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B 8366-2 : 2000 (ISO 3322 : 1985) 

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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

まえがき 

この規格は,工業標準化法に基づいて,日本工業標準調査会の審議を経て,通商産業大臣が制定した日

本工業規格である。これによってJIS B 8366 : 1990は廃止され,JIS B 8366-1〜5に置き換えられる。 

JIS B 8366は,次に示す部編成となっている。これらの規格には“油圧・空気圧システム及び機器− シ

リンダ− 構成要素及び識別記号”という共通主タイトルを用いた。 

第1部:シリンダ内径及びピストンロッド径 

第2部:呼び圧力 

第3部:標準ピストンストローク 

第4部:ピストンロッド先端ねじ寸法及び形状 

第5部:識別記号 

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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

日本工業規格          JIS 

B 8366-2 : 2000 

(ISO 3322 : 1985) 

油圧・空気圧システム及び機器− 

シリンダ−構成要素及び識別記号− 

第2部:呼び圧力 

Fluid power systems and components−Cylinders− 

Elements and identification code−Part 2 : Nominal pressures 

序文 この規格は,1985年に発行されたISO 3322, Fluid power systems and components−Cylinders−Nominal 

pressuresを翻訳し,技術的内容及び規格票の様式を変更することなく作成した日本工業規格である。 

なお,この規格で点線の下線を施してある箇所は,原国際規格にはない事項である。 

1. 適用範囲 この規格は,油圧及び空気圧シリンダに使用する呼び圧力を規格化したものである。 

2. 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す

る。これらの引用規格のうちで,発行年を付記してあるものは,記載の年の版だけがこの規格の規定を構

成するものであって,その後の改正版,追補には適用しない。発効年を付記していない引用規格は,その

最新版(追補を含む。)を適用する。 

JIS B 0142 油圧及び空気圧用語 

備考 ISO 5598 : 1985, Fluid power systems and components−Vocabularyからの引用事項は,この規格の

該当事項と同等である。 

3. 単位 

3.1 

圧力単位はMPaとする。barを必要とするときは使用してもよい。 

3.2 

呼び圧力は“…………MPaの圧力”と表現する。 

3.3 

特に指示がない限り呼び圧力はゲージ圧力(大気圧における)とする。 

3.4 

この規格外の呼び圧力を選択したいときは,ISO 2944を参考とするのがよい。 

4. 呼び圧力 呼び圧力は表1から選択するのがよい。 

表1 呼び圧力 

単位 MPa 

0.63 

1.6 

2.5 

6.3 

10 

16 

25 

31.5 

40 

5. 規格適合表示(この規格を使用する場合) この規格に従っている場合には,試験報告書,カタログ

及び販売資料に次の表示を使用する。 

B 8366-2 : 2000 (ISO 3322 : 1985) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

“呼び圧力は,JIS B 8366-2(油圧・空気圧システム及び機器−シリンダ−構成要素及び識別記号−第2

部:呼び圧力)に適合する。” 

整合化本委員会 構成表 

氏名 

所属 

(委員長) 

竹 中 俊 夫 

東京工業大学 名誉教授 

島 田 公 雄 

中央大学 

中 嶋   誠 

通商産業省機械情報産業局 

本 間   清 

工業技術院標準部 

橋 本 繁 晴 

財団法人日本規格協会 

村 井 孝 宣 

財団法人機械振興協会 

吉 松 英 昭 

株式会社神戸製鋼所 

渡 並   直 

トヨタ自動車株式会社 

荒 木 義 昭 

株式会社日平トヤマ 

岡 安 英 雄 

財団法人日本工作機械工業会 

黒 部 昌 徳 

東芝機械株式会社 

藤 田   勝 

石川島汎用機械株式会社 

中 西 康 二 

黒田精工株式会社 

手 塚 昴 宏 

カヤバ工業株式会社 

門   泰 一 

太陽鉄工株式会社 

石 井   進 

内田油圧機器工業株式会社 

山 崎 一 彦 

山信工業株式会社 

平 野 謙 一 

油研工業株式会社 

木 原 和 幸 

株式会社トキメック 

二 見 安 亮 

CKD株式会社 

根 本 圭 介 

三菱電線工業株式会社 

小 池 一 夫 

イハラサイエンス株式会社 

小曽戸   博 

内田油圧機器工業株式会社 

(事務局) 

三 浦 吉 成 

社団法人日本油空圧工業会 

堀 切 俊 彦 

社団法人日本油空圧工業会 

第7原案作成委員会 構成表 

氏名 

所属 

本 間  清 

工業技術院標準部 

橋 本 繁 晴 

財団法人日本規格協会 

(主査) 

門   泰 一 

太陽鉄工株式会社 

赤 井 英 夫 

太陽鉄工株式会社 

小 石 隆 彦 

株式会社堀内機械製作所 

武   雅 兄 

株式会社トキメック 

寺 尾 行 雄 

SMC株式会社 

恒 川 田 一 

CKD株式会社 

(事務局) 

堀 切 俊 彦 

社団法人日本油空圧工業会