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6109-2:2005 (ISO 702-4:2004) 

(1) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

まえがき 

この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,社団法人日本工作機械工業会(JMTBA)/財団

法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格を制定すべきとの申出があり,日本工業

標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本工業規格である。これによってJIS B 6109:1998

は廃止され,この規格及びJIS B 6109-1に置き換えられる。 

制定に当たっては,日本工業規格と国際規格との対比,国際規格に一致した日本工業規格の作成及び日

本工業規格を基礎にした国際規格原案の提案を容易にするために,ISO 702-4:2004,Machine tools - 

Connecting dimensions of spindle noses and work holding chucks - Part 4: Cylindrical connectionを基礎として用

いた。 

この規格の一部が,技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実

用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,

このような技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用新案登

録出願にかかわる確認について,責任はもたない。 

JIS B 6109の規格群には,次に示す部編成がある。 

JIS B 6109-1 工作機械−旋盤の主軸端及びチャックの接続寸法−第1部−円すい接続 

JIS B 6109-2 工作機械−旋盤の主軸端及びチャックの接続寸法−第2部−円筒接続 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

日本工業規格          JIS 

B 6109-2:2005 

(ISO 702-4:2004) 

工作機械−旋盤の主軸端及びチャックの接続寸法−

第2部:円筒接続 

Machine tools - Connecting dimensions of spindle noses  

and work holding chucks - Part 2: Cylindrical connection 

序文 この規格は,2004年に第1版として発行されたISO 702-4, Machine tools - Connecting dimensions of 

spindle noses and work holding chucks - Part 4: Cylindrical connectionを翻訳し,技術的内容及び規格票の様式

を変更することなく作成した日本工業規格である。 

1. 適用範囲 この規格は,円筒主軸端と面板及びチャックとの取付面の互換性のための寸法について規

定する。 

備考 この規格の対応国際規格を,次に示す。 

なお,対応の程度を表す記号は,ISO/IEC Guide 21に基づき,IDT(一致している),MOD

(修正している),NEQ(同等でない)とする。 

ISO 702-4:2004,Machine tools - Connecting dimensions of spindle noses and work holding chucks - 

Part 4: Cylindrical connection (IDT) 

2. 互換性寸法  

2.1 

主軸端の寸法 直径D2のボルト穴数は,主軸端番号3においては6,主軸端番号4〜28においては

12とする。 

  関連寸法は,表1による。 

background image

B 6109-2:2005 (ISO 702-4:2004) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

表 1 主軸端の寸法 

単位 mm 

寸法 

主軸端番号 

11 

15 

20 

28 

90 

115 

140 

170 

220 

300 

380 

520 

720 

公差 

 0 
- 0.010 

 0 
- 0.010 

 0 
- 0.012 

 0 
- 0.012 

 0 
- 0.014 

 0 
- 0.016 

 0 
- 0.018 

 0 
- 0.022 

 0 
- 0.025 

D2 

70.6 

82.6 

104.8 

133.4 

171.4 

235 

330.2 

463.6 

647.6 

M10 

M10 

M10 

M12 

M16 

M20 

M24 

M24 

M30 

16 

20 

22 

25 

28 

35 

42 

48 

56 

14 

17 

19 

22 

25 

32 

37 

42 

50 

0.2 

0.2 

0.2 

0.2 

0.2 

0.2 

0.3 

0.3 

0.3 

background image

B 6109-2:2005 (ISO 702-4:2004) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

2.2 

面板及びチャックの接続面の寸法 2.1の主軸端仕様に対応したチャック及び面板における接続面

の寸法は,表2による。 

穴数は製造業者によって決め,ピッチは主軸の穴に適応した組合せで,30°の倍数とする。 

表 2 面板及びチャックの接続面の寸法 

単位 mm 

寸法 

主軸端番号 

11 

15 

20 

28 

90 

115 

140 

170 

220 

300 

380 

520 

720 

公差 

+0.022 
 0 

+0.022 
 0 

+0.025 
 0 

+0.025 
 0 

+0.029 
 0 

+0.032 
 0 

+0.036 
 0 

+0.044 
 0 

+0.050 
 0 

D2 

70.6 

82.6 

104.8 

133.4 

171.4 

235 

330.2 

463.6 

647.6 

12 

12 

12 

14 

18 

22 

26 

26 

33 

G 最小 

0.2 

0.2 

0.2 

0.2 

0.2 

0.2 

0.3 

0.3 

0.3 

B 6109-2:2005 (ISO 702-4:2004) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

3. 

円筒接続の名称 円筒接続の名称は,次による。 

− JIS B 6109の該当部の番号 

− 円筒接続の主軸端番号 

例 主軸端番号8の名称は,次による。 

JIS B 6109-2 - No. 8