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B 0148:2006  

(1) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

まえがき 

この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,社団法人日本産業

機械工業会 (JSIM)/財団法人日本規格協会 (JSA) から,工業標準原案を具して日本工業規格を改正すべ

きとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格である。こ

れによってJIS B 0148 : 1998は改正され,この規格に置き換えられる。 

今回の改正では,新しい巻上機の種類,仕様などを追加し,一般化した用語を大幅に削除し,巻上機で

用いる用語を整理した。 

この規格の一部が,技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の

実用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会

は,このような技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用新

案登録出願にかかわる確認について,責任をもたない。 

B 0148:2006  

(2) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

目 次 

ページ 

序文 ··································································································································· 1 

1. 適用範囲 ························································································································ 1 

2. 引用規格 ························································································································ 1 

3. 分類 ······························································································································ 2 

4. 用語及び定義 ·················································································································· 2 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

日本工業規格          JIS 

B 0148:2006 

巻上機−用語 

Lifting equipment-Terminology 

序文 この規格は,1984年に第1版として制定され,1993年及び1998年に改正された。巻上機の用語及

びその定義を統一し,かつ,分類して作成した日本工業規格である。 

なお,巻上機の用語に関連した対応国際規格はない。 

1. 適用範囲 この規格は,チェーンブロック,チェーンレバーホイスト,ワイヤ式レバーホイスト,電

気チェーンブロック,電気ホイスト,電動ウインチ,空気チェーンホイストなどの巻上機(以下,巻上機

という。),巻上用関連品(スリング及び附属品を含む。)などに関連する用語及びその定義について規定す

る。 

2. 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す

る。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。 

JIS B 0101 ねじ用語 

JIS B 2803 フック 

JIS B 2809 ワイヤグリップ 

JIS B 8802 チェーンブロック 

JIS B 8812 チェーンブロック用リンクチェーン 

JIS B 8813 電動ウインチ 

JIS B 8815 電気チェーンブロック 

JIS B 8816 巻上用チェーンスリング 

JIS B 8817 ワイヤロープスリング 

JIS B 8818 ベルトスリング 

JIS B 8819 チェーンレバーホイスト 

JIS B 8841 リンクチェーンのじん(靭)性試験−チェーンリンク衝撃試験方法 

JIS C 0930 電気機器の防爆構造総則 

JIS C 0931 電気機器の耐圧防爆構造 

JIS C 0932 電気機器の内圧防爆構造 

JIS C 0934 電気機器の安全増防爆構造 

JIS C 4034-1 回転電気機械−第1部:定格及び特性 

JIS C 9620 電気ホイスト 

JIS C 60079-0 爆発性雰囲気で使用する電気機械器具−第0部:一般要件 

JIS G 3525 ワイヤロープ 

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B 0148:2006  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

3. 分類 用語の分類は,次による。 

a) 共通の用語 

1) 種類 

2) 仕様及び負荷 

3) 管理 

4) 構成部品 

5) 機能及び操作 

6) 試験及び検査 

b) 種類別の用語 

1) チェーンブロック 

2) チェーンレバーホイスト 

3) ワイヤ式レバーホイスト 

4) 電気チェーンブロック 

5) 電気ホイスト 

6) 電動ウインチ 

7) 空気チェーンホイスト・空気ワイヤホイスト 

8) 巻上用関連品(スリング及び附属品を含む。) 

4. 用語及び定義 用語及び定義は,次による。 

なお,参考として,対応英語,慣用語及び図を示す。 

備考 用語の下に( )を付けて示してあるのは,読み方である。 

a) 共通の用語 

1) 種類 

番号 

用語 

定義 

参考 

対応英語 

慣用語 

1000 

巻上機 

荷の巻上げ・巻下げ・走行・横行・横引きなどを目的
に使用する装置の総称。 

lifting equipment 

1050 

ホイスト 

電気チェーンブロック,電気ホイストなどの装置の総
称。原動機,減速装置,巻上装置(ワイヤロープ式に
おけるドラム,チェーン式におけるロードシーブ),
フックブロック,制御装置などを,ベースを使用せず
に,一体にまとめた巻上装置。横行装置を備えたもの
もある。 

motor driven hoist, 
power driven hoist 

1100 

チェーンブロック 

ロードチェーンがかみ合っているロードシーブを,減
速機構,制動機構を介して手鎖車を操作することによ
って,荷を巻上げ・巻下げする装置。 

備考 JIS B 8802及び参考付図1 1) 参照。 

hand chain operated 

chain hoist, 

hand chain block 

1210 

チェーンレバーホイ

スト 

レバーの反復操作によって,荷の巻上げ・巻下げ・横
引きなどを行う装置。ロードチェーンとしてリンクチ
ェーン又はローラチェーンが使用される。 

備考 JIS B 8819及び参考付図1 2) 参照。 

chain lever hoist, 
manually operated 

lever hoist 

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B 0148:2006  

  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

番号 

用語 

定義 

参考 

対応英語 

慣用語 

1220 

ワイヤ式レバーホイ

スト 

レバーの反復操作によって,ワイヤロープを使用して
荷の巻上げ・巻下げ・横引きなどを行う装置。手動又
は油圧駆動によるものがある。 

備考 参考付図1 3) 及び4) 参照。 

wire rope lever hoist  

1300 

電気チェーンブロッ

ク 

電動機を用い,ロードチェーンがかみ合っているロー
ドシーブを減速回転させて,荷の巻上げ・巻下げを行
う装置。 

備考 JIS B 8815,参考付図1 5) 及び19) 参照。 

electric chain hoist 

1310 

空気チェーンホイス

ト 

エアモータを用い,ロードチェーンがかみ合っている
ロードシーブを減速回転させて,荷の巻上げ・巻下げ
を行う装置。 

備考 参考付図1 10) 参照。 

air chain hoist, 
pneumatic chain hoist 

エアホイ

スト 

1400 

電気ホイスト 

電動機を用い,ワイヤロープを巻き付けてあるドラム
を減速回転させて,荷の巻上げ・巻下げを行う装置。 

備考 JIS C 9620及び参考付図1 6) 参照。 

electric wire rope 

hoist 

1410 

電気ベルトホイスト 電動機を用い,合成繊維で作られたベルトを巻き付け

てあるドラムを減速回転させて,荷の巻上げ・巻下げ
を行う装置。 

備考 参考付図1 8) 参照。 

electric belt hoist 

1420 

手動ワイヤロープホ

イスト 

手鎖を用い,ワイヤロープを巻き付けてあるドラムを
減速回転させて,荷の巻上げ・巻下げを行う装置。 

備考 参考付図1 9) 参照。 

manually operated 

wire rope hoist 

1430 

空気ワイヤホイスト エアモータを用い,ワイヤロープを巻き付けてあるド

ラムを減速回転させて,荷の巻上げ・巻下げを行う装
置。 

air wire rope hoist, 
pneumatic wire rope 

hoist 

1500 

電動ウインチ 

電動機を用い,ベース又は台車(クラブ)の上に減速
機,ドラム(巻胴),ブレーキを配置し,ワイヤロー
プなどをドラムに巻き取り,荷の巻上げ・巻下げ・横
引きなどを行う装置。 

備考 JIS B 8813及び参考付図1 7) 参照。 

electric winch 

1510 

空気ウインチ 

エアモータを用い,ワイヤロープを巻き付けてあるド
ラム又はワイヤロープのつかみ装置を減速回転させ
て,荷の巻上げ・巻下げ・横引きなどを行う装置。 

pneumatic winch 

1520 

油圧ウインチ 

油圧モータを用い,ワイヤロープを巻き付けてあるド
ラムを回転させて,荷の巻上げ・巻下げ・横引きなど
を行う装置。 

備考 参考付図1 12) 参照。 

hydraulic winch 

1530 

手動ウインチ 

手動ハンドルを用い,ワイヤロープを巻き付けてある
ドラムを回転させて,荷の巻上げ・巻下げなどを行う
装置。 

備考 参考付図1 13) 参照。 

manually operated 

winch 

1550 

バキュームホイスト ブロア,コンプレッサ,真空ポンプなどを使用し,ホ

ース内に負圧を発生させて,荷の吸着脱と巻上げ・巻
下げを行う装置。 

備考 参考付図1 11) 参照。 

vacuum hoist 

1620 

スリング 

玉掛け用具の総称。 

sling 

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B 0148:2006  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

番号 

用語 

定義 

参考 

対応英語 

慣用語 

1630 

つりクランプ 

つり荷の質量と,カム及びリンク機構の作用によっ
て,鋼材などのつり上げ及び運搬に用いる装置。a) 縦
づりクランプ(くわえ口が鉛直),b) 横づりクランプ
(くわえ口が水平),c) ねじ式クランプ(締付けねじ
でつり荷を締付け),d) 無きず(傷)クランプ(つり
荷に無駄なきずが付かない)などがある。 

備考 参考付図1 51) 参照。 

lifting clamp 
a) vertical lifting 

clamp 

b) lateral lifting 

clamp 

c) screw clamp 
d) non-marring lifting 

clamp 

クランプ 

1640 

チェーンスリング 

リンクチェーンを用いたスリング。 

備考 JIS B 8816及び参考付図1 15) 参照。 

chain sling 

1650 

ワイヤロープスリン

グ 

ワイヤロープを用いたスリング。 

備考 JIS B 8817及び参考付図1 16) 参照。 

wire rope sling 

1660 

ベルトスリング 

合成繊維で作られたベルトを用いたスリング。 

備考 JIS B 8818及び参考付図1 17) 参照。 

webbing sling 

1670 

ラウンドスリング 

合成繊維のより糸をエンドレスに回旋した心体を織
物で被覆したスリング。 

備考 参考付図1 14) 参照。 

round sling 

1710 

定置式 

巻上機を定位置において使用する方式。 

備考 参考付図1 18) 及び19) 参照。 

stationary type 

1715 

据置形 

巻上機をフレームなどで固定して使用する形態。 

備考 JIS B 8815,JIS C 9620及び参考付図1 18) 

参照。 

frame mounted type 

1720 

懸垂形 

巻上機を懸垂して使用する形態。 

備考 JIS B 8802,JIS B 8815,JIS C 9620及び参

考付図1 19) 参照。 

suspended type 

1730 

トロリ式 

巻上機をトロリによって横行する方式。トロリに上フ
ックなどを使用して,巻上機を懸垂したもの(トロリ
式),上フックなどを使用せず直接結合したもの(ト
ロリ結合式)がある。 

備考 JIS B 8802,JIS B 8815,JIS C 9620及び参

考付図1 5) 参照。 

trolley type, 
trolley suspended 

type 

1731 

ロープトロリ式 

巻上げ用ワイヤロープを掛けたトロリが,横行する方
式。モータ駆動方式と,横行用ウインチ方式とがある。 

備考 参考付図1 20) 参照。 

rope trolley type 

1732 

手押横行式 

巻き上げた荷を押して,横行する方式。 

備考 JIS B 8802,JIS B 8815及びJIS C 9620参

照。 

plain trolley type 

プレント

ロリ式 

1733 

鎖動横行式 

(さどうおうこう
しき) 

手鎖の操作によって,巻上機を横行する方式。 

備考 JIS B 8802,JIS B 8815及びJIS C 9620参

照。 

geared trolley type 

ギヤード

トロリ
式 

1734 

電動横行式 

電動機によって,巻上機を横行する方式。 

備考 JIS B 8815,JIS C 9620及び参考付図1 6) 

参照。 

motorized trolley 

type 

電気トロ

リ式, 

電動トロ

リ式 

1735 

空気横行式 

エアモータによって,巻上機を横行する方式。 

pneumatic trolley 

type 

エアトロ

リ式 

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B 0148:2006  

  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

番号 

用語 

定義 

参考 

対応英語 

慣用語 

1740 

ホイスト式 

巻上装置にホイストを用いた方式。横行装置を備えた
ホイストを単独で用いた方式,y及び横行装置をもた
ないホイストと横行台車とを組み合わせた方式のも
のがある。 

motor driven hoist 

type 

1745 

モノレール式 

固定されたI形鋼などのレールに沿って巻上機が横行
する方式。 

monorail type 

テルハ 

1750 

軽量形クレーン 

けた,走行レールに鋼板成形材,軽量形鋼,アルミニ
ウム成形材などを使用し,建屋のはり(梁)などに直
接取り付けできる軽荷重搬送用クレーン。 

備考 参考付図1 21) 及び22) 参照。 

light crane 

1760 

サスペンション式ク

レーン 

I形鋼などのガーダの下部フランジをレールとして,
巻上機が横行する方式。 

suspension type 

1765 

トップランニング式

クレーン 

ガーダの上部に取り付けられたレールを,巻上機が横
行する方式。 

top running type 

オーバヘ

ッド式 

1770 

ダブルガーダ式クレ

ーン 

2本のガーダに沿って巻上機が横行する方式。 

double girder type 

ダブルレ

ール式 

1775 

シングルガーダ式ク

レーン 

1本のガーダに沿って巻上機が横行する方式。 

single girder type 

1780 

ローヘッド形巻上機 上下フック間,又は横行レールと下フックとの間の距

離を小さくした巻上機の方式。 

備考 JIS C 9620及び参考付図1 23) 参照。 

low head room type, 
short head room type 

ショート

ヘッド
形 

1785 

高揚程形 

標準の揚程を超える揚程の巻上機。 

high lift type 

1790 

多点づり式 

形の大きな荷及び長尺物をつるために,一つの巻上機
に複数個のフックのあるもの。 

multi load-block 

suspension type 

1791 

2点づり形 

形の大きな荷及び長尺物をつるために,一つの巻上機
に2個のフックのあるもの。 

double load block 

type, 

twin hook type 

1810 

可変速式 

巻上げ・巻下げ・横行・走行などの速度を変えられる
方式。 

variable speed type 

1820 

2速形 

巻上げ・巻下げ・横行・走行などの速度を2段階に変
えられる方式。 

dual speed type, 
two speed type 

2段速形 

1830 

無段速形 

巻上げ・巻下げ・横行・走行などの速度を無段階に変
えられる方式。 

stepless variable 

speed type 

1840 

直切り操作形 

(じかぎりそうさ
がた) 

巻上機を,押ボタン,引きひもなどによって電動機を
直接制御する方式。 

power supply 

direct-control 
device 

1850 

間接操作形 

巻上機を,電磁接触器を使用して電動機を制御する方
式。 

electro-magnetic 

controlled type 

1860 

無線操作式 

巻上機を,電波,光,音などの無線によって操作する
方式。 

wireless controlled 

type 

1870 

防爆形 

爆発性のガス,粉じん,蒸気などの存在する場所で,
引火及び爆発の原因を作らず使用できる構造。 

備考 JIS C 0930,JIS C 0931,JIS C 0932,JIS C 

0934及びJIS C 60079-0参照。 

explosion-proof type  

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B 0148:2006  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

2) 仕様及び負荷 

番号 

用語 

定義 

参考 

対応英語 

慣用語 

2110 

巻上機の等級 

巻上機において,スペクトル係数と総運転時間などの
使用条件によって分類される等級。 

備考 JIS B 8802,JIS B 8813,JIS B 8815及びJIS 

C 9620参照。 

grade of lifting 

equipment 

2113 

スリングの等級 

チェーンスリング,ベルトスリング及びこれらに使用
される金具において,強さ又は最大使用荷重によって
分類される等級。 

備考 JIS B 8816,JIS B 8817及びJIS B 8818参

照。 

grade of sling 

2115 

フックの等級 

フックにおいて,強さによって分類される等級。 

備考 JIS B 2803参照。 

grade of hook 

2118 

リンクチェーンの等

級 

リンクチェーンにおいて,強さによって分類される等
級。M,T,V,4,8,10などに分類される。 

備考 JIS B 8812及びJIS B 8816参照。 

grade of link chain 

2210 

(巻上機の)つり上げ

荷重 

巻上機に負荷させることのできる最大の荷の質量。 
 

lifting load, 
hoisting load 

2215 

最大使用荷重 

チェーンスリング,ワイヤロープスリング,ベルトス
リングなどのスリングにおいて,1本のスリングに負
荷することのできる最大の荷の質量。略記号として
WLLを使用する。 

備考 JIS B 8816,JIS B 8817及びJIS B 8818参

照。 

working load limit, 
maximum working 

load 

2216 

(つりクランプの)最

小使用荷重 

1個のつりクランプに負荷することのできる最小の荷
の質量。 

minimum clamping 

load 

2217 

モード係数 

チェーンスリング,ワイヤロープスリング及びベルト
スリングにおいて,つり本数,つり角度などによる最
大使用荷重と使用荷重との比。 

備考 JIS B 8816,JIS B 8817及びJIS B 8818参

照。 

mode factor 

2230 

定格荷重 

巻上機のフックなどに負荷させることのできる最大
の荷の質量で,つり上げ荷重からフックなどの質量を
差し引いた質量。 

備考 JIS B 8802,JIS B 8815,JIS B 8819及びJIS 

C 9620参照。 

rated load, 
capacity 

容量 

2240 

使用荷重 

リンクチェーン,フック,スリングなどにおいて,つ
り角度,使用雰囲気などを考慮したうえで使用できる
最大の荷の質量。略記号としてWLを使用する。 

備考 JIS B 2803,JIS B 8816,JIS B 8817及びJIS 

B 8818参照。 

working load 

2250 

(電動ウインチの)定

格荷重 

電動ウインチの基準層において,ワイヤロープに負荷
することのできる最大の質量。 

備考 JIS B 8813参照。 

rated load 

2261 

掛数 

巻上機において,本体と下フックなどの間に掛けられ
たロードチェーン又はワイヤロープの本数。 

備考 JIS B 8802,JIS B 8815及びJIS B 8819参

照。 

number of chain fall 

line 

掛け本数,
条数 

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B 0148:2006  

  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

番号 

用語 

定義 

参考 

対応英語 

慣用語 

2270 

作動荷重 

チェーンブロック,チェーンレバーホイストなどにお
いて,作動試験に用いる荷の質量。 

備考 JIS B 8802及びJIS B 8819参照。 

test load of manually 

operated hoist 

2280 

過負荷 

定格荷重又は使用荷重を超えて荷の質量がかかるこ
と。 

over load 

オーバー

ロード 

2290 

安全率 

リンクチェーン,ワイヤロープ,フック,スリングな
どの破断荷重を,最大使用荷重に相当する力で除した
値。 

safety factor 

安全係数 

2310 

揚程 

荷を巻上げ及び巻下げできる最大距離。 

備考 JIS B 8802,JIS B 8815,JIS B 8819,JIS C 

9620,参考付図1 1),2),23),24) 及び41) 
参照。 

lift, 
hook path 

2313 

標準揚程 

チェーンブロック,チェーンレバーホイストなどにお
ける標準の揚程。 

備考 JIS B 8802及びJIS B 8819参照。 

standard lift, 
standard hook path 

2315 

ロープ巻取長さ 

電動ウインチにおいて,ワイヤロープをドラムに密着
整列に巻いたとき,ドラムのつばの外周から一層以上
残して巻き取ったときの余巻きを含むロープの全長。 

備考 JIS B 8813参照。 

winding length, 
winding capacity 

2320 

フック間最小距離 

下フック又はフックブロックを上限まで巻き上げた
ときの,上フックの荷重支持点又は横行レール下面か
ら,下フック荷重支持点までの距離。 

備考 JIS B 8802,JIS B 8815,JIS B 8819,JIS C 

9620,参考付図1 1),2),23),24) 及び41) 
参照。 

minimum head room ミニマム

ディス
タンス,

最小距離 

2410 

巻上速度 

定格電圧,定格周波数で,定格荷重を巻き上げる速度。 

備考 JIS B 8815及びJIS C 9620参照。 

lifting speed 

2415 

巻下速度 

定格電圧,定格周波数で,定格荷重を巻き下げる速度。 

備考 JIS B 8815及びJIS C 9620参照。 

lowering speed 

2420 

定格ロープ速度 

ドラムの基準層において,定格荷重で巻き込まれると
きのロープ速度。 

備考 JIS B 8813参照。 

rated wire rope speed  

2430 

走行速度 

クレーンサドルなどが,定格電圧,定格周波数で定格
荷重をつり,移動する速度。 

travelling speed 

2440 

横行速度 

(おうこうそくど) 

トロリが,定格電圧,定格周波数で定格荷重をつり,
移動する速度。 

備考 JIS B 8815及びJIS C 9620参照。 

traversing speed 

2510 

(巻上機の)短時間定

格 

基準負荷サイクルで,一定時間巻上機を運転すると
き,電動機などに定められた温度上昇限度を超過せ
ず,また,その他の制限に外れない定格。 

備考 JIS B 8813,JIS B 8815及びJIS C 9620参

照。 

short time rating 

2520 

反復定格 

指定された条件下で巻上機を使用する場合,運転停止
を交互に繰り返したとき,電動機などに,定められた
温度上昇限度を超過せず,また,その他の制限に外れ
ない定格。 

備考 JIS B 8813,JIS B 8815,JIS C 4034-1及び

JIS C 9620参照。 

intermittent rating 

background image

B 0148:2006  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

番号 

用語 

定義 

参考 

対応英語 

慣用語 

2530 

総合入力 

電動機,電磁ブレーキ,電磁開閉器などに対する総合
入力。 

備考 JIS B 8813,JIS B 8815及びJIS C 9620参

照。 

total input power 

2610 

リーチ 

チェーンスリングの有効長さ。 

備考 JIS B 8816及び参考付図1 15) 参照。 

reach of chain sling 

2620 

(ワイヤロープスリ

ング)長さ 

ワイヤロープスリングの有効長さ。 

備考 JIS B 8817及び参考付図1 16) 参照。 

2630 

(ベルトスリング,ラ

ウンドスリング)長
さ 

ベルトスリング,ラウンドスリングの有効長さ。 

備考 JIS B 8818,参考付図1 14) 及び17) 参照。 

2640 

(つりクランプの)有

効板厚 

つりクランプが保持することのできる鋼材の厚さを
いい,最大板厚から最小板厚までの範囲。 

effective clamping 

thickness 

2650 

(つりクランプの)開

口寸法 

鋼材などを保持する部分のつりクランプ本体の開き
口。 

jaw opening 

2700 

制動トルク 

ブレーキの制動力を与えるトルク。電磁ブレーキ及び
機械ブレーキのあるものはその和。 

備考 JIS B 8813及びJIS B 8815参照。 

braking torque 

2720 

ドラム軸トルク 

ドラム軸におけるトルク。 

備考 JIS B 8813参照。 

torque on drum shaft  

2730 

D/d 

(でーばいでー) 

ドラム又はシーブのピッチ円直径と,ワイヤロープ直
径との比。 

備考 JIS B 8813及びJIS C 9620参照。 

D/d 

3) 管理 

番号 

用語 

定義 

参考 

対応英語 

慣用語 

3110 

運転時間 

負荷,無負荷,インチングにかかわらず運転された時
間。 

備考 JIS B 8813,JIS B 8815及びJIS C 9620参

照。 

operating hour 

3120 

総運転時間 

運転時間の累計。 

備考 JIS B 8813,JIS B 8815及びJIS C 9620参

照。 

total operating hour 

3130 

1日の平均運転時間 

1年間の総運転時間を運転日数で除した時間。 

備考 JIS B 8813,JIS B 8815及びJIS C 9620参

照。 

average operating 

time per day in 
hours 

3140 

負荷時間率 

電動機の休み時間を含めた作業時間に対する,電動機
の運転時間との割合。パーセントED (%ED) ともい
う。 

備考 JIS B 8813,JIS B 8815及びJIS C 9620参

照。 

cyclic duration factor 

(CDF), 

percentage duty cycle 

3150 

始動頻度 

一定時間当たりの電動機のインチングを含む始動回
数。 

備考 JIS B 8813,JIS B 8815及びJIS C 9620参

照。 

number of starts per 

hour 

3160 

負荷サイクル 

巻上機における負荷と操作時間とのサイクル。 

備考 JIS B 8813,JIS B 8815及びJIS C 9620参

照。 

duty cycle 

background image

B 0148:2006  

  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

番号 

用語 

定義 

参考 

対応英語 

慣用語 

3170 

基準負荷サイクル 

定格電圧,定格周波数及び定格荷重で行う一定の負荷
サイクル。 

備考 JIS B 8813,JIS B 8815及びJIS C 9620参

照。 

rated duty cycle 

3205 

負荷スペクトル係数 運転状態における負荷の値と負荷時間との割合から

総合的に求められる係数。 

load spectrum factor  

3210 

荷重率 

定格荷重又は使用荷重に対し,実際に負荷される質量
との割合。 

備考 JIS B 8813,JIS B 8815及びJIS C 9620参

照。 

rate of loading 

3310 

基準層 

電動ウインチにおいて,ワイヤロープをドラムに密着
整列に巻いたときの層。(ドラム径+ドラムのつば
径)/2とする。 

備考 JIS B 8813及び参考付図1 25) 参照。 

standard layer of 

drum 

3311 

最外層 

電動ウインチにおいて,ドラムにワイヤロープを巻き
取るときの最外周層。 

備考 JIS B 8813及び参考付図1 25) 参照。 

outermost layer of 

drum 

3410 

(ワイヤロープの)

キンク 

ワイヤロープがよじれ変形した状態。負荷されるとプ
ラスキンク逃げ又はマイナスキンク逃げとなる。 

備考 JIS B 8813,JIS C 9620及び参考付図1 26) 

参照。 

kink of wire rope 

3420 

(チェーンの)キン

ク 

リンクチェーンの縦リンクと横リンクとが不規則に
結合された状態。 

備考 参考付図1 27) 参照。 

kink of chain 

3510 

(フックの)開き 

フックの開口部の内側寸法。 

備考 JIS C 9620及び参考付図1 28) 参照。 

opening of hook 

4) 構成部品 

番号 

用語 

定義 

参考 

対応英語 

慣用語 

4110 

リンクチェーン 

長円環に形成されたリンクからなるチェーン。 

備考 JIS B 8802,JIS B 8812,JIS B 8815,JIS B 

8816,JIS B 8819及び参考付図1 29) 参照。 

link chain 

鎖 

4120 

ローラチェーン 

まゆ(繭)形リンクをピンで連結したチェーン。 

roller chain 

4130 

ロードチェーン 

ロードシーブとかみ合い,荷を支えるリンクチェー
ン。 

備考 JIS B 8802,JIS B 8812,JIS B 8815及びJIS 

B 8819参照。 

load chain, 
hoist chain, 
fine tolerance chain 

荷鎖 

4131 

チェーンの線径 

リンクチェーンの溶接部を除いた平行部の線径 
(dn)。 

備考 JIS B 8812,JIS B 8815及びJIS B 8816参

照。 

nominal size, 
nominal diameter, 
wire diameter 

4132 

(リンク)チェーン

のピッチ 

リンクチェーンの長径側の内面長さ (ρ)。 

備考 JIS B 8812,JIS B 8815及びJIS B 8816参

照。 

pitch of link chain 

4133 

(リンク)チェーン

の外面幅 

リンクチェーンの短径方向の溶接部を除いた最大外
面幅。 

備考 JIS B 8812及びJIS B 8816参照。 

nominal outside 

width 

background image

10 

B 0148:2006  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

番号 

用語 

定義 

参考 

対応英語 

慣用語 

4134 

(リンク)チェーン

の平行部 

リンクチェーンの曲線部以外の部分。 

備考 JIS B 8812及びJIS B 8816参照。 

straight part of link 

chain 

4135 

(リンク)チェーン

の肩 

リンクチェーンの曲線部外面付近の部分。 

crown of chain link 

4136 

負荷側ロードチェー

ン 

負荷がかかる側のロードチェーン。 

chain on load side 

4137 

無負荷側ロードチェ

ーン 

負荷がかからない側のロードチェーン。 

備考 JIS B 8819参照。 

chain on no load side 遊び側チ

ェーン 

4140 

熱処理チェーン 

リンクチェーンを,定められた性質及び状態にするた
め,熱処理したチェーン。焼入焼戻し,浸炭焼入焼戻
しなどがある。 

heat treated chain 

4141 

表面硬化チェーン 

リンクチェーンに耐摩耗性及び耐疲れ性を与えるた
め,チェーン表面に硬い層を形成する浸炭焼入焼戻し
などをしたチェーン。 

備考 JIS B 8815参照。 

surface hardened 

chain,  

case hardened chain 

浸炭チェ

ーン 

4142 

調質チェーン 

リンクチェーンに強度と伸びを与えるため,焼入焼戻
しをしたチェーン。 

quenched and 

tempered chain,  

through hardened 

chain 

焼入れチ

ェーン 

4150 

表面処理チェーン 

リンクチェーンに耐食性,耐摩耗性などを与えるた
め,めっき,各種コーティングなどを施したチェーン。 

surface treated chain  

4160 

ワイヤロープ 

鋼線をより合わせて作られ,巻上げ,けん引,スリン
グなどに使用されるワイヤロープ。 

備考 JIS B 8813,JIS B 8817,JIS C 9620及びJIS 

G 3525参照。 

wire rope 

4161 

ロープエンド 

電動ウインチ,電気ホイストなどに使用されるワイヤ
ロープの加工された端末。 

備考 JIS C 9620参照。 

rope end 

4162 

ロープソケット 

ロープエンドの抜け止め部品。 

rope socket 

ロープ押

さえ 

4165 

ワイヤグリップ 

ワイヤロープの接続,又は折返しに用いる締付金具。 

備考 JIS B 2809参照。 

wire grip 

4170 

(ワイヤロープの)

ストランド 

心線の周囲に巻いた数本又は数十本の素線をより合
わせたもの。 

備考 JIS G 3525参照。 

strand 

4175 

(ワイヤロープの)S

より 

ワイヤロープのより方向がS字状になるより(縒り)。 

備考 JIS G 3525参照。 

S twist 

4180 

(ワイヤロープの)Z

より 

ワイヤロープのより方向がZ字状になるより(縒り)。 

備考 JIS G 3525参照。 

Z twist 

4185 

非自転性ロープ 

ストランドとロープとのより方向を反対向きにして
自転しにくくしたワイヤロープ。 

anti-rotate rope 

4210 

フック 

荷を引っ掛けて,つり上げ,つり下げ,横引きなどに
用いられるかぎ形の金具。 

備考 JIS B 2803及びJIS C 9620参照。 

lifting hook, 
hook 

4220 

片フック 

片かぎ形状のフック。 

備考 JIS B 2803及び参考付図1 30) 参照。 

point hook 

片かぎフ

ック, 

シングル

フック 

background image

11 

B 0148:2006  

  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

番号 

用語 

定義 

参考 

対応英語 

慣用語 

4230 

両フック 

両かぎ形状のフック。 

ramshorn hook 

両かぎフ

ック, 

ダブルフ

ック 

4235 

ロッキングフック 

荷がかかると,ラッチが閉まり,ロック装置が働く片
かぎ形のフック。 

備考 JIS B 2803及び参考付図1 31) 参照。 

self-locking hook 

4240 

上フック 

巻上機本体に取り付けられるフック,又はつり上げ状
態では,本体より上に位置するフック。 

備考 JIS B 8802,JIS B 8815及びJIS B 8819参

照。 

top hook 

4250 

下フック 

ロードチェーン,ワイヤロープにフックブロックなど
で結合されるフック,又はつり上げ状態では,本体よ
り下に位置するフック。 

備考 JIS B 8802,JIS B 8815及びJIS B 8819参

照。 

bottom hook 

4260 

フックブロック 

下フック,シーブ又はアイドルシーブと枠などによる
構成部品。 

備考 JIS C 9620参照。 

hook block 

ロードブ

ロック 

4270 

外れ止め 

フックから,玉掛け用ワイヤロープなどの外れを防止
するための金具。 

備考 JIS B 2803,JIS B 8802,JIS B 8815,JIS B 

8816,JIS B 8819及びJIS C 9620参照。 

latch 

安全レバ

ー, 

ラッチ 

4310 

トロリ 

巻上機と結合し,荷を水平に横行させる装置。横行駆
動方式として,電動横行,鎖動横行,手押横行などが
ある。 

備考 JIS B 8802,JIS B 8815,JIS C 9620,参考

付図1 5),6),23) 及び41) 参照。 

trolley 

4320 

ガイドローラ 

トロリなどの横走行を案内するためのローラ。 

備考 JIS C 9620及び参考付図1 32) 参照。 

guide roller 

サイドロ

ーラ 

4410 

メカニカルブレーキ 荷重に比例した制動力が働き,巻下げのとき,駆動側

回転と負荷側回転とが一致するブレーキ。 

備考 JIS B 8802,JIS B 8813,JIS B 8815及びJIS 

C 9620参照。 

mechanical load 

brake 

4420 

電磁ブレーキ 

電磁作動によるブレーキ。 

備考 JIS B 8813,JIS B 8815及びJIS C 9620参

照。 

electro-magnetic 

brake 

4430 

乾式ブレーキ 

ブレーキの摩擦面が乾燥状態で作動するブレーキ。 

dry condition brake 

4440 

湿式ブレーキ 

ブレーキの摩擦面が,油浴,強制潤滑状態などで作動
するブレーキ。 

wet oiling brake 

4450 

オフブレーキ 

電源を遮断したとき,ばね力によって制動する装置。 powered-off brake 

無励磁動

作形ブ
レーキ 

4460 

ディスクブレーキ 

平板状摩擦面で,摩擦力によって制動するブレーキ。 disc brake 

4470 

ドラムブレーキ 

円筒状摩擦面で,摩擦力によって制動するブレーキ。 drum brake 

4480 

円すいブレーキ 

円すい状摩擦面で,摩擦力によって制動するブレー
キ。 

conical-shaped brake コーンブ

レーキ 

background image

12 

B 0148:2006  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

番号 

用語 

定義 

参考 

対応英語 

慣用語 

4510 

つめ車 

メカニカルブレーキを構成する部品で,つめとかみ合
う歯のある車。 

備考 JIS B 8802,JIS B 8815,JIS B 8819,JIS C 

9620及び参考付図1 33) 参照。 

ratchet wheel 

4515 

つめ 

つめ車とかみ合い,つめ車の回転を一方向だけに制御
する部品。 

備考 JIS B 8802,JIS B 8815,JIS B 8819,JIS C 

9620及び参考付図1 33) 参照。 

pawl 

4520 

(つりクランプの)

カム 

歯を備え,つり荷をジョーと挟み込む移動側の金具。 

備考 参考付図1 51) 参照。 

cam 

歯板 

4525 

(つりクランプの)

ジョー 

歯を備え,つり荷をカムと挟み込む固定側の金具。 

備考 参考付図1 51) 参照。 

jaw 

受金, 
旋回あご

うす 

4530 

(つりクランプの)

ロック装置 

つり荷の質量がつりクランプに作用していない状態
において,つり荷に初期締付力を作用させる装置。 

備考 参考付図1 51) 参照。 

latch lock 

安全ラッ

チレバ
ー, 

安全ロッ

ク 

4610 

ダイナミックブレー

キ装置 

電動機の一次側に直流励磁を与えて発電制動を行う
電気的ブレーキ装置。 

dynamic brake 

equipment 

4620 

回生ブレーキ 

電動機が,負荷によって発電機として作用し,運動エ
ネルギーの一部が電気エネルギーに変換され,制動す
るようにしたブレーキ。 

regenerative brake 

4710 

巻取装置 

ロードシーブ,チェーンガイド,ドラムなどによって
構成され,ロードチェーン,ローラチェーン,ワイヤ
ロープなどを巻き取る装置。 

備考 JIS B 8802参照。 

winding device 

4720 

ロードシーブ 

ロードチェーンと適切にかみ合うように,正確に形成
されたポケット及び歯をもつ車。 

備考 JIS B 8802,JIS B 8815,JIS B 8819,参考

付図1 1),2) 及び34) 参照。 

load chain wheel, 
load sheave 

荷鎖車 

4722 

(ロードシーブの)

ピッチ円 

ロードシーブで,ロードチェーンとかみ合う作用点を
表す円。その直径は,次の式による。 

Dp=2N・p/π 

ここに,Dp:ピッチ円の直径 (mm) 

 N:ロードシーブの歯数 
 p:ロードチェーンのピッチ (mm) 

備考 JIS B 8802参照。 

pitch circle of load 

chain wheel 

4724 

スプロケット 

ローラチェーンと適切にかみ合うように正確に形成
された歯をもつ車。 

sprocket wheel 

4726 

チェーンストッパ 

無負荷側ロードチェーンが,ロードシーブから抜ける
ことを防ぐための金具。チェーン止め金具ともいう。 

備考 JIS B 8802,JIS B 8819,参考付図1 1) 及

び2) 参照。 

chain end stop 

4728 

チェーンバケット 

無負荷側のロードチェーンを収納するための容器。 

備考 JIS B 8815,参考付図1 5),10),19),23),

41) 及び52) 参照。 

chain container 

チェーン

収納器 

background image

13 

B 0148:2006  

  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

番号 

用語 

定義 

参考 

対応英語 

慣用語 

4730 

ドラム 

ワイヤロープを巻き取る円筒体。 

備考 JIS B 8813,JIS C 9620,参考付図1 6),7),

9),12),13),25),35) 及び45) 参照。 

drum 

巻胴 

4732 

整列装置 

ワイヤロープを,ドラムに強制的に整列させて,巻き
取る機構。 

array apparatus 

4733 

(ドラムの)つば径 ドラムのつばの外径。 

備考 JIS B 8813,参考付図1 25) 及び35) 参照。 

flange diameter 

4734 

(ドラムの)つば 

ドラムの両端のフランジ。 

備考 JIS B 8813,参考付図1 7),25) 及び35) 参

照。 

flange 

つば板 

4735 

溝なしドラム 

らせん溝がないドラム。 

備考 JIS B 8813参照。 

grooveless drum 

4736 

溝付ドラム 

らせん溝があるドラム。 

grooved drum 

4737 

鼓形ドラム 

(つづみがたどら
む) 

ロープ巻取用の鼓形をしたドラム。 

warping drum 

4738 

(ドラムの)ピッチ

円直径 

ドラムに,ワイヤロープを巻き付けたときの,ワイヤ
ロープの中心における円。その直径は,次の式による。 

D=D0+d 

ここに,D :ドラムのピッチ円直径 (mm) 

D0 :ドラム径 (mm) 
d  :ロープ径 (mm) 

備考 JIS B 8813,JIS C 9620及び参考付図1 36) 

参照。 

pitch circle diameter 

(of drum) 

4739 

(ワイヤロープの)

コッタ 

ワイヤロープを固定するために用いるくさび状の金
具。 

cotter, 
wedge 

4740 

シーブ 

ワイヤロープを案内する溝付車。 

備考 JIS C 9620参照。 

sheave 

4742 

アイドルシーブ 

リンクチェーンを掛け,自由回転によってチェーンを
案内する鎖車。 

備考 JIS B 8802,JIS B 8815及びJIS B 8819参

照。 

idle sheave 

4743 

エコライザシーブ 

ワイヤロープの張力を釣り合わせる溝付車。 

備考 JIS C 9620参照。 

compensating sheave  

4745 

チェーンガイド 

ロードチェーンを,ロードシーブに案内する部品。 

chain guide 

4746 

ロープガイド 

ワイヤロープを,ドラムに案内する部品。 

rope guide 

4750 

過巻防止装置 

(かまきぼうしそ
うち) 

巻上げ過ぎ・巻下げ過ぎを防止するための装置。 

備考 JIS B 8815,JIS C 9620,参考付図1 5),10),

19) 及び23) 参照。 

over winding 

protector 

巻過防止

装置 

(まきす

ぎぼう
しそう
ち) 

4755 

リミットレバー 

巻上げ過ぎ・巻下げ過ぎ位置に取り付けられ,リミッ
トスイッチへ作動を伝えるレバー。 

備考 JIS B 8815及びJIS C 9620参照。 

limit lever 

4756 

リミットスイッチ 

巻上げ過ぎ・巻下げ過ぎを防止するためのスイッチ。 limit switch, 

over winding limit 

switch 

background image

14 

B 0148:2006  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

番号 

用語 

定義 

参考 

対応英語 

慣用語 

4810 

逆相防止装置 

三相電源の巻上機において,逆相の場合,電源回路又
は電動機回路の遮断などによって,逆相を防止する装
置。 

備考 JIS B 8815参照。 

negative phase 

protector 

4820 

過速度検出装置 

巻上機などが,過速して,ある設定した速度に到達し
た場合に,信号などを発生する装置。 

over speed control 

device 

4830 

ロードリミッタ 

巻上機に,設定荷重以上の負荷がかかる場合,性能に
有害な影響を与えないように,巻上げ又はけん引を防
ぐ装置。 

備考 JIS B 8815参照。 

over load limiter 

過負荷防

止装置 

4840 

フリクションクラッ

チ 

回転力を伝える装置に,摩擦力を介して動力伝達を行
うようにし,定められたトルク以上は伝達を行わせな
い装置。 

slip clutch, 
friction clutch 

スリップ

クラッ
チ 

5) 機能及び操作 

番号 

用語 

定義 

参考 

対応英語 

慣用語 

5110 

巻上げ 

荷をつり上げる操作又は状態。 

lifting 

5112 

巻下げ 

荷をつり下げる操作又は状態。 

lowering 

5113 

横行 

トロリが,レールに沿って移動する操作又は状態。 

備考 JIS C 9620参照。 

traversing 

5114 

走行 

クレーンなどが,レールに沿って移動する操作又は状
態。 

travelling 

5115 

横引き 

荷を水平方向に引く操作又は状態。 

horizontal pulling 

5116 

斜め引き 

荷を斜め方向に引く操作又は状態。 

slant pulling 

5121 

過巻き 

(かまき) 

巻上げ限度以上に巻上げを行う誤操作。 

over winding 

5122 

過戻し 

(かもどし) 

巻下げ限度を超えて巻下げを行う誤操作。 

over lowering 

5123 

余巻き 

(よまき) 

ワイヤロープが,最も繰り出された状態で,ドラムに
残されているロープの長さ又は巻き数。 

備考 JIS B 8813及びJIS C 9620参照。 

dead turn of rope 

すて巻き 

5124 

逆巻き 

巻下げ限度を超えて巻き下げ,ワイヤロープが逆にド
ラムに巻き込まれる状態。 

reverse winding 

5125 

整列巻き 

ワイヤロープが,ドラムに整然と巻き込まれる状態。 normal rope winding  

5126 

乱巻き 

ワイヤロープが,ドラムに交差,重複して巻き込まれ
る状態。 

備考 JIS B 8813参照。 

irregular winding 

5127 

段落ち 

乱巻きによって生じるワイヤロープの崩れ。 

rope layer down 

脱落 

5128 

フリートアングル 

ワイヤロープが,溝付ドラム以外のドラムに巻き込ま
れるときの,ドラムに対する角度。 

備考 JIS B 8813及び参考付図1 37) 参照。 

fleet angle 

5131 

インチング 

巻上げ,巻下げなどを,短時間に繰り返し,微少移動
を行う操作。 

備考 JIS B 8813,JIS B 8815及びJIS C 9620参

照。 

inching 

5132 

プラッギング 

運転方向の急激な逆転操作。 

plugging 

5141 

地切り 

荷が床から離れる瞬間の負荷される状態。 

lift off 

5142 

宙づり 

荷をつったままの状態。 

suspended load 

background image

15 

B 0148:2006  

  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

番号 

用語 

定義 

参考 

対応英語 

慣用語 

5143 

地球づり 

床,又は地面など固定物をつり,無限大の負荷をかけ
る状態。 

備考 JIS C 9620及び参考付図1 38) 参照。 

lifting a rigid load 

大地づり 

5144 

2台づり 

二組の巻上機で,1個の荷をつり上げる操作。 

備考 JIS C 9620参照。 

two-hoist lifting 

2丁づり,
共づり 

5151 

とんぼ 

下フック又はフックブロックが,正常な位置から360
度回転することによって,ロードチェーン又はワイヤ
ロープがねじれた状態。 

備考 参考付図1 39) 参照。 

capsized bottom hook 

block 

5161 

荷振れ 

つり荷の振れ。 

swing of load 

5171 

遠隔操作 

巻上機本体から離れた場所で行う操作。 

remote control 

operation 

5172 

自動運転 

自動的に行う操作システム。 

automatic operation 

5173 

逆相 

三相電源の巻上機において,電動機の回転方向が所定
の方向と逆である状態。 

mis-phase 

5174 

単相運転 

三相電源を動力とする巻上機において,欠相のまま運
転する状態。 

single-phasing 

5181 

過負荷防止 

定格荷重を超える荷の質量がかからないようにする
方式。 

over load protection 

5191 

制動距離 

操作を停止した瞬間からの荷の降下距離。 

braking distance 

ブレーキ

停止距
離 

5195 

非常停止 

緊急時に全動作を停止させる方式。 

emergency stop 

6) 試験及び検査 

番号 

用語 

定義 

参考 

対応英語 

慣用語 

6112 

形式検査 

(かたしきけん
さ) 

巻上機において,新規設計,製作による場合,及び改
造によって新規設計とみなされるものについて,形式
に関して行われる検査。 

備考 JIS B 8802,JIS B 8813,JIS B 8815及びJIS 

C 9620参照。 

type inspection 

6114 

受渡検査 

巻上機において,既に形式試験を終了し,品質が確認
されるものについて,出荷又は納入時に行われる検
査。 

備考 JIS B 8802,JIS B 8813,JIS B 8815及びJIS 

C 9620参照。 

shipping inspection 

6121 

試験荷重 

試験を行うとき,負荷する荷の質量又は荷に相当する
力。 

備考 JIS B 8802,JIS B 8813,JIS B 8815及びJIS 

C 9620参照。 

test load, 
test force 

6122 

プルーフロード 

リンクチェーン,フック,スリングなどの品質を保証
するための引張力。 

備考 JIS B 2803,JIS B 8816,JIS B 8817及びJIS 

B 8818参照。 

proof force 

保証荷重 

background image

16 

B 0148:2006  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

番号 

用語 

定義 

参考 

対応英語 

慣用語 

6123 

破断荷重 

リンクチェーン,ワイヤロープ,フック,スリングな
どの静的強さ試験において,これらが耐えた最大の引
張力。破断力ともいう。 

備考 JIS B 8812,JIS B 8816,JIS B 8817,JIS B 

8818及びJIS G 3525参照。 

breaking force 

6124 

(チェーンの)破断

応力 

リンクチェーンの破断荷重を,チェーンのもとの断面
積で除した値。 

備考 JIS B 8812参照。 

breaking stress for 

link chain 

6125 

初荷重 

リンクチェーン,フックなどの試験において,あらか
じめ負荷される比較的軽量の引張力。初引張力ともい
う。 

備考 JIS B 8812参照。 

initial testing force 

6126 

標点距離 

リンクチェーン,フックなどの試験において,伸び測
定の基準となる二つの標点間の距離。 
 リンクチェーンの試験においては,定められた一連
のリンク数のピッチの和。 

備考 JIS B 2803及びJIS B 8812参照。 

gauge length 

6127 

(チェーンの)永久

伸び 

リンクチェーンの引張力試験において,次の式によっ
て求めた値。 

100

0

0

c

×

=ll

l

ε

ここに,εc:永久伸び (%) 

l0:初標点距離 (mm) 

 l:プルーフロードを加え,更に初荷

重に戻したときの標点距離 
(mm) 

備考 JIS B 8812及びJIS B 8816参照。 

permanent elongation 

for link chain 

6128 

(チェーンの)破断

全伸び 

リンクチェーンの静的強さ試験において,次の式によ
って求めた値。 

100

0

c

×

=LL

Δ

δ

ここに,δc :破断全伸び (%) 

L0 :標点距離 (mm) 

∆L:破断時におけるチェーンの伸び量 

(mm) 

備考 JIS B 8812及びJIS B 8816参照。 

total ultimate 

elongation 

6131 

プリセット処理 

リンクチェーンを熱処理後,プルーフロード以上の引
張荷重を加えて,寸法の調整及び過荷重試験のために
行う処理。熱処理を施さないチェーンでは,溶接後負
荷する。 

備考 JIS B 8812及びJIS B 8816参照。 

preset process 

6132 

製造業者試験荷重 

リンクチェーン,フックなどでプルーフロード以上の
引張荷重を加えて,過荷重試験のために行う処理の引
張荷重。MPFともいう。 

manufacturing proof 

force, 

MPF 

6211 

作動距離 

チェーンブロック,チェーンレバーホイストなどで,
作動試験又は連続性能のための試験揚程。 

備考 JIS B 8802及びJIS B 8819参照。 

test working distance  

background image

17 

B 0148:2006  

  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

番号 

用語 

定義 

参考 

対応英語 

慣用語 

6215 

連続性能 

チェーンブロック,チェーンレバーホイストなどで,
規定の作動荷重,作動距離及び作動回数で,連続して
巻上げ,巻下げなどを行った場合における巻上機の性
能。 

備考 JIS B 8802及びJIS B 8819参照。 

continuous 

performance 

6311 

チェーンリンク衝撃

試験 

チェーンリンク衝撃試験機を用い,これに固定したJ
形試験片に,ハンマーによる衝撃エネルギーを加え,
チェーンリンクの衝撃値を測定する試験。 

備考 JIS B 8841参照。 

chain link impact test  

6312 

J形試験片 

チェーンリンクをJ形状に加工した試験片。 

備考 JIS B 8841参照。 

J-shaped test piece 

6313 

チェーンリンク衝撃

値 

試験によって求められたJ形試験片の吸収エネルギ
ーから,次の式によって算出した値。 

Tc=E/d3 

ここに,Tc:チェーンリンク衝撃値 (J/mm3) 

E :J形試験片の吸収エネルギー (J) 
d :J形試験片の線径(実測値)(mm) 

備考 JIS B 8841参照。 

chain link impact 

value, 

impact value of chain 

link (Tc) 

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18 

B 0148:2006  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

b) 種類別の用語 

1) チェーンブロック 

番号 

用語 

定義 

参考 

対応英語 

慣用語 

7111 

平歯車チェーンブロ

ック 

平歯車の組合せによる歯車機構をもつチェーンブロ
ック。 

備考 JIS B 8802参照。 

spur geared chain 

hoist 

7121 

手鎖 

チェーンブロック,トロリなどの操作に用いるリンク
チェーン。 

備考 JIS B 8802,JIS B 8812,JIS B 8815及びJIS 

C 9620参照。 

hand chain 

ハンドチ

ェーン 

7122 

手鎖長さ 

手鎖車上端から手鎖下端までの長さ。 

備考 JIS B 8802及び参考付図1 1) 参照。 

length of hand chain  ハンドチ

ェーン
長さ 

7123 

つなぎリンク 

手鎖を環状にするとき用いるリンクで,手鎖と同形寸
法のもの。 

備考 JIS B 8802参照。 

hand chain 

connecting link 

ジョイン

トリン
ク 

7131 

手鎖車 

手鎖とかみ合う鎖車。 

hand chain wheel 

ハンドホ

イール 

7140 

(チェーンブロック

の)効率 

チェーンブロックで,定格荷重をつるし,巻き上げた
とき,次の式によって求めた値。 

100

×

=

R

P

W

η

ここに,η:効率 (%) 

W:定格荷重×9.806 65 (kN) 
P:巻上げの平均手動力 (kN) 
R:(歯車比)×(手鎖車とロードシ

ーブのピッチ円比) 

備考 JIS B 8802参照。 

efficiency of 

manually operated 
chain hoist 

2) チェーンレバーホイスト 

番号 

用語 

定義 

参考 

対応英語 

慣用語 

7211 

レバー 

チェーンレバーホイストにおいて,巻上げ・巻下げ・
けん引などをするレバー。 

備考 JIS B 8819及び参考付図1 2) 参照。 

lever 

7212 

(レバーの)有効長

さ 

レバーの回転中心から操作位置までの距離。 

備考 参考付図1 40) 参照。 

lever effective length  

7213 

巻き・戻し切換装置 チェーンレバーホイストで,巻上げ・中立及び巻下げ

の切換え操作をする装置。 

備考 JIS B 8819及び参考付図1 2) 参照。 

selector device 

7214 

早巻き装置 

チェーンレバーホイストで,ロードチェーンを必要と
する位置に迅速に移動する装置。 

quick operating 

device 

7215 

遊転装置 

(ゆうてんそう
ち) 

チェーンレバーホイストで,無負荷のとき,ロードチ
ェーンを必要とする位置に迅速に移動できる装置。 

備考 JIS B 8819及び参考付図1 2) 参照。 

free chaining device 

background image

19 

B 0148:2006  

  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

3) ワイヤ式レバーホイスト 

番号 

用語 

定義 

参考 

対応英語 

慣用語 

7311 

つかみ装置 

ワイヤ式レバーホイストにおいて,ワイヤロープをつ
かみ移動させる装置。前つかみ装置及び後つかみ装置
がある。 

jaw block 

ブロック 

7312 

前進レバー 

ワイヤ式レバーホイストで,ワイヤロープ前進操作用
のレバー。 

備考 参考付図1 4) 参照。 

forward lever 

7313 

バックレバー 

ワイヤ式レバーホイストで,ワイヤロープ後退操作用
のレバー。 

備考 参考付図1 4) 参照。 

backward lever 

7314 

解放レバー 

つかみ装置を解放させるレバー。 

備考 参考付図1 4) 参照。 

rope release lever 

7315 

ポンピング 

ワイヤ式レバーホイストで,ワイヤロープが同じ所を
一進一退してロープが進まない状態。 

pumping 

4) 電気チェーンブロック 

番号 

用語 

定義 

参考 

対応英語 

慣用語 

7350 

2点づり形電気チェ

ーンブロック 

2本の同期するロードチェーンによって,長尺物など
を2点でつる,1台からなる電気チェーンブロック。 

備考 参考付図1 41) 参照。 

electric chain hoist 

with two load 
blocks, 

twin hook electric 

chain hoist 

7353 

2速形電気チェーン

ブロック 

巻上げ・横行モータに極数変換モータなどを使用し,
高速と低速の2速で動く電気チェーンブロック。 

dual speed electric 

chain hoist 

7356 

インバータ電気チェ

ーンブロック 

交流電源の周波数を変化させて,電動機の回転数を制
御することによって,巻上げ及び横行速度を変えられ
るようにした電気チェーンブロック。 

variable frequency 

driven electric 
chain hoist 

7358 

逆さづり形電気チェ

ーンブロック 

巻上機本体が下に位置し,ロードチェーン側フックを
上部の構造物などに掛けることによって,巻上機本体
とともに荷を巻き上げるチェーンブロック。 

備考 参考付図1 52) 参照。 

climbing electric 

chain hoist, 

up side down electric 

chain hoist 

5) 電気ホイスト 

番号 

用語 

定義 

参考 

対応英語 

慣用語 

7411 

補巻付電気ホイスト 大容量(主巻)ホイストに小容量(補巻)ホイストを

付加した構成とし,重量物は低速,軽量物は高速作業
を可能にした電気ホイスト。 

備考 参考付図1 42) 参照。 

electric hoist with 

auxiliary hoist 

7421 

インバータ電気ホイ

スト 

交流電源の周波数を変化させ,電動機の回転数を制御
することによって,巻上げ及び横行速度を変えられる
ようにした電気ホイスト。 

variable frequency 

driven electric 
hoist 

7425 

トロリスパン 

トップランニング式ダブルレール形電気ホイストの
横行レール中心間隔。 

備考 参考付図1 43) 参照。 

trolley span 

レールゲ

ージ 

background image

20 

B 0148:2006  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

6) 電動ウインチ 

番号 

用語 

定義 

参考 

対応英語 

慣用語 

7471 

上巻き 

ドラムの上方からワイヤロープを巻き込む方式。 

upper winding 

7473 

下巻き 

ドラムの下方からワイヤロープを巻き込む方式。 

lower winding 

7475 

摩擦ドラムウインチ 摩擦ドラムをもつ主巻と,繰り出された低張力のワイ

ヤロープを巻き取るロープリールからなる一層巻き
のウインチ方式。 

備考 参考付図1 44) 参照。 

friction winch 

7480 

(電動ウインチの)

エンドレス 

ワイヤロープの端末を,ドラムなどに固定せずに巻き
付け,摩擦力によって,巻上げ,巻下げ,横行などが
できるワイヤ掛け。 

endless for electric 

winch 

7482 

双胴ドラム 

2本のワイヤロープを,同時に巻取りできるように仕
切板を設けたドラム。 

twin rope drum 

7484 

(ドラムの)端末止

め 

ワイヤロープを,ドラムに固定する金具。 

備考 参考付図1 7) 参照。 

end socket for drum 

ドラムの

尻手 

(しって)

7) 空気チェーンホイスト・空気ワイヤホイスト 

番号 

用語 

定義 

参考 

対応英語 

慣用語 

7511 

エアモータ 

空気圧を動力とするモータ。 

air motor 

7512 

スピードアジャスタ 空気チェーンホイスト及び空気ワイヤホイストにお

いて,空気の流量を変えることによって,速度を変化
させる装置。 

speed controller 

8) 巻上用関連品(スリング及び附属品を含む。) 

番号 

用語 

定義 

参考 

対応英語 

慣用語 

7611 

シャンクフック 

フックの本体でない部分が,ストレートで,ねじ又は
特殊形状のフック。 

備考 JIS B 2803及び参考付図1 30) 参照。 

shank hook 

7615 

アイフック 

フックの本体でない部分が,アイ(目玉)になってい
るフック。 

備考 JIS B 2803,JIS B 8816,JIS B 8817及び参

考付図1 46) 参照。 

eye hook 

7620 

スイベルフック 

水平に360°回転可能なフック。 

swivel hook 

7622 

首振り形フック 

フックの取付け部分でスイングするようにしたフッ
ク。 

swing hook 

7623 

絶縁フック 

電気絶縁体を組み合わせたフック。 

insulation hook 

7624 

ファンドリフック 

口の開きの大きなフック。 

備考 JIS B 8816及び参考付図1 47) 参照。 

foundry hook 

7625 

グラブフック 

チェーンを掛けることができるチェーンスリング用
のフック。 

備考 JIS B 8816参照。 

grab hook 

7630 

C形フック 

形状がC形をした,懐の広いフック。 

備考 参考付図1 48) 参照。 

C hook 

7632 

つりハッカー 

先端が,つめ状になっているフック。 

備考 参考付図1 49) 参照。 

plate hooks 

 
 

background image

21 

B 0148:2006  

  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

番号 

用語 

定義 

参考 

対応英語 

慣用語 

7640 

つり金具 

チェーンスリング,ワイヤロープスリング,ベルトス
リングなどにおいて,荷重を支持するために使用され
る金具の総称。 

備考 参考付図1 15) 参照。 

lifting component 

7645 

マスターリンク 

チェーンスリング,ワイヤロープスリング,ベルトス
リングなどにおいて,フックなどを掛けるためのつり
金具。O形,ペア形,ペア組立形などがある。 

備考 JIS B 8816,JIS B 8817,参考付図1 15),

47) 及び50) 参照。 

link 

7647 

中間リンク 

チェーンスリング,ワイヤロープスリング,ベルトス
リングなどにおいて,マスターリンクと結合金具,結
合リンク,シンブルなどとの中間にあるリンク。 

備考 JIS B 8816,JIS B 8817,参考付図1 15) 及

び50) 参照。 

intermediate link 

7650 

結合金具 

チェーンスリングにおいて,チェーン,マスターリン
ク又は中間リンクを機械的に結合する金具。 

備考 JIS B 8816,参考付図1 15) 及び47) 参照。 

mechanical joining 

device 

カップリ

ング 

7652 

結合リンク 

チェーンスリングにおいて,チェーン,マスターリン
ク又は中間リンクを溶接式で結合する金具。 

備考 JIS B 8816及び参考付図1 50) 参照。 

welded connecting 

link 

7665 

トング 

つり荷の質量と,リンク機構などの作用によって,荷
をつかみ保持する装置。手動,電動又は油圧によって,
操作するものがある。 

tong 

7667 

パレットハンガ 

パレットの上に置かれた品物を,パレットごと運搬す
るつり具。 

pallet hanger 

7711 

クレーンサドル 

主として天井クレーンにおいて,走行車輪を備えた台
車。 

end carriage, 
end truck 

7713 

トップランニング式

クレーンサドル 

建物と並行に,その両壁,柱などを利用して,天井近
くに施設された左右2本のランウェイの上を走行す
る形式の天井クレーン用サドル。 

top running end 

carriage, 

top running end truck 

オーバー

ヘッド
式サド
ル 

7715 

サスペンション式ク

レーンサドル 

建物の天井又は,はりに設置されたレールの下を走行
する天井クレーン用サドル。 

suspension end 

carriage, 

underhung end truck 

ローヘッ

ド式サ
ドル 

7717 

無軌条クレーンサド

ル 

レールを用いずに,直接ランウェイ(主にH形鋼)
の上を走行するクレーンサドル。 

non rail type crane 

saddle 

無軌条サ

ドル 

7719 

門形クレーンサドル 

(もんがたくれー
んさどる) 

地上又は床上に平行に施設された2本のレール上を
走行する両脚付きクレーンのサドル。 

gantry crane end 

truck, 

gantry crane end 

carriage 

門形サド

ル, 

橋形クレ

ーンサ
ドル 

7721 

車輪止め 

走行車輪を受け,クレーンサドルなどを停止させる部
材。 

wheel stopper 

ストッパ 

7731 

輪重 

車輪1個に加わる垂直力。 

wheel load 

輪圧 

7733 

最大輪重 

ガーダの寄り寸法位置で,定格荷重をつり上げたと
き,車輪1個に加わる垂直力。 

maximum wheel load  

7735 

ホイールベース 

同一レール上にある車輪又はホイール群の中心間距
離。 

wheel base 

background image

22 

B 0148:2006  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

番号 

用語 

定義 

参考 

対応英語 

慣用語 

7751 

シャックル 

U字形本体と,ボルト又はピンからなり,スリング,
チェーン,ワイヤロープなどの結合に使用される金
具。ストレートシャックルとバウシャックルとがあ
る。 

備考 JIS B 2801参照。 

shackle 

7755 

アイボルト 

フックなどを掛ける穴のあるアイ部と,ボルト部から
なる金具。 

備考 JIS B 0101参照。 

eyebolt 

7757 

自在形アイボルト 

アイ部がつり方向によって,自在に方向を変えること
ができるアイボルト。 

備考 参考付図1 53) 参照。 

rotating lifting point 

background image

23 

B 0148:2006  

  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

1)  チェーンブロック 

2)  チェーンレバーホイスト 

参考付図 1  

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24 

B 0148:2006  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

3)  ワイヤ式レバーホイスト(手動式) 

4)  ワイヤ式レバーホイスト(油圧式) 

参考付図 1(続き) 

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25 

B 0148:2006  

  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

5)  電気チェーンブロック(トロリ結合式の例) 

6)  電気ホイスト(トロリ式の例) 

参考付図 1(続き) 

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26 

B 0148:2006  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

7)  電動ウインチ 

8)  電気ベルトホイスト 

参考付図 1(続き) 

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27 

B 0148:2006  

  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

9)  手動ワイヤロープホイスト 

10)  空気チェーンホイスト 

参考付図 1(続き) 

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28 

B 0148:2006  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

11)  バキュームホイスト 

12)  油圧ウインチ 

13)  手動ウインチ 

参考付図 1(続き) 

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29 

B 0148:2006  

  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

14)  ラウンドスリング 

15)  チェーンスリング 

(組立式3本つりの例) 

16)  ワイヤロープスリング 

(1本形,両端シンブルなしの例) 

参考付図 1(続き) 

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30 

B 0148:2006  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

17)  ベルトスリング(両端アイ形の例) 

18)  定置式(定置式据置形電気チェーンブロックの例) 

参考付図 1(続き) 

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31 

B 0148:2006  

  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

19)  懸垂形 

(定置式懸垂形電気チェーンブロックの例) 

20)  ロープトロリ式 

21)  軽量形クレーン 

参考付図 1(続き) 

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32 

B 0148:2006  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

22)  軽量形クレーン 

23)  ローヘッド形(電気チェーンブロックの例) 

参考付図 1(続き) 

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33 

B 0148:2006  

  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

24)  揚程,フック間最小距離(天井クレーンの例) 

25)  基準層,最外層 

(電動ウインチの例) 

26) (ワイヤロープの)キンク 

参考付図 1(続き) 

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34 

B 0148:2006  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

27) (チェーンの)キンク 

28) (フックの)開き 

29)  リンクチェーン 

30) 片フック(シャンクフック) 

31)  ロッキングフック 

参考付図 1(続き) 

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35 

B 0148:2006  

  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

32)  ガイドローラ 

33)  つめ車,つめ 

34)  ロードシーブ 

35) (ドラムの)つば径, 

(ドラムの)つば,(ドラムの)仕切板 

36) (ドラムの)ピッチ円直径 

参考付図 1(続き) 

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36 

B 0148:2006  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

37)  フリートアングル 

ドラムが溝付きの場合の巻き込まれるロープの方向と溝の角度 (α) 

     38)  地球づり 

39)  とんぼ 

参考付図 1(続き) 

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37 

B 0148:2006  

  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

40) (レバーの)有効長さ(チェーンレバーホイスト) 

41)  2点づり形電気チェーンブロック 

参考付図 1(続き) 

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38 

B 0148:2006  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

42)  補巻付電気ホイスト 

43)  トロリスパン(トップランニング式ダブルレール形) 

参考付図 1(続き) 

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39 

B 0148:2006  

  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

44)  摩擦ドラムウインチ 

45) (ドラムの)外れ止め(電動ウインチの例) 

46)  アイフック 

47)  ファンドリフック 

参考付図 1(続き) 

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40 

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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

48)  C形フック 

49)  つりハッカー 

50)  結合リンク 

51)  つりクランプ 

参考付図 1(続き) 

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41 

B 0148:2006  

  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

52)  逆さづり形電気チェーンブロック 

53)  自在形アイボルト 

参考付図 1(続き)