 

包装に用いる情報及び表示に用いる言語は,明確でなければならない。別に特段の定めがない限り,包

装を使用する国の公用語を使用しなければならない。可能な場合,公用語以外の言語も用いることが望ま

しい。専門用語及び外国語の使用を制限することが望ましい。 

4.2.6 

表の使用 

一連の情報を包括するため,表を効果的に使用することが望ましい。情報は包装設計の範囲内で一貫し

た様式で提示することが望ましい。 

4.2.7 

まぶしさの防止 

使用者が包装に用いられた情報及び表示を無理なく読むことができるように,鏡面のような包装面から

の非常に強いまぶしさが生じないようにすることが望ましい。まぶしさに対してより敏感な高齢者及びロ

ービジョンの使用者に特に配慮することが望ましい。 

例 反射率の高い鏡面の代わりに艶消し面を用いる。 

4.2.8 

触覚表示 

情報の有効な伝達方法として,触覚表示を用いることが望ましい。触覚表示は,視覚障害者のために視

覚情報を伝達する代替手段として用いてもよい(4.1.2参照)。特に,包装の形状及び重さが似ているが,

内容物が異なる場合には,触覚表示を効果的に使用することができる。 

複雑な触覚表示は避けなければならない。また,表示の大きさは接触によって判読するのに十分でなけ

ればならない。表示に共通の意味をもたせることによって,触覚表示を効果的に使用することができる。 

例1 開封位置を特定するための触覚性の切欠き。 

例2 有毒物質の包装であることを認識するための触覚性の三角マーク(ISO 11683 [4]参照)。 

例3 コンディショナーのボトルと区別するためにシャンプーのボトルの側面に施される触覚表示。 

(JIS S 0021 [3]参照)。 

配慮が必要な主な事項を次に示す。 

− 凸点及び凸線の適切な高さ,幅又は大きさは,触覚によって確実に判読できるように設計する(凸点


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及び凸線に関する推奨寸法はISO 24503 [10]に規定がある。)(附属書B参照)。 

− 触覚性の文字及び表示は,触覚による判読に適した大きさに設計する(触覚性の文字及び表示に関す

る推奨寸法はJIS S 0052 [13]に規定がある。)(附属書B参照)。 

− 特定の領域を表示,識別及び区別するため,触って分かるテクスチュアを用いる。 

− 触覚表示は,使用者が常に触ることができる位置に配置する。 

− 他の触覚表示に隣接する場所に別の触覚表示を配置しない。 

4.2.9 

点字記号 

視覚障害者のように非視覚的な情報を必要とする人に文字情報を伝達するための代替手段として,点字

を用いることが望ましい。他に特段の定めがない限り,包装における点字の設計及び使用は,ISO 17351

に規定する要求事項及び推奨事項に従うことが望ましい。 

点字が打たれる材料の突き破りも印刷された文章の判読性の低下も予想されない場合には,点字の判読

性を高めるため,点字の高さを0.3 mm以上0.9 mm以下にすることが望ましい。また,ボール紙の突き破

り又は印刷された文章の判読性の低下が予想される場合には,目標高さを0.2 mmとするのが望ましい

(ISO 17351参照)。 

例 アルコール飲料が入った缶の“おさけ”という点字記号。 

表面から突き出た物又は触感が異なるテクスチュアによって点字の読取りが低下しないように,点字の

周囲に空白スペースを配置することが望ましい。 

注記 JIS T 0921 [14]は空白スペースの幅を6 mmとすることを要求している。 

4.2.10 聴覚提示 

開封又は再封止動作が完了したことを確認するための情報として,音を使用してもよい。高齢者及び聴

覚障害者にも聞こえるように,音圧レベルを十分に高くすることが望ましい。 

注記 クリック音又はフィードバック音は,触覚でも確認することができる。 

4.3 

包装設計における配慮事項 

4.3.1 

開封・再封止 

開封又は再封止を指示する情報及び表示は,読みやすく,明瞭で,容易に見つけられるように表記する。

開封後又は使用中に消えたり読めなくなったりしてはならない。 

配慮が必要な主な事項を次に示す。 

− 包装に記載された重要な情報は開封又は再封止後も保持する。 

例1 プラスチックボトルのキャップに印刷された賞味期限。 

− 包装が開封済かどうかについて判別できるようにする。 

例2 改ざん防止用シール又は誤使用防止用ストッパー。 

− 開封位置を容易に見つけることができるように,それを示す表示を提供する。 

例3 開封位置を示す矢印のような表示。 

− 再封止確認が音又は目視で分かる表示を用いる。 

例4 スクリューキャップのクリック音。 

− 開封位置及び表示は,包装の前面に設ける。 

− 開封方法が二つ以上ある場合は,全ての方法を使用者に明示する。 

4.3.2 

使用 

製品の識別方法,内容物の使用方法並びに製品の状態を知る方法に関する情報及び表示は,読みやすく,

明瞭で容易に理解できるように表記する。 


S 0021-3:2020 (ISO 19809:2017) 

  

配慮が必要な主な事項を次に示す。 

− 視覚障害者に対し,類似した形状や重量の包装を識別するために,触覚記号又は見なくても伝わる追

加情報を提供する。 

例 

シャンプーのボトルには触覚表示を付け,コンディショナーのボトルには付けない。 

− 商品棚の近い位置に置かれる包装は,高齢者及び視覚障害者が区別しやすいように,視覚情報(色な

ど),触覚情報又はその他の追加感覚情報を提供する。 

− 包装内の残量が分かるようにする。 

− 電子レンジのような調理機器を用いて内容物を調理する必要がある場合は,その使用方法に関する情

報を提供する。 

− 使用者が追加の又は詳細な情報を入手したいときに使用することができるQRコードのような機械読

取り可能な情報及びそれを誘導する触覚ガイドを提供する。 

4.3.3 

保管 

包装に用いられる保管についての情報及び表示は,読みやすく,明瞭で,容易に理解できるように表記

する。内容物の保管条件に関する指示を提供することが望ましい。 

配慮が必要な主な事項を次に示す。 

− 内容物を冷蔵保管する必要があるかどうかを表示する。 

− 包装が再封止されたものであるかどうかを確認する手段を提供する。 

− 漏れの発生を防ぐため,適切な保管方法(立てるのか横にするのか)を表示する。 

− 保管を含めた製品の想定耐用期間中は,重要な情報及び表示を読みやすい状態に保つ。 

− 保管及び廃棄に関する警告及び指示を明記する(特に,内容物が危険物の可能性がある場合)。また,

ISO 8317に従い,包装は,子どもが容易に開封したり使用したりできない構造にすることが望ましい。 

4.3.4 

廃棄 

内容物使用後の包装の廃棄について明示する。包装の廃棄に関して具体的な指示が必要な場合には,そ

れを明確に表記する。可能な場合,理解を助けるために図,表,触覚表示も用いることが望ましい。 

必要な場合,包装廃棄物の分別方法を記載することが望ましい。 

4.3.5 

その他 

使用者が販売元に連絡することができるように,電話番号及び/又はホームページアドレスなどの販売

元の問合せ先に関する情報を提供することが望ましい。 

4.4 

安全に関連する設計上の配慮事項 

包装を使用する(すなわち,開封,再封止,使用,保管及び廃棄)際の安全に関する情報及び表示は,

使用者が使用前にいつでも見つけることができるように,明確に表示する。 

高齢者,障害者,子ども及びアレルギー疾患のある人のように,特別な要求事項がある人の安全を確保

するため,特に配慮する。 

安全に関連する情報及び表示は,使い終わるまで外れたり読みにくくなったりしてはならない。 

安全に関連する情報及び表示として,次の項目が挙げられる。 

− 誤用防止。 

例1 子どもの手が届かない場所に保管する,又は子どもを近寄らせないという警告。 

例2 “食べられません”又は“飲み物ではありません”という警告。 

例3 火気の近くで使用してはならないという警告。 

− 有害な内容物の識別。 


S 0021-3:2020 (ISO 19809:2017) 

 

例4 アレルギーを引き起こす物質を含有しているという警告。 

− 操作及び取扱いの際のけがの防止。 

例5 鋭利な部分で指を負傷しないように注意を促す警告。 

− 事故発生時の応急処置。 

例6 “皮膚に発疹,かゆみ又は痛みが生じた場合には医師の診断を受けること”という警告。 

 

情報及び表示の評価 

5.1 

一般 

多様な使用者及び使用状況に配慮するため,包装に表示する情報及び表示に対するアクセシビリティ評

価を実施する。計測機器による評価及び使用者による評価の両方を行ってもよい。人間の感覚又は認知に

関する情報及び表示について,使用者の行動を直接評価する場合には,計測機器を用いるかどうかにかか

わらず,使用者による評価を実施することが望ましい。 

5.2 

計測機器による評価 

計測機器を用いる試験方法は,情報及び表示の特定の性質に関して,定量データを与えることができる。 

この方法で得られるデータとしては,視覚情報の場合には,輝度,照度,色,コントラスト,記号・文

字・絵文字の寸法などがある。 

触覚表示の場合には,大きさ(高さ,幅及び長さ)といった寸法情報を含んでもよい。 

これらの計測機器を用いた評価方法で得られたデータは,関連する包装の特性を比較したり,使用によ

る評価と組み合わせることで,設計改良のための手がかりを与えるために用いることができる。 

5.3 

使用者による評価 

使用者による評価は,包装設計の評価及び包装に表示する情報及び表示に対する使用者の反応について

の理解を深めることができる。 

使用者による評価は,アンケート,インタビューといった社会心理学的方法と併用して用いることが望

ましい。これらの使用者による評価で得られたデータは,設計改良のための手掛かりとして用いることが

できる。 

一般的な集団で試験する代わりに,被験者の特性及び包装を使用する機能に基づいて,その試験に最適

と考えられる集団から試験集団を選ぶことが望ましい。そこでの結果は,一般的な集団にも有効である。 

使用者による評価を計画し,実行する方法に関する一般情報は,ISO 20282 [7](規格群)に記載されてい

る。 

消費者包装の情報デザインに関する基本性能を素早く検査できるように,附属書Cにチェックリストを

添付してある。 

 

適合性 

この規格の全ての要求事項を満たすことによって,この規格に適合となる。附属書Dを参照。包装がこ

の規格の要求事項を満たしていると宣言する場合には,その包装が,この規格の要求事項を満たしている

ことを決定するために用いた手順を明記しなければならない。手順をどの程度詳細に明記するかは,関係

当事者間の協議によって決める事項である。 

この規格の使用者は,附属書Dに示す手順及び様式を利用するか,又はそれぞれのニーズに合わせた別

の手順を開発してもよい。 


10 

S 0021-3:2020 (ISO 19809:2017) 

  

附属書A 

(参考) 

人間の機能障害の種類 

 

公式又は実質的に認められている障害の種類及びそれらの障害によって引き起こされる日常生活上の問

題又は不都合を表A.1に示す。詳しくはISO/IEC Guide 71 [12]を参照。 

 

表A.1−人間の機能障害の種類及びそれらがもたらす影響 

分類 

障害等の種類 

説明 

包装における情報及び表示に 

関する問題 

視覚機能 

全盲 

視覚がないか,非常に限られている人。 

音声及び/又は触覚がなければ,得る
ことができない情報がある。 

ロービジョン 

著しい視力障害のある人。 
 
 

 

WHOは,視力が0.3未満で,レンズによ
って矯正することができない人又は視野
が非常に限られている人と定義してい
る。 

文字又は記号のコントラストが弱く,
サイズが小さければ,多くの場合,情
報を得ることが難しい。 
 
ロービジョンの使用者の一部は,識別
するためにより大きな色差を必要と
する。 

色覚多様性 

目の網膜にある三つの光受容体のうち一
つ以上が欠如しているか正常に機能しな
い人。 
 
色覚多様性にはP型,D型,T型の3種類
があり,それぞれ赤,緑,青の受容体が
欠如しているか又は適切に機能していな
い。 

赤と緑の組合せの中に区別できない
ものがある。 

加齢 

視力,色の識別など,ほとんどの視機能
に現れる軽微から中程度までの障害。 

全般的に視覚情報を入手する機能が
低下する。 

聴覚機能 

ろう 

生まれつき聴力が全くない又はほとんど
なく,手話を使う人。 

書き言葉,話し言葉のどちらも理解す
ることが困難。 

難聴 

途中から聴力を失った人又は生まれつき
軽度の聴覚障害のある人。 
基本的に言語を理解することができる
人。 

聴力の低下。 
重度の人は,書き言葉は可能だが,話
し言葉を理解することはできない。 

加齢 

言語を含むほとんどの聴覚機能に現れる
軽微から中程度までの障害。 

 

 

 

 

 


11 

S 0021-3:2020 (ISO 19809:2017) 

 

表A.1−人間の機能障害の種類及びそれらがもたらす影響(続き) 

分類 

障害等の種類 

説明 

包装における情報及び表示に 

関する問題 

触覚機能 

触覚障害 

触圧覚に対する感度,周囲よりも盛り上
がった表示/先端部の検出,隙間/溝及
びテクスチュアの空間識別の機能が著し
く低下している。 

触覚障害のある人は鋭利な先端部で
けがをする危険がある。 

加齢 

ほとんどの触覚機能に現れる軽微から中
程度までの障害。 

全般的に触覚表示に対する感度が低
下する。 

身体機能 

身体障害 

身体障害には,身体の大きさ及び形状に
起因する機能低下(切断など),上肢及び
下肢の機能低下(器用さ,操作,運動),
筋力及び持久力の低下(引く,押す)が
含まれる。 

情報及び表示との直接的な関係はな
いが,包装の開閉操作のような細かな
手作業については間接的な関係があ
る。 

加齢 

加齢によって,ほとんどの身体機能が低
下する。 

 

認知機能 

認知障害 

計算,読み書き,意思疎通などの知的活
動が困難な人。 
 

ADHD(注意欠陥多動性障害),LD(学習

障害)などの様々な種類の障害と関連が
ある。 

記憶力,注意力及び学習機能の低下。 
 
 
読み書き,理解及び意思疎通が困難。 
 

加齢 

ほとんどの認知機能に現れる軽微から中
程度までの障害。 

 

 

 

 

 


12 

S 0021-3:2020 (ISO 19809:2017) 

  

附属書B 

(参考) 

触覚表示の適切な大きさ 

 

表B.1−主要な触覚表示の寸法の例 

記号の種類 

寸法 

説明 

注記 

点 

直径 

0.8〜2.0 mm 

ISO 24503 [10] 

高さ 

0.4〜0.8 mm 

線 

幅 

0.8〜2.0 mm 

長さ 

幅の5〜10倍 

高さ 

0.4〜0.8 mm 

記号 

大きさ 

10〜30 mm 

JIS S 0052 [13] 
 高齢者については1.5倍 

線の太さ 

記号全体の大きさの約10分の1 

文字(絵文字) 大きさ 

15〜45 mm 

JIS S 0052 [13] 
 高齢者については1.5倍 

線の太さ 

文字の大きさの約10分の1 

切欠き 

大きさ 

2.2 mm(三角形) 
2.5 mm又は6.5 mm(円形) 
10 mm(長方形) 

JIS S 0021 [3] 
JIS X 6310 [15] 

深さ 

1.0〜1.5 mm 

 


13 

S 0021-3:2020 (ISO 19809:2017) 

 

附属書C 
(参考) 

設計者向けチェックリスト 

 

C.1 一般 

この附属書は,消費者包装の設計者向けチェックリストの一例として用いることを意図したものである。

このチェックリストは,包装の設計者及び開発者を対象としたものであり,これを用いることによって,

関連する基本的な要素を素早くスクリーニングすることができる。チェックリストには,消費者包装の情

報設計に関する最重要項目が列挙されている。これらの推奨事項は規格類,科学的参考文献及び最優良実

施例に基づいている。 

設計上の助言は,より広範な文書“消費者包装の開発に関する手引き(Guidance on the Development of 

Consumer Packaging)”に基づいている。 

 

C.2 文書の利用方法 

この附属書は,多数のチェックリストで構成されている。これらのチェックリストは,包装のユーザビ

リティ性を支持したものになっている。これらのチェックリストを一読し,それぞれのチェックリストに

記載したチェック項目を満たしているかどうかを,“はい”,“いいえ”又は開発中の包装に無関係の場合に

は“非該当”に×を付ける。 

全てのチェックリストが全ての包装と関連があるとは限らない。このため“非該当”という選択肢を入

れてある。 

包装が二つ以上の部分で構成されている場合(例えば,外装及び内装)には,それぞれの部分を別個に

取り扱う。 

 

C.3 チェックリスト 

C.3.1 状況 

チェック項目 

チェック欄 

コメント 

設計を行う前に,使用者を含めた使用の状況を

特定し,明確に記載しているか。 

はい/いいえ/非該当 

ISO 9241-11 [2]参照 
ISO 20282 [7]参照 

C.3.2 情報又は表示の設計 

チェック項目 

チェック欄 

コメント 

開封,内容物の取出し/再封止及び回収方法に

ついての情報は,表示を見つけやすく,読みやす
いように配置しているか。 

はい/いいえ/非該当 

取扱いに関する説明は製品を

無駄にせずに読めること。また,
包装をねじったり,裏返さなくて
も読めることが望ましい。 

開封,内容物の取出し/再封止及び回収方法に

ついての説明は,包装を取り扱っているときに読
めるか。 

はい/いいえ/非該当 

取扱説明書は,製品を無駄にせ

ずに読める。また,包装をねじっ
たり,裏返さなくても読めること
が望ましい。 

情報は,包装を使用する際の参考となるべきで

あり,その包装の使用方法に関する情報又は表示
は,使用するときに容易に理解できるか。 

はい/いいえ/非該当 

取扱いに関する説明は,製品を

無駄にせずに読める。また,包装
をねじったり,裏返さなくても読
めることが望ましい。 

 


14 

S 0021-3:2020 (ISO 19809:2017) 

  

チェック項目 

チェック欄 

コメント 

文字の色は黒又は暗い色とし,その背景は白又

は明るい色で印刷されているか。 

はい/いいえ/非該当 

視覚機能に障害のない場合。 

文字/記号は艶消しの背景に印刷されている

か。 

はい/いいえ/非該当 

反射光は,暗い色で光沢のある

表面に現れやすい。 

記号及び説明図は明確で単純か。すなわち,表

現が簡潔で,背景とのコントラストは十分か。 

はい/いいえ/非該当 

少なくとも70 %以上のコント

ラストを目指す。 

コントラストの前述推奨事項

が満たされていれば,白地に黒,
青,緑及び赤を使用できる。 

直線的な書体,セリフのない明瞭な画線を持つ

書体を使用しているか。 

 

はい/いいえ/非該当 

 

 

 

文章はイタリック体だけで書かれていないか。 

はい/いいえ/非該当 

 

文章は大文字だけで書かれていないか。 

はい/いいえ/非該当 

 

小文字の高さは1.5 mm以上でなければならな

い(a,c,mのように,上又は下への突出しがな
い文字で測定する。) 

 

 

はい/いいえ/非該当 

高齢者向けには,大きなサイズ

の文字が望ましい。 

赤+緑,黄+緑又は青の組合せで情報を表示し

ていないか。 

はい/いいえ/非該当 

 

対象とする使用者が理解できるように情報を

考案・設計しているか。 

はい/いいえ/非該当 

理解できるかどうかはISO 

9186-1 [1]を用いて確認すること
ができる。 

 

 


15 

S 0021-3:2020 (ISO 19809:2017) 

 

附属書D 
(参考) 

この規格に適合するためのチェックリスト 

 

D.1 概要 

このチェックリストは,この規格の要求事項及び適用可能な推奨事項が満たされているかどうかをチェ

ックするものである。 

 

D.2 設計に関する一般要求事項 

チェック項目 

チェック欄 

コメント 

包装設計は多様な使用者に配慮しているか。 

はい/いいえ/非該当 

 

包装設計は多様な使用状況に配慮しているか。 

はい/いいえ/非該当 

 

包装に表示する情報及び表示は,使用者に対して

少なくとも2種類の異なる表示方法で提示されて
いるか。 

はい/いいえ/非該当 

 

重要な情報及び表示は明確に表示されているか。 

はい/いいえ/非該当 

 

包装に表示される情報及び表示の量は適切か。 

はい/いいえ/非該当 

 

情報及び表示の位置は適切か。 

はい/いいえ/非該当 

 

 

D.3 人間の機能及び特性面から要求される設計上の配慮事項 

チェック項目 

チェック欄 

コメント 

文字/記号/絵文字と背景とのコントラストが

可能な限り高い値になっているか。 

はい/いいえ/非該当 

 

色及び色の組合せは,色を用いない場合よりも視

認性が高く,包括的か。 

はい/いいえ/非該当 

 

包装の文字,単語及び文章は,対象とする使用者

及び対象とする使用状況にとって読みやすいもの
になっているか。 

はい/いいえ/非該当 

 

図記号及び絵文字を用いる場合には,それらは簡

潔,明瞭かつ目立つように表示され,文字を読むこ
とが難しい人たちが理解しやすいものになってい
るか。 

はい/いいえ/非該当 

 

使用言語は明確か。 

はい/いいえ/非該当 

 

使用する表は一貫性があり,包括的か。 

はい/いいえ/非該当 

 

包装表面からの度を超したまぶしさの発生が防

止されているか。 

はい/いいえ/非該当 

 

触覚表示を用いるとき,表示は触って判読するの

に十分な大きさか。 

はい/いいえ/非該当 

 

点字を用いるとき,包装はISO 17351に従ってい

るか。また,可能な場合,点の高さは0.3〜0.9 mm
の範囲に入っているか。 

はい/いいえ/非該当 

 

開封/再封止の確認情報として音を用いるとき,

対象とする使用者が聞き取ることができる十分な
音圧レベルが得られているか。 

はい/いいえ/非該当 

 

 

 


16 

S 0021-3:2020 (ISO 19809:2017) 

  

D.4 包装に固有の設計上の配慮事項 

チェック項目 

チェック欄 

コメント 

開封方法に関する情報及び表示は読みやすく,明

瞭で,見つけやすい場所にあるか。 

はい/いいえ/非該当 

 

開封後に重要な情報及び表示がなくなったり,破

損したりしないか。 

はい/いいえ/非該当 

 

使用に関する情報及び表示は読みやすく,明瞭で,

理解しやすいか。 

はい/いいえ/非該当 

 

保管に関する情報及び表示は読みやすく,明瞭で,

理解しやすいか。 

はい/いいえ/非該当 

 

保管に関する適切な指示及び警告が与えられてい

るか。 

はい/いいえ/非該当 

 

包装及び内容物の廃棄方法が明確に表示されてい

るか。 

はい/いいえ/非該当 

 

販売元の連絡先に関する情報が表示されている

か。 

はい/いいえ/非該当 

 

 

D.5 安全に関連する設計上の配慮事項 

チェック項目 

チェック欄 

コメント 

使用中の安全に関連する情報及び表示は明瞭で視

覚的に識別可能か。 

はい/いいえ/非該当 

 

安全に関連する情報及び表示が開封後も保持され

るか。 

はい/いいえ/非該当 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


17 

S 0021-3:2020 (ISO 19809:2017) 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
 

参考文献  

[1] ISO 91861, Graphical symbols−Test methods−Part 1: Method for testing comprehensibility 

[2] ISO 924111, Ergonomic requirements for office work with visual display terminals (VDTs)−Part11: Guidance 

on usability 

[3] JIS S 0021 包装−アクセシブルデザイン−一般要求事項 

注記 対応国際規格:ISO 11156,Packaging−Accessible design−General requirements 

[4] ISO 11683, Packaging−Tactile warnings of danger−Requirements 

[5] ISO 17049, Accessible design−Application of braille on signage, equipment and appliances 

[6] JIS S 0021-2 包装−アクセシブルデザイン−開封性 

注記 対応国際規格:ISO 17480:2015,Packaging−Accessible design−Ease of opening 

[7] ISO 20282 (all parts), Ease of operation of everyday products 

[8] ISO/TR 22411, Ergonomics data and guidelines for the application of ISO/IEC Guide 71 to products and 

services to address the needs of older persons and persons with disabilities 

[9] ISO 24502, Ergonomics−Accessible design−Specification of age-related luminance contrast for coloured 

light 

[10] ISO 24503, Ergonomics−Accessible design−Tactile dots and bars on consumer products 

[11] ISO 24505, Ergonomics−Accessible design−Method for creating colour combinations taking account of 

age-related changes in human colour vision 

[12] ISO/IEC Guide 71, Guide for addressing accessibility in standards 

[13] JIS S 0052 高齢者・障害者配慮設計指針−触覚情報−触知図形の基本設計方法 

[14] JIS T 0921 アクセシブルデザイン−標識,設備及び機器への点字の適用方法 

[15] JIS X 6310 プリペイドカード−一般通則