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D 0001 : 2001 

(1) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

まえがき 

この規格は,工業標準化法に基づいて,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日

本工業規格である。これによってJIS D 0001 : 1994は改正され,この規格に置き換えられる。 

今回の改正では,走行試験モードや排出ガス規制の変更,エアバッグ,リヤフォグランプ,コーナリン

グランプなどの追加に伴う記載項目及び記入要領の見直し,並びに諸元表の体裁の見直しを行った。

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

日本工業規格          JIS 

D 0001 : 2001 

自動車−仕様書様式 

Road vehicles−Standard form of specification 

1. 適用範囲 この規格は,二輪自動車(1)を除く路上走行自動車(1)の仕様書の構成,並びにその記載項目

及び記入要領について規定する。 

なお,シャシ状態の自動車については,この規格を準用してもよい。 

注(1) JIS D 0101による。 

2. 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す

る。これらの引用規格はその最新版を適用する。 

JIS D 0101 自動車の種類に関する用語 

JIS D 0102 自動車用語−自動車の寸法,質量,荷重及び性能 

JIS D 1001 自動車用エンジン出力試験方法 

JIS D 1012 自動車−燃料消費率試験方法 

JIS D 1013 自動車−ブレーキ試験方法 

JIS D 1016 自動車最高速度試験方法 

JIS D 4201 自動車用タイヤ・チューブ・リムバンド・フラップの呼び方 

JIS D 4202 自動車用タイヤ−呼び方及び諸元 

JIS D 4604 自動車部品−シートベルト 

JIS D 6401 産業車両及び建設車両用タイヤの諸元 

JIS Z 8401 数値の丸め方 

3. 仕様書の構成 仕様書は,諸元表及び外観図で構成する。ただし,必要がなければ外観図はなくても

よい。 

4. 仕様書の様式 

4.1 

全般 諸元表の記載項目及び記載順序は,付表1による。ただし,諸元表の体裁を用途に応じて変

更したり,必要に応じて記載項目を追加又は省略してもよい。 

備考 付表1の※印を付した項目は,自動車の仕様の概要,一般的な用途を目的に使用するのがよい。 

4.2 

外観図 外観図には,自動車の外形,座席,荷台などの配置の概略,並びに主要寸法を示す(付図1

〜5参照)。 

5. 仕様書の記入要領 

5.1 

一般的な記入要領 一般的な記入要領は,次による。 

D 0001 : 2001  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

a) 仕様書の記載項目で,特にこの規格に規定していない用語の定義は,JIS D 0102による。 

b) 仕様書に記入する数値の丸め方は,次による。 

1) 最終位を0又は5に丸める場合 

− 最終位の値が0〜2のときには,最終位を0とする。 

− 最終位の値が3〜7のときには,最終位を5とする。 

− 最終位の値が8,9のときには,最終位の前の位の値に1を加え,最終位を0とする。 

2) 最終位を0又は5に切り下げる場合 

− 最終位の値が0〜4のときには,最終位を0とする。 

− 最終位の値が5〜9のときには,最終位を5とする。 

3) 最終位を0又は5に切り上げる場合 

− 最終位の値が0〜4のときには,最終位を5とする。ただし,最終位以下の値がすべて0のときに

は,最終位を0とする。 

− 最終位の値が5〜9のときには,最終位の前の位の値に1を加え,最終位を0とする。ただし,最

終位が5で,かつ,最終位以下の値がすべて0のときには,最終位の前の位はそのままで,最終

位を5とする。 

4) 単純な切り捨て,切り上げ及び四捨五入の場合には,一般の方法によって丸める。 

5) 丸め方について特に規定のない場合には,JIS Z 8401によって丸める。 

c) 乗用にも兼用できるバンの荷台の最大寸法,オフセット及び床面地上高,並びに質量・荷重関係,積

載質量,積載荷重関係,定員などについては,積載設備及び乗車設備をそれぞれ最大限度に利用した

状態の両方を記入し,必要があればその状態を付記する。 

なお,この規定はステーションワゴン(1)及びトラックステーションワゴン(1)にも適用することが望

ましい。 

5.2 

諸元表 諸元表の記入要領は,次による。 

a) 車名及び型式 製造業者が付与した車名及び型式を記入する。 

b) 車台の名称及び型式 製造業者が付与した車台の名称及び型式を記入する。ただし,車名及び型式と

同一の場合には,記載を省略して差し支えない。 

なお,型式は自動車排出ガスの状態を表す識別記号を除き,車台番号の打刻様式中の型式と同一の

ものを記入する。 

c) 通称名 製造業者が車名とは別に付与した通称名(ペットネーム又はニックネーム類を含む。)を記入

する。 

d) 種別 道路運送車両法(2)に準拠し,普通自動車,小型自動車,軽自動車などの別を記入する。 

注(2) 昭和26年法律第185号 

e) 用途 道路運送車両法(2)に準拠し,乗用,貨物,乗合などの別を記入する。 

f) 

形状 道路運送車両法(2)に準拠し,ボンネット,キャブオーバ,セミキャブなどの別を記入する。 

g) 類別区分番号 製造業者が道路運送車両法(2)に基づいて付与した類別区分番号を記入する。 

h) 仕様 自動車の仕様の主な特徴を文章,略号又は符号で記入する。 

例 4ドアサルーン,サンルーフ,三方座席,高床三方開き,ピントルフック付 

i) 

製造業者名 自動車の製造業者名を記入する。 

j) 

寸法 寸法は,JIS D 0102によるほか,次によって記入する。 

1) 主要寸法 空車状態(3)における寸法とする。記入値は,小数点以下第3位までとし,最終位を0又

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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

は5に丸める。ただし,前周り半径及びすそ周り半径の記入値は,小数点以下第2位までとし,第

3位を四捨五入する。 

注(3) JIS D 0102によるほか,次による。 

− 外開き式窓,換気装置,荷台などは閉鎖した状態 

2) 室内又は荷台の最大寸法 室内又は荷台の最大寸法は,次によって記入する。 

2.1) 

乗用車及びバスの室内の長さは,車両中心面付近におけるインストルメント・パネル後端から最後

部座席背当最上部後端までの床面に平行な距離とする。ただし,後部座席背当後端より後方に立席

がある場合には立席最後端までとする。 

なお,乗用を兼用するバンにも適用することが望ましい。 

2.2) 

乗用車及びバスの室内の幅は,室内中央部でシート上面以上の高さにおける最大幅とする。 

2.3) 

乗用車,バス及びバンの高さは,車両中心線付近における局部的凹凸を除く床面から天井までの間

における大部分の床面に垂直な方向の距離とする。 

2.4) 

バンの荷台の長さは,荷物室高さ(最高部におけるもの)の中央部における床面に平行な距離とし,

幅は荷物室長さ(乗車設備が明確に区別されたものでは,乗車設備を除く。)及び荷物室高さ中央部

におけるものとする。 

2.5) 

普通荷台のトラック荷台の長さ,幅及び高さは,長さは車両中心線における床面に平行な内側寸法,

幅及び高さは内側寸法とする。 

k) 質量及び荷重 質量及び荷量は,次によって記入する。 

1) 質量及び荷重 記入値は,質量についてはkgで整数位までとし,最終位を0又は5に丸める。荷重

についてはkNで,各質量と標準重力加速度 (9.806 65m/s2) との積を,小数点以下第2位までとし,

小数点以下第3位を四捨五入する。 

2) 空車質量 空車状態(4)の自動車の質量を記入する。 

注(4) JIS D 0102による。 

3) 最大積載質量(第5輪荷重) 道路運送車両法(2)に準拠した値を記入する。 

4) 自動車総質量 最大積載状態(5)の自動車の質量を記入する。ただし,特に規定しない場合には,乗

車定員1人の質量は55kgとする。 

なお,セミトレーラの場合には,自動車連結総質量を記入する。 

注(5) JIS D 0102による。 

5) 乗車定員 道路運送車両法(2)に準拠した乗車定員を記入する。 

6) シャシ質量 空車状態(4)のシャシ質量を記入する。 

l) 

性能 性能は,次によって記入する。 

1) 最高速度 JIS D 1016によって測定した値を記入する。記入値は,整数位までとし,その末尾を0

又は5に切り捨てる。ただし,最高速度50km/h未満の自動車では小数点以下を切り捨てる。 

なお,計算による値の場合には,“推定”と括弧を付けて付記する。 

2) 定地燃料消費率 JIS D 1012によって測定した値を記入し,試験速度を付記する。記入値は小数点

以下第1位までとし,第2位を四捨五入する。 

3) 10・15モード燃料消費率 法令(6)に定められた自動車だけについて,10・15モード法による値を記入

する。記入値は小数点以下第1位までとし,第2位を四捨五入する。 

注(6) エネルギーの使用の合理化に関する法律施行令(昭和54年政令第267号) 

4) 制動距離 JIS D 1013又は道路運送車両法(2)の保安基準に準拠して定める方法(新型自動車試験方

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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

法)によって測定した値を記入し,制動初速度を括弧を付けて付記する。記入値は小数点以下第1

位までとし,第2位を四捨五入する。 

5) 最小旋回半径 外側車輪旋回半径について,運転者1名が乗車した場合の値を記入する。記入値は

小数点以下第1位までとし,第2位を切り上げる。 

6) 最大安定傾斜角 左側の値と右側の値が異なる場合には,それぞれの値を記入し,“左”“右”を括

弧を付けて付記する。記入値は1°未満を切り捨てる。 

m) 原動機 原動機は,次によって記入する。 

1) 原動機の型式 原動機の製造業者が付与した型式を記入する。 

2) 原動機の製造業者名 原動機の製造業者名,又はその略称を記入する。 

3) 取付位置 フロント,リヤ,アンダフロアなどの別を記入する。 

4) 原動機の種類 ガソリン,ディーゼルなどの別,及び2サイクル,4サイクルなどの別を記入する。 

例 ガソリン・4サイクル 

5) シリンダ数及び配置 直列,V型,対向シリンダなどの別,及びシリンダ数,並びに横置き,縦置

きなどの別を記入する。 

例 直4横置き 

6) 燃焼室形式 直接噴射式,予燃焼室式などの別,又は半球形,小判形,ウェッジ形などの別を記入

する。 

7) 弁機構 カムシャフトの位置,数及び駆動方法並びに頭上弁式,側弁式の別及びピストン弁,ロー

タリ弁などの別を記入する。1シリンダ当たりの吸気弁又は排気弁が複数の場合には,その数を記

入する。 

なお,OHC,OHV,DOHCなどの符号で記入してもよい。 

例 DOHCチェーン駆動,吸気2排気2 

8) 内径×行程 記入値は小数点以下第1位までとし,第2位以下を切り捨てる。 

9) 総行程容積 次の式によって計算した値を記入し,記入値は小数点以下を切り捨てる。 

3

2

10

1

4

LN

D

=

ここに, 

V: 総行程容積 (cm3)  

D: シリンダ内径 (mm)  

L: 行程 (mm)  

N: シリンダ数 

π: 円周率 (=3.1416)  

10) 圧縮比 次の式によって計算した値を記入し,記入値は小数点以下第1位までとし,第2位以下を

切り捨てる。 

c

c

s

V

V

V+

=

ε

ここに, 

ε: 圧縮比 

Vs: 行程容積 (cm3)  

Vc: 燃焼室容積 (cm3)  

11) 圧縮圧力 記入値は,ガソリン機関では小数点以下第2位まで,ディーゼル機関では小数点以下第

1位までとし,それ未満を切り捨てる。ただし,圧縮圧力の値に幅がある場合には,最小値と最大

値とを記入する。 

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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

なお,そのときの回転速度を,次の例のように付記する。 

例 14.0 (400) 

10.3-13.8 (300) 

12) 最大出力 JIS D 1001によって測定した軸出力試験における最大出力を記入し,最大出力時の回転

速度を付記する。記入値は整数位までとし,小数点以下第1位を四捨五入する。ただし,記入値の

丸め方について法令で定める場合には,それによる。 

13) 最大トルク JIS D 1001によって測定した軸出力試験における最大トルクを記入し,最大トルク時

の回転速度を付記する。記入値は整数位までとし,小数点以下第1位を四捨五入する。ただし,記

入値の丸め方について法令で定める場合には,それによる。 

14) 燃料消費率 JIS D 1001によって測定した軸出力試験における単位時間単位出力当たりの燃料消費

率を整数位まで記入し,小数点以下第1位を四捨五入する。 

なお,そのときの回転速度を括弧を付けて付記する。 

例 192 (1400) 

15) 弁又はポート開閉時期 記入値は度単位で整数位までとし,小数点以下を切り捨てる。 

なお,開閉時期調整機構をもつものではその旨及び調整範囲を,また,リード弁方式のものでは

その旨をそれぞれ記入する。 

16) 弁すきま 記入値は小数点以下第2位までとし,第3位以下を切り捨てる。 

なお,冷間,温間の別を,また,自動調整式の場合にはその旨を括弧を付けて付記する。 

例 0.34(温) 

17) 無負荷回転速度 無負荷時の回転速度を整数位まで記入し,最終位を0に丸める。 

18) 潤滑方式 圧送式,飛まつ(沫)式,分離潤滑式などの別を記入する。 

19) オイルポンプ形式 歯車式,トロコイド式,プランジャ式などの別を記入する。 

20) オイルフィルタ形式 全流ろ過式,分流ろ過式の別,及びろ紙式,ワイヤろ紙併用式,ワイヤ式な

どの別を記入する。 

なお,2個以上を用いるときには,個数を付記する。 

21) 潤滑油容量 油ろ過器,油ポンプ,配管,タンクなども含めた全油量を記入する。記入値は小数点

以下第1位までとし,第2位以下を切り捨てる。 

22) オイル冷却器形式 内蔵式,外置式などの別,及び水冷,空冷などの別を記入する。 

23) 冷却方式 水冷,空冷などの別,及び冷却ファンの駆動方式を記入する。 

例 空冷 Vベルト式 

水冷電動式 

空冷直結 

24) 放熱器形式 コルゲート形,プレートフィン形などの別を記入する。圧力式,密封式などのときに

は,その旨を括弧を付けて付記する。 

25) 冷却水容量 機関本体の水も含み,冷却装置全体の容量(ヒータ兼用の放熱器の分も含む。)を記入

する。記入値は整数位までとし,小数点以下を切り捨てる。 

26) 水ポンプ形式 遠心式,軸流式などの別,及び駆動方法を記入する。 

27) サーモスタット形式 ベローズ式,ワックス式などの別を記入する。 

28) 過給機形式 遠心式,ルーツ式,ターボ式などの別を記入し,必要に応じて駆動及び冷却方式を付

記する。 

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29) 給気冷却器形式 空冷,水冷式などの別を記入する。 

30) 減圧装置形式 吸気弁開放式,排気弁開放式などの別を記入する。ただし,減圧装置のないもので,

燃料遮断式のものでは,その旨を括弧を付けて付記する。 

例 吸気弁開放式 

無(燃料遮断式) 

n) 燃料装置 燃料装置は,次によって記入する。 

1) 燃料の種類 ガソリン,軽油,LPGなどの別を記入する。 

2) 空気清浄器の形式 ろ紙式,油槽式,サイクロン油槽式などの別を記入する。 

3) 空気清浄器の数 エレメント又はユニットの数を記入する。 

4) 燃料タンクの材質 鋼,樹脂などの別を記入する。日本工業規格に規定されている材質には,その

規格番号を付記する。 

5) 燃料タンクの容量 2個以上のタンクをもつ場合には,タンクごとの容量を“+”の記号を間に入

れて記入する。記入値は整数位までとし,小数点以下を切り捨てる。 

6) 燃料タンクの位置 前ボンネット内,後席下,フレーム右側,座席前などの別を記入する。 

7) 燃料パイプの材質 燃料タンクから気化器,燃料噴射ポンプなどの装置までの間の燃料パイプの材

質を記入する。 

例 ナイロン,ゴム,鋼管,銅管 

8) 燃料ポンプ形式 電磁式,ダイヤフラム式,プランジャ式などの別を記入する。 

9) 燃料ろ過器形式 ろ紙式,陶器式などの別を記入する。 

10) 気化器の形式 絞り弁の種類,バレル数及びストロンバーグ,ソレックス,アマルなどの形式を記

入する。気化器が2個以上のときには,その個数を付記する。また,アイドルリミッタを装着した

ものでは,その旨を併記する。 

例 可変ベンチュリ式,2個 

11) 気化器の型式 製造業者が付与した型式を記入する。 

12) ガス弁径及びベンチュリ径 呼び径を整数位まで記入し,小数点以下を切り捨てる。 

例 プライマリ30,セカンダリ34 

13) 空気弁形式 自動式,手動式の別,及びピストン式,バタフライ式の別を記入する。 

14) 燃料噴射装置形式 機械式,電子式などの別を記入する。 

15) 噴射ポンプの形式 列形,分配形などの別を記入する。 

なお,製造業者の付与した型式を記入する場合は,製造業者名又はその略称を括弧を付けて付記

する。 

16) 燃料噴射時期 上死点前の噴射始めのクランク角度を整数位まで記入し,それ以下を切り捨てる。 

例 17°BTDC 

17) プランジャ径及びカム揚程 呼び径又は呼び寸法を小数点以下第1位まで記入し,第2位以下を切

り捨てる。 

18) 調速機形式 遠心式,真空式などの別を記入する。 

19) 噴射時期加減装置形式 遠心式,油圧式などの別を記入する。 

20) ノズル形式 スロットル式,ピントル式,多孔式などの別を記入する。 

21) 噴口数 1個のノズルの噴口の数を記入する。 

22) 噴口径 呼び径を小数点以下第2位まで記入し,第3位以下を切り捨てる。 

D 0001 : 2001  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

なお,多孔式で径が異なる場合には,次の例のように径とその数を記入する。 

例 0.32×1,0.34×2,0.37×1 

23) 噴射圧力 記入値は小数点以下第1位までとし,それ未満を切り捨てる。 

24) 充てん口形式 充てん口の位置及び充てん弁の種類を記入する。 

例 リヤフェンダ右,手動ねじOリング式充てん弁 

25) 過充てん防止装置形式 過充てん防止弁の有無,同弁の設定値,及び液量計の種類を記入する。 

26) 安全弁形式 安全弁,過流防止弁の位置,及び作動圧を記入する。 

27) 主止弁形式 位置及び種類を記入する。 

28) 減圧装置形式 蒸発方式,減圧段数,及び同一次室圧力,高圧側圧力などを記入する。 

o) 電気装置 電気装置は,次によって記入する。 

1) 電圧 6,12,24Vなどの別,及び+アース,−アースの別を記入する。 

2) 点火装置の形式 トランジスタ式,ダイレクト式などの別,及びバッテリ点火,マグネット点火な

どの別を記入する。 

3) 点火時期 点火早め装置が作動しない範囲での上死点前の角度を次の例のように度単位で整数位ま

で記入し,小数点以下を切り捨てる。 

なお,そのときの回転速度を括弧を付けて付記する。 

例 10°BTDC (800rpm)  

4) 断続器形式 接点式,無接点式などの別を記入する。 

5) 点火早め装置 遠心式,真空式,電子式などの別を記入する。この場合において,遠心式では進角

始めの配電器軸の回転速度,最大進角及びそのときの配電器軸の回転速度を,真空式では進角始め

の圧力,最大進角及びそのときの圧力を,電子式では最小進角及び最大進角をそれぞれ次の例のよ

うに記入する。 

例 遠心式0° (600rpm) 〜15° (2 500rpm)  

真空式0° (34kPa) 〜10° (150kPa)  

電子式10°〜20°(配電器軸角相当) 

6) スパークプラグ型式 製造業者が付与した型式を記入する。 

7) グロープラグの形式 コイル形,シーズ形などの別を記入する。 

8) グロープラグの電圧及び電流 グロープラグ単体の公称電圧及び電流を小数点以下第1位まで記入

する。 

9) バッテリの容量 容量を記入し,20時間率容量,10時間率容量,5時間率容量の別を,次の例のよ

うに括弧を付けて付記する。 

例 28V (5Ah)  

10) ゼネレータの形式 交流式,直流分巻式などの別を記入する。 

11) ゼネレータの出力 定格電圧及び電流を記入する。 

例 12V-30A 

12) レギュレータの形式 チリル式,カーボンパイル式,半導体式などの別を記入する。 

13) 電波雑音防止装置形式 外付き抵抗器式,抵抗線式,抵抗入りプラグ式などの別を記入する。 

p) 動力伝達装置 動力伝達装置は,次によって記入する。 

1) 機関から駆動輪までの機構 クラッチ,変速機,変向機,分配機,推進軸,減速機,差動機などの

仕様の機構を動力伝達の順序に記入する。ただし,総輪駆動の場合には,常用系統について記入す

D 0001 : 2001  

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る。 

例 機関−クラッチ−変向機−変速機−推進軸−減速機−差動機後車軸−後車輪 

2) クラッチ形式 摩擦クラッチの場合には乾,湿の別,単板,多板の別,ダイヤフラム,コイルスプ

リングなどの別を,流体変速機の場合には3要素1段2相形などをそれぞれ記入し,直結装置(ロ

ックアップ機構など)を内蔵する場合には,その旨を括弧を付けて付記する。 

3) クラッチの操作方式 機械式,油圧式などの別を記入する。 

4) クラッチフェーシングの寸法 フェーシング1枚当たりの外径×内径×厚さを,また複数の焼結材

で形成する場合には形成された摩擦面の外径×取付内径×セグメント厚さを記入する。記入値は整

数位までとし,小数点以下を切り捨てる。ただし,厚さについては小数点以下第1位までとし,第

2位以下を切り捨てる。 

例 200×140×3.5 

5) クラッチフェーシングの面積及び枚数 クラッチ板1枚当たりの片面のフェーシング面積を整数位

まで記入する。多対の場合にはその枚数を付記する。 

なお,焼結材の場合には,セグメント1枚当たり面積×枚数の片面について計算したものとする。 

6) クラッチフェーシングの材質 ウーブン,モールド,焼結合金などの別を記入する。 

7) クラッチの倍力装置形式 油圧クラッチに操作の倍力装置が取り付けられている場合には,その形

式を記入する。 

例 真空式 

8) 主変速機形式 常時噛合式,流体変速機,遊星歯車式などの別を記入する。 

9) 主変速機操作方式 ハンドルチェンジ式,フロアチェンジ式などの別,及びパワーシフト付である

ときにはその旨を記入する。 

10) 変速比 記入値は小数点以下第3位までとし,第4位以下を切り捨てる。シンクロ機構をもつもの

は“シンクロ”と括弧を付けて付記する。ただし,静油圧変速機では,容積効率(ポンプ吐出量と

モータ吸入量との比の範囲)を記入する。 

なお,副変速機をもつものでは,必要に応じて組み合わせた変速比について記入する。 

11) 副変速機の形式,操作方式及び変速比 主変速機に準じる。 

12) 推進軸 機関から減速機までの動力の伝達される順序に従って,第1推進軸,第2推進軸,第3推

進軸のそれぞれについて,自在継手間の長さ及び軸部断面の外径と内径を記入する。ただし,中間

軸受をもつものでは,中間軸受の前及び後の長さを括弧を付けて長さの後に付記する。 

記入値は,長さについては整数位までとし,小数点以下を切り捨てる。また,外径及び内径につ

いては小数点以下第1位までとし,第2位以下を切り捨てる。 

なお,中実軸の場合は,内径を0と記入する。 

例 801×65.0×61.8 

801 (400+401) ×65.0×61.8 

783×38.0×0 

13) 減速機の歯車形式 平歯車,はすばかさ歯車,ハイポイド歯車などの別を記入する。 

14) 減速機の減速比 記入値は小数点以下第3位までとし,第4位以下を切り捨てる。 

15) 差動機の歯車形式及び数 平歯車,かさ歯車などの歯車の種類,及びその個数を記入する。 

例 すぐばかさ歯車 大2・小2 

16) 差動制限装置 リミテッドスリップデフ,デフロックなどの別,及び取付位置(前・中央・後の別)

D 0001 : 2001  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

を記入する。 

なお,リミテッドスリップデフの場合には,機械式,湿式多板クラッチ,ビスカス式などの方式

を括弧を付けて付記する。 

17) 分配機及び変向機の形式 歯車形式,操作方式などを記入する。 

18) 分配機及び変向機の減速比 記入値は小数点以下第3位までとし,第4位以下を切り捨てる。 

q) 走行装置 走行装置は,次によって記入する。 

1) 車輪配列 自動車の前から順に車軸ごとの車輪数を次の例のように記入する。駆動軸は,車輪数の

後に“駆動”と記載するとともに,駆動選択ができる車輪については,その旨を括弧を付けて付記

する。また,前輪と後輪との間に“−”を入れるものとする。 

なお,前輪と後輪の車輪数の前に前後の別を記入してもよい。 

例 前2−後2駆動 

前2,2−後4駆動 

前2駆動−後4駆動・4駆動 

前2駆動(選択)−後2駆動 

2) 前車軸の形式 エリオット形,逆エリオット形,ボールジョイント式などの別,及び前車軸と車軸

(又は支持装置)との結合の形式を記入する。 

なお,駆動軸の場合には,後車軸形式に準じて支持方式を併記する。 

例 逆エリオット形 

ウィッシュボーン,ボールジョイント式 

半浮動,スイング軸式,二重フック継手 

3) トーイン 記入値は整数位までとし,小数点以下を切り捨てる。 

4) キャンバ角,キャスタ角及びキングピン傾斜角 記入値は分の整数位までとし,最終位を0又は5

に丸める。 

例 4°30” 

5) トレール 記入値は整数位までとし,小数点以下を切り捨てる。 

なお,前輪よりも進行方向に対して後方にある場合には,負 (−) で記入する。 

6) 後車軸の形式 前浮動,半浮動などの支持方式,及び軸管式,スイング軸式,死軸式などの車軸の

形式を記入する。 

7) タイヤ JIS D 4202若しくはJIS D 6401によって規定されたタイヤの呼び又はこれに準じるタイヤ

の呼びを記入する。 

例1. 195/60R14 86H又は205/65R15 94S 

例2. 8.25-20-14 PR(前々),9.00-20-14 PR(前後) 

8) タイヤのリム 材質及びJIS D 4201によるリムの呼びを記入する。 

9) タイヤの形式 チューブの有無を記入する 

10) タイヤの空気圧 自動車の製造業者が定める空気圧を整数位まで記入し,小数点以下第1位を四捨

五入する。 

なお,空車状態(4)及び最大積載状態(5)についてそれぞれ定めている場合には,最大積載状態につ

いて定めた空気圧を記入する。 

r) かじ取り装置 かじ取り装置は,次によって記入する。 

1) ハンドルの位置 右又は左の別を記入する。 

10 

D 0001 : 2001  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

2) ハンドルの外径 記入値は整数位までとし,小数点以下を切り捨てる。また,だ円の場合には長径

と短径を記入する。 

3) ハンドルの最大回転回数 ロックからロックまでのハンドルの回転回数を記入する。記入値は小数

点以下第1位までとし,第2位以下を切り捨てる。 

4) ハンドルの軸及び継手形式 コラプシブル,調整式,普通形などの別を記入する。 

5) かじ取り装置歯車の形式 ボールナット形,ラックピニオン式などの別を記入する。 

なお,前輪及び後輪の操だができる自動車では,後輪についても記入する。 

例 前 ラックピニオン式 

後 ダブルクランク式 

6) かじ取り角度 記入値は度の整数位までとし,小数点以下第1位を四捨五入する。 

なお,前2軸車又は前輪及び後輪の操だができる自動車では,それぞれ,次の例のように記入す

る。 

例 内側 前前46°前後49° 

外側 前前37°前後38° 

内側 前36°後 同相5°,逆相5° 

外側 前33°後 同相5°,逆相5° 

7) 倍力装置の形式 リンケージ式,インテグラル式,全油圧形パワーステアリング式などの別を記入

する。 

s) 

施錠装置 施錠装置は,次によって記入する。 

1) 施錠装置の形式 ステアリングロック,ミッションロックなどの別を記入する。 

2) 施錠装置の取付位置 ステアリングコラム,変速レバーなどの別を記入する。 

t) 

ブレーキ装置 ブレーキ装置は,次によって記入する。 

1) ブレーキの形式 ブレーキの作動方式,本体の形式などを記入する。 

例 

常用ブレーキ: 空気式,前2リーディング 後リーディングトレーリング 

油圧式,前ディスク 後リーディングトレーリング 

駐車ブレーキ: 機械式車輪制動形 

空気式車輪制動形スプリングブレーキ 

補助ブレーキ: 推進軸制動過電流式リターダ 

排気管開閉弁式排気ブレーキ 

非常ブレーキ: 後車輪制動スプリングブレーキ 

分離ブレーキ: 後輪制動リレー・エマージェンシイバルブ式エアブレーキ 

非常弁付中継弁式エア・ブレーキ 

2) 常用ブレーキの作動系統及び制動車輪 配管系統の数を記入するとともに,配管系統ごとの制動輪

について,全輪制動,後2輪制動,後前軸,後後軸4輪制動などの別を次の例のように記入する。 

例 1−全輪制動 

2−前2輪 後2輪制動 

3) 常用ブレーキのライニング又はパッドの寸法 ライニング又はパッド1個の長さ,幅,厚さを記入

する。 

記入値は小数点以下第1位までとし,第2位以下を切り捨てる。 

4) 常用ブレーキのライニング又はパッドの面積 ライニング又はパッド1個の面積を記入し,各軸ご

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D 0001 : 2001  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

との数を併記する。記入値は整数位までとし,小数点以下を切り捨てる。 

例 115×2枚×2輪 

154×1枚 

2輪 

184×1枚 

5) 常用ブレーキのドラム径又はディスク径 ドラムブレーキの場合はドラムの内径を,ディスクブレ

ーキの場合にはディスクの有効径を記入する。ディスク有効径は,ディスクパッドの当たる面の外

径と内径の平均値とする。記入値は整数位までとし,小数点以下を切り捨てる。 

6) 常用ブレーキのライニング又はパッドの材質 ウーブン,モールド,焼結合金などの別を記入する。

日本工業規格に規定されている材質には,その規格番号を付記する。 

7) マスタシリンダ又はブレーキ弁の形式 ハイドロリックブレーキの場合にはマスタシリンダのシン

グル形,タンデム形,デュアル形などの別を,エア式ブレーキの場合にはペダル直結ピストン式,

デュアル式などの別を記入する。 

8) マスタシリンダ内径 マスタシリンダの内径を記入する。記入値は小数点以下第1位までとし,第

2位以下を切り捨てる。 

9) リザーバタンク形式 シングル形,分離形の別,及び各系統別の容量 (ml) を次の例のように記入

する。記入値は整数位までとし,小数点以下を切り捨てる。リザーバタンクをマスタシリンダ本体

から離して車体などに取り付けたものでは,取付場所を括弧を付けて付記する。 

例 シングル形(車体取付)36 + 26 + 120 

         (前輪)(後輪)(共用) 

10) ホイールシリンダの内径又はブレーキ室膜板径 内径のほかに必要に応じてその形式を付記する。

記入値は小数点以下第1位までとし,第2位以下を切り捨てる。 

例 ハイドロリックブレーキの場合 

22.2 

11) 制動倍力装置の形式 真空倍力式,空気倍力式などの別を記入する。 

12) 制動倍力装置の倍率 倍力装置の作動時の圧力と非作動時の圧力との比を記入し,測定時の踏力を

括弧を付けて付記する。記入値は小数点以下第1位までとし,第2位以下を切り捨てる。 

13) 真空圧力又は空気圧 空気圧縮機の調整圧力の上限及び下限を記入する。 

14) 真空ポンプ又は空気圧縮機形式 往復式,回転式,遠心式などの別,及び水冷式,空冷式などの別

を記入する。 

15) 圧力調整器形式 ばね式,ダイヤフラム式などの別を記入する。 

16) 空気圧縮機などタンクの位置 取付位置を次の例のように記入する。 

例 前後車軸中間部右側,フレーム外側リヤオーバハング部床面下 

17) 空気圧縮機などタンクの容量 タンクの容量を整数位まで記入し,小数点以下を切り捨てる。デュ

アルブレーキバルブを用いている場合には,次の例のように系統別にその容量を記入する。 

例 23+23+9 

18) ブレーキパイプの材質 鋼管,銅管,二重巻鋼管などの別を記入する。 

19) ブレーキパイプの防腐処理 Sn-Znめっき,Znめっき,Sn-Pbめっきなどの処理方法を次の例のよ

うに記入する。 

例 外面 Cu-Znめっき 内面 Cuめっき 

20) ブレーキホース材質 内面ゴム層,編上糸層,外面ゴム層などの材質を記入する。日本工業規格に

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D 0001 : 2001  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

規定されている材質には,その規格番号を付記する。 

例 外側から天然ゴム,レーヨンコード2,耐油性ゴム 

JIS 1種 

21) ブレーキ液種類 ブレーキ液の種類を記入する。日本工業規格で規定されている種類には,その規

格番号を付記する。 

例 JIS K 2233(自動車用非鉱油系ブレーキ液)1種 

22) 制動力 最大積載状態(5)で減速度が4.90〜6.38m/s2(最高速度が80km/h未満の自動車では3.92m/s2)

となる制動力,及びそのときの踏力(トレーラでは作動圧)を,次の例のように記入する。 

なお,計算値の場合には,括弧を付けてその旨を付記する。制動力の記入値は,整数位までとし,

小数点以下を切り捨てる。踏力の記入値は,小数点以下第1位を切り上げる。作動圧はkPaで整数

位まで記入し,小数点以下を切り捨てる。 

例 1 000 (40) 

23) 制動力制御装置形式 アンチロックブレーキシステム (ABS),プロポーショニング装置,ロードセ

ンシング装置などの制動力制御装置を備えている場合には,次の例のように記入する。 

例 ABS 

プロポーショニング装置(ロードセンシング装置付) 

24) ブレーキ警報装置形式 灯火式,音響式などの別を記入する。 

25) 安全装置形式 ブレーキ装置に備えられている安全装置を,次の例のように記入する。 

例 セフティシリンダ(前及び後配管中) 

26) 効き遅れ時間 道路運送車両法(2)の保安基準に準拠して定める方法(新型自動車試験方法)に基づ

いて測定した値,又は設計値を記入する。記入値は,小数点以下第1位までとし,第2位以下を切

り上げる。 

27) 駐車ブレーキの制動車輪 後輪,前輪,後前軸2輪などの制動する車輪を記入する。 

28) 駐車ブレーキのライニング又はパッド寸法,面積 常用ブレーキに準じる。 

29) 駐車ブレーキのドラム径又はディスク径 常用ブレーキに準じる。 

30) 駐車ブレーキのライニング又はパッド材質 常用ブレーキに準じる。 

31) 駐車ブレーキの制動力 最大積載状態(5)で減速度が2.0m/s2となる制動力,及びそのときの操作力を,

常用ブレーキに準じて記入する。 

u) 緩衝装置 緩衝装置は,次によって記入する。 

1) 懸架方式 車軸式,ウィッシュボーン式,マクファーソン式,トレーリングアーム式,スイングア

ーム式などの別を記入する。 

2) ばね形式 半だ円ばね,コイルばね,円形ベローズ空気ばねなどの別を記入する。 

3) 主ばね寸法 次の例のように記入する。記入値は整数位までとし,小数点以下を切り捨てる。ただ

し,コイルばねの有効巻数については小数点以下第1位までとし,第2位以下を切り捨てる。 

なお,左右のばねの寸法などが異なるものは,それぞれについて記入する。 

− 板ばねの場合 長さ×板幅×板厚−枚数 

例 1 880×70×9−7 

なお,テーパリーフの場合は,板厚は中央部のものとし,末尾に“テーパ”と,また,材質が鋼

以外のものは,その旨を括弧を付けてそれぞれ付記する。 

− コイルばねの場合 線径×中心径×自由長−有効巻数 

13 

D 0001 : 2001  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

例 14×104×296−7.0 

− トーションバーの場合 直径×有効長さ 

例 21.6×972.4 

− 空気ばねの場合 空気ベローズの有効径×山数−個数 

スリーブの有効径×高さ−個数 

例 200×4−2 

4) 補助ばね寸法 主ばねに準じる。 

なお,ゴムの場合には,外径及び高さを次の例のように記入し,括弧を付けて,“ゴム”と付記す

る。 

例 80×125(ゴム) 

5) ショックアブソーバ形式 レバー式,筒形などの別,及び単動式,複動式などの別を記入する。 

6) スタビライザ形式 トーションバー式,トーションリーフ式などの別を記入する。 

v) フレーム フレームは,次によって記入する。 

1) フレーム形式 はしご形,X形,一体構造,フレームレスなどの別を記入する。 

2) フレームの断面形状及び寸法 

形,箱形などの断面形状及び最大断面寸法(高さ×幅×厚さ)を

記入する。補強板は別に記入する。記入値は小数点以下第1位までとし,第2位を四捨五入する。 

例 断面形状 主形   寸法120.0×75.0×6.0 

        補強形      198.0×69.0×6.0 

w) 巻込防止装置形式及び突入防止装置形式 装置の断面の形状,断面の寸法及び材質を記入する。 

なお,寸法については,丸形(パイプ)の場合には外径×板厚を,角形の場合には縦×横×板厚を

記入する。記入値は小数点以下第1位までとし,第2位を四捨五入する。 

例 パイプ 27.2×2.8 鋼管 

120.0×40.0×2.3 

x) 連結装置 連結装置は,次によって記入する。 

1) 連結器形式 第5輪,ピントルフックなどの別を記入する。日本工業規格の規定によるものは,そ

の旨を括弧を付けて付記する。 

2) 電線カップリング形式 7極端子,4極端子などの別を記入する。日本工業規格の規定によるものは,

その旨を括弧を付けて付記する。 

3) ブレーキホース連結器形式 重ね式,巻込み式などの別を記入する。日本工業規格の規定によるも

のは,その旨を括弧を付けて付記する。 

4) キングピン径 キングピンの呼び径を記入する。記入値は小数点以下第1位までとし,第2位以下

を切り捨てる。 

y) 乗車装置 乗車装置は,次によって記入する。 

1) シートの形式及び数 セパレートシート,ベンチシートなどの別,及び個数を記入する。 

例 前:セパレート式,後:ベンチ式 

シートの数は前席,後席などに分けて記入する。 

例 前:2,後:1 

2) シートベルト取付装置の形式及び数 取付装置の種類(二点式,三点式など)を前席,後席などに

分けて記入する。 

例 前:三点式,後:二点式 

14 

D 0001 : 2001  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

取付装置の数は前席,後席などに分けて記入する。 

例 前:2,後:2 

3) シーベルトの形式及び数 JIS D 4604による種類を記入する。 

例 前:三点式ALR,後:二点式 

座席ベルトの数は,前席,後席などに分けて記入する。 

例 前:2,後:3 

4) ヘッドレストレイントの形式及び数 シートバック差込み式,シートバック一体式などの別を記入

する。数は前席,後席などに分けて記入する。 

5) エアバッグ容量及びインフレータ出力 エアバッグ容量 (L) は,エアバッグごとに整数位まで記入

し,小数点以下を切り捨てる。また,インフレータ出力 (kPa) は,エアバッグごとに小数点以下第

1位まで記入し,第2位以下を切り捨てる。 

例 運転者席前面:60,1.6 

運転者席側面:20,1.7 

助手席前面:140,4.4 

助手席側面:20,0.7 

6) 空調装置形式 暖房及び冷房装置を次の例のように記入する。 

例 燃焼式暖房 

内外気併用式温水式暖房,冷房器付き 

7) 乗降用ドア ドアの種類(開戸,引戸,折戸など)及び個数を記入し,必要に応じてその位置を付

記する。動力式開閉装置を備えている場合には,その種類,ドアのロック方式を次の例のように記

入する。 

例 ピニオンラック式アンチバースト付き 

ピニオンラック式オートロック付き 

ピンホーク付き 

8) 開扉発車防止装置形式 制御するドアを備えている場合には,アクセルインタロック式,ブレーキ

インタロック式などの種類を記入する。 

z) ガラスの種類及び厚さ 合わせガラス,強化ガラス,部分強化ガラスなどの別,及び厚さを記入する。

日本工業規格の規定によるものは,その旨を括弧を付けて付記する。 

aa) 騒音防止装置 騒音防止装置は,次によって記入する。 

1) 消音器の型式 製造業者が付与した型式を記入する。 

2) 消音器の個数 消音器の数(プリサイレンサの数を含む。)を記入する。 

3) 騒音 道路運送車両法(2)に準拠して定める方法(新型自動車試験方法)によって測定した騒音レベ

ルを整数位まで記入する。 

ab) 排出ガス発散防止装置 排出ガス発散防止装置は,次によって記入する。 

1) ブローバイガス還元装置形式 クローズド式,シールド式などの別を記入する。 

2) 燃料蒸発ガス抑止装置形式 キャニスタ方式,クランクケースストレージ方式などの別を記入する。 

3) 触媒形式 三元触媒,酸化触媒などの別を記入し,モノリス,ペレットの別を括弧を付けて付記す

る。 

例 三元触媒(モノリス) 

4) その他の装置の形式 排気ガス再循環装置,二次空気導入装置などを記入する。 

15 

D 0001 : 2001  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

5) 排気開口部の位置及び向き 排気管の開口の位置は,車体後部右側,左側などの別を記入する。開

口部の向きは,自動車の前進方向に対する左右,上下の別及び後進方向からの偏角を度の整数位ま

で記入し,最終位を0又は5に丸める。 

例 車体中央右側 右10°水平 

6) 警報装置の表示部形式 灯火式,音響式などの別を記入する。 

7) 警報装置の検出部形式 バイメタル式,サーミスタ式などの別を記入する。 

8) 警報装置の検出部個数 備えている個数を記入する。 

9) 警報装置の検出部取付位置 取付位置を次の例のように記入する。 

例 触媒装置直上 

10) 警報装置の検出部作動温度 警報作動開始温度を記入する。 

ac) 排出ガス質量又は濃度 道路運送車両法(2)に準拠して定める方法(新型自動車試験方法)によって測

定した値を記入し,その単位(g,%又はppm)を付記する。 

ad) 照明装置など 照明装置などは,次によって記入する。 

1) ランプリフレクタの型式 アッセンブリとしての型式を記入する。ただし,保安装置の型式指定を

受けているものは,その番号を記入する。 

2) 個数及び色 個数及び灯火の色(色電球の場合にはその旨も)を記入する。また,兼用灯火の場合

にはその旨を記入する。 

3) ランプリフレクタの性能 ワット数及び発光部の面積などを記入する。 

3.1) 

保安装置の型式指定を受けているものはワット数だけを記入する。 

3.2) 

3.1)に掲げるもの以外のものは,ワット数を記入するほか,照明部,有効表示部又は反射部の面積

が法令に定められている灯火器は,その有効面積をcm2単位で記入する。また点滅式灯火は,毎分

の点滅回数を付記する。 

3.3) 

発光ダイオードを用いたものは,その旨及び素子数を括弧を付けて付記する。 

例 6W(LED,76個) 

3.4) 

兼用灯火の場合には,その旨を付記する。 

例 25W,86cm2,テールランプと兼用 

3.5) 

減速度が2.2m/s2以下の自動車で当該自動車に備える補助ブレーキを作動させた場合に,ストップラ

ンプが点灯するものは,ストップランプの性能の欄にその旨を付記する。 

例 20W,110cm2(補助ブレーキ作動点灯) 

4) フラッシャ形式 熱線式,コンデンサ式などの点滅発生装置の種類,負荷が変化した場合の点滅回

数の変化の有無及びパイロットランプ式,音響式などの運転者席における作動確認方法を記入する。 

5) ルームランプの性能 ワット数を記入する。乗員定員11人以上の自動車のルームランプについては,

蛍光灯,その他の別,及びルームランプの床面積1m2当たりのワット数も記入する。 

ae) 警報装置 警報装置は,次によって記入する。 

1) ホーンの型式 製造業者が付与した型式を記入する。 

2) ホーンの個数及び性能 発音部の個数,渦巻型,平型などの別,電気式,空気式などの別,及び自

動車の前方2mの位置における音の大きさ(C特性)を記入する。記入値は整数位までとし,小数

点以下を切り捨てる。 

3) 非常信号用具の形式 発炎筒,携帯電灯の別を記入する。 

なお,携帯電灯の場合には,使用する電池の種類及び個数なども併せて記入する。 

16 

D 0001 : 2001  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

4) 非常信号用具の個数及び性能 発炎筒の場合には燃焼時間,携帯電灯の場合には容量及び照明部の

寸法などを記入する。 

af) 視野確保装置 視野確保装置は,次によって記入する。 

1) リヤビューミラー及びアンダビューミラーの形式 鏡体の材料(ガラス,プラスチックなど),車体

への取付方法(固定式,可とう式など)並びに飛散及び眩惑防止の処置などを記入する。 

2) リヤビューミラー及びアンダビューミラーの寸法,曲率半径 鏡面の形状,有効寸法及び曲率半径

を記入する。記入値は整数位までとし,小数点以下を切り捨てる。 

3) ワイパ個数及び性能 ブレードの個数,最大毎分払しょく回数,前面ガラス全体の払しょく面積 

(cm2) などを記入する。払しょく面積の記入値は整数位までとし,末尾を0に丸める。 

なお,道路運送車両法(2)に準拠して定める方法(新型自動車試験方法)によって測定した値を記

入する場合には,ブレードの個数,最大毎分払しょく回数,最小毎分払しょく回数,前面ガラスの

A領域,B領域に対する払しょく率 (%) を記入する。払しょく率の記入値は整数位までとし,小数

点以下を切り捨てる。 

例 2,最大70回/分 最小15回/分,A領域99% B領域89% 

4) ウォッシャ個数及び性能 前面,後面ごとに噴出口の個数,1回当たり(電気式では10秒間)の吐

出し量 (ml) 及び洗浄液タンク容量 (L) を記入する。 

5) デフロスタ形式 前面,後面ごとに熱源の種類を記入する。 

ag) 計器 計器は,次によって記入する。 

1) 計器の型式 アッセンブリとしての型式を記入し,保安装置の型式認定を受けているものではその

型式認定番号を括弧を付けて付記する。また,スピードメータ又は走行距離計が運行記録計に組み

込まれている場合には,スピードメータ又は走行距離計の欄に“運行記録計に組み込み”と記入し

てもよい。 

2) 計器の形式 次の要領で記入する。 

2.1) 

スピードメータ,走行距離計,運行記録計 取付位置,作動部の種類(ガバナ式,過電流式など)

を記入する。 

2.2) 

圧力計 用途,種類,圧力,及び警報方式などを記入する。 

例 ブレーキ:ブルドン管式,ブザー式 

3) 計器の性能 次の要領で記入する。 

3.1) 

スピードメータ 時速40km/hにおける誤差及び表示範囲を記入する。 

3.2) 

圧力計 表示範囲などを記入する。 

ah) 速度表示装置 速度表示装置は,次によって記入する。 

1) 速度表示装置の型式 表示部と検知部とを分けて記入する。保安装置の型式認定を受けているもの

ではその型式認定番号を付記する。 

2) 速度表示装置の形式 ガバナ式,過電流式などの検知部の取出位置及び作動部の種類を記入する。 

3) 速度表示装置の性能 表示灯についてはワット数,発光部面積などを,検知部については速度

40km/hにおける誤差を記入する。ただし,法規に基づく型式認定などを受けているものは認定番号

と容量だけでもよい。 

ai) 消火器 消火器は,次によって記入する。 

1) 消火器の形式 薬剤の種類及びノズルの種類を記入する。 

2) 消火器の性能 薬剤量,放射時間及び能力単位を記入する。ただし,消防法(昭和23年法律第186

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17 

D 0001 : 2001  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

号)第21条の4によって型式承認されているものは,その旨を記入することによって,これらの記

入を省略してもよい。 

aj) 内圧容器 内圧容器は,次によって記入する。 

1) 内圧容器の容量 タンクの容量を記入する。記入値は整数位までとし,小数点以下を切り捨てる。 

2) 内圧容器の最高使用圧力 最高使用圧力を記入する。 

3) 内圧容器の材質 材質を記入する。 

ak) その他 次の例のような諸元表に該当項目のないもの(任意装備品)の形式,種類及び性能などにつ

いて,必要に応じて記入する。 

例 計器・表示ランプ類 

警報・診断装置類 

危険防止・安全装置類 

5.3 

外観図 四面図に少なくとも次の寸法を記入する(付図1〜5参照)。 

全長,全幅,全高,輪距(前・後),最低地上高,オーバハング,荷台の最大内側寸法(長さ・幅・高さ),

荷台オフセット,荷台床面地上高,荷物室開口部寸法(幅・高さ)(バンの場合) 

室内の最大寸法(長さ・幅・高さ),座席の幅・奥行,乗員の位置(前車軸から) 

なお,記入寸法の条件,記入値のけた数は,諸元表に記入するものと同様とし,単位はmmとする。た

だし,紛らわしい寸法については,寸法数字の後に括弧を付けてその説明を付記する。 

付表1 諸元表 

車名及び型式,通称名など 

※ 車名及び型式 

車台の名称及び型式 

※ 通称名 

※ 種類 

※ 用途 

※ 形状 

類別区分番号 

※ 仕様 

※ 製造業者名 

寸法 

※ 全長 m 

※ 全幅 m 

※ 全高 m 

※ 軸距 m 

※ 輪距:前 m 

※ 輪距:後 m 

※ 最低地上高 m 

※ 室内又は荷台の最大寸法:長さ m 

※ 室内又は荷台の最大寸法:幅 m 

※ 室内又は荷台の最大寸法:高さ m 

荷台オフセット m 

重心高さ m 

※ 前周り半径 m 

※ すそ周り半径 m 

質量及び荷重 

※ 空車質量 kg 

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18 

D 0001 : 2001  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

空車状態 kN:前前軸荷重 

空車状態 kN:前後軸荷重 

空車状態 kN:後前軸荷重 

空車状態 kN:後後軸荷重 

※ 最大積載質量 kg(第5輪荷重 kN) 

※ 乗車定員 人 

※ 自動車総質量 kg 

最大積載状態 kN:前前軸荷重 

最大積載状態 kN:前後軸荷重 

最大積載状態 kN:後前軸荷重 

最大積載状態 kN:後後軸荷重 

※ シャシ質量 kg 

シャシ状態 kN:前前軸荷重 

シャシ状態 kN:前後軸荷重 

シャシ状態 kN:後前軸荷重 

シャシ状態 kN:後後軸荷重 

性能 

※ 最高速度 km/h 

※ 燃料消費率:定地 km/L(試験速度 km/h) 

※ 燃料消費率:10・15モード km/L 

制動距離 m(初速度 km/h) 

※ 最小旋回半径 m 

※ 最大安定傾斜角度 ° 

原動機 

※ 型式 

製造業者名 

取付位置 

※ 種類 

※ シリンダ数及び配置 

燃焼室形式 

※ 弁機構 

※ 内径×行程 mm 

※ 総行程容積 cm3 

※ 圧縮比 

圧縮圧力 MPa (r/min) 

※ 最大出力 kw (r/min) 

※ 最大トルク N・m (r/min) 

燃料消費率(全負荷) g/kW・h (r/min) 

弁又はポート開閉時期:吸気開き 

弁又はポート開閉時期:吸気閉じ 

弁又はポート開閉時期:排気開き 

弁又はポート開閉時期:排気閉じ 

弁又はポート開閉時期:掃気開き 

弁又はポート開閉時期:掃気閉じ 

弁すきま mm:吸気 

弁すきま mm:排気 

無負荷回転速度 r/min 

潤滑装置:潤滑方式 

潤滑装置:オイルポンプ形式 

潤滑装置:オイルフィルタ形式 

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19 

D 0001 : 2001  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

潤滑装置:潤滑油容量 L 

潤滑装置:オイル冷却器形式 

冷却装置:冷却方式 

冷却装置:放熱器形式 

冷却装置:冷却水容量 L 

冷却装置:水ポンプ形式 

冷却装置:サーモスタット形式 

過給機形式 

給気冷却器形式 

減圧装置形式 

燃料装置 

※ 燃料の種類 

空気清浄器:形式 

空気清浄器:数 

燃料タンク:材質 

※ 燃料タンク:燃料容量 L 

燃料タンク:位置 

燃料パイプの材質 

燃料ポンプ形式 

燃料ろ過器形式 

※ 気化器:形式 

気化器:型式 

気化器:ガス弁径 mm 

気化器:ベンチュリ径 mm 

気化器:空気弁形式 

※ 燃料噴射装置形式 

噴射ポンプ:形式 

噴射ポンプ:燃料噴射時期 

噴射ポンプ:プランジャ径 mm 

噴射ポンプ:カム揚程 mm 

噴射ポンプ:調速機形式 

噴射ポンプ:噴射時期加減装置形式 

噴射ノズル:ノズル形式 

噴射ノズル:噴口数 

噴射ノズル:噴口径 mm 

噴射ノズル:噴射圧力 MPa 

高圧ガス装置:充てん口形式 

高圧ガス装置:過充てん防止装置形式 

高圧ガス装置:安全弁形式 

高圧ガス装置:主止弁形式 

高圧ガス装置:減圧装置形式 

電気装置 

電圧 V 

点火装置:形式 

点火装置:点火時期 

点火装置:断続器形式 

点火装置:点火早め装置 

点火装置:スパークプラグ型式 

グロープラグ:形式 

グロープラグ:電圧 V,電流 A 

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20 

D 0001 : 2001  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

バッテリ:形式及び数 

バッテリ:容量 V (Ah) 

ゼネレータ:形式 

ゼネレータ:出力 V-A 

ゼネレータ:レギュレータ形式 

スタータ:出力 V-kW 

電波雑音防止装置形式 

動力伝達装置 

機関から駆動輪までの機構 

※ クラッチ:形式 

※ クラッチ:操作方式 

クラッチ:フェーシング寸法 mm 

クラッチ:フェーシング面積 cm2及び枚数 

クラッチ:フェーシング材質 

クラッチ:倍力装置形式 

※ 主変速機:形式 

主変速機:操作方式 

※ 主変速機:変速比1速 

※ 主変速機:変速比2速 

※ 主変速機:変速比3速 

※ 主変速機:変速比4速 

※ 主変速機:変速比5速 

※ 主変速機:変速比6速 

※ 主変速機:変速比7速 

※ 主変速機:変速比後退 

※ 副変速機:形式 

※ 副変速機:操作方式 

※ 副変速機:変速比(高側) 

※ 副変速機:変速比(低側) 

推進軸:長さ・外径・内径 mm(第1) 

推進軸:長さ・外径・内径 mm(第2) 

推進軸:長さ・外径・内径 mm(第3) 

※ 減速機:歯車形式 

※ 減速機:減速比 

差動機:歯車形式及び数 

差動機:差動制限装置 

分配機:形式 

分配機:減速比 

変向機:形式 

変向機:減速比 

走行装置 

※ 車輪配列 

前車軸:形式 

前車軸:トーイン mm 

前車軸:キャンバ角 ° 

前車軸:キャスタ角 ° 

前車軸:キングピン傾角 ° 

前車軸:トレール mm 

後車軸:形式 

後車軸:トーイン mm 

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21 

D 0001 : 2001  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

後車軸:キャンバ角 ° 

※ タイヤ:前輪 

※ タイヤ:後輪 

タイヤのリム:前輪 

タイヤのリム:後輪 

タイヤの形式:前輪 

タイヤの形式:後輪 

タイヤの空気圧 kPa:前輪 

タイヤの空気圧 kPa:後輪 

かじ取り装置 

ハンドル:位置 

ハンドル:外径 mm 

ハンドル:最大回転回数 

ハンドル:軸及び継手形式 

歯車:形式 

かじ取り角度:内側 ° 

かじ取り角度:外側 ° 

※ 倍力装置:形式 

施錠装置 

形式 

取付位置 

ブレーキ装置:常用ブレーキ 

※ 常用ブレーキ形式 

作動系統及び制動車輪 

ライニング又はパッドの寸法 mm:前輪 

ライニング又はパッドの寸法 mm:後輪 

ライニング又はパッドの面積 cm2:前輪 

ライニング又はパッドの面積 cm2:後輪 

ブレーキのドラム径又はディスク径 mm:前輪 

ブレーキのドラム径又はディイク径 mm:後輪 

ライニング又はパッドの材質 

マスタシリンダ又はブレーキ弁の形式 

マスタシリンダ内径 mm 

リザーバタンク形式 

ホイールシリンダの内径又はブレーキ室膜板径 mm:前輪  

ホイールシリンダの内径又はブレーキ室膜板径 mm:後輪  

制動倍力装置:形式 

制動倍力装置:倍率(踏力 kN) 

空気圧縮機など:真空圧力又は空気圧 MPa 

空気圧縮機など:真空ポンプ又は空気圧縮機形式 

空気圧縮機など:圧力調整器形式 

空気圧縮機など:タンク:位置 

空気圧縮機など:タンク:容量 L 

ブレーキパイプ:材質 

ブレーキパイプ:防腐処理 

ブレーキホース材質 

ブレーキ液品質 

制動力 N(踏力 N) 

制動力制御装置形式 

ブレーキ警報装置形式 

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22 

D 0001 : 2001  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

安全装置形式 

効き遅くれ時間 s 

ブレーキ装置:駐車ブレーキなど 

※ 駐車ブレーキ形式 

制動車輪 

ライニング又はパッド:寸法 mm 

ライニング又はパッド:面積 cm2 

ブレーキのドラム径又はディスク径 mm 

ライニング又はパッドの材質 

制動力 N(操作力 N) 

※ 補助ブレーキ形式 

※ 非常ブレーキ形式 

分離ブレーキ形式 

緩衝装置 

※ 懸架方式:前輪 

前輪:ばね形式 

前輪:主ばね寸法 mm 

前輪:補助ばね寸法 mm 

※ 懸架方式:後輪 

後輪:ばね形式 

後輪:主ばね寸法 mm 

後輪:補助ばね寸法 mm 

ショックアブソーバ形式:前輪 

ショックアブソーバ形式:後輪 

スタビライザ形式:前輪 

スタビライザ形式:後輪 

フレーム 

※ 形式 

断面形状 

寸法 mm: 

車体 

巻込防止装置形式 

突入防止装置形式 

連結装置 

連結器形式 

電線カップリング形式 

ブレーキホース連結器形式 

キングピン径 mm 

乗車装置 

シート:形式 

シート:数 

シートベルト取付装置:形式 

シートベルト取付装置:数 

シートベルト:形式 

シートベルト:数 

ヘッドレストレイント:形式 

ヘッドレストレイント:数 

エアバッグ:容量 (L) 及びインフレータ出力 (kPa) 

空調装置形式 

乗降用ドア 

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23 

D 0001 : 2001  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

開扉発車防止装置形式 

ガラス 

前面ガラス:種類 

前面ガラス:厚さ mm 

前面ガラス以外のガラス:種類 

前面ガラス以外のガラス:厚さ mm 

騒音防止装置 

消音器:型式 

消音器:個数 

騒音 dB (A) :排気 

騒音 dB (A) :加速 

騒音 dB (A) :定速 

排出ガス発散防止装置 

ブローバイガス還元装置形式 

燃料蒸発ガス抑止装置形式 

触媒形式 

その他の装置の形式 

排気管開口部の位置及び向き 

警報装置:表示部形式 

警報装置:検出部形式 

警報装置:検出部個数 

警報装置:検出部取付位置 

警報装置:検出部作動温度 

排出ガス質量又は排出ガス濃度 

無負荷状態:CO % 

無負荷状態:HC ppm 

10・15モード g/km,13モード g/kWh, 6モード ppm:
CO 

10・15モード g/km,13モード g/kWh, 6モード ppm:
HC 

10・15モード g/km,13モード g/kWh, 6モード ppm:
NOx 

10・15モード g/km,13モード g/kWh:PM 

11モード:CO g/テスト 

11モード:HC g/テスト 

11モード:NOx g/テスト 

無負荷急加速黒煙 % 

3モード黒煙 % 

照明装置など 

ヘッドランプ:型式 

ヘッドランプ:個数及び色 

ヘッドランプ:性能 

フォグランプ:前部型式 

フォグランプ:前部個数及び色 

フォグランプ:前部性能 

フォグランプ:後部型式 

フォグランプ:後部個数 

フォグランプ:後部性能 

コーナリングランプ:型式 

コーナリングランプ:色及び性能 

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24 

D 0001 : 2001  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

ポジションランプ:型式 

ポジションランプ:個数及び色 

ポジションランプ:性能 

サイドマーカランプ:前部型式 

サイドマーカランプ:前部個数 

サイドマーカランプ:前部性能 

サイドマーカランプ:後部型式 

サイドマーカランプ:後部個数及び色 

サイドマーカランプ:後部性能 

サイドマーカランプ:中央部型式 

サイドマーカランプ:中央部個数 

サイドマーカランプ:中央部性能 

ランセンスプレートランプ:型式 

ランセンスプレートランプ:個数 

ランセンスプレートランプ:性能 

テールランプ:型式 

テールランプ:個数 

テールランプ:性能 

パーキングランプ:前面型式 

パーキングランプ:前面個数及び色 

パーキングランプ:前面性能 

パーキングランプ:後面型式 

パーキングランプ:後面個数 

パーキングランプ:後面性能 

ストップランプ:型式 

ストップランプ:個数 

ストップランプ:性能 

ハイマウントストップランプ:型式 

ハイマウントストップランプ:個数 

ハイマウントストップランプ:性能 

バックアップランプ:型式 

バックアップランプ:個数 

バックアップランプ:性能 

ターンシグナルランプ:フラッシャ形式 

ターンシグナルランプ:前面型式 

ターンシグナルランプ:前面個数 

ターンシグナルランプ:前面性能 

ターンシグナルランプ:後面型式 

ターンシグナルランプ:後面個数 

ターンシグナルランプ:後面性能 

ターンシグナルランプ:側面前部型式 

ターンシグナルランプ:側面前部個数 

ターンシグナルランプ:側面前部性能 

ターンシグナルランプ:側面中央部型式 

ターンシグナルランプ:側面中央部個数 

ターンシグナルランプ:側面中央部性能 

ターンシグナルランプ:補助型式 

ターンシグナルランプ:補助個数 

ターンシグナルランプ:補助性能 

ハザードウォーニングランプ:前面型式 

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25 

D 0001 : 2001  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

ハザードウォーニングランプ:前面個数 

ハザードウォーニングランプ:前面性能 

ハザードウォーニングランプ:後面型式 

ハザードウォーニングランプ:後面個数 

ハザードウォーニングランプ:後面性能 

ハザードウォーニングランプ:側面型式 

ハザードウォーニングランプ:側面個数 

ハザードウォーニングランプ:側面性能 

ルームランプ:個数 

ルームランプ:性能 

リフレックスリフレクタ:前面型式 

リフレックスリフレクタ:前面個数及び色 

リフレックスリフレクタ:前面性能 

リフレックスリフレクタ:後面型式 

リフレックスリフレクタ:後面個数 

リフレックスリフレクタ:後面性能 

リフレックスリフレクタ:側面前部型式 

リフレックスリフレクタ:側面前部個数 

リフレックスリフレクタ:側面前部性能 

リフレックスリフレクタ:側面後部型式 

リフレックスリフレクタ:側面後部個数及び色 

リフレックスリフレクタ:側面後部性能 

リフレックスリフレクタ:側面中央部型式 

リフレックスリフレクタ:側面中央部個数 

リフレックスリフレクタ:側面中央部性能 

特殊警光灯:型式 

特殊警光灯:個数 

特殊警光灯:性能 

黄色点滅灯:型式 

黄色点滅灯:個数 

黄色点滅灯:性能 

警報装置 

ホーン:型式 

ホーン:個数 

ホーン:性能 

非常信号用具:形式 

非常信号用具:個数 

非常信号用具:性能 

視野確保装置 

リヤビューミラー:左:形式 

リヤビューミラー:左:寸法及び曲率半径 mm 

リヤビューミラー:右:形式 

リヤビューミラー:右:寸法及び曲率半径 mm 

リヤビューミラー:室内:形式 

リヤビューミラー:室内:寸法及び曲率半径 mm 

アンダビューミラー:前:形式 

アンダビューミラー:前:寸法及び曲率半径 mm 

アンダビューミラー:左:形式 

アンダビューミラー:左:寸法及び曲率半径 mm 

ワイパ:個数 

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26 

D 0001 : 2001  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

ワイパ:性能 

ウォッシャ:個数 

ウォッシャ:性能 

デフロスタ形式 

計器 

スピードメータ:型式 

スピードメータ:形式 

スピードメータ:性能 

走行距離計:形式 

運行記録計:型式 

運行記録計:形式 

運行記録計:性能 

圧力計:形式 

圧力計:性能 

速度表示装置 

型式 

形式 

性能 

消火器 

形式 

性能 

内圧容器 

容量 L 

最高使用圧力 kPa 

材質 

その他 

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2

7

D

 0

0

0

1

 : 

2

0

0

1

  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

付図1 外観図(乗用車の例) 

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2

8

D

 0

0

0

1

 : 

2

0

0

1

  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

付図2 外観図(ライトバンの例) 

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2

9

D

 0

0

0

1

 : 

2

0

0

1

  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

付図3 外観図(トラックの例) 

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3

0

D

 0

0

0

1

 : 

2

0

0

1

  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

付図4 外観図(トラクタの例) 

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3

1

D

 0

0

0

1

 : 

2

0

0

1

  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

付図5 外観図(セミトレーラの例)

32 
D 0001 : 2001 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

社団法人自動車技術会基本部会仕様書様式分科会 構成表 

氏名 

所属 

(分科会長) 

原 田 一 彦 

三菱自動車工業株式会社技術本部認証部 

(幹事) 

高 橋 昌 士 

三菱自動車工業株式会社技術本部認証部 

東   真 哉 

本田技研工業株式会社埼玉認証室 

岩 城   寧 

いすゞ自動車株式会社大型車設計部 

後 藤 富 雄 

日産ディーゼル工業株式会社開発管理部 

鈴 木 利 明 

スズキ株式会社技術管理部 

田 原 堅 三 

日産自動車株式会社環境・安全技術部 

津 金 秀 幸 

通商産業省工業技術院標準部機械規格課 

中 嶋 正 次 

ダイハツ工業株式会社技術管理部認証室 

山 本 勝 美 

トヨタ自動車株式会社設計管理部設計情報企画室 

山 本 昌 史 

日野自動車工業株式会社技術管理部 

(事務局) 

久津見   都 

社団法人自動車技術会