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B 4114 : 1998 (ISO 10145-1 : 1993) 

(1) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

まえがき 

この規格は,工業標準化法に基づいて,日本工業標準調査会の審議を経て,通商産業大臣が改正した日

本工業規格である。これによって,JIS B 4114 : 1993は改正され,この規格に置き換えられる。 

今回の改正では,国際規格との整合化を図るため,ISO 10145-1 : 1993, End mills with brazed helical 

hardmetal tips−Part 1 : Dimensions of end mills with parallel shankを翻訳し,技術内容及び規格票の様式を変

更することなく採用したものである。 

この規格の一部が,技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の

実用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。通商産業大臣及び日本工業標準調査会

は,このような技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用新

案登録出願にかかわる確認について,責任はもたない。 

JIS B 4114 : 1998には,旧規格であるJIS B 4114 : 1993の一部を記述した附属書がある。 

附属書(参考) J形超硬質合金ろう付けストレートシャンクエンドミル 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

日本工業規格          JIS 

B 4114 : 1998 

(ISO 10145-1 : 1993) 

超硬質合金ろう付け 

ストレートシャンクエンドミル 

End mills with brazed helical hardmetal tips 

−Part 1 : Dimensions of end mills with parallel shank 

序文 この規格の本体は,1993年に発行されたISO 10145-1 : 1993, End mills with brazed helical hardmetal tips

−Part 1 : Dimensions of end mills with parallel shankを翻訳し,技術内容及び規格票の様式を変更することな

く作成した日本工業規格である。 

なお,この規格の本体の中で,点線の下線を施してある“備考”及び“参考”は原国際規格にはない事項

である。また,この規格には原国際規格にはない附属書(参考)として,JIS B 4114-1993の一部を記述し

たものがある。 

1. 適用範囲 この規格は,超硬質合金ねじれ刃をろう付けしたストレートシャンクエンドミル(以下,

エンドミルという)の一般的な寸法について規定する。 

この規格が規定するエンドミルのシャンク部は,次の2種類とする。 

− JIS B 4005に規定されたR形のプレインストレートシャンクエンドミル及びフラット付きストレー

トシャンクエンドミル 

この規格は,ねじれ角,ねじれの左右,及び溝の数とは無関係に適用される。 

備考 超硬質合金とは,超硬合金,サーメット,超微粒子超硬合金,及びそれらに炭化物,窒化物,

酸化物などを被覆した合金の総称。 

2. 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の一部を構成する。こ

の引用規格は,その最新版(追補を含む)を適用する。 

JIS B 4005 フライス用ストレートシャンク部−形状・寸法 

備考 ISO 3338-1 : 1996, Cylindrical shanks for milling cutters−Part 1 : Dimensional characteristics of 

plain cylindrical shanks及びISO 3338-2 : 1996, Cylindrical shanks for milling cutters−Part 2 : 

Dimensional characteristics of flatted cylindrical shanksからの引用事項は,この規格の該当

事項と同等である。 

3. 形状・寸法 表1に示す。 

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B 4114 : 1998 (ISO 10145-1 : 1993) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

表1 エンドミルの形状及び寸法 

単位 mm 

外径 D 

刃長 l 

シャンク径 d 

全長 L 

基準寸法 

許容差 k12 

寸法 

許容差 

基準寸法 

許容差 

12 

018

.0

+

20 

02

12 

75 

02

25 

80 

16 

16 

88 

32 

95 

20 

021

.0

+

20 

97 

40 

105 

25 

03

25 

111 

50 

121 

32 

025

.0

+

40 

32 

120 

50 

130 

40 

40 

140 

63 

153 

備考1. プレインストレートシャンクの形状,寸法及び許容差は,JIS B 4005の5.形状・寸法の表1のR

形による。 

2. フラット付きストレートシャンクの形状,寸法及び許容差は,JIS B 4005の5.形状・寸法の表2

による。 

参考1. 外径Dの許容差は,JIS B 0401-2による。 

2. 量記号は,ISO 10145-1では外径Dをd,シャンク径dをd1と表示している。 

関連規格 JIS B 0170-1993 切削工具用語(基本) 

JIS B 0172-1993 フライス用語 

JIS B 0401-2 寸法公差及びはめあいの方式−第2部:穴及び軸の公差等級並びに寸法許容差の

表 

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B 4114 : 1998 (ISO 10145-1 : 1993) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

附属書(参考) J形超硬質合金ろう付け 

ストレートシャンクエンドミル 

序文 この附属書(参考)は,本体に規定されていない項目について記述するものであり,規定の一部で

はない。 

1. 適用範囲 この附属書(参考)は,旧規格であるJIS B 4114-1993に規定されたJ形超硬質合金ろう付

けストレートシャンクエンドミル(以下,J形エンドミルという。)について記述する。 

2. 引用規格 この附属書(参考)では,本体で引用している規格のほか,次の規格を引用する。これら

の引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。 

JIS B 0021 製品の幾何特性仕様 (GPS) −幾何公差表示方式−形状,姿勢,位置及び振れの公差表示

方式 

JIS B 0405 普通公差−第1部:個々に公差の指示がない長さ寸法及び角度寸法に対する公差 

JIS B 0601 表面粗さ−定義及び表示 

JIS B 0659 比較用表面粗さ標準片 

JIS B 1011 センタ穴 

JIS B 1501 玉軸受用鋼球 

JIS B 4053 切削用超硬質工具材料の使用分類及び呼び記号の付け方 

JIS B 7153 測定顕微鏡 

JIS B 7502 マイクロメータ 

JIS B 7503 ダイヤルゲージ 

JIS B 7507 ノギス 

JIS B 7513 精密定盤 

JIS B 7517 ハイトゲージ 

JIS B 7526 直角定規 

JIS B 7540 Vブロック 

3. 種類 J形エンドミルの種類は,中心刃の有無,刃数によって附属書表1のとおりとする。 

附属書表1 種類 

種類 

刃数 

中心刃付き 

中心刃なし 

4. 形状・寸法 J形エンドミルの形状・寸法は,付属書表2及び付属書表3による。 

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B 4114 : 1998 (ISO 10145-1 : 1993) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

附属書表2 J形エンドミルの形状・寸法(中心刃付き) 

単位 mm

外径 D 

刃数 Z 

シャンク径 d 

全長 

シャンク長 

ls 

刃長 

首径 

dn 

センタ 
穴呼び 

基準寸法 許容差 

2枚 

3枚 

基準寸法 許容差 h8 

10 

005
.0

○ 

− 

12 

0027
.0

80 

56 

20 

〜11.5

1.6 

11 

○ 

− 

8.5 〜11.5

12 

○ 

− 

〜11.5

14 

○ 

○ 

16 

95 

60 

25 

10.5 〜15.5

15 

○ 

○ 

11.5 〜15.5

16 

○ 

○ 

12 

〜15.5

18 

○ 

○ 

20 

0033
.0

115 

70 

32 

14 

〜19.5

2.5 

20 

○ 

○ 

16 

〜19.5 

22 

○ 

○ 

18 

〜19.5 

24 

○ 

○ 

25 

125 

40 

19.5 〜24.5 

○ 

○ 

140 

85 

25 

○ 

○ 

125 

70 

20.5 〜24.5 

○ 

○ 

140 

85 

28 

○ 

○ 

125 

70 

23 

〜24.5 

○ 

○ 

140 

85 

30 

○ 

○ 

32 

0039
.0

150 

50 

25 

〜31.5 

32 

○ 

○ 

27 

〜31.5 

35 

○ 

○ 

30 

〜31.5 

38 

○ 

○ 

○ 

○ 

40 

33 

〜39.5 

○ 

○ 

(42) 

33 

〜41.5 

40 

○ 

○ 

32 

30 

〜31.5 

○ 

○ 

40 

35 

〜39.5 

○ 

○ 

(42) 

35 

〜41.5 

45 

○ 

○ 

32 

160 

63 

30 

〜31.5 

○ 

○ 

40 

35 

〜39.5 

○ 

○ 

(42) 

35 

〜41.5 

50 

○ 

○ 

32 

30 

〜31.5 

○ 

○ 

40 

35 

〜39.5 

○ 

○ 

(42) 

35 

〜41.5 

備考1. 全長L及びシャンク長lsの許容差は,JIS B 0405に規定する粗級とする。 

2. センタ穴は,JIS B 1011に規定する60°センタ穴B形又はC形とする。 
3. 中心刃は,ほぼ回転中心を通り,反対側へ余裕をもって伸びていること。 
4. 中心刃と外周刃の接続方法は自由であるが,接続部は可能な限りすきまがなくつながっていること。 
5. 外周刃のねじれは右ねじれとし,ねじれ角は約30°とする。 
6. コーナ部には,面取りを付けてもよい。 
7. 底刃は,中低を付けるのがよい。 

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B 4114 : 1998 (ISO 10145-1 : 1993) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

8. 外周刃のマージン幅は,0.05mm以下とする。 
9. ボディの剛性を損なわない程度に,使用上十分なチップポケットを設ける。 
10. ストレートシャンクと首とは,滑らかにつながっていなければならない。 
11. 寸法に括弧を付けたものはなるべく用いない。 
12. 刃数は○印のあるものを対象とする。 

附属書表3 J形エンドミルの形状・寸法(中心刃なし) 

単位 mm 

外径 D 

刃数 Z 

シャンク径 d 

全長 

シャンク長 

刃長 

首径 

センタ 

穴呼び 

基準寸法 許容差 

4枚 

6枚 

基準寸法 

許容差 h8 

ls 

dn 

14 

±0.05 

○ 

− 

16 

0027
.0

95 

60 

25 

10.5 〜15.5 

15 

○ 

− 

11.5 〜15.5 

16 

○ 

− 

12 〜15.5 

18 

○ 

− 

20 

0033
.0

115 

70 

32 

14 〜19.5 

2.5 

20 

○ 

− 

16 〜19.5  

22 

○ 

− 

18 〜19.5  

24 

○ 

− 

25 

125 

40 

19.5 〜24.5  

○ 

− 

140 

85 

  

25 

○ 

− 

125 

70 

20.5 〜24.5  

○ 

− 

140 

85 

23 〜24.5  

28 

○ 

− 

125 

70 

  

○ 

− 

140 

85 

  

30 

○ 

− 

32 

0039
.0

150 

50 

25 〜31.5  

32 

○ 

− 

27 〜31.5  

35 

○ 

− 

30 〜31.5  

38 

○ 

− 

  

○ 

− 

40 

33 〜39.5  

○ 

− 

(42) 

33 〜41.5  

40 

○ 

− 

32 

30 〜31.5  

○ 

− 

40 

35 〜39.5  

○ 

− 

(42) 

35 〜41.5  

45 

○ 

− 

32 

160 

63 

30 〜31.5  

− 

○ 

40 

35 〜39.5  

− 

○ 

(42) 

35 〜41.5  

50 

− 

○ 

32 

30 〜31.5  

− 

○ 

40 

35 〜39.5  

− 

○ 

(42) 

35 〜41.5  

備考1. 全長L及びシャンク長lsの許容差は,JIS B 0405に規定する粗級とする。 

2. センタ穴は,JIS B 1011に規定する60°センタ穴B形又はC形とする。 
3. 外周刃のねじれは右ねじれとし,ねじれ角は約30°とする。 
4. コーナ部には,面取りを付けてもよい。 
5. 底刃は,中低を付けるのがよい。 
6. 外周刃のマージン幅は,0.05mm以下とする。 

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B 4114 : 1998 (ISO 10145-1 : 1993) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

7. ボディの剛性を損なわない程度に,使用上十分なチップポケットを設ける。 
8. ストレートシャンクと首とは,滑らかにつながっていなければならない。 
9. 寸法に括弧を付けたものはなるべく用いない。 
10. 刃数は○印のあるものを対象とする。 

5. 品質 

5.1 

外観 J形エンドミルの外観は,6.2の試験を行ったとき,附属書表4による。 

附属書表4 外観 

区分 

品質項目 

条件 

チップ部 

きず,割れ 

使用上,有害な欠点があってはならない。 

刃先の仕上げ 

チップの切れ刃部分は,研削仕上げとする。 
表面粗さは,JIS B 0601に規定する0.40μmRa (1.6μmRy) とし,

切れ刃に有害なだれ,刃こぼれがあってはならない。 

ろう付けの状態 

使用上,有害な割れ,ろう切れなどの欠点があってはならない。 

ボデー部 

きず,まくれ,割れ 使用上,有害な欠点があってはならない。 

仕上げ 

ストレートシャンク部は適当な逃げ部を除いて研削仕上げと
し,表面粗さは,JIS B 0601に規定する0.80μmRa (3.2μmRy) と

する。 

5.2 

振れ J形エンドミルの刃部の振れは,6.3の試験を行ったとき,附属書表5による。 

附属書表5 刃部の振れ公差 

備考 図示方法は,JIS B 0021による。 

単位 mm 

項目 

公差 

外周刃の振れの公差tr 

0.032 

底刃の振れの公差ta 

0.040 

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B 4114 : 1998 (ISO 10145-1 : 1993) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

6. 試験方法 

6.1 

形状・寸法 J形エンドミルの形状及び寸法は附属書表6に示す方法で測定する。 

附属書表6 形状及び寸法の測定方法 

番号 

項目 

測定方法 

測定方法図 

測定器具 

外径 D 

a) 全数刃が2,4又は6枚の

場合,対向する外周刃間の
距離をマイクロメータな
どで測定する。 

b) 3枚刃の場合,3点マイク

ロメータなどで測定する。 

JIS B 7502に規定するマ
イクロメータ 

シャンク径 d 

マイクロメータで測定する。 

JIS B 7502に規定するマ
イクロメータ 

全長 L 

ハイトゲージ,ノギスなどで測
定する。 

JIS B 7517に規定するハ
イトゲージ 
JIS B 7507に規定するノ
ギス 

シャンク長 ls 

ハイトゲージ,ノギスなどで測
定する。 

JIS B 7517に規定するハ
イトゲージ 
JIS B 7507に規定するノ
ギス 

底刃の中低 

精密定盤上にVブロックを載
せ,Vブロック上にエンドミル
のシャンク部を載せて,コーナ
部が最下点になるように保持
し,定盤上に直角定規を置いて
コーナ部に軽く当て,底刃にす
き間があることを確認する。 

JIS B 7513に規定する精
密定盤 
JIS B 7526に規定する2
級の直角定規 
JIS B 7540に規定する1
級のVブロック 

外周刃のマージン 

tm 

測定顕微鏡などで測定する。 

JIS B 7153に規定する測
定顕微鏡 

中心刃 

中心刃(センタカット刃ともい
う。)の有効長さをノギスなど
で測定する。 

JIS B 7507に規定するノ
ギス 

6.2 

外観 J形エンドミルの外観は,附属書表7に示す方法で測定する。 

附属書表7 外観の測定方法 

番号 

項目 

測定方法 

測定器具 

チップ部 きず,割れ 

目視又は拡大鏡によっ
て観察する。 

10倍程度の拡大鏡 

刃先の仕上げ 

粗さ標準片との比較に
よって観察する。 

JIS B 0659に規定する比
較用表面粗さ標準片 

ろう付けの状態 

目視又は拡大鏡によっ
て観察する。 

10倍程度の拡大鏡 

ボデー部 きず,まくれ,割れ 目視又は拡大鏡によっ

て観察する。 

10倍程度の拡大鏡 

仕上げ 

粗さ標準片との比較に
よって観察する。 

JIS B 0659に規定する比
較用表面粗さ標準片 

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B 4114 : 1998 (ISO 10145-1 : 1993) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

6.3 

振れ J形エンドミルの刃部の振れは,附属書図1のように精密定盤に置いたVブロック上にエン

ドミルのシャンク部を載せ,固定板とエンドミルセンタ穴との間に鋼球を入れ,鋼球を押し付けるように

しながらエンドミルのシャンクを静かに回転させ,外周刃及び底刃にほぼ直角にダイヤルゲージを当て,

各刃におけるダイヤルゲージの値を読み取り,その最大値と最小値の差を求めることによって測定する。 

備考1. 精密定盤は,JIS B 7513に規定する1級とする。 

2. ダイヤルゲージは,JIS B 7503に規定する目量0.001mmのものとする。 

3. Vブロックは,JIS B 7540に規定する1級とする。 

4. 鋼球は,JIS B 1501に規定する等級20とする。 

附属書図1 刃部の振れの測定方法 

7. 検査 J形エンドミルの検査は,形状・寸法,外観及び振れについて行い,それぞれ4.,5.1及び5.2

の記述に適合しなければならない。 

8. 製品の呼び方 J形エンドミルの呼び方は,規格名称と刃数Zとを組み合わせたもの,記号J,外径

D,シャンク径d,材料記号(1),及び使用分類記号(2)による。 

なお,使用分類記号には,材種記号(3)を追加してもよい。 

例 超硬質合金ろう付けストレートシャンク2枚刃エンドミル J 10×12 HW-K10 

注(1) JIS B 4053に規定する材料を表す記号をいう。ただし,超硬合金を表す記号HWを省略しても

よい。 

(2) JIS B 4053に規定する使用分類記号をいう。 

(3) 材料の使用業者が定めた材種記号をいう。 

9. 表示 

9.1 

製品の表示 J形エンドミルには次の事項を容易に消えない方法で表示する。 

a) 記号J 

b) 外径D 

c) 使用分類記号(2)又は材種記号(3) 

d) 製造業者名又はその略号 

9.2 

包装の表示 J形エンドミルの包装には,名称及び9.1に記述する事柄を明記する。 

B 4114 : 1998 (ISO 10145-1 : 1993) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

超硬工具JIS原案作成委員会 構成表 

氏名 

所属 

(委員長) 

竹 山 秀 彦 

東京農工大学名誉教授 

村 田 良 司 

東京理科大学 

佐 藤   素 

技術士 

中 島   誠 

通商産業省機械情報産業局 

本 間   清 

工業技術院標準部 

橋 本 繁 晴 

財団法人日本規格協会技術部 

手 取 正 輝 

いすゞ自動車株式会社川崎工場 

吉 村 博 仁 

トヨタ自動車株式会社第一生技部 

向 井   稔 

オークマ株式会社製造部 

岡 安 英 雄 

社団法人日本工作機械工業会 

上 垣 健 一 

三菱電機株式会社系統変電・交通システム事業所 

安 武 昭 彦 

社団法人日本工作機器工業会 

羽 山 隆 貫 

日本工具工業会 

嶋 野 高 正 

三菱マテリアル株式会社技術開発センター 

藤 本 勝 廣 

ダイジェット工業株式会社技術部 

矢 野 幸 平 

日立ツール株式会社技術本部 

高 木 伸 興 

京セラ株式会社機械工具事業部 

絹 川 達 治 

日本特殊陶業株式会社機械工具事業部 

吉 田 裕 三 

東芝タンガロイ株式会社技術本部 

福 田 雅 秀 

冨士ダイス株式会社生産本部 

御 園 一 郎 

超硬工具協会 

木 村 良 彦 

三菱マテリアル株式会社加工事業本部超硬製品部 

宇和川 成 人 

マコトロイ工業株式会社工具部 

沖 野 捷 男 

東京タングステン株式会社粉末製品事業部 

前 田   淳 

住友電気工業株式会社粉末合金事業部開発部 

(事務局) 

関 口 紳一郎 

超硬工具協会 

超硬工具JIS原案作成分科会 構成表 

氏名 

所属 

(主査) 

嶋 野 高 正 

三菱マテリアル株式会社技術開発センター 

藤 本 勝 廣 

ダイジェット工業株式会社技術部 

福 田 雅 秀 

冨士ダイス株式会社生産本部 

矢 野 幸 平 

日立ツール株式会社技術本部 

高 木 伸 興 

京セラ株式会社機械工具事業部 

宇和川 成 人 

マコトロイ工業株式会社工具部 

木 村 良 彦 

三菱マテリアル株式会社加工事業本部超硬製品部 

絹 川 達 治 

日本特殊陶業株式会社機械工具事業部 

吉 田 裕 三 

東芝タンガロイ株式会社技術本部 

前 田   淳 

住友電気工業株式会社粉末合金事業部開発部 

沖 野 捷 男 

東京タングステン株式会社粉末製品事業部 

御 園 一 郎 

超硬工具協会 

(事務局) 

関 口 紳一郎 

超硬工具協会