サイトトップへこのカテゴリの一覧へ

L 1931-4:2014  

(1) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

目 次 

ページ 

序文 ··································································································································· 1 

1 適用範囲························································································································· 1 

2 引用規格························································································································· 2 

3 用語及び定義 ··················································································································· 2 

4 水及び洗剤 ······················································································································ 3 

4.1 水 ······························································································································· 3 

4.2 洗剤 ···························································································································· 3 

5 装置・設備及び負荷布 ······································································································· 3 

5.1 基準洗濯機 ··················································································································· 3 

5.2 タンブル乾燥機 ············································································································· 3 

5.3 仕上げ装置・設備 ·········································································································· 3 

5.4 負荷布 ························································································································· 4 

6 試料の調整 ······················································································································ 4 

7 試料······························································································································· 4 

8 試験手順························································································································· 4 

8.1 W1法又はCW1法(一般的な試料の試験方法) ·································································· 4 

8.2 W2法又はCW2法(繊細な試料の試験方法) ····································································· 6 

8.3 W3法又はCW3法(非常に繊細な試料の試験方法) ···························································· 6 

9 評価······························································································································· 6 

10 試験報告書 ···················································································································· 6 

附属書A(規定)基準洗濯機の仕様 ························································································· 9 

附属書B(規定)タンブル乾燥機の仕様··················································································· 11 

附属書C(規定)FOM 71 MP/Labの洗い工程のプログラム ························································· 12 

附属書JA(参考)JISと対応国際規格との対比表 ······································································ 13 

L 1931-4:2014  

(2) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

まえがき 

この規格は,工業標準化法に基づき,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本

工業規格である。 

この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。 

この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意

を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実

用新案権に関わる確認について,責任はもたない。 

JIS L 1931の規格群には,次に示す部編成がある。 

JIS L 1931-1 第1部:生地及び製品の評価方法 

JIS L 1931-2 第2部:パークロロエチレンによるドライクリーニング試験方法 

JIS L 1931-3 第3部:石油系溶剤によるドライクリーニング試験方法 

JIS L 1931-4 第4部:ウエットクリーニング試験方法 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

日本工業規格          JIS 

L 1931-4:2014 

繊維製品の商業クリーニング− 

第4部:ウエットクリーニング試験方法 

Textiles-Professional care, drycleaning and wetcleaning of fabrics and 

garments-Part 4: Procedure for testing performance when cleaning and 

finishing using simulated wetcleaning 

序文 

この規格は,2003年に第1版として発行されたISO 3175-4を基とし,我が国のウエットクリーニング

の実態に対応するために技術的内容を変更して作成した日本工業規格である。 

なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。

変更の一覧表にその説明を付けて,附属書JAに示す。 

ウエットクリーニング処理(水洗い,すすぎ,脱水,乾燥)は,特殊な技術を用いた業者による繊維製

品の水洗い処理で,洗剤及び/又は水洗いによる影響を最小限度に抑えるための添加剤などを使用する場

合もある。 

このウエットクリーニング処理の後には,通常形状復元のための適切な仕上げ処理を行う。多くの場合,

アイロン仕上げ処理,スチーム処理,乾熱プレス処理などである。 

生地及び製品の特性(性質,性能)は,ウエットクリーニング処理及び仕上げ処理で徐々に変化する。

多くの場合,一つの処理では寸法変化,その他の変化はごく僅かであるが,これらの繰り返しによって徐々

に変化し,繊維製品の耐用期間に影響を及ぼす。一般に起こり得る変化は,ここに規定のウエットクリー

ニング処理及び仕上げ処理を3回〜5回繰り返すことによって現れてくることが多い。特に注意すべき点

は,寸法変化,損傷(剝離,ほつれ),外観変化,風合い変化,全体的形崩れ,襟の形状変化などである。 

ウエットクリーニング処理後及び仕上げ処理後に評価すべき特性の評価方法は,JIS L 1931-1に規定さ

れている。 

適用範囲 

この規格は,繊維製の生地及び製品について,基準洗濯機及び基準タンブル乾燥機を用いるウエットク

リーニングの試験方法について規定する。 

この規格の試験方法は,業者によるウエットクリーニング工程をシミュレーションする一般的な試料の

W1法又はCW1法,繊細な試料のW2法又はCW2法,及び非常に繊細な試料のW3法又はCW3法の試験

方法で構成する(3.3,3.4及び3.5参照)。 

注記1 W1法,W2法及びW3法は,A形基準洗濯機(ドラム式)による。また,CW1法,CW2法

及びCW3法は,C形基準洗濯機(パルセータ式)による。 

注記2 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。 

L 1931-4:2014  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

ISO 3175-4:2003,Textiles−Professional care,drycleaning and wetcleaning of fabrics and garments

−Part 4: Procedure for testing performance when cleaning and finishing using simulated 

wetcleaning(MOD) 

なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”

ことを示す。 

引用規格 

次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの

引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。 

JIS K 0101 工業用水試験方法 

JIS L 0105 繊維製品の物理試験方法通則 

注記 ISO 139:2005,Textiles−Standard atmospheres for conditioning and testing(MOD) 

JIS L 0208 繊維用語−試験部門 

JIS L 1930 繊維製品の家庭洗濯試験方法 

注記 対応国際規格:ISO 6330,Textiles−Domestic washing and drying procedures for textile testing

(MOD) 

JIS L 1931-1 繊維製品の商業クリーニング−第1部:生地及び製品の評価方法 

注記 対応国際規格:ISO 3175-1,Textiles−Professional care, drycleaning and wetcleaning of fabrics and 

garments−Part 1: Assessment of performance after cleaning and finishing(MOD) 

用語及び定義 

この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS L 0105及びJIS L 0208によるほか,次による。 

3.1 

試料(materials) 

生地,製品,又は複合試験試料。 

3.2 

複合試験試料(composite test specimen) 

最終製品に使用する全ての構成部材及び代表的な附属部品をまとめた試験用の試料。 

3.3 

一般的な試料(normal materials) 

表1のW1法又は表2のCW1法の処理条件でウエットクリーニング処理を行い,不具合が生じない試

料で,業者による仕上げを行うことによって形状復元するもの。又は大きさ,要求される仕上げ,及び含

浸や他の処理などによって家庭用洗濯機では洗濯できないものをウエットクリーニング処理し,不具合が

生じない試料で,業者による仕上げを行うことによって形状復元するもの。 

3.4 

繊細な試料(sensitive materials) 

表1のW2法又は表2のCW2法の処理条件でウエットクリーニング処理を行い,不具合が生じない試

料で,業者による仕上げを行うことによって形状復元するもの。 

3.5 

非常に繊細な試料(very sensitive materials) 

L 1931-4:2014  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

表1のW3法又は表2のCW3法の処理条件でウエットクリーニング処理を行い,不具合が生じない試

料で,業者による仕上げを行うことによって形状復元するもの。 

注記 序文に記載した特性の変化について慎重に配慮した上で,表1のW1法又は表2のCW1法(一

般的な試料のための処理),W2法又はCW2法(繊細な試料のための処理),及びW3法又は

CW3法(非常に繊細な試料のための処理)の処理が意図する目的を満たす繊維製品については,

JIS L 0001の規定に従い,それぞれⓌ, 及び 

 の記号を製品のラベルに記載することが可

能となる。 

3.6 

被洗物 

試料及び負荷布を規定の割合で合わせたもの。 

水及び洗剤 

4.1 

水 

使用する水の硬度は,炭酸カルシウム換算値で300 mg/L以下1)とし,JIS K 0101の15.1.1(キレート滴

定法)によって測定する。 

注記1 対応国際規格(ISO 3175-4)では,“水の硬度は,炭酸カルシウム換算値で0.1 m mol/L(10 mg/L)

を超えないものとする。”と規定されている。 

注記2 ISO 6330では,“ISO 6059に従い測定した水の硬度は,炭酸カルシウム換算値で0.7 m mol/L

(70 mg/L)を超えないものとする。”と規定されている。 

注記3 硬度とは,水中のカルシウムイオン及びマグネシウムイオンの総量を,1 L当たりに含まれ

る炭酸カルシウム(CaCO3)量(mg/L)に換算したものをいう。 

注1) 厚生労働省水道法に基づく水質基準に関する省令による。 

a) 水圧 試験室における基準洗濯機の入口での供給水圧は,150 kPa 以上とする。 

b) 水の給水温度 A形基準試験洗濯機への給水温度は,20 ℃±5 ℃ とし,C形基準洗濯機への給水温

度は,洗い開始時に表2に規定の温度に近い水温とする。 

4.2 

洗剤 

洗剤は,非イオン性界面活性剤C13形オキソアルコールエトキシレート(7EO)又は同等の洗浄性能を

もつもの。 

装置・設備及び負荷布 

5.1 

基準洗濯機 

ウエットクリーニング処理を模擬試験するために使用する基準洗濯機は,次による。 

5.1.1 

A形基準洗濯機 水平軸,前面投入形(ドラム式)。仕様は表A.1に示す。 

5.1.2 

C形基準洗濯機 垂直軸,上部投入型(パルセータ式)。仕様は表A.2に示す。 

5.2 

タンブル乾燥機 

タンブル乾燥機は,可逆回転ドラム形で,入り口及び出口空気の温度調節機能付きとする。仕様は表B.1

に示す。 

5.3 

仕上げ装置・設備 

5.3.1 

アイロン 質量が1.5 kg〜2.0 kg程度のものとする。 

注記 対応国際規格(ISO 3175-4)では,質量1.5 kg,底面積150 cm2〜200 cm2と規定している。 

L 1931-4:2014  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

5.3.2 

スチームプレス機 上ごて及び下ごての二つのこてからなる。スチーム圧力は,約500 kPaとする。

プレス機の作動圧力は,約350 kPaとする。 

5.3.3 

スチーム台 試料の仕上げに適した形状及び寸法をもち,スチーム圧力は,約500 kPaとする。 

5.3.4 

スチームボックス スチーム圧力は,約500 kPaとする。 

5.3.5 

スチーム成形具(人体プレス) 製品の形状に合わせた形状のもので,スチーム圧力は,約500 kPa

とする。 

5.4 

負荷布 

白又は淡色の清潔なポリエステル100 %,目付(310±20)g/m2の生地とする。大きさは,仕上がりの大

きさが(200 mm±40 mm)×(200 mm±40 mm)となるように,各布片を4枚重ねで,縁をポリエステル

糸でロック縫いし,ほつれないようにしたものとする(JIS L 1930の表H.1のIII型及び表H.2のIII型参

照)。 

注記 受渡当事者間の合意によって負荷布の代替品(繊維素材及び/又は構成)を使用した場合は,

その旨を試験報告書に記載する。 

試料の調整 

試料及び負荷布は,JIS L 0105に規定の標準状態で恒量にするか又は標準状態の環境で16時間以上調湿

する。試験は,試料を標準状態の環境から取り出した後,直ちに実施する。直ちに試験できない場合には,

プラスチック製の密閉袋などに試料を入れておき,30分以内に試験を行う。 

簡易的に調湿を行う場合には,標準状態の室内に4時間以上放置し調湿する。調湿できない場合には,

できる限り標準状態に近い環境の下で,準備及び評価を行う。これらの場合には,その旨を試験報告書に

記載する。 

試料 

7.1 

製品 衣類などの製品は,縫い止めなどをしないで,そのままの状態で試験する。 

7.2 

複合試験試料(3.2参照) 

7.3 

生地 生地の試料は,500 mm×500 mmより小さくならないようにしカットし,布端4辺全てをポ

リエステル糸でロック縫いし,ほつれを防止する。 

7.4 

試料数 JIS L 1931-1による評価/比較が必要である場合の試料数は,同一の試料を二つ以上用意す

る(比較用及び試験用)。 

注記 試料に更に多くの負荷をかける試験が必要なときには,繰り返し試験を行う。このため,全て

の試験を行うのに十分な試料を準備するのがよい。 

試験手順 

注記 使用する繊細な試料の試験方法又は非常に繊細な試料の試験方法は,試料の素材,形状,附属

品などによって選択することが望ましい。また,その製品の最終用途は,その製品に発生する

汚れの種類及び程度に関係することから,試験方法を選択するときに考慮することが望ましい。

一般的に,クリーニング条件が軽度の場合には,それに応じてクリーニングの効果も低くなる。

部分的な汚れ及びしみの除去については,この規格の適用範囲外とするのがよい。 

8.1 

W1法又はCW1法(一般的な試料の試験方法) 

一般的な試料のための試験方法は,表1のW1法又は表2のCW1法の処理条件による。 

L 1931-4:2014  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

8.1.1 

被洗物の投入量 

被洗物の投入質量は,表1又は表2に示される。試料(生地,複合試験試料又は製品)の質量は被洗物

全質量の50 %までとし,残りの質量は負荷布とする。ただし,単一の試料(生地,複合試験試料又は製品)

の質量が全質量の50 %を超える場合は,その残りの質量を負荷布とする。 

8.1.2 

洗剤の投入 

洗剤の投入は,次による。 

a) A形基準洗濯機は,洗濯機の運転を開始し,注水中に表1に規定の量の洗剤が自動的に投入されるよ

うにする。 

b) C形基準洗濯機は,洗濯機に表2に規定の量の洗剤を洗剤投入口にセットし,規定の温度になるよう

に調整した温水を入れ,洗濯機の運転を開始する。 

8.1.3 

乾燥 

タンブル乾燥機は,被洗物の乾燥前に空運転を行うなどによって設定初期温度状態にしておく。洗い工

程終了後,表1又は表2に規定する時間若しくは排気設定温度になるまで被洗物を乾燥する。必要であれ

ばタンブル乾燥機のドラム容量(表B.1参照)と容積比で決まる負荷質量によって,脱水後の被洗物に負

荷布を追加する。追加する負荷布は,調湿後に必要量を計量し,基準洗濯機ですすぎを5分間行い,次に

脱水を低速で3分間行ったぬれた状態のものを使用する。負荷質量がオーバーする場合には,負荷布を取

り除く。 

容積比は,乾燥質量基準で負荷質量対ドラム容量(表B.1参照)の比を1:50とする。 

8.1.4 

放置 

乾燥処理終了後,被洗物を直ちに乾燥機から取り出す。衣服は1枚ずつハンガーに掛け,生地試料,複

合試料及びニット製品試料は,平らな乾燥棚に置き,さらに乾燥させる。 

8.1.5 

仕上げ方法 

試料が乾いた後,次の方法から試料に適切な仕上げを行い,用いた仕上げ条件を記録する。 

− A法:仕上げなし 

− B法:アイロン仕上げ 

− C法:スチームプレス仕上げ 

− D法:プレス又はスチーム台でのスチーム処理 

− E法:人体プレス又はスチームボックス内でのスチーム処理 

− F法:適切な仕上げ方法を見つけることができなかったときは,試行した方法,条件及び不具合の理

由を報告する。 

スチーム処理時間は,スチームペダルスイッチ及びタイマー機構の反応時間によって,実際のスチーム

処理時間を記録する。 

ウエットクリーニング処理後に行う仕上げの目的は,試験する前の状態にできるだけ復元させることで

ある。仕上げの回数及び種類は,生地/製品の特性を考慮し,どの程度復元させるかに合わせて決める。 

注記 C法,D法のスチーム処理及びバキューム処理時間 

軽衣料(light weight garments) スチーム処理 2秒±1秒 バキューム処理 5秒±1秒 

重衣料(heavy garments) スチーム処理 4秒±1秒 バキューム処理 8秒±1秒 

なお,C法のスチーム処理は上部スチーム処理。また,E法を行う場合に,B法又はC法と

併用するとよりよい仕上げができる。 

L 1931-4:2014  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

8.2 

W2法又はCW2法(繊細な試料の試験方法) 

繊細な試料の試験方法は,表1のW2法又は表2のCW2法の処理条件によって,8.1と同じ工程で試験

する。 

8.3 

W3法又はCW3法(非常に繊細な試料の試験方法) 

非常に繊細な試料の試験方法は,表1のW3法又は表2のCW3法の処理条件によって,8.1と同じ工程

で試験する。 

評価 

ウエットクリーニングの評価方法及び考慮すべき特性は,JIS L 1931-1に示す。特に,注意すべき点は

寸法変化,損傷(剝離,ほつれ),外観変化,風合い変化,全体的形崩れ,襟の形状変化などである。 

10 試験報告書 

試験報告書には,次の事項を含めなければならない。 

a) 規格番号 

b) 試験機関名及び報告書番号 

c) 試験の実施年月日 

d) ウエットクリーニング処理及び仕上げ処理に使用した装置・設備の形式  

e) 表1又は表2から使用した試験方法名及び仕上げ方法の内容 

f) 

箇条8の手順及び条件から選択した内容 

g) 適切な評価項目の詳細(詳述及び参照)及びその結果 

h) ウエットクリーニング処理の回数及び仕上げ処理の回数 

i) 

規定された試験方法を変更した場合の詳細 

background image

L 1931-4:2014  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

表1−A形基準洗濯機によるウエットクリーニング試験条件 

プログラム

手順 

試験法 

W1法 

W2法 

W3法 

試料 

一般的な試料a) 

繊細な試料b) 

非常に繊細な試料c) 

被洗物質量 

2.0 kg 

2.6 kg 

2.6 kg 


洗剤量g/被洗物質量 

20 g/kg 

6.5 g/kg 

6.5 g/kg 

水量 

16 L 

26 L 

26 L 

静止満水停止装置 

あり 

あり 

あり 

正逆回転/ 
回転動作 

マイルド 

(8秒回転・7秒停止) 

センシティブ 

(3秒回転・30秒停止) 

センシティブ 

(3秒回転・30秒停止) 

最高温度 

40 ℃ 

30 ℃ 

30 ℃ 

最高温度時の洗い時間 

15分 

15分 

5分 

排水/脱水 

1分/なし 

1分 

1分 


速度 

− 

低 

低 

時間 

− 

1分 

1分 


水量d) 

14 L 

26 L 

26 L 

静止満水停止装置 

あり 

あり 

あり 

正逆回転/回転動作 

8秒回転・7秒停止 

3秒回転・30秒停止 

3秒回転・30秒停止 

時間 

3分 

5分 

5分 

排水/脱水 

1分/なし 

1分 

1分 


水量d) 

14 L 

− 

− 

正逆回転/回転動作 

8秒回転・7秒停止 

− 

− 

時間 

2分 

− 

− 

排水/脱水 

1分/なし 

− 

− 


水量d) 

14 L 

− 

− 

正逆回転/回転動作 

8秒回転・7秒停止 

− 

− 

時間 

2分 

− 

− 

排水 

1分 

− 

− 


速度 

低 

低 

低 

時間 

2分 

3分 

3分 


タンブル乾燥 
 排気設定温度e) 
 乾燥時間f) 

低 

60分 

低 

6分 

− 

放置(自然乾燥) 

つり干し又は平干し 

つり干し又は平干し 

つり干し又は平干し 

注a) 一般的な試料,ラベルⓌのもの 

b) 繊細な試料,ラベル

のもの 

c) 非常に繊細な試料,ラベル

のもの。オプションとして,被洗物の動きを制限するために,洗濯ネットを利

用することができる。使用したときは,報告書に記載すること及び記号 

 のほかに,“洗濯ネット使用”な

どの付記用語を使用する。 

d) 繰越し分を含む。 

e) タンブル乾燥機の設定条件の定義による。表B.1参照。 

f) 被洗物の投入前に設定条件の温度に暖めておく。 

background image

L 1931-4:2014  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

表2−C形基準洗濯機によるウエットクリーニング試験条件 

プログラム

手順 

試験法 

CW1法 

CW2法 

CW3法 

試料 

一般的な試料a) 

繊細な試料b) 

非常に繊細な試料c) 

被洗物質量 

2.0 kg 

2.0 kg 

2.0 kg 


洗剤量g/被洗物質量 

20 g/kg 

20 g/kg 

20 g/kg 

表示水量d) 

40 L 

54 L 

54 L 

静止満水停止装置 

あり 

あり 

あり 

回転動作f) 

ノーマル 

ジェントル 

ジェントル 

最高温度 

40 ℃ 

30 ℃ 

30 ℃ 

最高温度時の洗い時間 

6分 

6分 

3分 


速度/時間 
 

高/3分 

低/2分 

低/2分 


表示水量d) e) 

40 L 

54 L 

54 L 

静止満水停止装置 

あり 

あり 

あり 

回転動作f) 

ノーマル 

ジェントル 

ジェントル 

時間 

2分 

2分 

2分 


速度/時間 
 

高/3分 

低/2分 

低/2分 


表示水量d) e) 

40 L 

54 L 

54 L 

静止満水停止装置 

あり 

あり 

あり 

回転動作f) 

ノーマル 

ジェントル 

ジェントル 

時間 

2分 

2分 

2分 


速度/時間 
 

高/3分 

低/≦1分 

低/≦1分 


タンブル乾燥 
 排気設定温度g) 
 乾燥時間h) 

低 

60分 

低 

6分 

− 

放置(自然乾燥) 

つり干し又は平干し 

つり干し又は平干し 

つり干し又は平干し 

注a) 一般的な試料,ラベルⓌのもの 

b) 繊細な試料,ラベル

のもの 

c) 非常に繊細な試料,ラベル

のもの。オプションとして,被洗物の動きを制限するために,洗濯ネットを利

用することができる。使用したときは,報告書に記載すること及び記号 

 のほかに,“洗濯ネット使用”な

どの付記用語を使用する。 

d) 基準洗濯機の表示水量である。実測水量は表A.2を参照。 

e) 繰越し分を含む。 

f) 回転動作は,ノーマル時0.8秒回転・0.6秒停止,ジェントル時1.3秒回転・5.8秒停止,回転方向は,正転方

向・逆転方向を繰り返す。 

g) タンブル乾燥機の設定条件の定義による。表B.1参照。 

h) 被洗物の投入前に設定条件の温度に暖めておく。 

background image

L 1931-4:2014  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

附属書A 

(規定) 

基準洗濯機の仕様 

A.1 A形基準洗濯機−水平軸・前面投入形(ドラム式)の仕様は,表A.1による。 

表A.1−A形基準洗濯機の仕様 

大項目 

項目 

細目 

A1形 

(A2形から変わった 

新形機の仕様) 

A2形 

(2002年以前に製造さ

れていた機種の仕様) 

内槽ドラム 

直径 

− 

520 mm±1 mm 

515 mm±5 mm 

深さ 

− 

315 mm±1 mm 

335 mm±5 mm 

容量 

− 

61 L 

65 L 

リフター(桟) 

数 

高さ 

53 mm±1 mm 

53 mm±5 mm 

長さ 

内ドラム幅 

内ドラム幅 

配置 

120° 

120° 

外槽ドラム 

直径 

− 

554 mm±1 mm 

575 mm±5 mm 

ドラム回転速度 

洗い 

被洗物及び水負荷時 

52 rpm±1 rpm 

52 rpm±1 rpm 

脱水(回転) 

低速 

500 rpm±20 rpm 

500 rpm±20 rpm 

高速 

800 rpm±20 rpm 

800 rpm±20 rpm 

加熱システム 

加熱容量 

− 

5.4 kW±2 % 

5.4 kW±2 % 

サーモスタッ
ト式制御 

− 

自動制御 

自動制御 

スイッチ・オフ時の精度 

±1 ℃ 

±1 ℃ 

スイッチ・オンになる温

度 

スイッチ・オフ温度以下

4 ℃以内 

スイッチ・オフ温度以下

4 ℃以内 

ドラム回転間隔 

タイマー間隔
及び許容誤差 

ノーマルかくはん 

回転 12秒±0.1秒 
停止  3秒±0.1秒 

回転 12秒±0.1秒 
停止  3秒±0.1秒 

マイルドかくはん 

回転  8秒±0.1秒 
停止  7秒±0.1秒 

回転  8秒±0.1秒 
停止  7秒±0.1秒 

ジェントルかくはん 

回転  3秒±0.1秒 
停止 12秒±0.1秒 

回転  3秒±0.1秒 
停止 12秒±0.1秒 

センシティブかくはん 

回転  3秒±0.1秒 
停止 30秒±0.1秒 

回転  3秒±0.1秒 
停止 30秒±0.1秒 

給水システム 

給水 

給水量 

20 L/min±2 L/min 

16 L/min±2 L/min 

水温 

20 ℃±5 ℃ 

20 ℃±5 ℃ 

水位レベル検
知 

検知幅 

≦3 mm 

≦3 mm 

再現性 

±5 mm (±1 L) 

±5 mm (±1 L) 

排水システム 

排水バルブ 

> 30 L/min 

> 30 L/min 

注記 少なくとも1年に1回は,供給工場から提供される校正説明書によって,基準洗濯機の校正を行う。 

background image

10 

L 1931-4:2014  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

A.2 C形基準洗濯機−垂直軸・上部投入形(パルセータ式)の仕様は,表A.2による。 

表A.2−C形基準洗濯機の仕様 

大項目 

項目 

細目 

仕様 

内槽ドラム 
(バスケット) 

深さ 

− 

440 mm±1 mm 

直径 

− 

460 mm±1 mm 

容量 

− 

50 L 

パルセータ 

数 

外槽ドラム 
(浴槽) 

深さ 

− 

510 mm±1 mm 

直径 

− 

490 mm±1 mm 

ドラム回転速度 

脱水(回転数) 

高速回転 

(780 rpm±30 rpm)〜 

(830 rpm±30 rpm) 

低速回転 

500 rpm ±30 rpm 

回転速度 

パルセータ速度 

強 

120 rpm±20 rpm 

弱 

90 rpm±20 rpm 

給水システム 

すすぎ時の給水 

− 

約15 L/min(水道水) 

表示水量
(レベル感
知式) 

実測水量
(総水量/
内槽水量) 

54 L a) 

(57 L±2 L)/(43 L±2 L) 

40 L 

(40 L±2 L)/(27 L±2 L) 

排水システム 

排水バルブ 

約27 L/min 

注記 上記以外の洗濯機であっても,上記に記載の性能と相関評価とを行い同等の性能を

もつ洗濯機は,使用することができる(相関評価の試験方法の一例は,JIS L 1930
の附属書JAを参照)。 

注a) 洗濯機の表示54 Lのとき被洗物がない場合の実測水量は59 L,5 kgの被洗物のとき

の実測水量は54 L,2 kgの被洗物のときの実測水量は57 Lとなる。 

background image

11 

L 1931-4:2014  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

附属書B 

(規定) 

タンブル乾燥機の仕様 

タンブル乾燥機の仕様は,表B.1による。 

表B.1−タンブル乾燥機の仕様 

項目 

細目 

A1形 

A2形 

A3形 

乾燥方式 

− 

排気式 

コンデンサー式 

排気式 

湿度制御 

− 

タイマー 

タイマー 

タイマー 

− 

自動 

自動 

自動 

ドラム 

容量 

80 L〜130 L 

80 L〜130 L 

160 L〜200 L 

直径 

550 mm〜590 mm 

550 mm〜590 mm  650 mm〜700 mm 

外周遠心加速度 

0.6 g〜0.95 g 

0.6 g〜0.95 g 

0.6 g〜0.95 g 

リフター(桟) 

数 

2又は3 

2又は3 

2又は3 

高さ 

50 mm〜90 mm 

50 mm〜90 mm 

80 mm〜100 mm 

配置間隔 

等間隔配置 

等間隔配置 

等間隔配置 

加熱容量 

− 

最高 3.5 kW 

最高 3 kW 

最高 6 kW 

乾燥速度 

綿100 % 

最低25 mL/min 

最低25 mL/min 

最低50 mL/min 

綿/ポリエステ

ル 

最低20 mL/min 

最低20 mL/min 

最低40 mL/min 

排気温度管理 

高温 

最高80 ℃ 

最高80 ℃ 

最高80 ℃ 

低温 

最高60 ℃ 

最高60 ℃ 

最高60 ℃ 

クールダウン 
(冷却) 

− 

最低5分又は

50 ℃以下 

最低5分又は

50 ℃以下 

最低5分又は

50 ℃以下 

ドラム容量からの 
負荷質量 
 
容積比=負荷質量(kg): 
ドラム容量(L) 

容積比1 : 50の

負荷質量 

1.6 kg〜2.6 kg 

1.6 kg〜2.6 kg 

3.2 kg〜4.0 kg 

background image

12 

L 1931-4:2014  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

附属書C 
(規定) 

FOM 71 MP/Labの洗い工程のプログラム 

繊細な試料及び非常に繊細な試料のウエスケーターのプログラムは,表C.1による。 

表C.1−繊細な試料及び非常に繊細な試料のウエスケーターのプログラム 

センシティブ動作でオン時間: 3秒 
         オフ時間: 30秒 

段階 

注水時

回転 

加熱時 

回転 

洗い時 

回転 

レベルa) 

units 

水 Hysteresis b) 

温度 

℃ 

時間 

その他 

主洗い1 

なし 

センシティ

ブな回転 

なし 

70 

冷 

31 

20 

30秒 

洗剤2 

主洗い2 

なし 

なし 

なし 

70 

冷 

31 

30 

30秒 

− 

主洗い3 

なし 

なし 

センシティ

ブな回転 

70 

冷 

31 

30 

15分 

/5分c) 

− 

排水1 

− 

− 

− 

− 

− 

− 

− 

1分 

センシティ

ブな回転 

脱水1 

− 

− 

− 

− 

− 

− 

− 

1分 

低速 

すすぎ1 

なし 

なし 

センシティ

ブな回転 

75 

冷 

31 

− 

5分 

− 

排水2 

− 

− 

− 

− 

− 

− 

− 

1分 

センシティ

ブな回転 

脱水2 

− 

− 

− 

− 

− 

− 

− 

3分 

低速 

注a) 常に26 Lであることを確認する。もし,外れていたら,再度洗濯機を校正するか26 Lに合うようにレベル値

を変更する。 

b) Hysteresisの値31は,水の追加はしないという意味である。 

c) 5分は,非常に繊細な試料用の洗い時間 

参考文献 JIS L 0001 繊維製品の取扱いに関する表示記号及びその表示方法 

注記 対応国際規格:ISO 3758,Textiles−Care labelling code using symbols(MOD) 

ISO 6059,Water quality−Determination of the sum of calcium and magnesium−EDTA titrimetric 

method 

background image

13 

L 1931-4:2014  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

附属書JA 

(参考) 

JISと対応国際規格との対比表 

JIS L 1931-4:2014 繊維製品の商業クリーニング−第4部:ウエットクリーニン
グ試験方法 

ISO 3175-4:2003,Textiles−Professional care, drycleaning and wetcleaning of fabrics and 
garments−Part 4: Procedure for testing performance when cleaning and finishing using 
simulated wetcleaning 

(I)JISの規定 

(II) 
国際 
規格 
番号 

(III)国際規格の規定 

(IV)JISと国際規格との技術的差異の箇条ごとの評
価及びその内容 

(V)JISと国際規格と
の技術的差異の理由
及び今後の対策 

箇条番号 
及び題名 

内容 

箇条 
番号 

内容 

箇条ごと 
の評価 

技術的差異の内容 

1 適用範囲  

A形基準洗濯機だけ
を範囲としている。 

追加 

C形基準洗濯機による試験方法も範囲と
した。 

ISO規格の改正時に
修正提案をする。 

3 用語及び
定義 

3.1 試料 
3.2 複合試験試料 
3.3 一般的な試料 
3.4 繊細な試料 
3.5 非常に繊細な試料 

JISとほぼ同じ 

削除 

3.5,3.6及び3.7は,9.1,9.2及び9.3と
重複のため削除した。 

ISO規格の改正時に
修正提案をする。 

3.6 被洗物 

追加 

3.6として被洗物の定義を追加した。 

− 

− 

4 原理 

削除 

2003年に改正されたISO 3175-4には,原
理は規定されていないこと及び序文の内
容と重複する。 

ISO規格の改正時に
削除の修正提案をす
る。 

4 水及び洗
剤 

4.1 水 
4.2 洗剤 

5.1 

変更 

対応国際規格の水の基準は高度処理水基
準のため,通常に使用できる日本の水道
水の規格に変更した。 

ISO 6330に規定の硬
度基準に改正提案を
する。 

5 装置・設
備及び負荷
布 

5.1 基準洗濯機 

6.1 

追加 

C形基準洗濯機を追加した。 

ISO規格の改正時に
修正提案をする。 

5.3.1 アイロン 

6.3.1 

JISとほぼ同じ 

変更 

JISでは,アイロンの規格を日本で多く使
用している規格に変更しISO規格は注記
にした。 

5.3.3 スチーム台 

6.3.3 

変更 

ISO規格では,台の広さを規定している
が,JISでは規定しなかった。 

5.3.4 スチームボックス 

6.3.4 

変更 

スチームボックスは,各種の形があるの
で,スチーム圧力だけを規定した。 

2

L

 1

9

3

1

-4

2

0

1

4

background image

14 

L 1931-4:2014  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

(I)JISの規定 

(II) 
国際 
規格 
番号 

(III)国際規格の規定 

(IV)JISと国際規格との技術的差異の箇条ごとの評
価及びその内容 

(V)JISと国際規格と
の技術的差異の理由
及び今後の対策 

箇条番号 
及び題名 

内容 

箇条 
番号 

内容 

箇条ごと 
の評価 

技術的差異の内容 

5 装置・設
備及び負荷
布(続き) 

5.4 負荷布 

6.4 

JISとほぼ同じ 

変更 

負荷布をJIS L 1930のIII型に変更した。 ISO規格の改正時に

修正提案をする。 

6 試料の調
整 

JISとほぼ同じ 

追加 

簡易的な調湿法(4時間)を追加した。 

ISO規格の改正時に
修正提案をする。 

追加 

標準状態にできない環境の方法を追加し
た。 

8 試験手順 8.1 W1法又はCW1法(一般的

な試料の試験方法) 

変更 

9.2に規定のW2法の試験方法の明細を
W1法に移動した。 

ISO規格の改正時に
修正提案をする。 

8.2 W2法又はCW2法(繊細な
試料の試験方法) 

追加 

C形基準洗濯機による方法を追加した。 

10 試験報
告書 

11 

JISとほぼ同じ 

削除 

d) を削除した。 

ISO規格の改正時に
修正提案をする。 

表2−C形基準洗濯機によるウ
エットクリーニング試験条件 

− 

追加 

表2としてC形基準洗濯機によるウエッ
トクリーニング試験条件を追加した。 

ISO規格の改正時に
修正提案をする。 

附属書A 
(規定) 

表A.1−A形基準洗濯機の仕様 
表A.2−C形基準洗濯機の仕様 

附属書A 
(規定) 

追加 

表A.2としてC形基準洗濯機の仕様を追
加した。 

ISO規格の改正時に
修正提案をする。 

附属書B 
(規定) 

表B.1−タンブル乾燥機の仕様 

附属書B 
(規定) 

変更 

JIS L 1930のタンブル乾燥機の仕様に変
更した。 

ISO規格の改正時に
修正提案をする。 

JISと国際規格との対応の程度の全体評価:ISO 3175-4:2003,MOD 

関連する外国規格 

ISO 3758 

注記1 箇条ごとの評価欄の用語の意味は,次による。 
 

− 削除 ················ 国際規格の規定項目又は規定内容を削除している。 

− 追加 ················ 国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。 

− 変更 ················ 国際規格の規定内容を変更している。 

注記2 JISと国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次による。 
 

− MOD ··············· 国際規格を修正している。 

2

L

 1

9

3

1

-4

2

0

1

4