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B 4401-1998  

(1) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

まえがき 

この規格は,工業標準化法に基づいて,日本工業標準調査会の審議を経て,通商産業大臣が改正した日

本工業規格である。これによって,JIS B 4401-1987は改正され,この規格に置き換えられる。 

今回の改正では,国際整合化を図るため,ISO 2250 : 1972 , Finishing reamers for morse and metric tapers , 

with parallel shanks and morse taper shanks(モールステーパ及びメトリックテーパ仕上げ用リーマ)を基礎

として用いた。 

この規格の一部が,技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の

実用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。通商産業大臣及び日本工業標準調査会

は,このような技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用新

案登録出願にかかわる確認について,責任はもたない。 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

日本工業規格          JIS 

B 4401-1998 

モールステーパ及び 

メトリックテーパ用リーマ 

Reamers Reamers for morse and metric tapers ,  

with parallel shanks and morse taper shanks 

序文 この規格は,1972年に第1版として発行されたISO 2250 , Finishing reamers for morse and metric tapers , 

with parallel shanks and morse taper shanksを基に作成した日本工業規格であり,対応国際規格と対応する部

分については,技術的内容を変更することなく作成しているが,対応国際規格には規定されていない規定

項目(定義,種類におけるモールステーパ荒用,品質,試験方法,検査,製品の呼び方及び表示)を追加

している。 

1. 適用範囲 この規格は,JIS B 4003に規定するソケットを加工するために用いる,主として鉄鋼用の

モールステーパ番号0〜7のモールステーパ用並びにメトリック番号4及び6のメトリックテーパ用のリー

マ(以下,リーマという。)について規定する。 

備考 この規格の対応国際規格を,次に示す。 

ISO 2250 : 1972 Finishing reamers for morse and metric tapers , with parallel shanks and morse taper 

shanks 

2. 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによってこの規格の規定の一部を構成する。

これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。 

JIS B 0021 製品の幾何特性仕様 (GPS) −幾何公差表示方式−形状,姿勢,位置及び振れの公差表示

方式 

JIS B 0173 リーマ用語 

JIS B 0401-2 寸法公差及びはめあいの方式−第2部:穴及び軸の公差等級並びに寸法許容差の表 

JIS B 0405 普通公差−第1部:個々に公差の指示がない長さ寸法及び角度寸法に対する公差 

JIS B 0601 表面粗さ−定義及び表示 

JIS B 0614 円すい公差方式 

JIS B 0659 比較用表面粗さ標準片 

JIS B 1011 センタ穴 

JIS B 1501 玉軸受用鋼球 

JIS B 3301 モールステーパゲージ 

JIS B 4002 ストレートシャンク部をもつ回転工具−シャンク径及びシャンク四角部の寸法 

JIS B 4003 モールステーパ部をもつシャンク及びソケット−形状・寸法 

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B 4401-1998  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

JIS B 7503 ダイヤルゲージ 

JIS B 7513 精密定盤 

JIS B 7540 Vブロック 

JIS B 7725 ビッカース硬さ試験−試験機の検証 

JIS B 7726 ロックウェル硬さ試験−試験機の検証 

JIS G 4051 機械構造用炭素鋼鋼材 

JIS G 4403 高速度工具鋼鋼材 

JIS Z 2244 ビッカース硬さ試験−試験方法 

JIS Z 2245 ロックウェル硬さ試験方法 

3. 定義 この規格で用いる主な用語の定義は,JIS B 0173による。 

4. 種類・等級 リーマの種類は,刃のねじれを直刃とし,シャンクの形状によって,プレインストレー

トシャンク及びモールステーパシャンクの2種類とする。また,メトリックテーパは仕上げ用の2種類,

モールステーパは用途によって,仕上げ用及び荒用の4種類とし,表1のとおりとする。 

表1 リーマの種類 

種類 

名称 

用途 

シャンクの形状 

メトリックテーパ仕上げ用 

プレインストレートシャンク 

メトリックテーパ(仕上げ)用(プレイン)ストレートシャンクリーマ 

モールステーパ仕上げ用 

モールステーパ(仕上げ)用(プレイン)ストレートシャンクリーマ 

モールステーパ荒用 

モールステーパ荒用(プレイン)ストレートシャンクリーマ 

メトリックテーパ仕上げ用 

モールステーパシャンク 

メトリックテーパ(仕上げ)用(モールス)テーパシャンクリーマ 

モールステーパ仕上げ用 

モールスァパ(仕上げ)用(モールス)テーパシャンクリーマー 

モールステーパ荒用 

モールステーパ荒用(モールス)テーパシャンクリーマ 

備考 紛らわしくない場合は,表中の名称に括弧を付けた文字を省略してもよい。 

5. 形状・寸法 リーマの形状及び寸法は,表2〜5による。 

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B 4401-1998  

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表2 仕上げ用ストレートシャンクリーマ 

単位 mm 

呼び 

メトリックテ

ーパ番号及び

モールステー

パ番号 

テーパ比 

基準径D 

全長 刃長 基準

径の

位置 

シャンク径d 

参考 

基準寸法 許容差 

基準寸法 許容差  

刃数 

l1 

h9 

D1 

D2 

メトリックテーパ 

番号4×4 

000

.

20

1

4.000 ±0.03 

48 

30 

22 

 4 

−0.030 

− 

− 

− 

メトリックテーパ 

番号6×5 

6.000  

63 

40 

30 

 5 

− 

− 

− 

モールステーパ 

番号0×8 

212

.

19

1

9.045  

93 

61 

48 

 8 

−0.036 

6.547 

9.722  6 

モールステーパ 

番号1×10 

12.065  

102 

66 

50 

10 

9.571 12.863 

モールステーパ 

番号2×14 

17.780  

121 

79 

61 

14 

−0.043 

14.733 18.679  8 

モールステーパ 

番号3×20 

020

.

20

1

23.825  

146 

96 

76 

20 

−0.052 

20.010 24.829 

モールステーパ 

番号4×25 

254

.

19

1

31.267 ±0.06 

179 119 

97 

25 

26.229 32.410 10 

モールステーパ 

番号5×31.5 

(32) 

002

.

19

1

44.399  

222 150 124 

31.5 

(32) 

−0.062 

37.873 45.767 12 

モールステーパ 

番号6×45 

180

.

19

1

63.348  

300 208 176 

45 

54.172 65.016 14 

モールステーパ 

番号7×56 

(7) 

231

.

19

1

83.058  

400 275 240 

56 

−0.074 

70.578 84.878 16 

備考1. 呼び及びモールステーパ番号に括弧を付けたものは,なるべく用いない。 

2. シャンク径dの許容差は,JIS B 0401-2に規定するh9とする。 
3. テーパの精度は,JIS B 0614に規定するAT8とする。 
4. 刃は,原則として不等間隔にするが,直径の測定を容易にするため,相対する刃は軸心を含む同平面上に

あるようにする。 

5. シャンクの四角部は,JIS B 4002による。 
6. センタは,突出しセンタ又はJIS B 1011による。 
7. 全長L及び刃長lの許容差は,JIS B 0405に規定する公差等級c(粗級)とする。 
8. モールステーパ番号に括弧を付けたものは,なるべく用いない。 

参考 量記号は,ISO 2250では基準径をd,シャンク径をd1と表示している。 

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B 4401-1998  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

表3 仕上げ用テーパシャンクリーマ 

単位 mm 

呼び 

メトリックテ

ーパ番号及び

モールステー

パ番号 

テーパ比 

基準径D 

全長 

刃長 

基準

径の

位置 

シャンク部

のモールス

テーパ番号 

参考 

基準寸法 許容差 

テーパ先端径 テーパ先端径 刃数 

l1 

D1 

D2 

メトリックテーパ 

番号4×1 

000

.

20

1

− 

106 

30 

22 

− 

− 

− 

メトリックテーパ 

番号6×1 

− 

116 

40 

30 

− 

− 

− 

モールステーパ 

番号0×1 

212

.

19

1

9.045 ±0.03 

137 

61 

48 

 6.547 

 9.722 

 6 

モールステーパ 

番号1×1 

12.065  

142 

66 

50 

 9.571 

12.863 

モールステーパ 

番号2×2 

17.78 

173 

79 

61 

14.733 

18.679 

 8 

モールステーパ 

番号3×3 

020

.

20

1

 23.825  

212 

96 

76 

20.010 

24.829 

モールステーパ 

番号4×4 

254

.

19

1

31.267 ±0.06 

263 119 

97 

26.229 

32.410 

10 

モールステーパ 

番号5×5 

002

.

19

1

 44.399  

331 150 124 

37.873 

45.767 

12 

モールステーパ 

番号6×5 

180

.

19

1

 63.348  

389 208 176  

54.172 

65.016 

14 

備考1. テーパの精度は,JIS B 0614に規定するAT8とする。 

2. モールステーパシャンクの形状,寸法及び許容差は,JIS B 4003による。 
3. 刃は,原則として不等間隔にするが,直径の測定を容易にするため,相対する刃は軸心を含む同平面上にあ

るようにする。 

4. センタは,突出しセンタ又はJIS B 1011による。 
5. 全長L及び刃長lの許容差は,JIS B 0405に規定する公差等級c(粗級)とする。 
6. メトリックテーパ番号4及びメトリックテーパ番号6の基準径Dの許容差と参考に記載した刃部直径の大端

径D2,先端径D1及び刃数に関してはISO 2250は規定していない。 

参考 量記号は,ISO 2250では基準径をdと表示している。 

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B 4401-1998  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

表4 荒用ストレートシャンクリーマ 

単位 mm 

呼び 

モールステ

ーパ番号 

テーパ比 

基準径D(1) 

全長 

刃長 

基準

径の

位置 

シャンク径d 

参考 

基準寸法 許容差 

基準寸法 許容差 

刃数 

11 

h9 

D1(1) 

D2(1) 

モールステーパ 

番号0×8 

212

.

19

1

 8.795 ±0.03 

93 

61 

48 

 8 

−0.036 

6.297 

9.472 

 6 

モールステーパ 

番号1×10 

11.815   

102 

66 

50 

10 

9.321 12.613 

モールステーパ 

番号2×14 

17.530  

121 

79 

61 

14 

−0.043 

14.483 18.429 

 8 

モールステーパ 

番号3×20 

020

.

20

1

23.575  

146 

96 

76 

20 

−0.052 

19.76 

24.579 

モールステーパ 

番号4×25 

254

.

19

1

31.017 ±0.06 

179 

119 

97 

25 

25.979 32.160 

10 

モールステーパ 

番号5×32 

002

.

19

1

44.149  

222 

150 

124 

32 

−0.062 

37.623 45.517 

12 

モールステーパ 

番号6×45 

180

.

19

1

63.098  

300 

208 

176 

45 

53.922 64.766 

14 

モールステーパ 

番号7×56 

(7) 

231

.

19

1

82.808  

400 

275 

240 

56 

−0.074 

70.328 84.628 

16 

注(1) 刃部直径は,仕上げ用リーマより0.25mm小さい。 
備考1. シャンク径dの許容差は,JIS B 0401-2の規定による。 

2. テーパの精度は,JIS B 0614に規定するAT10とする。 
3. 刃は,原則として不等間隔にするが,直径の測定を容易にするため,相対する刃は軸心を含む同平面上にある

ようにする。 

4. シャンクの四角部は,JIS B 4002による。 
5. センタは,突出しセンタ又はJIS B 1011による。 
6. 全長L及び刃長lの許容差は,JIS B 0405に規定する公差等級c(粗級)とする。 
7. モールステーパ番号に括弧を付けたものは,なるべく用いない。 

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B 4401-1998  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

表5 荒用テーパシャンクリーマ 

単位 mm 

呼び 

モールステ

ーパ番号 

テーパ比 

基準径D(1) 

全長 

刃長 

基準

径の

位置 

シャンク部

のモールス

テーパ番号 

参考 

基準寸法 許容差 

フーパ先端径 テーパ大端径 刃数 

l1 

D1(1) 

D2(1) 

モールステーパ 

番号0×1 

212

.

19

1

 8.795 ±0.03 137 

61 

48 

6.297 

9.472 

 6 

モールステーパ 

番号1×1 

11.815  

142 

66 

50 

9.321 

12.613 

モールステーパ 

番号2×2 

17.53 

173 

79 

61 

14.483 

18.429 

 8 

モールステーパ 

番号3×3 

020

.

20

1

23.575  

212 

96 

76 

19.760 

24.579 

モールステーパ 

番号4×4 

254

.

19

1

31.017 ±0.06 263 119 

97 

25.979 

32.160 

10 

モールステーパ 

番号5×5 

002

.

19

1

44.149  

331 150 124 

37.623 

45.517 

12 

モールステーパ 

番号6×5 

180

.

19

1

63.098  

389 208 176 

53.922 

64.766 

14 

注(1) 刃部直径は,仕上げ用リーマより0.25mm小さい。 
備考1. テーパの精度は,JIS B 0614に規定するAT10とする。 

2. モールステーパシャンクの形状,寸法及び許容差は,JIS B 4003による。 
3. 刃は,原則として不等間隔にするが,直径の測定を容易にするため,相対する同一軸心を含む同平面上にある

ようにする。 

4. センタは,突出しセンタ又はJIS B 1011による。 
5. 全長L及び刃長lの許容差は,JIS B 0405に規定する公差等級c(粗級)とする。 

6. 品質 

6.1 

外観 リーマの外観は,地きず,割れ,有害なまくれ,きず,さび,接合不良などの欠点がなく,

仕上げは良好でなければならない。 

6.2 

表面粗さ リーマの刃部の表面粗さは,8.1の試験を行ったとき,すくい面でJIS B 0601に規定する

1.60μmRa (6.3μmRy) 以下とする。 

6.3 

硬さ リーマの刃部の硬さは,8.2による試験を行ったとき,63HRC以上又は772HV以上とする。

シャンクは,有害な変形及び損傷を起こさないような適切な熱処理を施さなければならない。ただし,シ

ャンク四角部の硬さは,その材料が高速度工具鋼の場合だけ規定し,20HRC又は228HB以上とする。 

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B 4401-1998  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

6.4 

振れ リーマの刃部及びシャンクの振れは,8.3による試験を行ったとき表6による。 

表6 リーマの刃部及びシャンクの振れの公差 

テーパ番号 

外周の振れの公差 

tr 

シャンクの振れの公差 

ts 

MET4,MET6及びMT0〜MT4 

0.02 

0.02 

MT5〜MT7 

0.03 

備考 図示方法は,JIS B 0021による。 

7. 材料 リーマの材料は,JIS G 4403に規定するSKH51,又はこれと同等以上の性能をもつものとする。 

なお,溶接リーマのシャンクの材料は,JIS G 4051に規定するS55C,又はこれと同等以上の性能をもつ

ものとする。 

8. 試験方法 

8.1 

表面粗さ リーマの表面粗さは,目視によってJIS B 0659に規定する比較用表面粗さ標準片と比較

測定する。 

8.2 

硬さ リーマの刃部の硬さは,JIS B 7726に規定するロックウェル硬さ試験機を用いて,JIS Z 2245

に規定する試験方法によって測定する。ただし,ロックウェル硬さ試験機によって測定できない場合は,

JIS B 7725に規定するビッカース硬さ試験機を用いて,JIS Z 2244に規定する試験方法によって測定して

もよい。 

なお,試験機による測定が困難な場合は,やすりによる比較測定を行ってもよい。 

8.3 

振れ リーマの刃部及びシャンクの振れは,ストレートシャンクの場合は,図1のようにリーマを

精密定盤上に置いたセンタ台に取り付け,切れ刃及びシャンクに垂直にダイヤルゲージを当て,また,テ

ーパシャンクの場合は,図2のように,リーマを測定用ゲージに取り付け,精密定盤の上に置いたVブロ

ックで支え,切れ刃に垂直にダイヤルゲージを当て,矢の方向に回しながらダイヤルゲージの指針の動き

を読む。読みの最大値と最小値との差を測定値とする。 

備考1. 精密定盤は,JIS B 7513に規定する1級とする。 

2. ダイヤルゲージは,JIS B 7503に規定する目量0.01mmダイヤルゲージとする。 

3. Vブロックは,JIS B 7540に規定する1級とする。 

4. 測定用ゲージはテーパ穴をもち,その精度はJIS B 3301による。 

測定用ゲージの外周の真円度及びテーパ部と外周との同軸度は,それぞれ2μm以下とする。 

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B 4401-1998  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

5. 鋼球は,JIS B 1501による。 

図1 ストレートシャンクリーマ刃部及びシャンクの振れの測定方法 

図2 テーパシャンクリーマ刃部の振れの測定方法 

9. 検査 リーマの検査は,形状・寸法,外観,表面粗さ,硬さ及び振れについて行い,それぞれ5.及び

6.1〜6.4の規定に適合しなければならない。 

10. 製品の呼び方 リーマの呼び方は,名称,呼び(テーパの種類×シャンク径)及び刃部の材料記号(2)

による。 

例1. メトリックテーパ仕上げ用ストレートシャンクリーマ MET4×4  SKH51 

例2. モールステーパ用ストレートシャンクリーマ     MT3×20  HSS 

例3. モールステーパ荒用テーパシャンクリーマ      MT2×2   HSS-Co 

注(2) 使用材料が,SKH51又はこれと同等の場合はHSSと,また,SKH55又はこれと同等の場合には

HSS-Coと呼んでもよい。 

11. 表示 

11.1 製品の表示 リーマには,刃部を下,又は左側にして,次の事項を横書きに表示する。 

  例1. 

  例2. 

a) 呼び(テーパの種類×シャンク径) 

:MET4×4 

MT3×20 

b) 刃部の材料記号(3) 

:SKH51 

HSS 

c) 製造業者名又はその略号 

B 4401-1998  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

注(3) 使用材料が,SKH51又はこれと同等の場合はHSSと,また,SKH55又はこれと同等の場合にはHSS−Coと表示

してもよい。 

11.2 包装の表示 リーマの包装には,名称及び11.1に規定する事項を表示する。 

国際整合化調査研究委員会 構成表 

氏名 

所属 

(委員長) 

村 田 良 司 

東京理科大学理工学部 

中 嶋   誠 

通商産業省機械情報産業局 

本 間   清 

工業技術院標準部 

伊 藤   哲 

工業技術院機械技術研究所 

橋 本 繁 晴 

財団法人日本規格協会 

野 上   彰 

株式会社不二越 

羽 山 隆 貫 

日立ツール株式会社 

片 桐 泰 典 

株式会社不二越 

日下部 祐 次 

神鋼コベルコツール株式会社 

宮 林 光 行 

株式会社彌満和製作所 

倉 持   建 

日本高周波鋼業株式会社 

舞 田 靖 司 

社団法人日本機械工業連合会 

岡 安 英 雄 

社団法人日本工作機械工業会 

西 村 欣 也 

社団法人日本歯車工業会 

石 川 侑 男 

社団法人日本金型工業会 

安 武 昭 彦 

社団法人日本工作機器工業会 

手 取 正 輝 

いすゞ自動車株式会社川崎工場 

小 峰 武 夫 

コベルコツールエンジニアリング株式会社 

白 土 秀 明 

オーエスジー株式会社 

佐 藤 直 彦 

理研製鋼株式会社 

木 村 育 夫 

株式会社三興製作所 

(事務局) 

平 野 武 治 

日本工具工業会 

西 村 吉麻呂 

日本工具工業会