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C 8708:2019  

(1) 

目 次 

ページ 

序文  1 

1 適用範囲 1 

2 引用規格 1 

3 用語及び定義  2 

4 測定精度 3 

4A 測定器具  4 

5 単電池及び組電池の分類及び表示  4 

5.1 単電池及び組電池の分類  4 

5.2 単電池及び組電池の接続用端子  7 

5.3 表示  7 

5.4 表示の例外  8 

6 寸法 8 

6.1 小型角形単電池及び円筒形単電池 8 

6.2 ボタン形単電池  12 

6.3 9 V型ニッケル・水素組電池  13 

7 電気的試験及び要求特性  13 

7.1 一般事項  13 

7.2 試験のための充電  13 

7.3 放電特性  14 

7.4 容量保存特性  16 

7.5 耐久特性  17 

7.6 定電圧での充電受入特性  22 

7.7 過充電特性  22 

7.8 ガス排出機構作動特性  24 

7.9 過昇温度防止機構作動特性(S単電池だけ)  24 

7.10 長期放置特性  24 

7.11 LT,MT又はHT円筒形単電池の55 ℃における充電受入特性  27 

7.12 JT円筒形単電池のトリクル充電受入特性  27 

7.13 内部抵抗  28 

8 機械的試験  29 

9 安全性試験及び要求特性  29 

10 形式検査及び受渡検査  29 

10.1 一般事項  29 

10.2 形式検査  29 

10.3 受渡検査  35 


 

C 8708:2019 目次 

(2) 

ページ 

10A 取扱上の注意事項  36 

10B 単電池又は組電池の再生資源化への依頼  36 

附属書JA(参考)JISと対応国際規格との対比表  37 

 

 


 

C 8708:2019  

(3) 

まえがき 

この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人電池

工業会(BAJ)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格を改正す

べきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格である。 

これによって,JIS C 8708:2013は改正され,この規格に置き換えられた。 

この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。 

この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意

を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実

用新案権に関わる確認について,責任はもたない。 

 

 

 


 

 

日本工業規格          JIS 

 

C 8708:2019 

 

ポータブル機器用密閉型ニッケル・水素蓄電池 

(単電池及び組電池) 

Secondary sealed nickel-metal hydride cells and batteries for portable 

applications 

 

序文 

この規格は,2017年に第4版として発行されたIEC 61951-2を基とし,我が国の実情を反映させるため,

技術的内容を変更して作成した日本工業規格である。 

なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。

変更の一覧表にその説明を付けて,附属書JAに示す。 

 

適用範囲 

この規格は,小型角形,円筒形及びボタン形のポータブル機器用密閉型ニッケル・水素蓄電池の表示,

分類,寸法,試験方法及び要求事項について規定する。 

注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。 

IEC 61951-2:2017,Secondary cells and batteries containing alkaline or other non-acid electrolytes−

Secondary sealed cells and batteries for portable applications−Part 2: Nickel-metal hydride

(MOD) 

なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”

ことを示す。 

 

引用規格 

次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの

引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。 

JIS B 7414 ガラス製温度計 

JIS B 7507 ノギス 

JIS C 1102-2 直動式指示電気計器 第2部:電流計及び電圧計に対する要求事項 

JIS C 8500 一次電池通則 

注記 対応国際規格:IEC 60086-1,Primary batteries−Part 1: General 

JIS C 8515 一次電池個別製品仕様 

注記 対応国際規格:IEC 60086-2,Primary batteries−Part 2: Physical and electrical specifications 

JIS C 8712 ポータブル機器用二次電池(密閉型小型二次電池)の安全性 

注記 対応国際規格:IEC 62133,Secondary cells and batteries containing alkaline or other non-acid 

electrolytes−Safety requirements for portable sealed secondary cells, and for batteries made from 


C 8708:2019  

 

them, for use in portable applications 

JIS C 8713 密閉形小形二次電池の機械的試験 

注記 対応国際規格:IEC 61959,Secondary cells and batteries containing alkaline or other non-acid 

electrolytes−Mechanical tests for sealed portable secondary cells and batteries 

JIS Z 8806 湿度−測定方法 

 

用語及び定義 

この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。 

3.1 

公称電圧(nominal voltage) 

単電池又は組電池の電圧表示に使用する電圧。 

注記1 単電池の公称電圧は,1.2 Vである。 

注記2 n個の単電池からなる組電池の公称電圧は,単電池のn倍に等しい。 

3.2 

定格容量(rated capacity) 

製造業者がC5 Ah(アンペア時)で示す電気量。規定された条件下で決定し,製造業者が示す単電池及

び組電池の容量である。 

注記1 C5 Ahとは,単電池を,7.3.2に規定する条件の下で充電,静置し放電したとき,5時間以上

にわたり供給できる電気容量をいう。 

注記2 C5 Ahとは,組電池を,7.3.2に規定する条件の下で充電,静置し放電したとき,5時間以上

にわたり供給できる電気容量をいう。 

3.3 

小型角形単電池(small prismatic cell) 

単電池の幅及び厚さの両方が25 mm以下である角柱状の単電池。 

3.4 

円筒形単電池(cylindrical cell) 

単電池の総高が,直径以上の円筒形状の単電池。 

3.5 

ボタン形単電池(button cell) 

単電池の総高が,直径よりも小さく,円形の横断面をもつ単電池。 

3.6 

密閉型ニッケル・水素蓄電池(secondary sealed nickel-metal hydride cell and battery) 

正極にニッケル酸化物,負極に水素吸蔵合金,電解液に水酸化カリウムなどのアルカリ性水溶液を使用

し,正負両極板をセパレータで隔離して構成し,製造業者が指定する充電方法及び限度内の温度で作動し

たときに,密閉状態を維持し,ガス若しくは液体を放出しない単電池,又は単電池を単数若しくは複数使

用して組み立てた組電池。 

注記1 この単電池は,内部が危険な高い圧力になることを防止するために,ガス排出機構を備えて

いる。 

注記2 この単電池は,電解液の補充を必要とせず,単電池の寿命まで,最初の密閉状態のままで単

電池が作動するように設計している。 


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注記3 この単電池は,寿命の末期に近づくと,単電池内の水素の蓄積によってガス排出機構からガ

スを放出することがある。 

3.7 

単電池(cell) 

電極,セパレータ,電解液,容器,端子などで構成し,充電することによって化学エネルギーを電気エ

ネルギーに変換して電気エネルギー源を供給するシステムの基本構成ユニット。 

3.8 

組電池(battery) 

電気エネルギー源として使用できるよう単電池を単数又は複数使用して組み立てたもので,電圧,寸法,

端子配列,容量及び放電性能によって特徴付けるもの。 

3.9 

トリクル充電(trickle charge) 

単電池の自己放電を補うため負荷から切り離した状態で,微小な電流を流して行う充電方法。 

3.10 

ポータブル機器用組電池(battery for portable applications) 

(この規格で使用しないため,不採用とした。) 

3.11 

過昇温度防止単電池(surface temperature limited cell) 

単電池短絡などの異常時においても,一定基準以上に温度が上昇することを防止する機能を備えた単電

池。 

3.12 

高回復容量単電池又は組電池(high recovery type cell or battery) 

標準的な単電池又は組電池より,保存後の容量回復率が高い単電池又は組電池。 

注記 高回復容量単電池又は組電池は,7.10.2の表22に定義している。 

3.13 

低自己放電単電池(low self-discharge type cell) 

標準的な単電池より,自己放電量が少ない単電池。 

注記 低自己放電単電池は,7.4に定義している。 

3.14 

9 V型ニッケル・水素組電池(9 V type nickel-metal hydride battery) 

小型角形,円筒形又はボタン形単電池からなる9 Vの一次電池と互換性のあるニッケル・水素組電池。 

 

測定精度 

制御する値又は測定値の総合精度は,次の各項目の範囲内でなければならない。 

a) 電圧 ±1 % 

b) 電流 ±1 % 

c) 容量 ±1 % 

d) 温度 ±2 ℃ 

e) 時間 ±0.1 % 

f) 

寸法 ±0.1 mm 


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g) 湿度 ±5 % 

これらは,測定器具,使用する測定技術及び試験の手順におけるその他の発生源によって生じる総合的

な精度でなければならない。 

試験結果の報告には,使用した測定器具類の詳細を記載する。 

 

4A 測定器具 

試験に使用する測定器具類は,測定値の大きさに応じて選択する。また,次に示す精度を確保するため

に,測定器具は,定期的に校正しなければならない。 

a) 電圧の測定 電圧測定の器具は,アナログ式の場合,JIS C 1102-2に規定する階級0.5級又はこれと同

等以上の精度をもつ電圧計とする。デジタル式の場合,アナログ式と同等の精度をもつ電圧計を使用

する。 

電圧計の抵抗値は,10 kΩ以上とする。 

b) 電流の測定 電流測定の器具は,アナログ式の場合,JIS C 1102-2に規定する階級0.5級又はこれと同

等以上の精度をもつ電流計とする。デジタル式の場合,アナログ式と同等の精度をもつ電流計とする。

この精度は,電流計,分流器及び導線を組み立てた電流の測定器において維持する。 

c) 温度の測定 温度測定の器具は,JIS B 7414に規定する許容差±1 ℃若しくはこれと同等以上の精度

をもつ一般ガラス製棒状温度計,又は最小読取値が1 ℃以下のデジタル式温度計とする。 

デジタル式温度計の精度は,±0.5 ℃とする。 

d) 時間の測定 時間測定の器具は,1時間当たりの誤差が±1秒又はこれと同等以上の精度をもたなけれ

ばならない。 

e) 寸法の測定 寸法測定の器具は,JIS B 7507に規定する0.05 mm目盛のノギス又はこれと同等以上の

精度をもつノギスとする。 

f) 

湿度の測定 湿度測定に使用する器具は,JIS Z 8806の10.1(電子式湿度計)に規定するもの又はこ

れと同等以上の精度をもつ器具とする。 

 

単電池及び組電池の分類及び表示 

5.1 

単電池及び組電池の分類 

5.1.1 

小型角形単電池及び円筒形単電池 

5.1.1.1 

一般事項 

単電池は,放電性能によって,L,M,J,H又はXの五つの文字で区分する。 

− 低率放電性能(L) 

− 標準率放電性能(M) 

− 標準率放電性能と高率放電性能との中間(J) 

− 高率放電性能(H) 

− 超高率放電性能(X) 

注記1 これらの文字は,次の放電率の場合に使用するのが通常ではあるが,他の放電率の場合に使

用してもよい。 

− Lは,0.5 It Aまで 

− Mは,3.5 It Aまで 

− Jは,5.0 It Aまで 


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− Hは,7.0 It Aまで 

− Xは,7.0 It Aまで又はそれ以上 

注記2 これらの単電池の電流は,It Aの倍数で表される。It Aは,次の式によって求めることができ

る(IEC 61434参照)。 

h

1

Ah

A

5

t

C

I

 

40 ℃を超える高温で連続充電しながら使用できる単電池の場合,文字L,M,J,H又はXの後に文字

“T”を付ける(以下,T単電池という。)。 

50 ℃を超える高温で連続充電しながら使用できる単電池の場合,文字L,M,J,H又はXの後に文字

“U”を付ける(以下,U単電池という。)。 

異常時に電池表面温度上昇を防止できる単電池の場合,文字L又はMの後に文字“S”を付ける(以下,

S単電池という。)。 

1.0 It Aで急速充電できる単電池の場合,文字L,M,J,H又はXの後に文字“R”を付ける(以下,R

単電池という。)。 

高回復容量単電池の場合,文字L,M,J,H又はXの後に文字“F”を付ける(以下,F単電池という。)。 

低自己放電単電池の場合,文字L,M,J,H又はXの後に文字“I”を付ける(以下,I単電池という。)。 

5.1.1.2 

小型角形単電池 

小型角形単電池は,“HF”の文字,それに続くL,M,J,H又はXの文字,それに続くF及び/又はI

の文字,及びそれに続く斜線で区切った3群の数字で示し,次による。 

a) 最初の斜線の左側:2桁の数字は,単電池に規定する幅の最大値を示し,ミリメートル表示の小数点

以下を切り上げた整数で表す。 

b) 斜線で囲んだ中央:2桁の数字は,単電池に規定する厚さの最大値を示し,ミリメートル表示の小数

点以下を切り上げた整数で表す。 

c) 二つ目の斜線の右側:2桁の数字は,単電池に規定する総高の最大値を示し,ミリメートル表示の小

数点以下を切り上げた整数で表す。 

分類の例を,次に示す。 

例 HFLF18/07/49(低率放電性能及び高回復容量タイプの小型角形単電池で,幅の最大値が18 mm,

厚さの最大値が7 mm及び総高の最大値が49 mmを示す。) 

5.1.1.3 

円筒形単電池 

円筒形単電池は,“HR”の文字,それに続くL,M,J,H又はXの文字,それに続くF及び/又はIの

文字,及びそれに続く斜線で区切った2群の数字で示し,次による。 

a) 斜線の左側:2桁の数字は,単電池に規定する直径の最大値を示し,ミリメートル表示の小数点以下

を切り上げた整数で表す。 

b) 斜線の右側:2桁の数字は,単電池に規定する総高の最大値を示し,ミリメートル表示の小数点以下

を切り上げた整数で表す。 

製造業者が,乾電池と互換性がある寸法及び許容誤差によって単電池を設計する場合,表2の分類を単

電池の表面に表示することもできる。 

分類の例を,次に示す。 

例1 HRLF33/62(低率放電性能及び高回復容量タイプの円筒形単電池で,直径の最大値が33 mm及

び総高の最大値が61.5 mmを示す。) 


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例2 HRLTF33/62(40 ℃を超える高温での連続充電に使用する低率放電性能及び高回復容量タイプ

の円筒形単電池で,直径の最大値が33 mm及び総高の最大値が61.5 mmを示す。) 

例3 HRXRFI23/43(急速充電に使用する超高率放電性能,高回復容量タイプ及び低自己放電タイプ

の円筒形単電池で,直径の最大値が23 mm及び総高の最大値が43 mmを示す。) 

乾電池と寸法上の互換性がある単電池は,F及び/又はIの文字,及びそれに続く次の1桁又は2桁の

数字で,その寸法を表す。 

− 20:単一形(Dサイズ) 

− 14:単二形(Cサイズ) 

−  6:単三形(AAサイズ) 

− 03:単四形(AAAサイズ) 

 

特に指定がない場合,乾電池と寸法上の互換性がある単電池は,標準率放電性能(M)に相当するもの

とする。 

分類の例を,次に示す。 

例4 HRMRFI03(標準率放電性能,高回復容量タイプ及び低自己放電タイプの円筒形ニッケル・水

素蓄電池であり,急速充電に使用され,寸法は乾電池と互換性があるAAAサイズを示す。) 

5.1.2 

ボタン形単電池 

ボタン形単電池は,“HB”の文字,それに続くF及び/又はIの文字,及びそれに続く斜線で区切った

2群の数字で表し,次による。 

a) 斜線の左側:3桁の数字は,単電池に規定する直径の最大値を示し,ミリメートル表示の小数点第2

位を切り上げた小数点第1位まで数値で表す。 

b) 斜線の右側:3桁の数字は,単電池に規定する総高の最大値を示し,ミリメートル表示の小数点第2

位を切り上げた小数点第1位まで数値で表す。 

分類の例を,次に示す。 

例 HBFI116/054(高回復容量タイプ及び低自己放電タイプのボタン形単電池であり,直径の最大値が

11.6 mm及び総高の最大値が5.4 mmを示す。) 

5.1.3 

組電池 

密閉型ニッケル・水素組電池の形式は,次による。 

N1 単電池を表す記号-N2 

N1は,組電池内で直列に接続した単電池の数。 

N2は,並列に接続した2以上の単電池の数(1は表示しない)。 

この表記は,組電池全体の特性表記ではなく,単電池の特性表記とする。 

− 小型角形組電池 

例1 2HFLF18/07/49(低率放電性能及び高回復容量タイプの小型角形単電池で,幅の最大値が18 

mm,厚さの最大値が7 mm及び総高の最大値が49 mmの単電池2個を直列に接続した組電

池を示す。) 

− 円筒形組電池 

例2 3HRLF33/62(低率放電性能及び高回復容量タイプの円筒形単電池で,直径の最大値が33 mm

及び総高の最大値が61.5 mmの単電池3個を直列に接続した組電池を示す。) 

例3 4HRLTF33/62(40 ℃を超える高温での連続充電に使用する低率放電性能及び高回復容量タイ


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プの円筒形単電池で,直径の最大値が33 mm及び総高の最大値が61.5 mmの単電池4個を直

列に接続した組電池を示す。) 

例4 HRXRFI23/43-2(急速充電に使用する超高率放電性能,高回復容量タイプ及び低自己放電タ

イプの円筒形単電池で,直径の最大値が23 mm及び総高の最大値が43 mmの単電池2個を2

並列に接続した組電池を示す。) 

− 一次電池と互換性がある組電池 

例5 HRMRFI03-3(標準率放電性能,高回復容量タイプ及び低自己放電タイプで,AAAサイズ(単

4形)と互換性がある急速充電可能な単電池3個を3並列に接続した組電池を示す。) 

− ボタン形組電池 

例6 HB116/054-3(直径の最大値が11.6 mm及び総高の最大値が5.4 mmの単電池3個を3並列に

接続した組電池を示す。) 

5.2 

単電池及び組電池の接続用端子 

この規格では,単電池及び組電池の接続用端子を規定しない。 

5.3 

表示 

5.3.1 

小型角形単電池又は円筒形単電池 

接続用端子がない絶縁被覆付き単電池には,容易に消えない方法で少なくとも次の事項を表示する。 

− 密閉型ニッケル・水素蓄電池を表す名称 

例 ニッケル・水素蓄電池,Secondary sealed nickel-metal hydride又はNi-MH 

− 定格容量 

− 公称電圧 

− 極性(+,−) 

− 製造時期(年,及び月又は週を明瞭に表示する。表示は,記号又は略号でもよい。) 

− 製造業者若しくは供給業者の名称,又はそれらの登録商標若しくはその略号 

− 単電池の資源有効利用促進のためのマーク表示 

注記1 マーク表示については,“資源の有効な利用の促進に関する法律(平成3年4月26日法律

第48号)”による。 

注記2 小型角形単電池又は円筒形単電池を組電池に使用する場合,一般的に,それぞれの単電池

に上記の情報を表示する必要はない。この場合,組電池側に上記の情報を表示する。 

注記3 この供給業者とは,自身で製造を行わず製造業者から製品を購入し第三者へ供給する者を

いう。 

5.3.2 

ボタン形単電池 

接続用端子がない各ボタン形単電池には,容易に消えない方法で少なくとも次の事項を表示する。 

− 5.1に規定する単電池の分類 

例 HB116/054 

− 極性(+,−) 

− 製造時期(年,及び月又は週を明瞭に表示する。表示は,記号又は略号でもよい。) 

− 製造業者若しくは供給業者の名称,又はそれらの登録商標若しくはその略号 

− 単電池の資源有効利用促進のためのマーク表示 

5.3.3 

組電池 

組電池には,容易に消えない方法で少なくとも次の事項を表示する。 


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− 密閉型ニッケル・水素蓄電池を表す名称 

例 ニッケル・水素蓄電池,Secondary sealed nickel-metal hydride battery又はNi-MH 

− 定格容量 

− 公称電圧 

− 製造時期(年,及び月又は週を明瞭に表示する。表示は,記号又は略号でもよい。) 

− 組電池の資源有効利用促進のためのマーク表示 

5.4 

表示の例外 

それぞれの単電池又は組電池のラベルには,5.3.1〜5.3.3に規定されている最小限の情報を表示しなけれ

ばならない。そのため,注意事項のような追加情報は,単電池又は組電池のラベルではなく,取扱説明書

に記載することが望ましい。 

また,ソフト若しくはハードプラスチックの外部に安全に関する注意事項が印刷されていれば,そこに

収納されている単電池若しくは組電池のラベルに注意事項の詳細を表示しないことが望ましい。 

 

寸法 

6.1 

小型角形単電池及び円筒形単電池 

6.1.1 

一般事項 

単電池の寸法(絶縁被覆を含む。)は,図1及び図2に示す箇所を測定する。 

 

 

 

 

注a) 小型角形単電池の幅は,厚さ以上とする。 

図1−円筒形単電池 

図2−小型角形単電池 

 


C 8708:2019  

 

6.1.2 

小型角形単電池 

小型角形単電池の寸法(絶縁被覆を含む。)は,表1による。 

 

表1−小型角形単電池の寸法(絶縁被覆を含む。) 

単位 mm 

分類 

幅 

厚さ 

総高 

基準寸法 

許容差 

基準寸法 

許容差 

基準寸法 

許容差 

HF15/08/49 

14.5 

 0 

−1.0 

 7.4 

 0 

−0.7 

48.2 

 0 

−1.0 

HF15/09/49 

14.5 

 8.3 

48.2 

HF16/07/34 

16.0 

 6.6 

34.0 

HF18/07/36 

17.3 

 6.1 

35.7 

HF18/07/49 

17.3 

 6.1 

48.2 

HF18/09/49 

17.3 

 8.3 

48.2 

HF18/07/68 

17.3 

 6.1 

67.3 

 0 

−1.5 

HF18/11/68 

17.3 

10.7 

−1.0 

67.3 

HF18/18/68 

17.3 

17.3 

67.3 

HF23/11/68 

22.7 

10.7 

67.3 

HF23/15/68 

22.7 

14.5 

67.3 

 

6.1.3 

円筒形単電池 

6.1.3.1 

乾電池と寸法の互換性がある円筒形単電池 

乾電池と寸法の互換性がある円筒形単電池は,表2及び図3による。全ての寸法は,JIS C 8515に適合

しなければならない。 

 

表2−乾電池と寸法の互換性がある円筒形単電池 

分類 a) 形名称

(参考)

b) e) 

対応する

JIS C 8515

で規定す

る形式名c) 

公称電圧 

寸法 

mm 

D d) 

Φ 

ΦP 

最大 最小 最小 

− 

最大 最大 最小 最小 最大 最小 最大 

HR03 

単四形 

AAA 

R03 

LR03 

1.2 

44.5 (43.3)  4.3 

− 

0.5 

3.8 (2.0) 0.8 

10.5  9.5 

0.4 

HR6 

単三形 

AA 

R6 

LR6 

50.5 (49.2)  7.0 

− 

0.5 

5.5 (4.2) 1.0 

14.5 13.5 

0.5 

HR14 

単二形 

R14 

LR14 

50.0 (48.6) 13.0 

− 

0.9 

7.5 (5.5) 1.5 

26.2 24.9 

1.0 

HR20 

単一形 

R20 

LR20 

61.5 (59.5) 18.0 

− 

1.0 

9.5 (7.8) 1.5 

34.2 32.3 

1.0 

 表中の括弧書きは,参考値である。 
注a) 分類は,JIS C 8500の命名法による。 

b) 一部の国では,AAA(R03),AA(R6),C(R14),D(R20)とも呼んでいる。 

c) マンガン乾電池(R)とアルカリ・マンガン電池(LR)は,それぞれJIS C 8515に適合している。 

d) 乾電池と互換性がある密閉型ニッケル・水素円筒形単電池では,“D”の寸法を規定していない。 

e) 我が国では,単四形(R03),単三形(R6),単二形(R14),単一形(R20)とも呼んでいる。 

 


10 

C 8708:2019  

 

 

 

 A:単電池の総高 

B:正極と負極との距離 
C:負極端子接触平面の外径 
D:負極端子の中央部に設けた凹部の直径 
E:負極端子の外装部からのへこみ 

F:正極端子の規定する突出高さの内径 
G:正極端子の突出平面部から次高部までの高さ 
Φ:単電池の直径 
ΦP:単電池の円筒側面に対する正極端子の偏心度 

 

図3−乾電池と寸法の互換性がある円筒形単電池の寸法(絶縁被覆を含む。) 

 


11 

C 8708:2019  

 

6.1.3.2 

乾電池と寸法の互換性がない円筒形単電池 

乾電池と寸法の互換性がない円筒形単電池の寸法(絶縁被覆を含む。)は,表3による。 

 

表3−乾電池と寸法の互換性がない円筒形単電池の寸法(絶縁被覆を含む。) 

単位 mm 

分類 a) 

直径 

総高 

基準寸法 

許容差 

基準寸法 

許容差 

HR11/30 

10.5 

 0 

−0.7 

30.0 

 0 

−1.5 

HR11/45 

10.5 

44.5 

HR11/51 

10.5 

50.5 

HR11/67 

10.5 

67.0 

HR15/18 

14.5 

17.5 

HR15/28 

14.5 

28.0 

HR15/30 

14.5 

30.0 

HR15/43 

14.5 

43.0 

HR15/49 

14.5 

49.0 

HR15/51 

14.5 

50.5 

HR15/67 

15.0 

67.0 

HR17/29 

17.0 

28.5 

HR17/43 

17.0 

43.0 

HR17/50 

17.0 

50.0 

 0 

−2.0 

HR17/67 

17.0 

67.0 

HR18/44 

18.0 

43.5 

 0 

−1.5 

HR18/67 

18.0 

67.0 

HR19/67 

19.0 

67.0 

HR19/68 

18.5 

67.5 

HR23/34 

23.0 

 0 

−1.0 

34.0 

HR23/43 

23.0 

43.0 

HR23/44 

23.0 

43.5 

HR23/50 

23.0 

50.0 

HR23/61 

23.0 

61.0 

HR26/47 

25.8 

47.0 

 0 

−2.0 

HR26/50 

25.8 

50.0 

HR33/36 

33.0 

36.0 

HR33/62 

33.0 

61.5 

HR33/91 

33.0 

91.0 

 0 

−2.5 

HR34/60 

33.5 

59.5 

 0 

−2.0 

HR43/91 

43.0 

91.0 

 0 

−2.5 

注a) 文字HRの後に,L,M,J,H又はXのいずれかを続け,T又はRに適応する場合には,更にその

後にT又はRを続ける(5.1.1.3参照)。 

 


12 

C 8708:2019  

 

6.2 

ボタン形単電池 

ボタン形単電池の寸法は,図4の設計I又は設計IIによる。 

 

 

a) 設計I a) 

b) 設計II 

注a) 設計Iの極性は,規定しない。 

図4−ボタン形単電池 

 

ボタン形単電池の寸法は,表4による。 

 

表4−ボタン形単電池の寸法 

単位 mm 

分類 

直径(d) 

総高(h) 

基準寸法 

許容差 

基準寸法 

許容差 

HB079/054 

7.9 

 0 

−1.0 

5.4 

−0.6 

HB116/054 

11.6 

−0.3 

5.4 

HB156/064 

15.6 

6.4 

HB222/048 

22.2 

4.8 

HB252/061 

25.2 

6.1 

HB252/065 

25.2 

6.5 

HB252/078 

25.2 

7.8 

HB347/060 

34.7 

6.0 

 


13 

C 8708:2019  

 

6.3 

9 V型ニッケル・水素組電池 

9 V型ニッケル・水素組電池の寸法(絶縁被覆を含む。)は,図5に示す箇所を測定する。 

 

 

図5−9 V型ニッケル・水素組電池 

 

9 V型ニッケル・水素組電池の寸法(絶縁被覆を含む。)は,表5による。 

 

表5−9 V型ニッケル・水素組電池の寸法 

分類 

対応する

JIS C 8515

で規定す
る形式名 

公称電圧 

寸法 

mm 

 

h1 

h6 

l1 

l2 

l3 

h7 

h8 

l4 

l5 

r1 

r2 

006P 

6F22 

6LR61 

6LP3146 

8.4 
7.2 

最大 48.5 46.4 26.5 17.5 12.95 3.10 (2.55) 5.77 (5.38) (0.8) (0.4) 

最小 46.5 

− 

24.5 15.5 12.45 2.90 

5.67 

 

電気的試験及び要求特性 

7.1 

一般事項 

充電電流及び放電電流は,定格容量に基づく。特に記載がない限り,規定する全ての試験で,電解液の

漏出が起こってはならない。 

7.2 

試験のための充電 

7.2.1 

単電池の充電 

この規格で特に規定がない限り,試験のための充電は,周囲温度20±5 ℃及び相対湿度(65±20) %にお

いて,単電池を0.1 It Aの一定電流で,16時間充電を行う。試験は,製造時期から2か月以内に実施する。 

注記 製造時期は,5.3を参照する。 


14 

C 8708:2019  

 

充電の前に,単電池を周囲温度20±5 ℃において,0.2 It Aの一定電流で,1.0 Vの放電終止電圧まで放

電する。 

7.2.2 

組電池の充電 

試験のための充電は,周囲温度20±5 ℃及び相対湿度(65±20) %において,製造業者の推奨条件で行う。

試験は,製造時期から2か月以内に実施する。 

注記 製造時期は,5.3を参照する。 

充電の前に,周囲温度20±5 ℃において,組電池を0.2 It Aの一定電流で,直列接続した単電池数(N)

の1.0 VのN倍の放電終止電圧まで放電する。 

7.3 

放電特性 

7.3.1 

一般事項 

7.3.2〜7.3.4の各項目の放電試験を,表6〜表9に規定する順に実施する。 

7.3.2 

20 ℃の放電特性 

7.3.2.1 

一般事項 

20 ℃の放電特性で使用する単電池又は組電池は,7.2によって充電する。充電の後,単電池又は組電池

は,周囲温度20±5 ℃において1〜4時間静置する。 

7.3.2.2 

単電池の20 ℃の放電特性 

周囲温度20±5 ℃において,7.3.2.1による充電後静置した単電池を表6又は表7に規定する放電条件に

よって一定電流で放電する。単電池の電圧が表6又は表7に規定する放電終止電圧になるまでの放電持続

時間は,それぞれの表6又は表7に規定する最小放電持続時間以上でなければならない。 

放電電流が0.2 It Aの試験は,定格容量を確認するために行う。 

 

表6−小型角形単電池及び円筒形単電池の20 ℃の放電特性 

放電条件 

最小放電持続時間 

放電電流 

It A 

放電終止電圧 

分類 

L/LT/LU/

LS 

M/MT/ 

MU/MS 

JT 

H/HT/HU 

0.2 a) 

1.0 

5時間 

 5時間 

 5時間 

 5時間 

 5時間 

5時間 

1.0 

0.9 

− 

42分間 

48分間 

43分間 

48分間 

54分間 

5.0 b) 

0.8 

− 

− 

− 

− 

 6分間 

 9分間 

10.0 b) 

0.7 

− 

− 

− 

− 

− 

 4分間 

注a) この試験は,要求事項を満たすまで,同じ試料を使用して最大5サイクルまで繰り返して行うこ

とができる。 

b) 必要な場合は,5.0 It A及び10.0 It Aの試験の前に調整用のサイクルを行ってもよい。このサイク

ルは,7.2によって0.1 It Aで充電を行い,7.3.2によって周囲温度20±5 ℃で0.2 It Aの一定電流
で放電を行うことである。 

 


15 

C 8708:2019  

 

表7−ボタン形単電池の20 ℃の放電特性 

放電条件 

最小放電持続時間 

放電電流 

It A 

放電終止電圧 

0.2 a) 

1.0 

 5時間 

1.0 

0.9 

35分間 

注a) この試験は,要求事項を満たすまで,同じ試料を使用して最大5サイクルまで繰り

返して行うことができる。 

 

7.3.2.3 

組電池の20 ℃の放電特性 

周囲温度20±5 ℃において,7.3.2.1による充電後静置した組電池を表8に規定する放電条件によって一

定電流で放電する。組電池の電圧が表8に規定する放電終止電圧[直列接続した単電池数(N)の1.0 Vの

N倍]になるまでの放電持続時間は,表8に規定する最小放電持続時間以上でなければならない。 

放電電流が0.2 It Aの試験は,定格容量を確認するために行う。 

 

表8−組電池の20 ℃の放電特性 

放電条件 

最小放電持続時間 

放電電流 

It A 

放電終止電圧 

0.2 a) 

1.0×N b) 

5時間 

注a) この試験は,要求事項を満たすまで,同じ試料を使用して最大5サイクルまで繰

り返して行うことができる。 

b) 組電池内の,直列接続した単電池数。 

 

7.3.2.4 

定格容量(mAh)の確認試験(例) 

製造業者が定格容量2 000 mAhと定めた単電池又は組電池の確認試験例(試験数量32個)を表9に示す。 

 

表9−定格容量の確認試験(例) 

単位 mAh 

試験電池番号 

サイクル1 

サイクル2 

サイクル3 

サイクル4 

サイクル5 a) 

容量 

1 920 

1 950 

1 900 

2 005 

 

2 005 

2 000 

 

 

 

 

2 000 

1 920 

1 950 

2 000 

 

 

2 000 

1 860 

1 890 

1 900 

1 950 

2 000 

2 000 

2 005 

 

 

 

 

2 005 

6〜31 b) 

… 

… 

… 

… 

 

… 

32 

1 970 

2 010 

 

 

 

2 010 

 

 

 

 

定格容量 

2 000 

注a) この試験は,要求事項を満たすまで,同じ試料を使用して最大5サイクルまで繰り返して行うことができ

る。 

b) この表では,電池番号6〜31までは,表記を省略している。要求事項を満たすため,32個全ての電池で試

験を行う。 

 


16 

C 8708:2019  

 

7.3.3 

0 ℃の放電特性 

単電池を7.2によって充電する。充電の後,周囲温度0±2 ℃において,単電池を16〜24時間静置する。 

次に,周囲温度0±2 ℃において,単電池を表10又は表11に規定する条件によって放電する。単電池

の電圧が表10又は表11に規定する放電終止電圧になるまでの放電持続時間は,表10又は表11に規定す

る最小放電持続時間以上でなければならない。 

 

表10−小型角形単電池及び円筒形単電池の0 ℃の放電特性 

放電条件 

最小放電持続時間 

放電電流 

It A 

放電終止電圧 

分類 

L/LT/LU/LS 

M/MT/MU/MS/J 

H/HT/HU 

0.2 

1.0 

2時間 

 4時間 

 4時間 

4時間30分 

1.0 

0.9 

− 

36分間 

42分間 

48分間 

2.0 a) 

0.8 

− 

− 

15分間 

21分間 

3.0 a) 

0.8 

− 

− 

− 

12分間 

注a) 必要な場合は,2.0 It A及び3.0 It Aの試験の前に調整用のサイクルを行ってもよい。このサイクルは,7.2

によって0.1 It Aで充電を行い,7.3.2によって周囲温度20±5 ℃で0.2 It Aの一定電流で放電を行うこと
である。 

 

表11−ボタン形単電池の0 ℃の放電特性 

放電条件 

最小放電持続時間 

放電電流 

It A 

放電終止電圧 

0.2 

1.0 

 4時間 

1.0 

0.9 

27分間 

 

7.3.4 

R円筒形単電池(急速充電用単電池)の放電特性 

周囲温度20±5 ℃において,R円筒形単電池を1.0 It Aの一定電流で1時間12分充電した後,又は電池

の製造業者が推奨する充電制御方法によって充電した後に,R円筒形単電池を0.1 It Aの一定電流で2時間

充電する。充電後,R円筒形単電池を7.3.2及び7.3.3に規定する条件で静置し,放電する。 

R円筒形単電池の電圧が表6又は表10に規定する放電終止電圧になるまでの放電持続時間は,放電時の

周囲温度が20±5 ℃の場合は表6に,及び放電時の周囲温度が0±2 ℃の場合は表10に,それぞれ規定

する最小放電持続時間以上でなければならない。 

7.4 

容量保存特性 

容量保存特性試験は,次による。単電池を7.2によって充電した後,単電池を開路状態で28日間静置す

る。平均周囲温度は,20±2 ℃とする。静置中,短時間であれば,周囲温度が,20±5 ℃の範囲内で変化

してもよい。 

その後,単電池を0.2 It Aの一定電流で7.3.2に規定する条件によって放電する。 

周囲温度20 ℃において,28日間静置した後の放電持続時間は,次の値以上でなければならない。 

a) 小型角形単電池及び円筒形単電池は,3時間 

b) ボタン形単電池は,3時間45分 

5.1に規定する低自己放電単電池(I単電池)は,周囲温度20 ℃において6か月間静置した後の放電持

続時間は,次の値以上でなければならない。 


17 

C 8708:2019  

 

c) I円筒形単電池は,3時間45分 

7.5 

耐久特性 

7.5.1 

サイクル耐久特性 

7.5.1.1 

一般事項 

サイクル耐久特性試験の前に,単電池を0.2 It Aの一定電流で1.0 Vの放電終止電圧まで放電する。 

単電池の分類にかかわらず,次の耐久特性試験を周囲温度20±5 ℃において行う。充電及び放電は,表

12〜表15に規定する条件によって一定電流で行う。試験中に単電池容器の温度が35 ℃を超えて上昇しな

いように予防措置をする。単電池容器の温度が35 ℃を超えるような場合,強制的な通風によって単電池

を冷却する。 

注記 単電池のサイクル耐久特性は,周囲温度ではなく,単電池本体の温度で決まる。 

7.5.1.2 

小型角形単電池,ボタン形単電池,及び乾電池と寸法の互換性がない円筒形単電池 

小型角形単電池,ボタン形単電池,及び乾電池と寸法の互換性がない円筒形単電池のサイクル耐久特性

試験の1単位の手順は,表12による。 

 

表12−小型角形単電池,ボタン形単電池,及び乾電池と寸法の互換性がない円筒形単電池の 

サイクル耐久特性試験の1単位の手順 

サイクル数 

充電 

充電状態での静置 

放電 

 1 

0.1 It Aで16時間 

なし 

0.25 It Aで2時間20分 a) 

2〜48 

0.25 It Aで3時間10分 

なし 

0.25 It Aで2時間20分 a) 

49 

0.25 It Aで3時間10分 

なし 

0.25 It Aで1.0 Vまで 

50 

0.1 It Aで16時間 

1〜4時間 

0.2 It Aで1.0 Vまで b) 

注a) 単電池の放電電圧が1.0 V未満に低下したときには,放電を停止する。 

b) 51サイクル目の試験開始の状況に応じて,50サイクル目の放電停止後に,開路状態で十分な休止

時間をとってもよい。同じ手順を100,150,200,250,300,350,400及び450サイクル目に行っ
てもよい。 

 

表12の50サイクル目の放電持続時間が3時間未満になるまで,表12の1〜50サイクルの試験を1単位

として,その単位を繰り返す。 

表12の50サイクル目の放電持続時間が3時間未満になった段階で,表12の50サイクル目に規定する

手順で,放電持続時間の測定をもう1回行う。サイクル耐久特性試験は,この2回の放電持続時間がいず

れも3時間未満となったときに完了する。 

試験が完了するときのサイクル数は,次の値以上でなければならない。 

a) 小型角形単電池は,400 

b) L/LS/LR,M/MS/MR,J/JR,H/HR又はX/XR円筒形単電池は,500 

c) LT/LU,MT/MU,JT又はHT/HU円筒形単電池は,50 

d) ボタン形単電池は,500 

7.5.1.3 

乾電池と互換性がない円筒形単電池(加速試験手順) 

7.5.1.3.1 

一般事項 

サイクル耐久特性試験を加速するために,又は実際の用途に近いサイクル条件を使用するために,サイ

クル耐久特性試験の手順は,7.5.1.2の手順に代えて,表13,表14又は表15の代替手順の一つを選択して

もよい。 


18 

C 8708:2019  

 

7.5.1.3.2 

H又はX円筒形単電池 

H又はX円筒形単電池のサイクル耐久特性試験の1単位の手順は,表13による。 

 

表13−H又はX円筒形単電池のサイクル耐久特性試験の1単位の手順 

サイクル数 

充電 

充電状態での静置 

放電 

放電後の休止時間 

 1 

0.1 It Aで16時間 

30分間 

1.0 It Aで1.0 Vまで 

30〜90分間 

2〜48 

0.3 It Aで4時間 a) 

30分間 

1.0 It Aで1.0 Vまで 

30〜90分間 

49 

0.3 It Aで4時間 a) 

24時間 

1.0 It Aで1.0 Vまで 

30〜90分間 

50 

0.1 It Aで16時間 

1〜4時間 

0.2 It Aで1.0 Vまで 

b) 

注a) 製造業者が推奨する充電制御方法で停止してもよい。 

b) 51サイクル目の試験開始の状況に応じて,50サイクル目の放電停止後に,開路状態で十分な休止時間をとっ

てもよい。同じ手順を100,150,200,250,300,350,400及び450サイクル目に行ってもよい。 

 

表13の49サイクル目の放電終止電圧が1.0 Vになる放電持続時間が30分間未満,又は50サイクル目

の放電終止電圧が1.0 Vになる放電持続時間が3時間未満になるまで,表13の1〜50サイクルの試験を1

単位として,その単位を繰り返す。 

表13の49サイクル目の放電終止電圧が1.0 Vになる放電持続時間が30分間未満,又は50サイクル目

の放電終止電圧が1.0 Vになる放電持続時間が3時間未満になった段階で,更に表13の50サイクル目に

規定する手順で,放電持続時間の測定を行う。サイクル耐久特性試験は,この2回の放電持続時間がいず

れも3時間未満となったときに,完了する。 

試験が完了するときのサイクル数は,500以上でなければならない。 

7.5.1.3.3 

X円筒形単電池 

X円筒形単電池のサイクル耐久特性試験の1単位の手順は,表14による。 

 

表14−X円筒形単電池のサイクル耐久特性試験の1単位の手順 

サイクル数 

充電 

充電状態での静置 

放電 

放電後の休止時間 

 1 

0.1 It Aで16時間 

30分間 

5.0 It Aで0.8 Vまで 

30〜90分間 

2〜48 

1.0 It Aで1時間 a) 

30分間 

5.0 It Aで0.8 Vまで 

30〜90分間 

49 

1.0 It Aで1時間 a) 

24時間 

5.0 It Aで0.8 Vまで 

30〜90分間 

50 

0.1 It Aで16時間 

1〜4時間 

0.2 It Aで1.0 Vまで 

b) 

注a) 製造業者が推奨する充電制御方法で停止してもよい。 

b) 51サイクル目の試験開始の状況に応じて,50サイクル目の放電停止後に,開路状態での十分な休止時間をと

ってもよい。同じ手順を100,150,200,250,300,350,400及び450サイクル目に行ってもよい。 

 

表14の49サイクル目の放電終止電圧が0.8 Vになる放電持続時間が5分間未満,又は50サイクル目の

放電終止電圧が1.0 Vになる放電持続時間が3時間未満になるまで,表14の1〜50サイクルの試験を1単

位として,その単位を繰り返す。 

表14の49サイクル目の放電終止電圧が0.8 Vになる放電持続時間が5分間未満,又は50サイクル目の

放電終止電圧が1.0 Vになる放電持続時間が3時間未満になった段階で,更に表14の50サイクル目に規

定する手順で,放電持続時間の測定を行う。サイクル耐久特性試験は,この2回の放電持続時間がいずれ

も3時間未満となったときに,完了する。 

試験が完了するときのサイクル数は,500以上でなければならない。 


19 

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7.5.1.3.4 

HR又はXR円筒形単電池 

HR又はXR円筒形単電池のサイクル耐久特性試験の1単位の手順は,表15による。 

 

表15−HR又はXR円筒形単電池のサイクル耐久特性試験の1単位の手順 

サイクル数 

充電 

充電状態での静置 

放電 

放電後の休止時間 

1〜48 

1.0 It Aで製造業者が推奨する充電
制御方法 a) 

20〜30分間 

1.0 It Aで1.0 Vまで 

10〜30分間 

49 

1.0 It Aで製造業者が推奨する充電
制御方法 a) 

24時間 

1.0 It Aで1.0 Vまで 

10〜30分間 

50 

1.0 It Aで製造業者が推奨する充電
制御方法 a) 及び0.1 It Aで2時間 

1〜4時間 

0.2 It Aで1.0 Vまで 

b) 

注a) 製造業者が推奨する充電制御方法としては,例えば,−ΔV又はdT/dt制御方法がある。 

b) 51サイクル目の試験開始の状況に応じて,50サイクル目の放電停止後に,開路状態で十分な休止時間をとっ

てもよい。同じ手順を100,150,200,250,300,350,400及び450サイクル目に行ってもよい。 

 

表15の49サイクル目の放電終止電圧が1.0 Vになる放電持続時間が30分間未満,又は50サイクル目

の放電終止電圧が1.0 Vになる放電持続時間が3時間未満になるまで,表15の1〜50サイクルの試験を1

単位として,その単位を繰り返す。 

表15の49サイクル目の放電終止電圧が1.0 Vになる放電持続時間が30分間未満,又は50サイクル目

の放電終止電圧が1.0 Vになる放電持続時間が3時間未満になった段階で,更に表15の50サイクル目に

規定する手順で,放電持続時間の測定を行う。サイクル耐久特性試験は,この2回の放電持続時間がいず

れも3時間未満となったときに,完了する。 

試験が完了するときのサイクル数は,500以上でなければならない。 

7.5.1.4 

乾電池と互換性がある円筒形単電池 

乾電池と互換性がある円筒形単電池のサイクル試験条件は,使用者の実使用に即したものにするため,

表16に示す手順を実施する。 

 

表16−乾電池と互換性がある円筒形単電池のサイクル耐久特性試験の1単位の手順 

サイクル数 

充電 

充電状態での静置 

放電 

放電後の休止時間 

1〜49 

0.5 It Aで−ΔV又は 

タイマー制御 a) 

20〜30分間 

0.5 It Aで1.0 Vまで 

10〜90分間 

50 

0.1 It Aで16時間 

1〜4時間 

0.2 It Aで1.0 Vまで 

b) 

注a) 充電制御方法は,−ΔV=5〜10 mV又は132分間。さらに,充電制御方法が前記条件に適合しない場合は,

試験を終了する。 

b) 51サイクル目の試験開始の状況に応じて,50サイクル目の放電停止後に,開路状態で十分な休止時間をとっ

てもよい。同じ手順を100及び150サイクル目に行ってもよい。 

 

表16の50サイクル目の放電終止電圧が1.0 Vになる放電持続時間が3時間未満になるまで,表16の1

〜50サイクルの試験を1単位として,その単位を繰り返す。 

表16の50サイクル目の放電終止電圧が1.0 Vになる放電持続時間が3時間未満になった段階で,更に

表16の50サイクル目に規定する手順で,放電持続時間の測定を行う。サイクル耐久特性試験は,この2

回の放電持続時間がいずれも3時間未満になったときに完了する。 

試験が完了するときのサイクル数は,次の値以上でなければならない。 


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a) 定格容量800 mAh未満のHR03の単電池は,200 

b) 定格容量800 mAh以上のHR03の単電池は,100 

c) 定格容量2 100 mAh未満のHR6の単電池は,200 

d) 定格容量2 100 mAh以上のHR6の単電池は,100 

e) HR14及びHR20の単電池は,200 

7.5.2 

連続充電耐久特性 

7.5.2.1 

小型角形単電池及びボタン形単電池 

小型角形単電池及びボタン形単電池の連続充電耐久特性試験は,規定しない。 

7.5.2.2 

L,M,J,H又はX円筒形単電池 

試験前に単電池を0.2 It Aの一定電流で1.0 Vの放電終止電圧まで放電する。 

次の連続充電耐久特性試験を周囲温度20±5 ℃で行う。充電及び放電は,表17に規定する条件によっ

て一定電流で行う。 

 

表17−L,M,J,H又はX円筒形単電池の連続充電耐久特性試験 

サイクル数 

充電 

放電 a) 

0.05 It Aで91日間 

0.2 It Aで1.0 Vまで 

0.05 It Aで91日間 

0.2 It Aで1.0 Vまで 

0.05 It Aで91日間 

0.2 It Aで1.0 Vまで 

0.05 It Aで91日間 

0.2 It Aで1.0 Vまで 

注a) 放電は,充電完了後直ちに行う。 

 

L,M,J,H又はX円筒形単電池の場合,試験中に単電池容器の温度が25 ℃を超えて上昇しないよう

に予防措置をする。必要な場合は,強制的な通風によって単電池を冷却する。 

4サイクル目の放電持続時間は,3時間以上でなければならない。 

7.5.2.3 

LT,MT又はHT円筒形単電池 

連続充電耐久特性試験は,表18で規定するように次の3項目で構成する。 

− 40 ℃における充電受入特性試験 

− 70 ℃における6か月間の連続充電期間 

− 連続充電後の単電池の性能を検査するための最終の充電受入特性試験 

注記1 70 ℃における6か月間の連続充電は,40 ℃で4年間の連続充電を想定した加速条件である。 

試験前に,単電池を周囲温度20±5 ℃で0.2 It Aの一定電流で1.0 Vの放電終止電圧まで放電し,周囲温

度40±2 ℃で16〜24時間静置する。 

単電池は,表18に規定する条件によって,周囲温度を40±2 ℃又は70±2 ℃に維持した状態で,一定

電流で充電及び放電を行う。 

放電条件の放電A又は放電Bは,使用者の要求に合うように選択してもよい。放電は,充電完了後直ち

に行う。 

40 ℃における最初の充電受入特性試験を終了した単電池は,周囲温度70±2 ℃で16〜24時間静置する。 

70 ℃における6か月間の連続充電期間中,単電池の温度が75 ℃を超えて上昇しないように予防措置を

する。必要な場合は,強制的な通風によって単電池を冷却する。 

注記2 単電池の特性は,周囲温度ではなく,単電池本体の温度で決まる。 


21 

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70 ℃における3サイクルの放電持続時間を記録する。この試験中,電解液の漏出が起こってはならない。 

充放電期間を終了した単電池は,周囲温度40±2 ℃で16〜24時間静置する。さらに,表18に規定する

条件によって,最終の充電受入特性試験を40 ℃で3サイクル行う。 

放電持続時間は,表18に規定する最小放電持続時間以上でなければならない。 

 

表18−LT,MT又はHT円筒形単電池の連続充電耐久特性試験 

サイクル

数 

周囲温度 

充電 

放電A 

放電B 

最小放電持続時間 

LT,MT又はHT 

円筒形単電池 

MT又はHT 

円筒形単電池 

LT,MT又はHT 

円筒形単電池 

MT又はHT 

円筒形単電池 

40±2 ℃ 0.05 It Aで 

48時間 

0.2 It Aで1.0 Vまで 

1.0 It Aで1.0 Vまで 

− 

− 

0.05 It Aで 
24時間 

0.2 It Aで1.0 Vまで 

1.0 It Aで1.0 Vまで 

3時間45分 

42分間 

0.05 It Aで 
24時間 

0.2 It Aで1.0 Vまで 

1.0 It Aで1.0 Vまで 

3時間45分 

42分間 

70±2 ℃ 0.05 It Aで 

60日間 

0.2 It Aで1.0 Vまで 

1.0 It Aで1.0 Vまで 

− 

− 

0.05 It Aで 
60日間 

0.2 It Aで1.0 Vまで 

1.0 It Aで1.0 Vまで 

− 

− 

0.05 It Aで 
60日間 

0.2 It Aで1.0 Vまで 

1.0 It Aで1.0 Vまで 

− 

− 

40±2 ℃ 0.05 It Aで 

48時間 

0.2 It Aで1.0 Vまで 

1.0 It Aで1.0 Vまで 

− 

− 

0.05 It Aで 
24時間 

0.2 It Aで1.0 Vまで 

1.0 It Aで1.0 Vまで 

2時間30分 

24分間 

0.05 It Aで 
24時間 

0.2 It Aで1.0 Vまで 

1.0 It Aで1.0 Vまで 

2時間30分 

24分間 

 

7.5.2.4 

JT円筒形単電池 

連続充電耐久特性試験の前に,単電池を周囲温度20±5 ℃で0.2 It Aの一定電流で1.0 Vの放電終止電圧

まで放電する。 

連続充電耐久特性試験は,次の事項を順次実施し,放電持続時間が2回連続して30分間未満に低下する

直前までの充放電回数を求める。 

周囲温度55±2 ℃で16〜24時間静置した後,0.033 It Aの一定電流で28日間充電を行う。充電完了後,

直ちに同一の周囲温度で,1.0 It Aの一定電流で1.1 Vの放電終止電圧まで放電を行い,放電持続時間を求

める。 

放電持続時間が2回連続して30分間未満に低下する直前までの充放電回数は,6回以上でなければなら

ない。 

7.5.2.5 

LU,MU又はHU円筒形単電池 

連続充電耐久特性試験は,表19で規定するように次の3項目で構成する。 

− 50 ℃における充電受入特性試験 

− 70 ℃における12か月間の連続充電期間 

− 連続充電後の単電池の性能を検査するための最終の充電受入特性試験 

注記1 70 ℃における12か月間の連続充電は,50 ℃で4年間の連続充電を想定した加速条件である。 


22 

C 8708:2019  

 

連続充電耐久特性試験の前に,周囲温度20±5 ℃において,単電池を0.2 It Aの一定電流で1.0 Vの放電

終止電圧まで放電し,その単電池を周囲温度50±2 ℃において16〜24時間静置する。 

放電後静置した単電池は,表19に規定する条件によって,周囲温度50±2 ℃又は70±2 ℃に維持した

状態で,一定電流で充電及び放電を行う。 

放電条件の放電A又は放電Bは,使用者の要求に合うように選択してもよい。放電は,充電完了後直ち

に行う。 

50 ℃における最初の充電受入特性試験を終了した単電池は,周囲温度70±2 ℃において16〜24時間静

置する。 

70 ℃における12か月間の連続充電期間中,単電池の温度が75 ℃を超えて上昇しないように予防措置

をする。必要な場合は,強制的な通風によって単電池を冷却する。 

注記2 単電池の特性は,周囲温度ではなく,実際の単電池の温度で決まる。 

70 ℃における3サイクルの放電持続時間を記録する。この試験中,電解液の漏出が起こってはならない。 

連続充放電期間を終了した単電池は,周囲温度50±2 ℃において16〜24時間静置する。さらに,表19

に規定する条件によって,最終の充電受入特性試験を50 ℃で3サイクル行う。 

放電持続時間は,表19に規定する最小放電持続時間以上でなければならない。 

 

表19−LU,MU又はHU円筒形単電池の連続充電耐久特性試験 

サイクル

数 

周囲温度 

充電 

放電A 

放電B 

最小放電持続時間 

LU,MU又は 

HU円筒形単電池 

MU又はHU 

円筒形単電池 

LU,MU又はHU 

円筒形単電池 

MU又はHU 

円筒形単電池 

50±2 ℃ 0.05 It Aで 

48時間 

0.2 It Aで1.0 Vまで 1.0 It Aで1.0 Vまで 

− 

− 

0.05 It Aで 
24時間 

0.2 It Aで1.0 Vまで 1.0 It Aで1.0 Vまで 

3時間45分 

42分間 

0.05 It Aで 
24時間 

0.2 It Aで1.0 Vまで 1.0 It Aで1.0 Vまで 

3時間45分 

42分間 

70±2 ℃ 0.05 It Aで 

120日間 

0.2 It Aで1.0 Vまで 1.0 It Aで1.0 Vまで 

− 

− 

0.05 It Aで 
120日間 

0.2 It Aで1.0 Vまで 1.0 It Aで1.0 Vまで 

− 

− 

0.05 It Aで 
120日間 

0.2 It Aで1.0 Vまで 1.0 It Aで1.0 Vまで 

− 

− 

50±2 ℃ 0.05 It Aで 

48時間 

0.2 It Aで1.0 Vまで 1.0 It Aで1.0 Vまで 

− 

− 

0.05 It Aで 
24時間 

0.2 It Aで1.0 Vまで 1.0 It Aで1.0 Vまで 

2時間30分 

24分間 

0.05 It Aで 
24時間 

0.2 It Aで1.0 Vまで 1.0 It Aで1.0 Vまで 

2時間30分 

24分間 

 

7.6 

定電圧での充電受入特性 

定電圧での充電は推奨しないため,この規格では,定電圧での充電受入特性試験を規定しない。 

7.7 

過充電特性 

7.7.1 

小型角形単電池,L,M,H,X,LS又はMS円筒形単電池及びボタン形単電池 

単電池の過充電特性試験は,次による。 


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過充電特性試験の前に,周囲温度20±5 ℃において,単電池を0.2 It Aの一定電流で1.0 Vの放電終止電

圧まで放電する。 

その後,周囲温度20±5 ℃において,放電した単電池を0.1 It Aの一定電流で48時間充電する。充電完

了後,周囲温度20±5 ℃において1〜4時間静置する。 

充電後に静置した単電池を0.2 It Aの一定電流で1.0 Vの放電終止電圧まで放電する。 

その際の放電持続時間は,5時間以上でなければならない。 

7.7.2 

LT/LU,MT/MU又はHT/HU円筒形単電池 

単電池の過充電特性試験は,周囲温度0±2 ℃の循環空気中で,次による。 

過充電特性試験の前に,周囲温度20±5 ℃において,単電池を0.2 It Aの一定電流で1.0 Vの放電終止電

圧まで放電し,放電した単電池を周囲温度0±2 ℃において16〜24時間静置する。 

充電及び放電は,表20に規定する条件によって一定電流で行う。放電条件の放電A又は放電Bは,使

用者の要求に合うように選択してもよい。 

 

表20−LT/LU,MT/MU又はHT/HU円筒形単電池の0 ℃における過充電特性試験 

充電 

放電A a) 

放電B a) 

LT/LU,MT/MU又はHT/HU

の円筒形単電池 

MT/MU又はHT/HUの円筒形

単電池 

0.05 It Aで28日間 

0.2 It Aで1.0 Vまで 

1.0 It Aで0.9 Vまで 

注a) 放電は,充電完了後直ちに行う。 

 

放電持続時間は,表10に規定する分類に応じた値以上でなければならない。 

7.7.3 

J円筒形単電池 

過充電特性試験の前に,周囲温度20±5 ℃において,単電池を0.2 It Aの一定電流で1.0 Vの放電終止電

圧まで放電し,放電した単電池を周囲温度5±2 ℃において16〜24時間静置する。 

単電池の過充電特性試験は,周囲温度5±2 ℃において,放電後静置した単電池を0.1 It Aの一定電流で

48時間充電を行う。充電完了後,周囲温度20±5 ℃において16〜24時間静置した後に,0.2 It Aの一定電

流で1.0 Vの放電終止電圧まで放電を行う。 

放電持続時間は,5時間以上でなければならない。 

7.7.4 

JT円筒形単電池 

過充電特性試験の前に,周囲温度20±5 ℃において,単電池を0.2 It Aの一定電流で1.0 Vの放電終止電

圧まで放電し,放電した単電池を周囲温度5±2 ℃において16〜24時間静置する。 

単電池の過充電特性試験は,周囲温度5±2 ℃において放電後静置した単電池を0.05 It Aの一定電流で

96時間充電を行う。充電完了後,周囲温度20±5 ℃において,16〜24時間静置した後に,1.0 It Aの一定

電流で1.1 Vの放電終止電圧まで放電を行う。 

放電持続時間は,37分間以上でなければならない。 

7.7.5 

R円筒形単電池(急速充電用単電池) 

単電池の過充電特性試験は,次による。 

過充電特性試験の前に,周囲温度20±5 ℃において単電池を0.2 It Aの一定電流で1.0 Vの放電終止電圧

まで放電する。 

その後,周囲温度20±5 ℃において,放電後の単電池を1.0 It Aの一定電流で1時間12分充電する,又


24 

C 8708:2019  

 

は−ΔVなどの充電終了制御を行う,若しくは製造業者が推奨する充電終了制御を行う。この後,同じ周

囲温度において,充電後の単電池を0.1 It Aの一定電流で48時間充電する。充電完了後,周囲温度20±5 ℃

において充電完了後の単電池を1〜4時間静置した後に,0.2 It Aの一定電流で1.0 Vの放電終止電圧まで放

電する。 

放電持続時間は,5時間以上でなければならない。 

7.8 

ガス排出機構作動特性 

警告 この試験を実施するときは,試料が爆発する可能性があるため最大限の注意をしなければなら

ない。単電池は,個別に試験しなければならない。また,電流を遮断した後でも,爆発する可

能性があることに留意しなければならない。このため,試験は,適切な防護容器内などの安全

を確保した状態で実施する。 

この試験は,内部圧力が臨界値を超えるときに,ガス排出機構が働いて,ガスを放出することを確認す

るために実施する。 

一部のボタン形単電池は,ガス排出機構をもっていない。この種の単電池には,この試験は適用できな

い。 

周囲温度20±5 ℃において,単電池を0.2 It Aの一定電流で0 Vの放電終止電圧まで強制的に放電する。 

次に,電流を1.0 It Aに増加し,同じ周囲温度20±5 ℃で60分間,同じ方向に通電を続行する。 

単電池は,この放電の途中及び終了時に破裂又は爆発してはならない。電解液の漏出及び単電池の変形

はあってもよい。 

7.9 

過昇温度防止機構作動特性(S単電池だけ) 

警告 この試験を実施するときは,単電池が爆発又はその内容物が流出する可能性があるため最大限

の注意をしなければならない。また,単電池が発熱することに留意しなければならない。この

ため,試験は,適切な防護容器内などの安全を確保した状態で実施する。 

この試験は,過昇温度防止単電池が誤った使われ方をしたときに,過昇温度防止機構が働いて単電池の

過度の温度上昇を抑制することを確認するために実施する。 

単電池を7.2に従って充電をする。充電が終了した後,次の要求事項に従って,試験を実施する。 

− 試験方法:単電池を4本直列に接続し,そのうち1本の極性を他の3本と逆方向に接続した状態で,

両極端子間を結線によって短絡する。 

− 短絡回路抵抗:80±20 mΩ 

試験の終了は,次のいずれかの早い時点とする。 

− 24時間経過した時点 

− 単電池容器の温度が最大上昇温度から20 %低下した時点 

試験終了後,次の確認を行う。 

− 単電池が破裂又は発火していない。 

− 単電池の温度上昇が45 ℃未満とする。 

− 目視検査で,電解液の漏出がない。 

7.10 長期放置特性 

7.10.1 ボタン形単電池又は組電池,小型角形単電池又は組電池,円筒形単電池又は組電池 

この試験は,製造業者の推奨する方法があるならば,それによって行うことが望ましい。 

試験の前処理として,次の放電を行う。 

− 周囲温度20±5 ℃において,単電池を0.2 It Aの一定電流で1.0 Vの放電終止電圧まで放電する。 


25 

C 8708:2019  

 

− 周囲温度20±5 ℃において,組電池を0.2 It Aの一定電流で,直列接続した単電池数(N)の1.0 Vの

N倍の放電終止電圧まで放電する。ただし,終止電圧が製造業者によって規定されている場合は,こ

の限りではない。 

放電後,単電池又は組電池を次の条件で充電する。 

− ボタン形単電池,小型角形単電池,及びL,M,H,X,LS,MS,LT/LU,MT/MU,J/JT又はHT/HU

円筒形単電池は,7.2.1による。 

− ボタン形単電池,小型角形単電池,及びL,M,H,X,LS,MS,LT/LU,MT/MU,J/JT又はHT/HU

円筒形単電池による組電池は,7.2.2による。 

− R円筒形単電池は,7.3.4の充電方法による。 

次に,単電池又は組電池を平均温度20±5 ℃,相対湿度(65±20) %で開路状態で規定された期間放置す

る。放置期間中に,周囲温度は,いかなるときも20±10 ℃の限界を超えて変動してはならない。 

放置期間が終了した後,単電池又は組電池を次の条件で放電する。 

− 周囲温度20±5 ℃において,単電池又は組電池を0.2 It Aの一定電流で1.0 Vの放電終止電圧まで放電

する。 

− 周囲温度20±5 ℃において,組電池を0.2 It Aの一定電流で,直列接続した単電池数(N)の1.0 Vの

N倍の放電終止電圧まで放電する。ただし,終止電圧が製造業者によって規定されている場合は,こ

の限りではない。 

放電後,単電池又は組電池を次の条件で充電する。 

− ボタン形単電池,小型角形単電池及びL,M,H,X,LS,MS,LT/LU,MT/MU,J/JT又はHT/HU円

筒形単電池は,7.2.1による。 

− ボタン形単電池,小型角形単電池及びL,M,H,X,LS,MS,LT/LU,MT/MU,J/JT又はHT/HU円

筒形単電池による組電池は,7.2.2による。 

− R円筒形単電池は,7.3.4の充電方法による。 

その後,単電池を7.3.2又は組電池を7.3.3に規定する単電池又は組電池の区分に応じた一定電流で放電

する。最大5サイクルまでの充放電サイクルを繰り返して行うことができる。試験の終了は,次の要求事

項を満たした最初のサイクルが終了した時点とする。 

放電時間は,表21に規定する最小放電持続時間以上でなければならない。 

 

表21−長期放置特性 

製造日からの放置期間T(月) 

周囲温度20±5 ℃ 

最小放電持続時間 

 

T≦ 2か月 

5時間 

 2か月<T≦ 6か月 

4時間30分 

 6か月<T≦12か月 

4時間 

12か月<T≦18か月 

3時間30分 

 

注記 受渡当事者間で取り決めた品質受入手続があるならば,長期放置後の放電に関して満足な結果

が未確認の場合,長期特性の仮承認に合意してもよい。 


26 

C 8708:2019  

 

7.10.2 ボタン形単電池又は組電池,小型角形単電池又は組電池,円筒形単電池又は組電池(高回復容量タ

イプ) 

この試験は,製造業者の推奨する方法があるならば,それによって行うことが望ましい。 

試験の前処理として,次の放電を行う。 

− 周囲温度20±5 ℃において,単電池を0.2 It Aの一定電流で1.0 Vの放電終止電圧まで放電する。 

− 周囲温度20±5 ℃において,組電池を0.2 It Aの一定電流で,直列接続した単電池数(N)の1.0 Vの

N倍の放電終止電圧まで放電する。ただし,終止電圧が製造業者によって規定されている場合は,こ

の限りではない。 

高回復容量タイプの単電池及び組電池は,放置する前に,放電済みの状態及び充電済みの状態にする。 

放電済み状態で放置する場合は,上記の前処理で放電した単電池及び組電池を,僅かでも充電してはい

けない。 

充電済み状態で放置する場合は,単電池又は組電池を次の条件で充電する。 

− ボタン形単電池,小型角形単電池,及びL,M,H,X,LS,MS,LT/LU,MT/MU,J/JT又はHT/HU

円筒形単電池は,7.2.1による。 

− ボタン形単電池,小型角形単電池,及びL,M,H,X,LS,MS,LT/LU,MT/MU,J/JT又はHT/HU

円筒形単電池による組電池は,7.2.2による。 

− R円筒形単電池は,7.3.4の充電方法による。 

次に,単電池又は組電池を平均温度20±5 ℃,相対湿度65±20 %で開路状態で規定された期間放置

する。放置期間中に,周囲温度は,いかなるときも20±10 ℃の限界を超えて変動してはならない。 

放置期間が終了した後,次の放電を行う。 

− 周囲温度20±5 ℃において,単電池を0.2 It Aの一定電流で1.0 Vの放電終止電圧まで放電する。 

− 周囲温度20±5 ℃において,組電池を0.2 It Aの一定電流で,直列接続した単電池数(N)の1.0 Vの

N倍の放電終止電圧まで放電する。ただし,終止電圧が製造業者によって規定されている場合は,こ

の限りではない。 

いずれの条件で放置した場合でも,単電池又は組電池を次の条件で充電する。 

− ボタン形単電池,小型角形単電池及びL,M,H,X,LS,MS,LT/LU,MT/MU,J/JT又はHT/HU円

筒形単電池は,7.2.1による。 

− ボタン形単電池,小型角形単電池及びL,M,H,X,LS,MS,LT/LU,MT/MU,J/JT又はHT/HU円

筒形単電池による組電池は,7.2.2による。 

− R円筒形単電池は,7.3.4の充電方法による。 

その後,単電池を7.3.2又は組電池を7.3.3に規定する単電池又は組電池の区分に応じた一定電流で放電

する。最大5サイクルまでの充放電サイクルを繰り返して行うことができる。試験の終了は,次の要求事

項を満たした最初のサイクルが終了した時点とする。 

放電時間は,表22に規定する最小放電持続時間以上でなければならない。 

 


27 

C 8708:2019  

 

表22−長期放置特性(高回復容量タイプ) 

製造日からの放置期間T(月) 

周囲温度20±5 ℃ 

最小放電持続時間 

 

T≦ 2か月 

5時間 

 2か月<T≦ 6か月 

4時間45分 

 6か月<T≦12か月 

4時間30分 

12か月<T≦18か月 

4時間15分 

 

注記 受渡当事者間で取り決めた品質受入手続があるならば,長期放置後の放電に関して満足な結果

が未確認の場合,長期特性の仮承認に合意してもよい。 

7.11 LT,MT又はHT円筒形単電池の55 ℃における充電受入特性 

この試験は,要求事項ではない。この試験は,性能の参考情報を得るために行う試験であり,LT,MT

又はHT円筒形単電池だけに適用する。 

周囲温度20±5 ℃において,単電池を0.2 It Aの一定電流で1.0 Vの放電終止電圧まで放電し,周囲温度

55±2 ℃で16〜24時間静置する。 

充電受入特性試験は,周囲温度55±2 ℃で行う。充電及び放電は,表23に規定する条件によって一定

電流で行う。放電条件の放電A又は放電Bは,使用者の要求に合うように選択してもよい。 

 

表23−LT,MT又はHT円筒形単電池の55 ℃における充電及び放電 

サイクル数 

充電 

放電A 

放電B 

LT,MT又はHT円筒形単電池 

MT又はHT円筒形単電池 

0.05 It Aで48時間 

0.2 It Aで1.0 Vまで 

1.0 It Aで1.0 Vまで 

2 a) 

0.05 It Aで24時間 

0.2 It Aで1.0 Vまで 

1.0 It Aで1.0 Vまで 

3 a) 

0.05 It Aで24時間 

0.2 It Aで1.0 Vまで 

1.0 It Aで1.0 Vまで 

注a) 2サイクル目及び3サイクル目の放電持続時間を記録し,結果報告を作成する。 

 

7.12 JT円筒形単電池のトリクル充電受入特性 

トリクル充電受入特性試験は,トリクル充電受入特性A(45 ℃),トリクル充電受入特性A(5 ℃),ト

リクル充電受入特性B(45 ℃)及びトリクル充電受入特性B(5 ℃)の4項目の試験を,次の条件で順次

実施し,放電持続時間を求める。 

単電池を周囲温度20±5 ℃で0.2 It Aの一定電流で1.0 Vの放電終止電圧まで放電し,表24に規定する

周囲温度で,16〜24時間静置した後に充電を開始する。充電完了後,直ちに同じ周囲温度で1.0 It Aの一

定電流で1.1 Vの放電終止電圧まで放電し,放電持続時間を求める。 

放電持続時間は,表24に規定する最小放電持続時間以上でなければならない。 

 

表24−JT円筒形単電池のトリクル充電受入特性 

項目 

周囲温度 

充電 

放電 

最小放電持続時間 

トリクル充電受入特性A(45 ℃) 

45±2 ℃ 

0.033 It Aで48時間 

1.0 It Aで1.1 Vまで 

37分間 

トリクル充電受入特性A(5 ℃) 

 5±2 ℃ 

0.033 It Aで48時間 

1.0 It Aで1.1 Vまで 

37分間 

トリクル充電受入特性B(45 ℃) 

45±2 ℃ 

0.04 It Aで24時間 

1.0 It Aで1.1 Vまで 

25分間 

トリクル充電受入特性B(5 ℃) 

 5±2 ℃ 

0.04 It Aで24時間 

1.0 It Aで1.1 Vまで 

25分間 

 


28 

C 8708:2019  

 

7.13 内部抵抗 

7.13.1 一般事項 

小型角形単電池又は円筒形単電池の内部抵抗は,交流(a.c.)法又は直流(d.c.)法のいずれかによって

調べる。 

同一の単電池について,交流法及び直流法の両方で内部抵抗を測定する必要が生じる場合には,最初に

交流法を使用し,次に直流法を使用する。この場合,交流法と直流法とを実施する間に,単電池の放電及

び充電を行う必要はない。 

なお,内部抵抗に関しては要求特性はないが,その値を求められたときには,ここに記載した方法で測

定を行う。 

測定の前に,単電池を0.2 It Aの一定電流で1.0 Vの放電終止電圧まで放電する。次に,単電池を7.2に

よって充電する。充電後,単電池を周囲温度20±5 ℃で1〜4時間静置する。 

内部抵抗の測定は,周囲温度20±5 ℃で行う。 

7.13.2 交流内部抵抗(インピーダンス)の測定 

交流内部抵抗は,単電池に周波数1.0±0.1 kHzの交流実効電流Iaを1〜5秒間の任意の時間通電して,交

流実効電圧Uaを測定する。 

交流内部抵抗Racは,次の式によって算出する。 

a

a

ac

I

U

R

 

ここに, 

Rac: 交流内部抵抗(Ω) 

 

Ua: 交流実効電圧(V) 

 

Ia: 交流実効電流(A) 

 

注記1 交流電流で測定する場合,重畳する交流ピーク電圧は20 mV未満が望ましい。 

注記2 この方法は,規定する周波数の範囲において,抵抗にほぼ等しいインピーダンスの測定に使

用するのが一般的である。 

注記3 電圧測定端子と電流通電端子とは,分けて接続するように,単電池との接続を構成する。 

7.13.3 直流内部抵抗の測定 

直流内部抵抗は,単電池を表25に規定する値I1の一定電流で放電する。10秒間の放電の最後に負荷が

かかった状態で放電電圧U1を測定して記録する。その後,直ちに,放電電流を表25に規定する値I2の一

定電流に増加し,3秒間の放電の最後に負荷がかかった状態で放電電圧U2を測定して記録する。 

全ての電圧の測定は,通電に使用する接点とは別に,単電池の端子で行う。 

直流内部抵抗Rdcは,次の式によって算出する。 

1

2

2

1

dc

I

I

U

U

R

 

ここに, 

Rdc: 直流内部抵抗(

 

 

I1,I2: 直流一定電流(A) 

 

U1,U2: 負荷状態で測定する電圧(V) 

 


29 

C 8708:2019  

 

表25−直流内部抵抗の測定に使用する直流電流 

電流 

分類 

HRL a) 

HRM a),HRJ a)及びHRH a) 

HRX 

I1 

0.2 It A 

0.5 It A 

 1.0 It A 

I2 

2.0 It A 

5.0 It A 

10.0 It A 

注a) T,U,S,R,F及びI単電池にも適用する。 

 

機械的試験 

機械的試験は,JIS C 8713による。 

 

安全性試験及び要求特性 

安全性試験及び要求特性は,JIS C 8712による。 

 

10 形式検査及び受渡検査 

10.1 一般事項 

形式検査及び受渡検査の内容は,受渡当事者間で取り決める。受渡当事者間で取決めがない場合は,次

による。 

10.2 形式検査 

10.2.1 小型角形単電池及びボタン形単電池の形式検査 

形式検査は,表26〜表29に規定する試験手順及び試料数を使用する。単電池は,A,B,C,D,E及び

Fの6グループに区分し,試験する。形式検査に必要な単電池の数の合計は,それぞれ41,61,41,61と

する。この合計単電池数には,製造上の原因以外で生じる不適合品の発生を考慮して,予備の単電池を含

む。 

試験は,それぞれの電池の区分ごとに実施する。全ての単電池は,区分Aの試験を実施し,その後,表

26〜表29に規定する試料数によって無作為に5区分に分割する。 

各区分及び全体での不適合品の許容数は,表26〜表29による。単電池は,一区分ごとの不適合品許容

数又は全体での不適合品許容数を満たさなかった場合に不適合とする。 

 


30 

C 8708:2019  

 

表26−小型角形単電池の形式検査の試験手順 

区分 

試料数 

参照箇条 

検査及び試験 

不適合品許容数 

区分ごと 

全体 

41 

5.3 

表示 

6.1 

寸法 

7.3.2 

20 ℃,0.2 It A放電 

7.3.2 

20 ℃, 
1.0 It A放電(M,J,H,X単電池) 
5.0 It A放電(H,X単電池) 
10.0 It A放電(X単電池) 

 5 

7.3.3 

0 ℃,0.2 It A放電 

7.3.3 

0 ℃, 
1.0 It A放電(M,J,H,X単電池) 
2.0 It A放電(H,X単電池) 
3.0 It A放電(X単電池) 

 5 

7.7 

過充電特性 

7.8 

ガス排出機構作動特性 

 5 

7.5.1 

サイクル耐久特性 

 5 

7.4 

容量保存特性 

20 

7.10 

長期放置特性 
 放置期間2か月間  
 放置期間6か月間 
 放置期間12か月間 
 放置期間18か月間  

7.3.2 

20 ℃,0.2 It A放電 

 


31 

C 8708:2019  

 

表27−小型角形単電池(高回復容量タイプ)の形式検査の試験手順 

区分 

試料数 

参照箇条 

検査及び試験 

不適合品許容数 

区分ごと 

全体 

61 

5.3 

表示 

6.1 

寸法 

7.3.2 

20 ℃,0.2 It A放電 

7.3.2 

20 ℃, 
1.0 It A放電(M,J,H,X単電池) 
5.0 It A放電(H,X単電池) 
10.0 It A放電(X単電池) 

 5 

7.3.3 

0 ℃,0.2 It A放電 

7.3.3 

0 ℃, 
1.0 It A放電(M,J,H,X単電池) 
2.0 It A放電(H,X単電池) 
3.0 It A放電(X単電池) 

 5 

7.7 

過充電特性 

7.8 

ガス排出機構作動特性 

 5 

7.5.1 

サイクル耐久特性 

 5 

7.4 

容量保存特性 

40 

7.10 

長期放置特性 
 放置期間2か月間  
 放置期間6か月間 
 放置期間12か月間 
 放置期間18か月間  

7.3.2 

20 ℃,0.2 It A放電 

 

表28−ボタン形単電池の形式検査の試験手順 

区分 

試料数 

参照箇条 

検査及び試験 

不適合品許容数 

区分ごと 

全体 

41 

5.3 

表示 

6.1 

寸法 

7.3.2 

20 ℃,0.2 It A放電 

7.3.2 

20 ℃,1.0 It A放電 

 5 

7.3.3 

0 ℃,0.2 It A放電 

7.3.3 

0 ℃, 
1.0 It A放電(M,J,H,X単電池) 
2.0 It A放電(H,X単電池) 
3.0 It A放電(X単電池) 

 5 

7.7 

過充電特性 

7.8 

ガス排出機構作動特性 

 5 

7.5.1 

サイクル耐久特性 

 5 

7.4 

容量保存特性 

20 

7.10 

長期放置特性 
 放置期間2か月間  
 放置期間6か月間 
 放置期間12か月間 
 放置期間18か月間  

7.3.2 

20 ℃,0.2 It A放電 


32 

C 8708:2019  

 

表29−ボタン形単電池(高回復容量タイプ)の形式検査の試験手順 

区分 

試料数 

参照箇条 

検査及び試験 

不適合品許容数 

区分ごと 

全体 

61 

5.3 

表示 

6.2 

寸法 

7.3.2 

20 ℃,0.2 It A放電 

7.3.2 

20 ℃,1.0 It A放電 

 5 

7.3.3 

0 ℃,0.2 It A放電 

7.3.3 

0 ℃, 
1.0 It A放電(M,J,H,X単電池) 
2.0 It A放電(H,X単電池) 
3.0 It A放電(X単電池) 

 5 

7.7 

過充電特性 

7.8 

ガス排出機構作動特性 

 5 

7.5.1 

サイクル耐久特性 

 5 

7.4 

容量保存特性 

40 

7.10 

長期放置特性 
 放置期間2か月間 
 放置期間6か月間 
 放置期間12か月間 
 放置期間18か月間 

7.3.2 

20 ℃,0.2 It A放電 

 

10.2.2 円筒形単電池の形式検査 

形式検査は,表30及び表31に規定する試験手順及び試料数を使用する。単電池は,A,B,C,D,E,

F及びGの7グループに区分し,試験する。形式検査に必要な単電池の数の合計は,それぞれ46,66と

する。この合計単電池数には,製造上の原因以外で生じる不適合品の発生を考慮して,再試験を可能にす

るため予備の単電池を含む。 

試験は,それぞれの単電池の区分ごとに実施する。全ての単電池は,区分Aの試験を実施し,その後,

表30及び表31に規定する試料数によって無作為に6区分に分割する。 

各区分及び全体での不適合品の許容数は,表30及び表31による。単電池は,一区分ごとの不適合品許

容数又は全体での不適合品許容数を満たさなかった場合に不適合とする。 

 


33 

C 8708:2019  

 

表30−円筒形単電池の形式検査の試験手順 

区分 

試料数 

参照箇条 

検査及び試験 

不適合品許容数 

区分ごと 

全体 

46 

5.3 

表示 

6.1 

寸法 

7.3.2 

20 ℃,0.2 It A放電 

7.3.2 

20 ℃, 
1.0 It A放電(M,J,H及びX円筒形単電池)a) 
5.0 It A放電(H及びX円筒形単電池)a) 
10.0 It A放電(X円筒形単電池) 

 5 

7.3.3 

0 ℃,0.2 It A放電 

7.3.3 

0 ℃, 
1.0 It A放電(M,J,H及びX円筒形単電池)a) 
2.0 It A放電(H及びX円筒形単電池)a) 
3.0 It A放電(X円筒形単電池) 

 5 

7.7 

過充電特性 

7.8 

ガス排出機構作動特性 

 5 

7.5.1 

サイクル耐久特性 

 5 

7.5.2 

連続充電耐久特性 

7.8 

ガス排出機構作動特性 

 5 

7.4 

容量保存特性 

20 

7.10 

長期放置特性 
 放置期間2か月間 
 放置期間6か月間 
 放置期間12か月間 
 放置期間18か月間 

7.3.2 

20 ℃,0.2 It A放電 

注a) T,U,S,R及びI単電池にも適用する。 

 


34 

C 8708:2019  

 

表31−円筒形単電池の形式検査の試験手順(高回復容量タイプ) 

区分 

試料数 

参照箇条 

検査及び試験 

不適合品許容数 

区分ごと 

全体 

66 

5.3 

表示 

6.1 

寸法 

7.3.2 

20 ℃,0.2 It A放電 

7.3.2 

20 ℃, 
1.0 It A放電(M,J,H及びX円筒形単電池)a) 
5.0 It A放電(H及びX円筒形単電池)a) 
10.0 It A放電(X円筒形単電池) 

 5 

7.3.3 

0 ℃,0.2 It A放電 

7.3.3 

0 ℃, 
1.0 It A放電(M,J,H及びX円筒形単電池)a) 
2.0 It A放電(H及びX円筒形単電池)a) 
3.0 It A放電(X円筒形単電池) 

 5 

7.7 

過充電特性 

7.8 

ガス排出機構作動特性 

 5 

7.5.1 

サイクル耐久特性 

 5 

7.5.2 

連続充電耐久特性 

7.8 

ガス排出機構作動特性 

 5 

7.4 

容量保存特性 

40 

7.10 

長期放置特性 
 放置期間2か月間 
 放置期間6か月間 
 放置期間12か月間 
 放置期間18か月間 

7.3.2 

20 ℃,0.2 It A放電 

注a) T,U,S,R及びI単電池にも適用する。 

 

10.2.3 組電池の形式検査 

形式検査は,表32及び表33に規定する試験手順及び試料数を使用する。組電池は,A及びBの2グル

ープに区分し,試験する。形式検査に必要な組電池の数の合計は,それぞれ21,41とする。この合計組電

池数には,製造上の原因以外で生じる不適合品の発生を考慮して,再試験を可能にするため予備の組電池

を含む。 

試験は,それぞれの組電池の区分ごとに実施する。全ての組電池は,区分Aの試験を実施し,その後,

表32及び表33に規定する試料数によって無作為に区分Bに分割する。 

各区分及び全体での不適合品の許容数は,表32及び表33による。組電池は,一区分ごとの不適合品許

容数又は全体での不適合品許容数を満たさなかった場合に不適合とする。 

 


35 

C 8708:2019  

 

表32−組電池の形式検査の試験手順 

区分 

試料数 

参照箇条 

検査及び試験 

不適合品許容数 

区分ごと 

全体 

21 

5.3 

表示 

7.3.2 

20 ℃,0.2 It A放電 

20 

7.10 

長期放置特性 
 放置期間2か月間 
 放置期間6か月間 
 放置期間12か月間 
 放置期間18か月間 

7.3.2 

20 ℃,0.2 It A放電 

 

表33−組電池の形式検査の試験手順(高回復容量タイプ) 

区分 

試料数 

参照箇条 

検査及び試験 

不適合品許容数 

区分ごと 

全体 

41 

5.3 

表示 

7.3.2 

20 ℃,0.2 It A放電 

40 

7.10 

長期放置特性 
 放置期間2か月間 
 放置期間6か月間 
 放置期間12か月間 
 放置期間18か月間 

7.3.2 

20 ℃,0.2 It A放電 

 

10.3 受渡検査 

受渡検査は,個々の単電池の納入時に行う。 

受渡当事者間で特に取決めがない限り,表34に推奨する検査水準及び適合品質水準(AQL)を使用し

て,検査及び試験を行う。 

 


36 

C 8708:2019  

 

表34−受渡検査の望ましい試験の手順 

区分 

参照箇条 

検査 

推奨値 

検査水準 

AQL(%) 

 

外観検査 

 

 

− 

− 機械的損傷があってはならない 

II 

− 

− ケース及び端子に腐食があってはならない 

II 

− 

− 接続タブの数,位置及び溶接強度 a) 

S3 

− 

− ケース及び端子に液状電解液の付着があってはならない 

II 

0.65 

 

物理的検査 

 

 

箇条6 

− 寸法 

S3 

− 

− 質量 a) 

S3 

5.3 

− 表示 

S3 

 

電気的検査 

 

 

− 

− 開路電圧及び極性 a) 

II 

0.65 

7.3.2 

− 20 ℃,0.2 It A放電 

S3 

7.3.2 

− 20 ℃,1.0 It A放電 

S3 

注記 同一単電池での複数の不適合は累積しない。最も厳しいAQLだけに該当するように考慮する。 
注a) 受渡当事者間の取決めによる。 

 

10A 取扱上の注意事項 

必要に応じて,使用者が適正な状態で使用できるよう,次に示す主旨の注意事項及び禁止事項を,単電

池本体,組電池本体,取扱説明書又はその他の適切な方法で表示する。 

a) 単電池又は組電池は短絡してはならない。 

b) 単電池又は組電池に直接はんだ付けしてはならない。 

c) 単電池又は組電池を加熱したり火の中に入れたりしてはならない。 

d) 単電池又は組電池を分解してはならない。 

e) 異なる種類の単電池又は組電池と混用してはならない。 

f) 

単電池又は組電池の極性(+)(−)を間違って使用してはならない。 

g) 指定の充電条件又は指定の充電器で充電する。 

h) その他,単電池又は組電池を適切な状態で使用するために必要な事項。 

 

10B 

単電池又は組電池の再生資源化への依頼 

単電池又は組電池の資源有効利用促進のために,使用者に再生資源化協力を依頼する“文章”を電池本

体,取扱説明書などに表示することが望ましい。 

注記 単電池又は組電池本体へのマーク表示は,5.3に規定している。 

 

 

 

 

参考文献 IEC 60050-482:2004,International Electrotechnical Vocabulary−Part 482: Primary and secondary cells 

and batteries 

IEC 61434,Secondary cells and batteries containing alkaline or other non-acid electrolytes−Guide to 

designation of current in alkaline secondary cell and battery standards 


37 

C 8708:2019  

 

附属書JA 

(参考) 

JISと対応国際規格との対比表 

 

JIS C 8708:2019 ポータブル機器用密閉型ニッケル・水素蓄電池(単電池及び組
電池) 

IEC 61951-2:2017,Secondary cells and batteries containing alkaline or other non-acid 
electrolytes−Secondary sealed cells and batteries for portable applications−Part 2: 
Nickel-metal hydride 

 

(I)JISの規定 

(II)国際 
規格番号 

(III)国際規格の規定 

(IV)JISと国際規格との技術的差異の箇条ごと
の評価及びその内容 

(V)JISと国際規格との技術的差
異の理由及び今後の対策 

箇条番号 
及び題名 

内容 

箇条 
番号 

内容 

箇条ごと 
の評価 

技術的差異の内容 

規格名称 

ポータブル機器用密
閉型ニッケル・水素
蓄電池(単電池及び
組電池) 

 

− 

ポータブル機器用電解
液がアルカリ性又は非
酸性である密閉型二次
電池の単電池及び組電
池,パート2:ニッケル
水素・蓄電池 

変更 

電解液に関わる文言は削除。 

ニッケル・水素蓄電池に特化した
規格のため。 

3 用語及
び定義 

3.6 密閉型ニッケ
ル・水素蓄電池 

 

3.6 

ニッケル・水素単電池 

変更 

IEC規格のニッケル・水素単電池,
ニッケル・水素組電池,密閉型電池
及び携帯用単電池を,JISの密閉型
ニッケル・水素蓄電池(3.6),単電
池(3.7),組電池(3.8)及びトリク
ル充電(3.9)に変更した。JISのポ
ータブル機器用組電池(3.10)は,
この規格で使用してないので題名
だけを記載した。 

ニッケル・水素蓄電池及び密閉型
電池は,本体に記載がなく,密閉
型ニッケル・水素蓄電池を使用し
ているため変更。また,トリクル
充電を追加。利用者の理解を助け
るために,用語の追加をIECに提
案する。 
携帯用電池及びポータブル機器用
組電池は,本体に記載がないため,
削除をIECに提案する。 

3.7 単電池 

3.7 

ニッケル・水素組電池 

変更 

3.8 組電池 

3.8 

密閉型単電池 

変更 

3.9 トリクル充電 

3.9 

携帯用単電池 

変更 

4A 測定
器具 

試験に使用する測定
器具について規定 

 

− 

− 

追加 

各測定項目ごとに測定器具を規定,
追加。 

総合精度を容易に得るために,測
定器具の精度を規定した。IECに
提案する。 

 

 

2

 

C

 8

7

0

8

2

0

1

9

 

 

 

 

 


38 

C 8708:2019  

 

(I)JISの規定 

(II)国際 
規格番号 

(III)国際規格の規定 

(IV)JISと国際規格との技術的差異の箇条ごと
の評価及びその内容 

(V)JISと国際規格との技術的差
異の理由及び今後の対策 

箇条番号 
及び題名 

内容 

箇条 
番号 

内容 

箇条ごと 
の評価 

技術的差異の内容 

5 単電池
及び組電
池の分類
及び表示 

5.1.1.3 円筒形単電
池 

 

5.1.1.3 

円筒形単電池の分類に
ついて。 

追加 

IEC規格にない我が国での形名称
を追加。 
供給業者についての説明を追加。 

我が国の配慮事情による。 

5.3.1 小型角形単電
池又は円筒形単電池 

 

5.3.1 

小型角形単電池又は円
筒形単電池の表示につ
いて。 

追加 

IEC規格にない登録商標を追加。 
電池の資源有効利用のためのマー
ク表示を追加。 

登録商標によって製造業者又は供
給業者が特定できる。IECに提案
する。 
国内法(資源有効利用促進法)に
準拠。 

5.3.2 ボタン形単電
池 

 

5.3.2 

ボタン形単電池の表示
について。 

追加 

IEC規格にない登録商標を追加。 
電池の資源有効利用のためのマー
ク表示を追加。 

登録商標によって製造業者又は供
給業者が特定できる。IECに提案
する。 
国内法(資源有効利用促進法)に
準拠。 

5.3.3 組電池 

 

5.3.3 

組電池の表示について。 追加 

密閉型ニッケル・水素蓄電池の名称
を追加。 
電池の資源有効利用のためのマー
ク表示を追加。 

我が国の配慮事情による。 
国内法(資源有効利用促進法)に
準拠。 

6 寸法 

6.1.1 一般事項 

 

6.1.1 

単電池の寸法について。 追加 

小型角形単電池の,幅と厚さの関係
を追加。 

我が国の配慮事情による。 

6.1.3.1 乾電池と寸
法の互換性がある円
筒形単電池 

 

6.1.3.1 

乾電池と寸法の互換性
がある円筒形単電池の
寸法について。 

追加 

JIS C 8515に適合することを追加。 互換性のある乾電池を明確にする

ため国内規格の参照先を追記。 

6.1.3.2 乾電池と寸
法の互換性がない円
筒形単電池 

 

6.1.3.2 

乾電池と互換性がない
円筒形単電池の寸法に
ついて。 

追加 
変更 

6種類の分類追加と,1種類の分類
誤記修正。 

IECではAmendmentにて対応。 

7 電気的
試験及び
要求特性 

7.2.1 単電池の充電 

 

7.2.1 

単電池の充電方法につ
いて。 

追加 

製造時期の表示について参照項を
追加。 

我が国の配慮事情による。 

 

2

 

C

 8

7

0

8

2

0

1

9

 

 

 

 

 


39 

C 8708:2019  

 

(I)JISの規定 

(II)国際 
規格番号 

(III)国際規格の規定 

(IV)JISと国際規格との技術的差異の箇条ごと
の評価及びその内容 

(V)JISと国際規格との技術的差
異の理由及び今後の対策 

箇条番号 
及び題名 

内容 

箇条 
番号 

内容 

箇条ごと 
の評価 

技術的差異の内容 

7 電気的
試験及び
要求特性 
(続き) 

7.3.2.2 単電池の
20 ℃の放電特性 

 

7.3.2.2 

単電池の20 ℃の放電
特性について。 

変更 

電池分類:J及びJTのデータを追
記。 
電池種によるデータの明記。 
円筒形単電池1.0 ItAでの最小放電
持続時間を従来JISのままとした。
(J:48分間,JT:43分間) 

IECに提案する。 

7.5.1.2 小型角形単
電池,ボタン形単電
池,及び乾電池と寸
法の互換性がない円
筒形単電池 

 

7.5.1.2 

小型角形単電池,ボタン
形単電池,及び乾電池と
寸法の互換性がない円
筒形単電池のサイクル
耐久特性について。 

追加 

b) にLS,MS,円筒形単電池を追
加。 

LS,MSを追加。 
IECに提案する。 

7.5.1.4 乾電池と互
換性がある円筒形単
電池 

 

7.5.1.4 

乾電池と互換性がある
円筒形単電池のサイク
ル耐久特性について。 

変更 

一部の国で使用されている分類で
はなく,JIS C 8500の命名法による
分類に変更。 

乾電池を明確にするため国内規格
の命名法による分類とした。IEC
に提案する。 

7.5.2.2 L,M,J,H
又はX円筒形単電池 

 

7.5.2.2 

L,M,H又はX円筒形
単電池の連続充電耐久
特性について。 

追加 

7.5.2.2にJ円筒形単電池を追加。 

我が国で普及しているJ円筒形単
電池を追加。IECに提案する。 

7.7.2 LT/LU,MT/MU
又はHT/HU円筒形
単電池 

 

7.7.2 

放電持続時間は表9を
呼び出している。 

変更 

表10に規定する放電区分に応じた
値以上に変更。 

IECに提案する。 

7.8 ガス排出機構作
動特性 

 

7.8 

安全装置動作。 

変更 

IEC規格のSafety device operationを
ガス排出機構作動特性とした。 
 
注記を本文に移動した。 

具体的な機能を用語として使用し
なければならないことを,IECに
提案する。技術的差異なし。 
安全に試験を行う上で重要な情報
であるため。 

7.10.1 ボタン形単電
池又は組電池,小型
角形単電池又は組電
池,円筒形単電池又
は組電池 

 

7.10.1 

小型角形単電池又は組
電池,ボタン形単電池又
は組電池,円筒形単電池
又は組電池の長期保存
後の容量回復について。 

変更 

技術的な差異はなし。参照先の項番
を下位の詳細へ変更。 

IECに提案する。 

 

2

 

C

 8

7

0

8

2

0

1

9

 

 

 

 

 


40 

C 8708:2019  

 

(I)JISの規定 

(II)国際 
規格番号 

(III)国際規格の規定 

(IV)JISと国際規格との技術的差異の箇条ごと
の評価及びその内容 

(V)JISと国際規格との技術的差
異の理由及び今後の対策 

箇条番号 
及び題名 

内容 

箇条 
番号 

内容 

箇条ごと 
の評価 

技術的差異の内容 

7 電気的
試験及び
要求特性 
(続き) 

7.10.2 ボタン形単電
池又は組電池,小型
角形単電池又は組電
池,円筒形単電池又
は組電池(高回復容
量タイプ) 

 

7.10.2 

小型角形単電池又は組
電池,ボタン形単電池又
は組電池,円筒形単電池
又は組電池(高回復容量
タイプ)の長期保存後の
回復容量について。 

変更 

技術的な差異はなし。参照先の項番
を下位の詳細へ変更。 

IECに提案する。 

7.13.1 一般事項 
内部抵抗測定の概要
を規定。 

7.13.1 

一般事項。内部抵抗測定
の概要を規定。 

追加 

技術的な差異はなし。 
要求特性ではないため,その値を求
められたときには,ここに記載した
方法で行うことを追加。 

IECに提案する。 

7.13.2 交流内部抵抗
(インピーダンス)
の測定 

7.13.2 

Racの計算式中に単位を

記載(Ω) 

追加 

交流内部抵抗の説明文を追加。 

IECに提案する。 

7.13.3 直流内部抵抗
の測定 

7.13.3 

Rdcの計算式中に単位を

記載(Ω) 

追加 

直流内部抵抗の説明文を追加。 
表25の電池の分類にHRJ電池を追
加。注a)にU,F,I電池を追加。 

我が国で普及しているHRJ電池を
追加。 
U,F,IはIECへの記載漏れ。IEC
に提案する。 

9 安全性
試験及び
要求特性 

− 

 

安全性試験及び要求特
性IEC 62133-1を参照。 

変更 

参照先をJIS C 8712に変更。 

機械的試験及び要求特性の参照を
JISとする。技術的差異なし。 

10 形式
検査及び
受渡検査 

10.2.1 小型角形単電
池及びボタン形単電
池の形式検査 

 

10.2.1 

小型角形単電池及びボ
タン形単電池の形式検
査 

変更 

技術的な差異はなし。 
表26〜表29の区分Dの参照箇条を
7.5.1に変更。 

IEC 61951-1に準拠。 
IECに提案する。 

10.3 受渡検査の推
奨する試験の手順に
ついて規定。 

 

10.3 

受渡検査の推奨する試
験の手順について規定。 

追加 
変更 

表34のA区分の条項(接続タブの
数,位置及び溶接強度),B区分の
条項(質量)及びC区分の条項(開
路電圧及び極性)に“受渡当事者間
の取決めによる。”を追加。 

JISは使用者の利益を重んじ,“受
渡当事者間の取決めによる。”を追
加及び変更。IECに提案する。 

 

2

 

C

 8

7

0

8

2

0

1

9

 

 

 

 

 


41 

C 8708:2019  

 

(I)JISの規定 

(II)国際 
規格番号 

(III)国際規格の規定 

(IV)JISと国際規格との技術的差異の箇条ごと
の評価及びその内容 

(V)JISと国際規格との技術的差
異の理由及び今後の対策 

箇条番号 
及び題名 

内容 

箇条 
番号 

内容 

箇条ごと 
の評価 

技術的差異の内容 

10A 取扱
上の注意
事項 

注意事項を電池本
体,取扱説明書など
に表示することを記
載。 

 

− 

− 

追加 

JISは取扱上の注意事項として8項
目を規定。 

JISは,使用者の危険性を回避す
るための取扱上の注意事項を記
載。 

10B 単電
池又は組
電池の再
生資源化
への依頼 

電池の資源有効利用
促進のためのマーク
表示及び協力依頼の
ための“文章”表示
の推奨。 

 

− 

− 

追加 

再生資源化促進のための依頼表示
を追加。 

資源の有効な利用の促進に関する
法律を考慮し追加。 

 

JISと国際規格との対応の程度の全体評価:IEC 61951-2:2017,MOD 

注記1 箇条ごとの評価欄の用語の意味は,次による。 

− 追加  国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。 
− 変更  国際規格の規定内容を変更している。 

注記2 JISと国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次による。 

− MOD  国際規格を修正している。 

 

2

 

C

 8

7

0

8

2

0

1

9