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L 0842:2004  

(1) 

まえがき 

この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,財団法人スガウェ

ザリング技術振興財団(SWTF)/財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格を

改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格で

ある。これによって,JIS L 0842:1996は改正され,この規格に置き換えられる。 

また,令和2年10月20日,産業標準化法第17条又は第18条の規定に基づく確認公示に際し,産業標

準化法の用語に合わせ,規格中“日本工業規格”を“日本産業規格”に改めた。 

この規格の一部が,技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の

実用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本産業標準調査会

は,このような技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用新

案登録出願にかかわる確認について,責任はもたない。 

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(2) 

目 次 

ページ 

序文 ··································································································································· 1 

1. 適用範囲 ························································································································ 1 

2. 引用規格 ························································································································ 1 

3. 要旨 ······························································································································ 1 

4. 試験の種類 ····················································································································· 1 

5. 装置及び材料 ·················································································································· 2 

6. 試験片の調製 ·················································································································· 3 

6.1 試料が布の場合 ············································································································· 3 

6.2 試料が糸の場合 ············································································································· 3 

6.3 試料がばら繊維の場合 ···································································································· 3 

7. 試験の操作 ····················································································································· 3 

7.1 試験機の運転 ················································································································ 3 

8. 運転操作上の留意事項 ······································································································ 8 

9. 判定方法 ························································································································ 8 

10. 記録 ···························································································································· 8 

11. 毛糸,毛織物などの場合における別法 ················································································ 9 

日本産業規格          JIS 

L 0842:2004 

紫外線カーボンアーク灯光に対する 

染色堅ろう度試験方法 

Test methods for colour fastness to enclosed carbon arc lamp light 

序文 この規格は,対応する国際規格はないが,我が国における繊維製品の品質管理上,有効な試験方法

として確認されたものである。今回の改正では,規格票の様式をJIS Z 8301(規格票の様式)に合わせた

ほか,試験片の調製,操作,判定及び記録に変更を加えている。 

1. 適用範囲 この規格は,染色した繊維製品の紫外線カーボンアーク灯光に対する染色堅ろう度試験方

法について規定する。 

2. 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す

る。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。 

JIS B 7751 紫外線カーボンアーク灯式耐光性及び耐候性試験機 

JIS L 0801 染色堅ろう度試験方法通則 

JIS L 0804 変退色用グレースケール 

JIS L 0841 日光に対する染色堅ろう度試験方法 

JIS L 0886 ホトクロミズムの検出及び評価に対する試験方法 

3. 要旨 試験片をブルースケールと共に規定の方法に基づいて露光し,試験片の変退色とブルースケー

ルの変退色とを比較して,その堅ろう度を判定する。 

4. 試験の種類 試験の種類は,次の5種類とし,試験の目的に応じて,これらのうちから1種類を選ん

で試験を行う。 

a) 第1露光法 一つの試験片を1組のブルースケールとともに露光し,試験片の染色堅ろう度を試験す

る。 

b) 第2露光法 複数の試験片を1組のブルースケールと同時に露光し,それぞれの試験片の染色堅ろう

度を試験する。 

c) 第3露光法 一つの試験片又は複数の試験片を目的とするブルースケール及び目的とするブルースケ

ールよりも1級低いブルースケールとともに露光し,試験片が目的とするブルースケールと同等の染

色堅ろう度をもっているかどうかを試験する。 

d) 第4露光法 一つの試験片又は複数の試験片を目的とするブルースケールとともに露光し,試験片が

目的とするブルースケールと同等の染色堅ろう度をもっているかどうかを試験する。 

e) 第5露光法 所定量の放射露光量で試験片を露光し,試験片の染色堅ろう度を試験する。 

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5. 装置及び材料 装置及び材料は,次による。 

a) ブルースケール JIS L 0841の5. a)(ブルースケール)に規定するもの。 

b) 変退色用グレースケール JIS L 0804に規定するもの。 

c) 白厚紙 厚さが約0.5 mm,Y値が70 %以上,かつ,蛍光をほとんど含まない白色の厚紙で,判定に

影響を与えないもの。 

d) 不透明覆い 不透明覆いは,通常,光線に対して完全に不透明な白厚紙(以下,覆いという。)とし,

その他の薄い不透明物,例えば,アルミニウムはくを張り付けた板紙などを用いた場合には,その旨

を記録に付記する。 

備考 通常,試験片ホルダの枠を不透明覆いの代わりとするのは好ましい方法ではない。 

e) 灰色下敷 JIS L 0801の5. f)(灰色下敷及びマスク)に規定するもの。 

f) 

耐光試験機 耐光試験機は,次の1)〜3)によるほかは,JIS B 7751に規定する耐光性試験機(F形)

による。 

なお,装置の概要を付図1及び付図2に示す。 

1) 試験条件の性能は,表1による。 

なお,紫外線カーボンアークの分光分布を付図3に示す。 

表 1 試験条件 

項目 

内容 

1)電源 

180 V〜220 V 単相又は3相 

2)発光部 

光源 

紫外線カーボンアーク 

灯数 

放電電圧電流 

125 V〜145 V 15 A〜17 A 
(平均 135 V(±2 %),16 A(±2 %) 

グローブ 

材質 

耐熱性光学ガラス 

透過率 

275 nm以下の波長範囲で2 %以下 
400 nm〜700 nmの波長範囲で90 %以上 

カーボンの寸法 

24時間用カーボン 

48時間用カーボン 

上部 
mm 

有心又は無心 
約φ13×305 

有心 
約φ23×115 

下部 
mm 

無心又は有心 
約φ13×100を2本 

無心 
約φ18.5×105 

放電状態 

密閉 

3)ブラックパネル温度 

63 ℃±3 ℃又は83 ℃±3 ℃ 

4)相対湿度 

(50±5)%rh,ただし,湿度自動制御のない装置では50 %rh以下 

2) 試験片保持装置は,試験片回転架の外径寸法が約508 mm,回転速度が2 rpm±1 rpmのもので,試

験片ホルダは,傾斜形又は垂直形とし,材質がアルミニウム製又はステンレス鋼製のものとする(付

図4及び付図5参照)。 

3) 温度調節装置は,機内温度を一定の温度に調節することによって,ブラックパネル温度計の温度を

63 ℃±3 ℃又は83 ℃±3 ℃に調節できるものとする。 

ブラックパネル温度計(付図6参照)は,耐光性黒色エナメルを2回吹き付けて焼付け仕上げし

た金属板及び胴部からなり,反射率が5 %以下のものとし(付図7参照),通常,2個用意し,その

うち1個は測定用,他の1個は測定用ブラックパネル温度計の校正用とする。この校正は,両方の

ブラックパネル温度計を試験片と同一位置に取り付け,照射条件下で行う。 

なお,ブラックパネル温度計の代わりにブラックスタンダード温度計(付図8参照)を用いても

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よい。ただし,ブラックパネル温度計による63 ℃±3 ℃又は83 ℃±3 ℃との関係をあらかじめ求

め,その対応するブラックスタンダード温度で使用する。 

6. 試験片の調製 試験片の調製は,次による。 

6.1 

試料が布の場合 試験片の大きさは,通常,6.5 cm×4 cm以上とする。 

6.2 

試料が糸の場合 通常,大きさが6.5 cm×4 cm以上の白厚紙に,その長辺の方向に平行に密に巻き

付ける。 

6.3 

試料がばら繊維の場合 くしけずって押し付け,通常,大きさが6.5 cm×4 cm以上で,白厚紙が見

えない程度の薄い層にして白厚紙に取り付ける。 

7. 試験の操作 試験の操作は,次による。 

7.1 

試験機の運転 試験機の運転は,次による。 

a) 試験片及びブルースケールをそれぞれ白厚紙に挟んで,試験片ホルダに取り付ける。 

なお,試験片ホルダの窓の部分以外の所は,前後から押さえ金で密着させ,照射された部分と不透

明覆いで覆って照射されない部分との境目がはっきり現れるようにする。また,窓の部分の試験片表

面は,凹凸があると,凸の部分は強く,凹の部分は弱い変退色を生じることがあるので,できる限り

波状又は凹凸にならないようにする。 

b) 試験片を取り付けた試験片ホルダを,試験片回転架にすきまがないように取り付ける。試験片を取り

付けていない試験片ホルダがある場合には,それらの全部に白厚紙を取り付ける。 

c) 試験機を運転する。このときを試験開始時間(1)とする。規定の放電電圧に調整する。 

d) ブラックパネル温度を温度調節装置によって,63 ℃±3 ℃(2)又は必要に応じて,83 ℃±3 ℃に調整

する。 

注(1) 必要に応じて,規定の放電電圧が安定した時点を試験開始時間としてもよい。ただし,この場

合,試験報告書に記録する。 

(2) この温度より低い温度での試験には,試験片の前に赤外吸収フィルタを用いることがある。 

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7.2 

露光方法は,次による。 

a) 第1露光法  

1) 試験片及びブルースケールを白厚紙の上に図1のように並べて固定し,それぞれ覆いAAʼ及びBBʼ

で覆う(3)。 

注(3) それぞれの覆いは,操作しやすくするため,それぞれXXʼのところで折り曲げできるよう

にしておくとよい。 

2) 露光開始後,ときどき試験片の覆いAAʼを持ち上げ,試験片の露光した部分を変退色用グレースケ

ールを用いて調べる。 

3) 試験片が標準退色(露光部分と未露光部分との色の差が変退色用グレースケール4号と同程度の色

の差に退色することをいう。)したとき,ブルースケールの覆いBBʼを持ち上げ,ブルースケールを

調べ,標準退色をしているブルースケールの等級を試験片の堅ろう度と判定する。 

4) 8級ブルースケールが標準退色しているにもかかわらず,試験片が標準退色に達しない場合は,試

験片の堅ろう度を“8級以上”と判定し,露光を終了する。 

備考 試験片のホトクロミズムについては,JIS L 0886による。 

図 1 第1露光法 

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b) 第2露光法  

1) 試験片及びブルースケールを白厚紙の上に図2のように並べて固定し,それらの全長の約1/4をAAʼ,

BBʼ,CCʼ及びDDʼの覆いでそれぞれ覆う(3)。 

2) 露光開始後,ときどきブルースケールの覆いBBʼを持ち上げて,2級ブルースケールの露光した部

分を調べ,露光部分が標準退色をしたとき,試験片の覆いAAʼを持ち上げ,標準退色をしている試

験片(例えば,№1と№3が標準退色したとする。)があれば,その試験片(№1と№3)の堅ろう度

を2級と判定し,これらの試験片と2級ブルースケールを取り外して保管する。 

また,試験片が標準退色以上の退色をしていれば,“1級以下”と判定する。 

3) 覆いを戻し,再び露光を続け,3級ブルースケールから8級ブルースケールの順で,2)と同様な操

作を繰り返す。すべての試験片の堅ろう度の判定が終了したとき,露光を終了する。 

4) 8級のブルースケールが標準退色しているにもかかわらず,試験片が標準退色しない場合には,露

光を終了し,それらの試験片の日光堅ろう度を“8級以上”と判定する。 

なお,覆いAAʼ及びBBʼで覆われた未露光部分と露光部分との境目がたびたびの覆いの持ち上げ

によって不鮮明になり,比較が困難なときは,覆いCCʼ及びDDʼでそれぞれ覆われた部分と未露光

部分とで比較を行ってもよい。 

図 2 第2露光法 

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c) 第3露光法  

1) 試験片とブルースケールを白厚紙の上に図3のように並べて固定し,それぞれの中央約1/2をAAʼ

及びBBʼの覆いでそれぞれ覆う(3)。 

2) 露光開始後,ときどきブルースケールの覆いBBʼを持ち上げ,1級低いブルースケールの退色を参

考にして目的のブルースケールの退色を調べ,目的のブルースケールが標準退色をしたとき,試験

片の覆いAAʼを持ち上げ,試験片の退色を調べて判定する。 

図 3 第3露光法 

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d) 第4露光法  

1) 試験片及びブルースケールを白厚紙の上に図4のように並べて固定し,それらの全長の約1/3をAAʼ

及びBBʼの覆いでそれぞれ覆う(3)。 

2) 露光開始後,ときどきブルースケールの覆いBBʼを持ち上げ,ブルースケールが標準退色したとき,

試験片及びブルースケールにCCʼ及びDDʼの覆いをそれぞれ載せ,露光を続ける。 

3) ブルースケールの最初から露光した部分が変退色用グレースケールの3号と同程度に退色したとき,

この退色の程度を参考にして,試験片のCCʼで覆った部分の退色を調べて判定する。 

注(4) ブルースケールの代わりに,堅ろう度が既知の仕様見本を用いてもよい。 

図 4 第4露光法 

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e) 第5露光法 露光を開始し,所定の放射露光量に達したとき,終了する。 

なお,所定量の放射露光量(J/m2)を照射する場合,光エネルギー測定器は,公的に校正されたエ

ネルギー標準光源で校正されていなければならない。 

備考 J/m2の単位は,放射露光量の大きさによって,kJ/m2又はMJ/m2で表示してもよい。 

参考 所定量の放射露光量の参考として,ブルースケール1級から8級までが標準退色するまでのお

およその時間及び対応する放射露光量(kJ/m2,測定波長300 nm〜700 nm)を参考表1に示す。 

参考表 1 ブルースケールが標準退色するまでの 

おおよその時間と対応する放射露光量 

級 

おおよその時間 

放射露光量 

kJ/m2 

(300 nm〜700 nm) 

   0.5 

    900 

   1.5 

  2 700 

  6 

 10 800 

 20 

 36 000 

 38 

 68 400 

 65 

117 000 

130 

234 000 

330 

594 000 

8. 運転操作上の留意事項 運転操作をするときは,次のことに留意する。 

a) 試験開始に当たって,カーボンは新しいものを用い,グローブ(5)は清浄で,少しの破損又はき裂がな

く,給湿布及び空気ろ過器は常によく掃除しておき,機械が正常に運転していることを確かめる。 

注(5) グローブの使用時間は,2 000時間を超えてはならない。 

b) 試験中,規定の平均放電電圧電流であることを確認する。試験中,アーク電流(交流)15 A〜17 A,

アーク電圧(交流)125 V〜145 Vであるようにする。 

c) 試験機は,できるだけ連続的に使用するのがよい。正常な場合,カーボンは約24時間又は48時間で

消費される。不必要な中断は,結果に望ましくない影響を与えるおそれがある。もし,中断したとき

は,その時間と理由を記録に付記する。 

d) 連続運転中は,カーボンの交換のたびにグローブを清浄にする。 

e) その他の操作に関する事項については,JIS B 7751に準じる。 

9. 判定方法 判定は,JIS L 0801の10.(染色堅ろう度の判定)によって,露光終了後の試験片又は/及

びブルースケールを2時間以上暗所に放置した後,通常,灰色下敷に並べ,試験片とブルースケールとの

変退色を視感によって比較判定する。 

10. 記録 試験の記録は,試験報告書に次の事項について行う。 

a) 名称(紫外線カーボンアーク灯形耐光試験機)又は略称 

b) 製造業者名又はその略号 

c) 製造年月 

d) 製造番号 

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e) 試験条件 

1) 運転方法(放電電圧電流が安定した時点を試験開始時間とした場合) 

2) ブラックパネル温度 

3) 相対湿度(自動制御の場合) 

f) 

試験結果 

1) 第1露光法及び第2露光法の場合 紫外線カーボンアーク灯光に対する堅ろう度の等級は,試験片

と同程度の変退色を示したブルースケールの等級で表し,用いた露光方法を括弧の中に付記して,

次の例のように記録する。 

ブラックパネル温度83 ℃±3 ℃で試験した場合には,その旨を付記する。 

例1. 紫外線カーボンアーク灯光試験(第1露光法)     7級 

例2. 紫外線カーボンアーク灯光試験(第2露光法,83 ℃) 6級 

2) 第3露光法の場合 試験片が目的のブルースケールと同程度か,又は少ない変退色を示したときに

は,次の例のように,露光方法の種類とともに,目的のブルースケールの等級又はその等級以上と

記録し,変退色の程度が大きいときには,その等級未満と記録する。 

例1. 紫外線カーボンアーク灯光試験(第3露光法) 4級未満 

例2. 紫外線カーボンアーク灯光試験(第3露光法) 4級 

例3. 紫外線カーボンアーク灯光試験(第3露光法) 4級以上 

3) 第4露光法の場合 目的のブルースケールが標準退色したときに,試験片がブルースケールと同程

度か,又は少ない変退色を示したときには,次の例のように,露光方法の種類とともに,目的のブ

ルースケールの等級又はその等級以上と記録し,変退色の程度が大きいときには,その等級未満と

記録する。 

例1. 紫外線カーボンアーク灯光試験(第4露光法) 4級 

例2. 紫外線カーボンアーク灯光試験(第4露光法) 4級以上 

例3. 紫外線カーボンアーク灯光試験(第3露光法) 4級未満 

4) 第5露光法の場合 堅ろう度の等級は,次の例のように記録する。 

例 紫外線カーボンアーク灯光試験[第5露光法,放射露光量:36 MJ/m2(300 nm〜700 nm)] 3

級 

11. 毛糸,毛織物などの場合における別法 試料が毛糸,毛織物などの場合には,上記に準じて次の方法

によって試験することができる。 

a) 仕様見本を基準とする方法 仕様見本からの試験片と,試料からの試験片とに対し別に指定がない限

り,規定の標準退色時間(例えば,20時間,40時間又は80時間)の照射を行い,両者の変退色を比

較する。 

b) 一定の照射時間による方法 試験片だけを所定の標準退色時間(例えば,20時間)照射し,これと同

じ標準退色時間照射したブルースケールの変退色とを比較する。 

参考 標準退色時間は,光量校正紙(LSP)又はJIS L 0841に規定するブルースケールを用いて求め

る方法がある。 

関連規格 JIS A 1415:1999 高分子系建築材料の実験室光源による暴露試験方法 

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JIS D 0205:1987 自動車部品の耐候性試験方法 

JIS K 5101:1991 顔料試験方法 

JIS K 5701-1:2000 平版インキ−第1部:試験方法 

ISO 2135:1984 Anodizing of aluminium and its alloys−Accelerated test of light fastness of coloured 

anodic oxide coatings using artificial light 

ISO 2809:1976 Paints and varnishes−Determination of light fastness of paints for interior use 

AATCC Test Method 16:1998 Colorfastness to Light 

ASTM G 153-00a Standard Practice for Operating Enclosed Carbon Arc Light Apparatus for 

Exposure of Nonmetallic Materials 

Federal Test Method Std No.141c-93 Paint, Varnish, Lacquer and Related Materials, Method 6152 

ACCELERATED WEATHERING (ENCLOSED ARC APPARATUS) 

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11 

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付図 1 カーボンアーク灯形耐光試験機(湿度自動調節形)の例 

付図 2 カーボンアーク灯形耐光試験機(湿度ウイック方式)の例 

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12 

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付図 3 紫外線カーボンアークの分光分布(参考) 

単位 mm 

付図 4 試験片ホルダ(傾斜形)の例 

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13 

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単位 mm 

付図 5 試験片ホルダ(垂直形)の例 

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14 

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単位 mm 

(1) 

(2) 

付図 6 ブラックパネル温度計の例 

  表示部 

(目盛式) 

   表示部 

(目盛式又は 

ディジタル式) 

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15 

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05101520253035404550556065707580859095

100

380

480

580

680

780

波長(nm)

反射率(%)

付図 7 ブラックパネル温度計分光反射率(参考) 

単位 mm 

付図 8 ブラックスタンダード温度計の例 

    表示部 

(ディジタル式)